毎月、新聞販売店のチケットサービスに応募している。
「官製ハガキに第1希望から第3希望までの番号を書いて応募してください。毎回、住所と氏名を書いていない方がいますのでご注意ください」
指示通りに番号を書いて投函すると、これがまた当たるのだ。くじ運は強くないのだが、今まで外れたことはない。戸栗美術館や森美術館の招待券、カラオケ無料券などをゲットし、お得な気分に浸ることができた。おそらく倍率が低いのだろう。しめしめ。
しかし、ハガキが切れてしまった。
「よし、コンビニで買おう」
4月から急に忙しくなり、平日は郵便局に行く時間すらない。切手やハガキを扱っているコンビニだけが頼りだ。仕事が終わり、辺りがとっぷりと暮れた頃に店に入った。
「いらっしゃいませ~」
コンビニのレジには高校生のアルバイトらしき女の子が立っていた。
「官製ハガキ20枚ください」
「えーと、官製ハガキっていうのはないんですけど」
彼女は困った顔をして答える。あれ? おかしいな。前に買ったことがあるんだけど。
「でも、切手は売っていますよね」
「はい」
「ハガキもありましたよね」
「あの、郵便ハガキならあります」
合点がいった。若い子は、ごくまれにしか郵便を使わない。官製ハガキが何を指しているかを知らないのだ。
「ああ、それです」
「これを20枚でいいですか」
彼女はゆっくりと枚数を数え始めた。数を間違えないように、3回くらい数え直していた。その様子を見ながら、時代に取り残されている自分をいやというほど感じた。
そもそも、官製ハガキとは何か。とうの昔に郵便局は民営化されたのだから、政府の作ったハガキなんぞない。若い子に通じなくて当然だ。大正生まれの義母が履物のことを「ゲタ」と呼ぶのと同じではないか。これからは、官製ハガキという呼び方をやめよう。
ハガキの料金も高くなった。62円もする。
郵便番号の上部には「郵便はがき」の5文字が見える。
よし、これからは「郵便はがき」ね。
チケットが当たれば何でもいいや~!
↑
クリックしてくださるとウレシイです♪
※ 他にもこんなブログやってます。よろしければご覧になってください!
「いとをかし~笹木砂希~」(エッセイ)
「うつろひ~笹木砂希~」(日記)
「官製ハガキに第1希望から第3希望までの番号を書いて応募してください。毎回、住所と氏名を書いていない方がいますのでご注意ください」
指示通りに番号を書いて投函すると、これがまた当たるのだ。くじ運は強くないのだが、今まで外れたことはない。戸栗美術館や森美術館の招待券、カラオケ無料券などをゲットし、お得な気分に浸ることができた。おそらく倍率が低いのだろう。しめしめ。
しかし、ハガキが切れてしまった。
「よし、コンビニで買おう」
4月から急に忙しくなり、平日は郵便局に行く時間すらない。切手やハガキを扱っているコンビニだけが頼りだ。仕事が終わり、辺りがとっぷりと暮れた頃に店に入った。
「いらっしゃいませ~」
コンビニのレジには高校生のアルバイトらしき女の子が立っていた。
「官製ハガキ20枚ください」
「えーと、官製ハガキっていうのはないんですけど」
彼女は困った顔をして答える。あれ? おかしいな。前に買ったことがあるんだけど。
「でも、切手は売っていますよね」
「はい」
「ハガキもありましたよね」
「あの、郵便ハガキならあります」
合点がいった。若い子は、ごくまれにしか郵便を使わない。官製ハガキが何を指しているかを知らないのだ。
「ああ、それです」
「これを20枚でいいですか」
彼女はゆっくりと枚数を数え始めた。数を間違えないように、3回くらい数え直していた。その様子を見ながら、時代に取り残されている自分をいやというほど感じた。
そもそも、官製ハガキとは何か。とうの昔に郵便局は民営化されたのだから、政府の作ったハガキなんぞない。若い子に通じなくて当然だ。大正生まれの義母が履物のことを「ゲタ」と呼ぶのと同じではないか。これからは、官製ハガキという呼び方をやめよう。
ハガキの料金も高くなった。62円もする。
郵便番号の上部には「郵便はがき」の5文字が見える。
よし、これからは「郵便はがき」ね。
チケットが当たれば何でもいいや~!
↑
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「いとをかし~笹木砂希~」(エッセイ)
「うつろひ~笹木砂希~」(日記)
景品の応募もハガキではなくスマホやHPからすることのほうが多くなりました。ハガキは年賀状くらいかな。
遠い過去ですが、田舎の小中学校では靴箱を下駄箱と言ってましたよ(笑)
私もはがきは何枚かまとめて買ってきます。
応募ではなく、全滅俳句の投稿用ですが、なにか… (_ _;)…パタリ
はがきはドキドキ感を楽しむ道具になっているのかも(_ _;)…パタリ
ハガキで応募することは、今度ますます減るんでしょうね。
スマホやホームページからなら経費もかからないし。
日本郵便は商売あがったりかしら。
年賀状は好きなんですが、売り上げが伸びるなんてことはないと思います。
ひとまず、官製ハガキという言葉を使わないようにしよと決めました。
そうそう、下駄箱といいました。
すでに靴に変わっているのに、ゲタなんですね。
しかも、何の違和感もなく使っていたのが不思議です。
昭和のトリックでしょうか。
俳句はハガキで投稿するものなんですね。
エッセイはそういうわけにいきません。
お手軽なのがいいな~。
ドキドキ感がないと楽しく暮らせませんよね。
そうか、単に「ハガキください」でよかったんですね。
余計な単語をつけたからわかりにくかったのかぁ。
世の中、お手軽な方向に流れているから、アナログな懸賞にチャンスがあるという見方は正しいと思います。
面倒くさいとスルーしますものね。
ハガキを常備しておくと安心感があります。
母にはメールができますが、携帯を持たない父に送ることもできるし。
用事は、積年の年賀はがきの余りを交換すること。
はがきの値段が上がっているので、そのままでは使えないし、そもそもはがきの出番がほとんどないし。
「ゆうパックライトを10枚と、残りをハガキで。」
「このはがきは20円切手を貼り足していただければ使えます。交換すると手数料がかかりますが?」
「換えてください。」
「はぁ。」
でも、交換していただいてからまだ1枚も、はがきを書いていません。
何かいい懸賞はないかしら?
懸賞もいいけれど、秋田のご両親にハガキを書かれては?
月イチくらいなら負担にならないと思います。
実は私も6月のお祝いが終わったら、父に書こうと思っていました。
母は呼べば出てこられるんですけどね。
平日休みは貴重です。
私だったら何をするかしら。
6月に1回あるので、今からワクワクしながら考えようっと。
ちなみに、うちには10円切手と1円切手が山ほどあります(笑)
でも私は買いに行く時は、「はがき」としか言いませんが。
そしてはがき自体は、「郵便はがき」とあるのは意識にありませんでした!
応募は、私製や絵はがきではダメだということですね。
そして確かに、郵便局は「官」じゃない!!
そうですね、書いてある通りに買おうとしちゃいます。
もっと疑ってかからなくては。
絵葉書で懸賞に応募するとどうなるんだろう……。
対象外になったらイヤだからやりませんけどね。
郵便局が民営化されても、私たちの感覚では相変わらず「官」のままなのかもしれません。
大差ない気がして。
私もこれから「はがき20枚」などと言おうかしら。