年相応ということができない。
もう還暦を過ぎれば、世間的には、それなりの地位に上り詰め、声望もあることであろう。
しかし、そんなことと無縁のオカブは社会の底辺で埋もれている。
したがって、年相応の嗜みということができない。
粋な世界とも無縁だ。
しかし、なんとか俳句の情趣の嗜みだけは保っていこうと思っている。
源義忌割烹茶屋に詩を詠ず 素閑
年相応ということができない。
もう還暦を過ぎれば、世間的には、それなりの地位に上り詰め、声望もあることであろう。
しかし、そんなことと無縁のオカブは社会の底辺で埋もれている。
したがって、年相応の嗜みということができない。
粋な世界とも無縁だ。
しかし、なんとか俳句の情趣の嗜みだけは保っていこうと思っている。
源義忌割烹茶屋に詩を詠ず 素閑
10月もはや過ぎ去ろうとしている。
毎度毎度のことだが、時の経つのは早いものだ。
オカブのモットーは「明日できることは今日するな」であるが、もはや、この時の速さでは、そんなことは言っていられなくなった。
しかし、考えてみれば、もはや、やるべきことも、そんなに残っていない。
では、好きに過ごせばいいではないかと思われるだろうが、毎日が大儀だ。
こんなことで、若い人たちには申し訳ない思いで一杯である。
そうとはいえ、さらにはエゴばかり強くなっていく。
老醜の極みというべきか。
荒れ垣に蔦絡むまま千代尼の忌 素閑