昼のガスパール・オカブ日記

閑人オカブの日常、つらつら思ったことなど。語るもせんなき繰り言を俳句を交えて独吟。

氷を供ず

2018-05-16 21:34:02 | 俳句

このところ近辺に不幸が重なる。
旧友の無事息災が気になる。
陶樵山人は元気でいるだろうか?カワウソ君は病を乗り切っただろうか?
そうこうしているうちに、こちらが参りそうだ。
どうも体調が悪い。
どうにも頼りなく、不快な日々が続く。
厄年は当分来ないが、もう何時くたばってもよろしいということか?

笛のねを氷貢ぐに併せたり   素閑

酔い痴れて夢にお伽や氷を供す   素閑

蘭麝の香氷供する主がえる   素閑

老病に臥して寝付けむ氷を供す   素閑

氷貢ぎ千の鳥居を潜り抜け   素閑

電熱灯妙に暑しや氷を供す   素閑

小太鼓の子供の列や氷を供す   素閑

初子宿し苦しかりけり氷を貢ぐ   素閑



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