暑い。ここまでくると猛暑である。
暑い中で、あれこれややこしく考える。
無駄な妄想である。
例えば言葉の本質とは、外延とは、内包とはとは何か?
これを下敷きに「平和」「人権」「平等」とは何か?
そんなことが頭を巡る。
どうでもよいことである。
「小人閑居して不善を成す」である。
やまひ得て妻のふたとせ麦の飯 素閑
竹垣に豆腐売るこへ麦飯や 素閑
墨染にあざやかうつる麦の飯 素閑
おおきなる男正座の麦の飯 素閑
狂乱のアリア消え入り麦の飯 素閑
莫妄想妄想募る麦の飯 素閑
縞木綿維納の娘や麦の飯 素閑
あしたにぞ麦飯匂ふ軒の端 素閑
農鳥を眺むる里や麦の飯 素閑
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