これは したり ~笹木 砂希~

ユニークであることが、ワタシのステイタス

へたな鉄砲

2014年06月19日 20時57分04秒 | エッセイ
 懸賞マニアと呼ばれる人がいる。
 雑誌などの懸賞に片っ端から応募し、そこそこのリターンを得ているという。当たるからこそ、次の懸賞に手を出すのだろう。
 私も、過去にはいくつかの懸賞にチャレンジしたことがある。しかし、一度たりとも当たったためしがない。成功体験がないと、「どうせ当たりっこない」と頭から決めつけ、応募する意欲がなくなる。
 しかし、マニアの名言を聞いて、考え方がちょっと変わってきた。
「何もしなければ当たる可能性はゼロだけど、応募すればゼロじゃない」
 この考え方は素晴らしい。何もしなければ何も生まれない。それは正しいことだ。何かを手に入れたいのであれば、自分から行動を起こさなければならない。ならば、ダメ元でやってみようという気持ちが芽生えてきた。
 まずは、映画の無料券。いくつか送ってみたが、すべてスカだった。
 次に、エステの招待券。こちらも、思いっきり外れた。
 しかし、しかし。
 先週、ついに初の当選となったのだ。



 デュフィ展。
 実のところ、画家の名前は初めて聞く。しかし、お気に入りのBunkamuraが会場だし、絵の雰囲気もよい。行ってみたいな~と思って応募したものだった。
 2枚のチケットを見たら、年に2回も誕生日プレゼントをもらった気分になり、大声で歌いたくなるほどうれしい。



 やった~!

 すっかり味をしめて、次の懸賞を申し込んだ。
「特別展 台北 國立故宮博物院-神宝至宝」。
 来週からの展示だが、当たらなくても、ぜひ自腹で行きたいくらい幻想的だ。
 3回目の誕生日プレゼントは、いつかもらえるのだろうか。


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コメント (14)
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