山法師の木をご存知ですか?実はとっても身近にあります。春には花、夏には瑞々しいグリーン、秋には果実と紅葉、一年を通して楽しめる理想的な庭木として親しまれています。
私の家から20分ほどで由利原高原のログハウスエリアに行けますが、その並木路はやまぼうしが植えられています。
このやまぼうしの実が薬草として活用する事ができます。
山法師は、本州 (青森県以南)、四国、九州に産し、朝鮮半島、中国に分布しています。秋田でも山野にふつうに見られる落葉樹です。高さ約5m、径約30㎝の高木で、樹皮は褐色、円形の斑点がはげ落ちます。 葉柄は長さ5~10㎜、葉身は長さ5~2㎞の楕円形か卵円形、先端は急にとがり、対生しています。全縁でありますが、こまかく波をうっています。開花期は6~7月で白い大きい4枚の花弁様のものは総苞片で、狭卵形、先はとがり、長さ4~7㎝、ときに淡紅色のものもあります。花は小さく白色で20~30個が球状に集まり、開花します。花弁は4枚、雄しべ4本、雌しべ1本、花柱は白毛が生えます。とても甘い香りを放ちます。9~10月、球状の集合果が赤熟します。
種子は1果に7~8粒があり、乳白色です。集合果は甘く、食べられますが種がとても多いです。
名前の由来は、花の姿が白い頭巾をかぶった山法師に似るためであるとされます。
採取時類と調整法 10月に果実を採取し、水洗いし、生のま
ま用います。
成分まだよく研究されていないようですが、果実に果糖を含みます。
滋養強壮に果実をそのまま食するそうです。アケビに似た甘みがあります。
その他の用途 材はかたく強靱なので、カシ材の代用とされ、柄
などに用いられる。また、げたの歯、くしなどに利用される。
私は、10月に果実を採取し、水洗いし、滋養強壮に果実をそのまま食べます。
その他の用途 材はかたく強靱なので、カシ材の代用とされ、柄などに用いられる。また、げたの歯、くしなどに利用されてきました。