三田市議会議員 肥後淳三のウェルビーイング(幸せ)日記

幸せな出来事、その日の思いをブログにしたためます。        皆さんと一緒に幸せを追求しましょう!

地方創生 ~新・公民連携シンポジウム~ 大切なものは何か

2015年05月28日 | 研修報告
 昨日5月27日(水)の午後1時~開催された日経BP社主催の新・公民連携シンポジウム「地方創生・自治体会議」に参加しましたので、簡単に報告します。
 氏は、グラフを示しなが、未だに大東京の転入超過(1年で10万人超え)の状況が続いていること、しかしながら、地方府県から転出している人が子供をたくさん産んでくれるのなら良いが、他府県よりも特殊出生率がかなり悪く、人口減少の要因ともなっている。
 ここまでは、地方消滅論で論じられてきたことです。
 では、地方創生の目指す方向性は何か。このままでは、高齢化率が40%、マイナス成長に。中山間地域で地域での生活が困難になる。地方都市では、人口流出が止まらず。東京圏でも高齢化が進展し活力の低下が見られるようになるとのシナリオ。
 これに歯止めをかけ、上記の悪影響をなくして行くと言うのが、地方創生の考えです。
 シンポジウムの中で奇しくも、浜松市長が「東京圏への人口流入はまさに国の仕事である」と言っていたように、いち地方が人口減少対策に頑張ってもあそこまで肥大化した東京へ移転するのを止めましょうというのは、難しい問題です。
 経済の中心を東京に置きそして政府、官庁もまた東京に置いてしまったのが、今となっては、仇となっている気がします。
 少なくともそれこそ日本列島改造論みたいな何かをしないとこの流れは収まらないと思います。昔は、各省庁を何処かの都市に置くとの議論もありました。今でも危機管理のためにそうすべきではないかと思います。
 東京へ投じられたインフラは、相当なものです。道路網・ビルディング、特に鉄軌道にさえ乗れば、ほとんど何処にでも行けるような仕組みが出来上がっています。
 さて、少し疑問がわきます。特殊出生率が上がってきても人口減少が緩やかになるのは、30年後先との説明です。戦後のベビーブームは30年サイクルで回っていましたが、ついに3サイクル目のブームは来なかった第2次ベビーブームが昭和46年~昭和49年にかけて、よって平成13年~平成16年にかけてと言うことになります。
 政府は、10年も前のことで今慌てている。2008年から既に人口減少が始まっています。この人口減少さえ推計で分かっていたはずです。地方創生をやるのなら、第3次ベビーブームが来ないな?と思った平成17年には、地方創生戦略が出来ていたのではないかと思います。したがって、国は10年の政策的なロスをしているのではないかとも感じます。

 話は、変わって、浜松市鈴木市長から貴重なご意見を聞くことができました。また、パネラーの熊本市 市長政策総室長 古庄氏、岡山県真庭市 総合政策部長吉永氏、公益財団法人日本生産性本部 公共政策部長澤田氏、大和リース㈱ 代表取締役社長 森田氏の第一線で活躍しているそれぞれの方からも貴重なご意見や体験を聞くことができました。
 浜松市は、合併し人口80万人都市となっているが、他の政令都市とは異なり、合併前の町の高齢化率・過疎化が進展してきている市であること。DIDと言われている人口集中地区の面積割合もわずか5.6%で指定都市平均の41%に届かないような市であること。
 鈴木市長は、「臨時財政対策債は、なるべく使わないようにしている」「財源手当てされるからと言ってこれを使うのは公債費を増やしているのと同じ」まさに、私がずーと思っていたことをさらりと言う方でもありました。
 しかし、なかなか、臨時財政対策債を使わずに凌げる市は少ないと思いますが、浜松市では、職員数削減をはじめとする行革、外郭団体の改革、税収の確保対策、市債残高の削減などで財政改善していました。
 さらに公共資産のFM(ファシリティーマネジメント)による公共施設の活用なども当たり前のように取り組んでいます。
 公民連携で言えば、産業イノベーション構想、ものづくり特区、海外ビジネス支援、ベンチャー企業への支援や協議会の設立など矢継ぎ早に地方が元気になる取り組みを講じてきています。
 シティプロモーションでは、公と民の連携で知恵とアイディアで地方を蘇らせたい。と締めくくりました。
 熊本市の取り組み、真庭市の取り組みも地方の持っている潜在的な資源を活用しているのが特徴です。また、真庭市の吉永部長の話では、地域資源はものだけではなく、人も資源。との話は、ごもっとも地域に埋もれている人材資源も大切な要素です。
 まずは、地域の人がやる気が出て来るかがポイントのように感じます。
 三田市も阪神間近郊にありながら阪神間の観光客を上手く呼び込めていないと感じています。
 三田市のシティーセールスの戦略では、アクションプランを描いてはいますが、三田を好きになってくれる「ときめいてくれる」プランなのかどうかを再検証する必要があると思います。
 熊本市、真庭市も即刻今のように地域資源を活用できるようになったわけではありません。自分のまちの強みと弱みを知り、まちを愛する人、事業者の方々と真剣になって膝を交えて戦略を練ったことが、今生きてきています。
 また、身の丈にあった戦略を!とのご助言もいただきました。
 三田市もまた、これからの人口減少、少子高齢化社会への突入、今元気だからこそやっておかなければならないことがあるのだと思います。
 
 
 
 
   

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三田の観光にも寄与する花育

2015年05月26日 | 活動報告
 さて、ブログをさぼっていたお陰で書かなければならない記事がまだあります。
 花育のお話。
 私が加入しているひょうご花育ねっとの作業が、19日(火)にありました。このグループが管理している場所が、南ウッディタウン駅東側のロータリーになります。
 ご覧ください。本当に綺麗に咲き誇っています。

 この花園を見ているだけでも「わー綺麗!。三田に住んでいて良かった!」と思わず独り言を言いながら立ち去る人もいます。
 そして先日の23日と24日は、ウッディタウンの中央公園で花育や環境団体集う「まちなみガーデンショー」が開催され、ここにEM菌で活性液やぼかしを造っているEMフラネット、ひょうご花育ねっとの造った花苗、野菜苗商品が結構な勢いで売れていました。

 私は、両方のグループに所属しており、お手伝いを午前と午後に分けさせていただきました。
 毎年開かれるまちなみガーデンショーも三田のシティセールスに寄与しているイベントです。事前にTV報道もされたとかで、阪神間からたくさんの方が来て下さったのではないかと思います。TV番組の実力は凄いとEMフラネットのメンバーが言っておられました。

 さて、このように三田市はもっと花を活かさなければなりません。平谷川緑地を花一杯にするだけでも一つの観光名所です。
 これを花好きの市民やグループに手伝っていただくことも可能だと思います。平谷川近くの企業からもなにがしかの支援をいただけるかも知れません。

 (ミツバチもたくさん飛んでいました!)
 これからのまちづくりは、行政単独だけではなかなか良いものが生まれません。やっぱり、市民力、企業力、地域力、職員力を活かす必要がありそうです。
 
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ご近所のお話

2015年05月26日 | 趣味その他
 しばらくブログをさぼっていました。ブログを見てくださっている方からご病気?とのご心配の連絡もいただいていますが、至って元気です。
 先日の土曜日から日曜日には、地域でのハイキングやまちなみガーデンショーでボランティア活動をさせていただいていました。このことについては、この後のブログに掲載させていただきます。

 さて、ご近所には、素敵な音楽家の方や素敵な絵を描く美術家の方が多く住んでいます。ご自宅をホールにされたり、2階のスペースで絵を描いていたりされています。
 私の家から徒歩数秒のところにAさんと言う方が住まわれたのは、3年ほど前でした。
 この家がいつの間にか素敵な装飾品を扱うアトリエに変わっていました。
 妻がここを好きになり、良く通っているので私も妻に誘われお店を見てきました。
 お店の名前は、atelier pierrot 火曜日・水曜日・木曜日の午前10時~午後5時までオープンしています。

 場所は、三田西陵高校の近くです。ホームページでご確認ください。

 全てAさんが、海外などで仕入れたものをバッグや装飾品にしているとのことでした。

 退屈しないAさんのお話も聞きごたえがありますよ! 
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六甲山頂目指してハイキング

2015年05月08日 | 地域活動
 G・W中の4日に行く予定だった六甲山へのハイキングが雨の影響で5日に延期されました。当初予定していた参加メンバーも日程の変更の影響で入れ替わりましたが、知人のOご夫妻、Y親子、それと知人の中学3年生になる娘さんが参加していただき、総勢6名でのハイキングとなりました。
 
 ウッディタウン中央駅から8時発の電車に乗り込み、有馬温泉駅には、8時40分前に到着。近くのストアーでお弁当や飲料水を購入。
 そして、温泉寺で皆さんの健康祈願をした後、簡保の宿近くの魚屋道(ととやみち)登山道から六甲山頂を目指しました。
 途中、何カ所かで休憩し新緑の山々、山ツツジを鑑賞しました。

 (休憩するメンバー)
 魚屋道を利用して山頂を目指すのは、2年ぶりです。昨年の8月の大雨で魚屋道登山道が崩れていると噂は聞いていましたが、ご覧のとおり、以前は3人が横に並んで歩いても大丈夫だった登山道が、ほぼ1人しか通れないようになっていました。

 これらの崩落現場は、何カ所もあり、現状復旧がいつになるのか定かでありません。
 山頂より西に歩くと紅葉谷から有馬温泉へ抜けるルートもありますが、このルートは未だにハイキング禁止ルートになったままです。昨年のすさまじい豪雨が魚屋道の崩落現場を見てもわかります。

 さて、山頂へは、11時過ぎに到着し、全員で記念撮影し、昼食タイム。

 中学3年生のお嬢さんが造ったと言うキャラ弁を拝見。
 トトロをあしらっており、上手そう!

 時間があるので、山頂から片道40分歩いてガーデンテラスへ。ガーデンテラスでは、5日に誕生日を迎えたO・Hさんのささやかな誕生のお祝いをチーズケーキで実行!
 有馬温泉へ下山したのは、15時過ぎ。知人のSさんがアイスクリームでのお出迎えです。
 その後、金の湯に入りさっぱりとして帰宅を!と考えていましたが、銀泉の入浴施設が工事中でもあり、観光客の長蛇の列を見て入湯を諦めて帰宅しました。

 (観光客で混雑する有馬温泉界隈:画像は金の湯の施設:入湯待ちの列ができています)
 三田に帰りつくとやっぱり冷たーいビールやジュースで乾杯!爽快な一日を過ごさせていただきました。
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つつじ咲くタウンを散歩~新緑が眩しい~

2015年05月03日 | 生活・教育
 昨日の朝は愛犬と平谷川まで散歩をしました。
 まずは、駒ヶ谷体育館をスタート。

 そして三田ホテルの見える平谷川緑地へ到着。
 朝日が昇り、平谷川沿いの新緑が眩しいこの季節は、本当に気持ち良いものです。
 
 池の畔を歩いて、つつじの花がぼちぼち見ごろとなった駒ヶ谷野球場の手前で愛犬「りき」を撮影しました。

 
 そして、今朝は、6時に我が家を出発し一人散歩を楽しむ予定でしたが、ゆりのき台小学校の正門前を歩いているとゆりのき台のシニアクラブ(ゆりのきクラブ)のAさんと偶然遭遇。
 挨拶を交わすと、どうやらゆりのきククラブの恒例の朝歩こう会が7時から開催されるため、集合場所の駒ヶ谷体育館に向かっている途中でした。一人よりも皆さんと話をしながら歩くのが楽しいので誘われるままにゆりのきクラブの朝歩こう会に参加することにしました。
 午前7時前には、13人の方が集合しました。下記の写真は私のブログに掲載させていただくお許しを得て皆さんを撮影させていただいたものです。
 どうですか。皆さんの笑顔。素敵ですね。

 全員でラジオ体操した後、今回は「つつじの花が咲いている頃」と言うことであかしあ台のはじかみ池公園に向かうことにしました。
 実は、つつじの花でいっぱいのこの公園で全員で写真を撮影することになっていましたが、意外や意外、この公園のつつじは開花がまだ遅くて写真撮影を断念しました。
 代りに皆さんの後ろ姿を撮影。

 ウッディタウンのシンボルブリッジとなっている「センチュリー大橋」が見えています。
 家を出て実質1時間30分の散歩となりました。
 これから下旬にかけて三田の風物詩となっている「まちなみガーデンショー&オープンガーデン」が23日・24日の2日間開催されます。
 薫風の絶好の季節、ぜひ三田をご訪問ください。
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完全オフの日には・・・

2015年05月01日 | 趣味その他
 今日は、珍しく完全オフの日でした。こう言う日には、「何をしよう?」と迷ってしまいますが、結局、妻が仕事のため、家事をこなしながら、次号のわらじ通信の構想を練る日となりました。
 
 午前中は、ごみ出し、洗濯物干し、部屋の掃除をし、時間があるので、晩御飯の材料の買い出しをしにエルムプラザまで徒歩で行くことにしました。
 日差しは強く、歩いていると汗ばむ陽気です。新緑の季節、地域の家々には、庭のバラの花が綺麗に咲いているところもあり、バラの香りも漂ってきます。
 先日、購入していたイカや舌平目、エビが残っていたため、海の幸で何か?をと考えた結果、ブイヤベースで煮込む料理を選択。午後から男料理を楽しむことにしました。
 キャベツ、ジャガイモ1個、余っていたエリンギ、ブナシメジとブイヤベースの液を煮込み、そこにエビ、アサリ、イカ、舌平目を投入ししばらく煮込むと完成。イカの一部はお刺身でいただきました。

 料理と言いましてもほとんど切るだけの作業でしたが、妻には大変喜んでもらいました。
 
 わらじ通信は、半分まで完成。この休日中に仕上げるつもりです。
 どの仕事もそうですが、オン・オフが大切です。明日からの休日でお休みがいただける方、次に備えてリフレッシュしてください。
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