所謂、陰謀論と言われる事象がある。
ありもしえぬ裏事情を詮索して事のありようを勝手に解釈することである。
しかし、オカブが思うに、この世の政治・経済・社会問題や事件には、我々が知りえぬ、飛んでもない裏事情がうごめいており、世の中が操られていると考えている。
だからといって、我々、細民が陰謀論の裏事情を知ったところで、なんら世の中を変えることにはならないし、そもそも、そんな情報を入手することすらできないと思っている。
だからといって、世の中の裏情報を知って騒ぐのは楽しい。
週刊誌が売れるわけである。
陰謀論とは適当に付き合っていればよい。
夜も更けていずれの枕に神おわす 素閑
にわか雨仮りの宿りや神の旅 素閑
縁台になた豆煙管神の旅 素閑
川越しもなんの苦心や神旅す 素閑
神の身にあらずとせわし旅支度 素閑
松浦に休みたまへや神の旅 素閑
神の旅気苦労ばかりの常日頃 素閑
手相見に難儀あるとぞ神の旅 素閑
片親の子も旅せしや神ともに 素閑
冬凪の浦風よかり神旅す 素閑