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鳥海の大栗沢で100年ほど前からリンゴを育ってている4代目のりんご農家で秋大鉱山学部卒の地質学者がいて、彼に色々な話を伺って開眼してしまったのだ。
秋田県の地層の基準は男鹿地域にあっることも初めて知った。
ここいら辺の地層は女川層でその下が西黒沢層ということだ。宮城県や由利町の事かと思ったがすべて男鹿に由来するという。
女川層と西黒沢層にシェールオイルが存在することも知った。
でもそんなことはどうでも良いのだが。
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なぜ家の野菜はほにゃほにゃでまずくはないがそれほどでも無いのか分かったような気がする。
それは地力にあるのだ。
西黒沢層はミネラルが特段豊富で肥料などいらないのだという。
肥料は、栄養を取り込もうとするカンフル剤に過ぎないというのだ。
関東ローム層などのきっとミネラルが豊富なのだ。よって、近郊農業は成功しているのかも。
それに比べると、女川層の上にあるにしても、私の畑は結局砂地だ。水持ちも悪くミネラルも豊富とはいえない。
そこが問題なのだ。
5mも掘り起こせば赤土が出てくるはずだ。来年は開墾だ。地力を高めるためには客土も考えようと思う。黒土がベストだともっていたがそうではないようだ。あと魚死骸を土に埋め込んで肥料にしているようだ。土壌作りも研究が必要だ。鶏糞だけでは駄目だ
ちなみに米作りも地層で味が変わるということだ。いつも仁賀保から米を買っているが、認識を変えようと思う。