憲法記念日と「日本国憲法」については、毎年、当ブログに書いている。
しかし、今年は憲法について特に感想はない。
改憲は遠い先、それもあるやなしや分からない。
そのような空想に思いを巡らしても始まらない。
ただ、国政の最高統治原理に国民が判断を下せない。そのような状況・社会風潮に歯痒い思いをするだけだ。これは民主主義の破壊だと思う。
あとは茫々と時を過ごすのみである。
母は老ゆつつがなしやと憲法日 素閑
雨上がり蒸せし憲法記念の日 素閑
大あくび憲法記念を朝寝して 素閑
野良は今働く盛りや憲法日 素閑
工場街風に飛ぶビラ憲法日 素閑
刺してなお針子いそいそ憲法日 素閑
山行に誘ふ憲法記念の日 素閑
苺の実妻のため憲法記念の日 素閑
朽ちた竹伐りぬ憲法記念の日 素閑
憲法日国家権力といふ言葉 素閑
俳句・短歌ランキング