万太郎にとって、ジョン万次郎との出会いは、人生の転換点になったのですね。
ジョン万次郎の人生って、壮絶ですから。
あの時代に外国で暮らすというだけでも、衝撃的。
英語を話せるということが、帰国して活かされなかったのは、残念な話です。
300年という長い間、鎖国していた日本ですから、ジョン万次郎に警戒の念をもっても、しょうがないかもです。
ジョン万次郎は、万太郎に、「人の一生は、短い。後悔はせんように。」
綾と竹雄は、二人でかりんとうを食べます。
綾は、ある祖母と孫の姿をみて、決心がついたようで。
「おばあちゃんの言うとおりにする。」
「竹雄やち、自由になってかまんがよ。」
良い子ですね。
自分は、自由な行動をとらないけれど、竹雄には、自由にと。
なかなか言えません。
「わたしは、峰屋に来たおかげで、こんなに幸せながじゃもの。充分じゃ。」
ウルウルしそうになりました。健気な綾の心にふれて。
竹雄は、「たとえ離れても、一生お守りすると誓います。」
こちらも、綾に負けず劣らず、健気です。
お土産の櫛、渡せませんでした。いつか、渡せるときが来ると良いなあ。
☆今日のええがやき
「植物が好きで、緑豊かな地に暮らし、植物の絵がようかける。そのうえ、英語で読み書きができ、世界に知らせることもできる。そういう人間が今ここに居合わせちゅう。」
万太郎が、そういう人間とは自分であると自覚。
自分の役目を認識した瞬間です。
※次週への期待度○○○○○○○○(8点)