エルさんは今日も過酷な教師の仕事で、深夜まで帰らない。
かーたんはコンサートの準備で大童だ。
家で一人、暇している。
なんとも甲斐性のないことだ。
コンサートの本番が終わったら、かーたんをたっぷり労ってやるか?
しかし、これも甲斐性のないことで、そんなに大したことはしてやれない。
情けないことだが、かーたんも半分、諦めている節がある。
これも良しとするか?
汝をめとり流転の果ての穂草かな 素閑
エルさんは今日も過酷な教師の仕事で、深夜まで帰らない。
かーたんはコンサートの準備で大童だ。
家で一人、暇している。
なんとも甲斐性のないことだ。
コンサートの本番が終わったら、かーたんをたっぷり労ってやるか?
しかし、これも甲斐性のないことで、そんなに大したことはしてやれない。
情けないことだが、かーたんも半分、諦めている節がある。
これも良しとするか?
汝をめとり流転の果ての穂草かな 素閑
教会に行かなくなって、一月弱が過ぎた。
カルトから教会を守るだの偉そうなことを言っていたが、自らの意志薄弱ぶりには我ながら恐れ入る。
しかし、まぁ、これも神が与えたもうた休養であろう。
ただし、本当にもう金輪際(カルトに教会が乗っ取られるようなことがなければ)教会政治に関わるつもりはない。
クリスマスは一人でどこかの酒場ででも過ごそう。
天使祭日ごと夜ごとに人諭す 素閑