昼のガスパール・オカブ日記

閑人オカブの日常、つらつら思ったことなど。語るもせんなき繰り言を俳句を交えて独吟。

著莪

2018-05-25 21:24:51 | 俳句

なにかというと日大のアメラグである。
確かに有名大学のトップレベルの体育会の反則行為というか違法行為は見逃されるべきではなく、糾弾されるべきなのだが、このように世を挙げて騒ぐべきことかとげんなりする。
オカブの出身高校の隣には日大のアメラグ部の練習場があり、向かいには合宿寮があった。
だからまんざら縁がないわけではないが、もうお腹いっぱいという思いである。

薄紅に暮れる日の陰著莪の花   素閑

杣人の著莪を踏みつつ森に入る   素閑

雨降りを見上げ足元著莪の咲く   素閑

放浪記わずかに読めり著莪の花   素閑

続く雨花の重たし著莪の叢   素閑

陰咲ける著莪にもさす日のありぬるか   素閑

雲低く侘しき庭の著莪数輪   素閑

西に富士上に群雲下に著莪   素閑



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