これは したり ~笹木 砂希~

ユニークであることが、ワタシのステイタス

金環日食を見よう(1)

2012年05月20日 20時07分42秒 | エッセイ
 明日、5月21日は金環日食を観ることができる。
 東京では、午前7時31分から37分頃らしい。天体観測は好きなので、何カ月も前から楽しみにしていた。ちょうど、生協のカタログに「日食グラス」が載っていたので、迷わず2つ購入する。



 グラスだけでなく、天体観測ガイドブックもついた優れものだ。
 届いてからわかったことだが、グラスの端に穴が開いている。



 ここにゴムを通せということらしい。

 ウケる~!!

 これをかけると、真っ暗で何も見えない。蛍光灯の明かりが、ぼんやりと浮かんで映るだけだ。厚さも3mmほどあり、「高品位遮光プレート”ソーラープロテック"使用」などと書かれている。いかに太陽光が強烈かわかり、身震いする。
 日食観測のために、登校時間をずらしたり、休校にしたりする学校もあるようだ。でも、私の勤務校は通常通りである。7時半頃は、いつもなら電車の中だが、明日だけはそういうわけにいかない。
 最初は、早めに家を出て、職場の最寄り駅で観ようと思っていた。だが、このグラスをかけて、一人で観測するには勇気がいる。道連れがほしいところだ。
 私はチラリと隣を見た。
「ミキ、日食はどこで観るの?」
 犠牲になるのは、いつも娘と決まっている。
「どうしようかな。なにも決めてない」
「じゃあさ、お母さんと一緒に、どっかの公園で観ない?」
 娘の学校は、私の勤務先と同じ方角にある。途中下車して観測しても、十分間に合う時間だ。
「どうしようかな。まあいいや、別に」
「決~まり!」
 明日は、6時40分に家を出て、娘とどっかの公園で金環日食を観測する。二人とも晴れ女ではないが、一瞬でも観たいものだ。
 観測結果はいかに!?
 続きは明日、このブログにてご報告いたします。(珍しく連続更新♪)
 しかし、娘は焦っていた。
「あれ、ミキの日食グラス、どこいった?」



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※ 他にもこんなブログやってます。よろしければご覧になってください!
 「いとをかし~笹木砂希~」(エッセイ)
 「うつろひ~笹木砂希~」(日記)
コメント (10)
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