自然コレクション

秋田の田舎暮らし!
アウトドアー生活を紹介します。

バンダナの話

2021年03月09日 06時41分04秒 | アウトドアー

私がバンダナを使い始めたのはかれこれ40年以上も前である。ヘビーデューティがアメリカから日本に入ってきた時のファッションアイテムの一つがバンダナだった。チェックのシャツにチノパンをはいて、足下はビーンブーツやトップサイダーのデッキシューズを履き、頭にはバンダナがスタンダードだった。大学ではワンゲル部にしばらく入っていたので、日常生活もそんな格好が多かった。

大学3年の写真(40年前 謎の科学者の卒論の手伝いで!)
 
 バンダナの語源はインドのヒンディー語の「バンドゥヌ」で、意味は「絞り染め」のこと。
その歴史は古く、16世紀まで遡る。インドの絞り染めが、16世紀頃にヨーロッパで人気を集め、その技法が広がり、19世紀にはスコットランドのペイズリー市で「バンダナ」として量産されたのだ。
「バンダナ」に「ペイズリー柄」が多いのは、こういった理由があるそうだ。
また、インドの絞り染めがヨーロッパに伝わった16世紀には、スペインがメキシコを植民地とするが、当時のメキシコの屋外労働者がこの「バンダナ」を活用しそれがアメリカにも広がったのだ。主な用途は、首の日焼け防止で基本首に巻いて使っていた。当時、彼らは襟のない服を着ており、そのため首を日光から守る必要があったのだ。
その後19世紀になり、メキシコやテキサスなどで牛をかり集める商売人に伝わった。
この牛をかり集める商売人を、「カウボーイ」と言う。よく映画の西部劇で、馬に乗る出演者の多くが首に「バンダナ」を巻いているのを見たことがある。カウボーイたちは「バンダナ」を、砂ぼこり対策として顔を覆いマスク代わりにしたり、怪我をした時の包帯として使ったのだ。それがアウトドアー好きの大学生に広まったのだ。キスリングにキャンプ道具を詰めて、野山を歩き回っていた。
 私は、今でも常にバンダナをハンカチ代わりにポケットに忍ばせている。そんな話をしていたら、1つ先輩のT氏もポケットから赤いバンダナをだしてきた。同じ穴のむじなみたいだ。バンダナの基本的な大きさは50cm×50cmだ。それより小さいものはハンカチだ。色々な柄が出ているが変なこだわりをもっているので、今でもペイズリー柄以外は使わない。もちろん化繊のものなど論外だ。

またたび採りで怪我をした時←クリック

 

マタタビを採りにって左足のすねをけがした時もバンダナで止血した。ポケットに三角巾を持ち歩く人はいないが、バンダナがあれば代用できる。頼りになるかっこいい相棒で、死ぬまで使い続けるに違いない。

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コメント (2)
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