栗城史多が死んだ。
彼にはあまり興味がないので、あまり知識はない。
しかし野口健と同じく「登山家」と呼ぶには抵抗がある。
もちろん「登山家」にはいろいろな範疇がある。
しかしそれでも彼は「登山家」ではないと思う。
とまれひとまず合掌。
都草どろ酔いの果て呪い言 素閑
都草この命いつ果てるやら 素閑
都草大路に大の字月眺む 素閑
波乱なく都草咲く読み違え 素閑
丈足りぬ児と都草母おらず 素閑
夜更けて女給と戯れ都草 素閑
石蹴りの向こうに飛びぬ都草 素閑
ままははの乳房をさぐる都草 素閑
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学校も、会社も新人が入ってきて、五月の連休も過ぎ、浮き立った感が次第に収まり、本格的に通常の流れに移ろうかというところだろう。
しかし、そんなところで置いてきぼりを食ったり、なかなか周囲に馴染めない者もいる。
そんな時は、学校(クラブ・部)や会社の目的をよく説いたうえで、自分でそれにキャッチアップするよう努力するよう命じて、しばらく静観するのが良い。
間違っても、首根っこひっ捕まえて引きずり回すようなことはしないことだ。
そんなことをしたら、今の若い人はたちまち逃げ出してしまう。
現代は、人間の成長の速度がいささか遅くなったのだ。
だから、オカブは18歳成人には反対である。
日曜の朝に早起きどぶ浚え 素閑
溝浚え藪蚊の朝日に照らされて 素閑
溝浚えしばらく叔父に居候 素閑
大ひなる溝浚えかな入日前 素閑
溝浚え清水の湧くを見入りけり 素閑
はしかの子熱のうたたか溝浚え 素閑
焼き結び溝浚えの日の振る舞ひや 素閑
村役のむじなに似たり溝浚え 素閑
裾あげて佳人の速足溝浚え 素閑
南西の雲湧き出でて溝浚え 素閑
掻くごとに老ひの増すやら溝浚え 素閑
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