喜志子さんの詩を活字におこしているが、一々面倒なので、OCRアプリを利用する事にした。
Googleのカメラ機能を使う方法と一太郎padというアプリを試した。
Google翻訳は識字力は悪くはないが、やはり間違いが多い。
一太郎パッドはほぼパーフェクト。
喜志子さんの文字が綺麗というのもあるが、無料アプリの一太郎パッドに軍配が上がりました。
日暮し
情熱的な激しい夏なのに、 ある時ふっと夏の一面をみた
まるで意地を張った女が ひとりの部屋で涙流すように
日暮しが遠くの方から聞こえる。
あまりにも静かなのだ
淋しいくらい
ほんの少しのこもれびが雲の間から 着物の染めのように、大胆に空は流れ
母がそっと眼を閉じるかたすみから 日暮しの声が聞こえる。
深い林の中で、もの悲しく泣き続ける