昼のガスパール・オカブ日記

閑人オカブの日常、つらつら思ったことなど。語るもせんなき繰り言を俳句を交えて独吟。

2018-05-14 22:25:27 | 俳句

誇るものも何もない。
誰も何も褒めてくれない。
自業自得だから致し方ない。
身から出た錆である。
しかし何も誇りたくもない。
何も褒められようとも思わない。
偽らざる心境である。

筍や礼を欠かすに詫びもなし   素閑

筍やましらも蓑の雨模様   素閑

鍬取りて筍の泥落しけり   素閑

筍の一つの生きるしるべかな   素閑

村の子のおおひなる筍抱へたり   素閑

筍やさとに帰らぬ覚悟やら   素閑

水神の棲む池へりの筍や   素閑

格子戸の通り筍提げていく   素閑

川乱れ山毀たれて筍や   素閑



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