三田市議会議員 肥後淳三のウェルビーイング(幸せ)日記

幸せな出来事、その日の思いをブログにしたためます。        皆さんと一緒に幸せを追求しましょう!

LGBTQ 大久保暁氏の話を聞く

2023年01月29日 | 研修報告
 令和5年1月27日(土)午後2時から三田市総合福祉保健センターで開催された「女性として生まれ男性として生きる」と題した大久保暁(おおくぼ あきら)氏の講演を拝聴しました。(三田市共生社会部人権共生推進課主催)
 講演では、女性として生まれ幼少から体育教師として生きてきたお話し、そして「男性として生きていきたい」と親へカミングアウトした後、教師を辞め大阪で男性として働き、良き方と出逢い、結婚したお話し。
 また、「同性婚」を認めている世界各国のリストやALLY(アライ)と言う「性の多様性に寄り添っていこうとする人」の話、さらにカミングアウトされた場合の対応について、そして最後の締めくくりとして「今日からできること」でお話しは締めくくられました。
 日頃、私は、女性と男性と言うイメージで話をしていたと感じました。孫らにも男の子らしく、女の子らしくなど、声に出してまでは言わないにしても感覚的には、自分の育ってきた環境で「男・女」を認識していたような気がします。
 男らしさ・女らしさについては、「自分らしさ」に置き換えてみては?との大久保氏お話しに改めて納得しました。
 自分の性が男なのか女なのか分からない、あるいは、自分が女又は男ではないと意識しながら生活する苦しさの話についても、「性の悩みなどなく暮らしてきた自分」が居たことに気づかされました。
 圧巻だったのは、男として戸籍を変えるために子宮と卵巣を摘出する手術を受けたことです。
 女性として生まれ、男性として生きる方の中には、手術していない方が多くおられるのも事実とのことですが、大久保氏は、「手術」を選択しています。
 手術したことで、パートナーと出逢い、戸籍上も婚姻が認められています。
 恥ずかしながら法的に「男性」になるために子宮の摘出手術しなければならない。ことを私は知りませんでしたし、法のあり方がこれで良いのだろうか?とも感じました。
 2018年の調査結果によれば、日本人の8.9%(11人に1人)がLGBTQの方であることを考えると、身近で自分の性に違和感を持ちながら生活している方が多くいます。
 今日からできることとして*異性愛が前提の会話を見直すこと*言葉で価値観を刷り込んでいないかを常に注意すること*相手の立場で考えること*相談されたら相談に気軽に乗ること*ALLYとして性の多様性に寄り添うことなどなど。今の自分の考えを再認識し、今日から、今からALLYになれるようにしたいと思います。
 最後にスクリーンに映し出された大久保氏からのメッセージは「自分らしい人生を」、パートナーの方からは「自由の形は、私たちの形」でした。
 本当の自由を得て自分らしい生き方を得た大久保暁さんに改めて「乾杯!」したいと思います。
 ご講演ありがとうございました。
 
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西宮 御前浜海岸の清掃活動

2023年01月07日 | 活動報告
 7日10時~約1時間、「御前浜海岸のクリーンアップ」に参加しました。
 主催は、浜・川・山の自然たんけん隊です。
 参加者は、お子さんを含めて約25名ほどでした。
 担当の福嶋氏から本日の予定のアナウンスがありました。1時間のうち30分かけて海岸に打ち上げられたプラごみを拾う。⇒ごみの計量 ⇒17日の阪神淡路大震災についての振り返り ⇒参加者の自己紹介 ⇒解散と言う流れのようです。
 御前浜は、西宮恵比寿神社を南下した先にある海岸でした。海岸の広い砂浜では、高校生のスポーツ団体の姿もちらほら。松などがはえていて都会にありながら六甲の山並みも映えて景色は抜群でした。

 代表の粟野氏の合図で目の前の砂浜へ。砂浜では、すぐにビニールを発見。
 ペットボトルのキャップや発泡スチロールの小さくなった塊などが波打ち際の枝や砂に紛れています。
 私が担当したエリアは、10㎡ほどの広さなのに細かく砕かれたプラスチック片が沢山見つかりました。
 
 西宮ライオンズクラブ寄贈のごみバサミも使わせていただきましたが、マイクロプラスチックは、ごみバサミも役に立たない始末で、結局手で拾うことになりました。
 私が拾ったプラごみは、こんな感じです。弁当に使うバラン、たばこのフィルターなども混じっています。

 TVなどでマイクロプラスチックのことは、大きく取り上げられていますが、こんなに小さなプラごみが、砂に埋もれている現実をみて唖然としました。
 人が道路や川・海に捨てたプラごみは、結果的に人でしか回収できないという現実をみました。
 また、拾っても拾っても無限に存在する感じのプラごみ。コスト比較するのなら最初の入り口段階でしっかり分別をしてもらう方が得策です。
 しかし、平気で捨てる方もいるのが現実です。
 御前浜海岸は、鳥類、植物、昆虫、海洋動物などが生息しているエリアでもあります。
 「浜・川・山の自然たんけん隊」は、活動を通じて子供たちにより良い自然環境を残すことを目的としています。

 改めて、海岸を持たない内陸部の取組みが重要であることを認識し岐路につきました。
 海岸クリーンアップは、毎月初めの土曜日10時~開催されます。時間が合えば、また参加したいと思います。 
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さわやか三田が成作した「語り部」小冊子

2023年01月06日 | 生活・教育
 あかしあ台に「NPO法人さわやか三田」と言う高齢者の皆様の日常の顔合わせ(デイサービス)やヘルパー事業を手掛けている施設(さわやか 三田)があります。
 通所していた高齢者の方々が集うと若かりし頃のお話に花が咲くのは、どこのデイサービスでも同じではないかと思います。
 その話を聞いた職員さんが小冊子にまとまめ昨年の9月に発刊しました。
 代表者から連絡をいただき、小冊子を分けていただき読ませていただきました。
 短編小説のように読み進むことができましたが、その内容のほとんどが、戦時中の体験です。
 生きておられれば(すみません、既になくなっておられる方の話もありましたので)、80歳代から90歳代の方ばかりで、小学校時代の辛い出来事を語られています。
 既に三田市内の高平小学校では、この冊子を「平和教育」の教材に使われたと聞いています。
 すべてのお話しが、平和教育の材料になるとは思いませんが、今の子どもたちが経験できない戦時中の話や男尊女卑の昭和時代の初めの話も語られる中、十分平和教育や人権問題の教材に使えるのではと感じました。
 体験していない私を含む世代は、戦争について「正しく」認識できていないことが多くあります。小さな物語ですが、そこには、そこでしか体験できない話が詰まっています。
 
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新年を迎えて

2023年01月01日 | 趣味その他
 2023年(令和5年)元旦。この数年ご近所の方と相野の明楽寺で除夜の鐘を突きに行き、今朝はゆりのき台の歩道橋から初日の出を拝みました。
 昨年末の24日には、父が他界してから1周忌にあたり、叔父さんらと法要を行いました。
  
 さて、初日の出を拝んで出てきた「思い」は、戦争をしている方々はどのように見えているのだろうかといったことでした。
 日の出は「希望」として人々の目には映ります。
 初日の出に自然と手が合わさるのは、人が自然の一員である証拠です。「自然の恵みがもたらされ、平和な日々が続きますように・・」との畏敬の念の表れです。
 どうか、2023年は、愚かな戦争が終結し「地球号の全ての命を未来まで運んでいくにはどうあるべきか」の議論が進んでほしいと願っています。
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