夜中に目が覚めた。
時計を見ると、まだ2時台。もうひと眠り、と布団を引き上げた。
もう一度目が覚めた。今度は部屋が明るい。時計を見ると……あれれ、やっぱり2時台のままだ。
「うっそ! この時計、止まっているじゃん」
なんと、目覚まし時計が眠っていた。人間に起こされるとはどういうことだ。電波時計なのに、信じられん!
置時計の針は6時を回っている。
「ひいぃぃぃ」
急げ! 高速で動けば、お弁当も作れる! まだ間に合うから諦めるな!
ちょうど3年前だったろうか。この事件のあと、私は電波時計が信用できなくなり、携帯電話のアラームで起きるようにした。以来、大幅な寝坊はしていない。
電波時計のほうは、少なくとも年に2回は寝坊するようで、5時を回っているのに3時台のまま、なんてことがあった。そのたびに、私は時計を窓際に連れて行き、「起きろ起きろ」と揺さぶるのだ。しばらくすると、時計は何事もなかったかのように「5:38」などと数字を合わせ、すましている。
ところが一昨日、理屈に合わないことが起きた。
いつものように、5:20に起きて、私は紅茶をいれていた。NHKラジオからは「6月27日 今日は何の日」が流れてくる。ふと、電波時計に目をやると、むむむ、何かおかしいぞ……。
3:84って何ですか……?
一体何が起きたのだろう。
てっきり、何らかの原因で時計が止まり、真夜中の時間が続いているのだと思っていたのだが、84分なんてあり得ない。首を傾げながらも、時計を窓際に持っていき、標準電波を受信させる。まもなく「5:42」に直っていた。
退屈しないヤツじゃのう。
ワタクシ、この時計を買ってよかったと思います。
↑
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※ 他にもこんなブログやってます。よろしければご覧になってください!
「いとをかし~笹木砂希~」(エッセイ)
「うつろひ~笹木砂希~」(日記)
時計を見ると、まだ2時台。もうひと眠り、と布団を引き上げた。
もう一度目が覚めた。今度は部屋が明るい。時計を見ると……あれれ、やっぱり2時台のままだ。
「うっそ! この時計、止まっているじゃん」
なんと、目覚まし時計が眠っていた。人間に起こされるとはどういうことだ。電波時計なのに、信じられん!
置時計の針は6時を回っている。
「ひいぃぃぃ」
急げ! 高速で動けば、お弁当も作れる! まだ間に合うから諦めるな!
ちょうど3年前だったろうか。この事件のあと、私は電波時計が信用できなくなり、携帯電話のアラームで起きるようにした。以来、大幅な寝坊はしていない。
電波時計のほうは、少なくとも年に2回は寝坊するようで、5時を回っているのに3時台のまま、なんてことがあった。そのたびに、私は時計を窓際に連れて行き、「起きろ起きろ」と揺さぶるのだ。しばらくすると、時計は何事もなかったかのように「5:38」などと数字を合わせ、すましている。
ところが一昨日、理屈に合わないことが起きた。
いつものように、5:20に起きて、私は紅茶をいれていた。NHKラジオからは「6月27日 今日は何の日」が流れてくる。ふと、電波時計に目をやると、むむむ、何かおかしいぞ……。
3:84って何ですか……?
一体何が起きたのだろう。
てっきり、何らかの原因で時計が止まり、真夜中の時間が続いているのだと思っていたのだが、84分なんてあり得ない。首を傾げながらも、時計を窓際に持っていき、標準電波を受信させる。まもなく「5:42」に直っていた。
退屈しないヤツじゃのう。
ワタクシ、この時計を買ってよかったと思います。
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