長崎に行こうと決めたとき、一番の難問はホテルだった。
わが家は3人家族なので、ツインの部屋だとエキストラベッドを入れることになる。だったら、なるべく広い部屋がいい。和室や和洋室は便利だが、修学旅行用の殺風景な部屋は御免だ。
「わっ、ここ、53平米って書いてある。広ッ!」
28平米、32平米などといった部屋が多い中、そのホテルは光っていた。もちろん、それなりのお値段ではあるが、年に片手で足りる回数の旅行をケチることもない。夫に旅行会社のパンフレットを見せると、うんうんと頷いた。
ガーデンテラス長崎ホテル&リゾート。
私たちが泊まった部屋は、一番スタンダードなガーデンスイートというタイプである。別館には、追加料金が必要な、さらにグレードの高い部屋があるらしい。
「えっ、この部屋で十分じゃない。何も問題ないよね」
「ないない」
フロントと宿泊棟が別なので、ゴルフカートで客室まで送ってもらう。ユニークな発想だと感心した。
3つめのベッドが入っても、予想通り、きゅうくつな感じがしない。
洗面台が2つあるところも嬉しい。
朝は、私と娘で取り合いになるからだ。
バスタブは意外に大きくて、楽々足が伸ばせる。
入口付近には机があり、本を読んだり、インターネットをしたりするのに便利だ。ちなみに、パソコンは無料で貸してくれる。
ミニバー。
一番気に入ったのは、部屋から長崎港の夜景が見られるテラスである。
わざわざ、稲佐山に登らなくても、ここから十分夜景観賞ができてありがたい。
でも、写真が上手く撮れなかった……。
夕食はついていない。ホテル内のレストランで、フレンチをいただいた。
ホネホネの鱧(はも)だけ不満だったが、あとは美味しくいただけた。
部屋に戻り、柔らかすぎないベッドに横になると、すぐ眠りに落ちた。
朝食が、バイキングではないところも気に入った。
「俺は和定食」
「アタシはエッグベネディクト」
「ミキも~」
海の見える席でいただく朝食は、海外旅行を思い出させる。味付けは全体的に薄めだが、胡麻ドレッシングは濃いめで好きだった。
飲み物は長崎ならではの「びわジュース」にした。
アラカルトで壱岐牛のミニステーキを頼んだら、甘みがあって、しつこくないお肉が出てきた。
長崎は、肉も魚も果物もイケるし、海も山も夜景もある。
残念だったのは、雲仙に行かれなかったことだ。
次回は、雲仙でちゃぷんと温泉に浸かりたい。宿はもう決めてある。
↑
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※ 他にもこんなブログやってます。よろしければご覧になってください!
「いとをかし~笹木砂希~」(エッセイ)
「うつろひ~笹木砂希~」(日記)
わが家は3人家族なので、ツインの部屋だとエキストラベッドを入れることになる。だったら、なるべく広い部屋がいい。和室や和洋室は便利だが、修学旅行用の殺風景な部屋は御免だ。
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ガーデンテラス長崎ホテル&リゾート。
私たちが泊まった部屋は、一番スタンダードなガーデンスイートというタイプである。別館には、追加料金が必要な、さらにグレードの高い部屋があるらしい。
「えっ、この部屋で十分じゃない。何も問題ないよね」
「ないない」
フロントと宿泊棟が別なので、ゴルフカートで客室まで送ってもらう。ユニークな発想だと感心した。
3つめのベッドが入っても、予想通り、きゅうくつな感じがしない。
洗面台が2つあるところも嬉しい。
朝は、私と娘で取り合いになるからだ。
バスタブは意外に大きくて、楽々足が伸ばせる。
入口付近には机があり、本を読んだり、インターネットをしたりするのに便利だ。ちなみに、パソコンは無料で貸してくれる。
ミニバー。
一番気に入ったのは、部屋から長崎港の夜景が見られるテラスである。
わざわざ、稲佐山に登らなくても、ここから十分夜景観賞ができてありがたい。
でも、写真が上手く撮れなかった……。
夕食はついていない。ホテル内のレストランで、フレンチをいただいた。
ホネホネの鱧(はも)だけ不満だったが、あとは美味しくいただけた。
部屋に戻り、柔らかすぎないベッドに横になると、すぐ眠りに落ちた。
朝食が、バイキングではないところも気に入った。
「俺は和定食」
「アタシはエッグベネディクト」
「ミキも~」
海の見える席でいただく朝食は、海外旅行を思い出させる。味付けは全体的に薄めだが、胡麻ドレッシングは濃いめで好きだった。
飲み物は長崎ならではの「びわジュース」にした。
アラカルトで壱岐牛のミニステーキを頼んだら、甘みがあって、しつこくないお肉が出てきた。
長崎は、肉も魚も果物もイケるし、海も山も夜景もある。
残念だったのは、雲仙に行かれなかったことだ。
次回は、雲仙でちゃぷんと温泉に浸かりたい。宿はもう決めてある。
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