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私の造っている薬酒の中でも、効能が非常に高いものに、よもぎ酒があります。
よもぎには、癌を予防するインターフェロン・インデューサーを増やす作用があることが、インターフェロンの発見者の一人である小島保彦博士の実験によって明かにされています。
小島博士は、ヨモギをマウス(ハツカネズミ)に飲ませて、血液中にインターフェロンが増えていることを確かめました。
さらによもぎの成分を調べて、クロロフィルに結合しているある物質がインターフェロンを増やす物質(インターフェロン・インデューサー)であることを突き止めました。
小島博士はその後、「ザルコーマ180」という癌をマウスに移植し、よもぎの抽出液を飲ませ、癌が縮小すること、よもぎ液を飲ませることを中止するとすぐに戻ることを確かめました。
よもぎは、昔から薬用としてばかりではなく、食用として用いられています。
最近では、よもぎの凍結乾燥粉末(フリーズドライ)したサプリメントも見られますが、興味深い実験データーがあります。
琉球大学教育学部・尚 弘子教授の白ネズミを使った実験では、よもぎを生のまま凍結乾燥粉末して与えたネズミは、実験開始後10日目から急に飼料摂取量が、通常食のネズミや事前にアク抜きしたよもぎを与えたネズミ群の半分近くにへり、以後成長が止まってしまいました。
また、血清コレステロール値や中性脂肪値も、他の2群よりも高い値を示しました。
一方、事前にアク抜きしたよもぎを与えたネズミは、通常食だけのよもぎを与えないネズミよりも、血液中コレステロール値、中性脂肪値は若干低下し、動脈硬化予防に役立つとされる善玉コレステロール(HDLコレステロール)も増えていました。
その「ザルコーマ180」を抽出するには、アルコールによる抽出が簡単です
よもぎ酒の作り方について説明しましょう。
「よもぎは体内の毒を消す」と古くから言われてきました。
野草の持つ活性酸素を消去する力について、近年の研究が進んでいます。さらに、発ガン抑制因子としてよく知られたインターフエロンを増殖させる働きがあることが医科学的に確認されています。よもぎには、葉緑素・ビタミンA・ビタミンC・ミネラルなどの有効成分が豊富に含まれています。
お茶として飲むのはもちろん、煎じればよもぎエキスになりますが、ホワイトリカーや焼酎につければ、よもぎの薬草酒になりよもぎ成分はお茶の何倍も抽出されます。また、茶葉や漬けた後取り出した葉は、入浴剤として利用できます。
早速作り方説明しましょう
【よもぎの葉焼酎漬けの材料】
・よもぎの葉:150g程度
・お酒:1.8L…玄米焼酎やホワイトリカーを使用します。度数が35度以上の物を使用してください。
・瓶容器(4L以上の容器がおすすめ)…梅酒などに使う広い口のビンが便利です。
① よもぎの葉を容器に入れる
・よもぎの葉を容器に入れていきます。
・乾燥したよもぎの葉を使用しましょう。
・生の葉を使う場合では、よく洗い、少し乾燥させてから使用しましょう。
② 容器にお酒を入れる
・容器にお酒を入れていきます。
・よもぎの葉のエキスがしっかり抽出されるように、35度以上のお酒を使用してください。
③ よもぎの葉を定期的に混ぜる
・よもぎの葉焼酎漬の瓶を週に2-3回程度振って混ぜてください。
よもぎの葉のエキスがより抽出されやすくなります。
④ 2-4ヶ月程度保管する
・瓶を密封して冷暗所に保管しておきます。
⑤ 茶葉を取り出します
・よもぎの葉を取り出して抽出完了です。5ヶ月以上そのままにすると成分戻りがあるみたいなので、4ヶ月には取り出しましょう。取り出した葉は入浴剤に使えるので、捨てないで小分けにして使用しましょう。
*あまり暑くないところであれば、数年保存できます。