観に行きました。
予想はしていましたが、観客の平均年齢は、かなり高めです。
ひと組私たちより若いと思われる方がいましたが、他の人たちは、明らかに10歳上の世代でした。
山田洋次監督、80歳以上と思ってましたが、プロフィールをみて、びっくり。
御年92歳です。
この映画を撮ったときは、91歳。
お元気ですね。
本題の映画です。
よく考えると私、吉永小百合さんの映画を観たの、もしかしたら、初めてだったかもしれません。
永遠のマドンナです。
とても、78歳にはみえません。
普通に、大学生の孫がいても不思議ではない年齢ですけど。
この吉永さん演じる福江、かわいらしいです。
いくつになっても、恋ができるなんて、素敵すぎです。
恋は叶いませんでしたけど。叶ったら叶ったで、いろいろ大変でしょうけど。
大泉さんは吉永さんの息子にはみえませんけど、父親似ということで。
エリートサラリーマンなのに、幸せにはみえません。
妻との離婚問題、娘との関係も良好ではない。
辛いときに頼るのは、母なのでしょう。
母は、いつでも、息子を受け入れてくれますものね。
母の恋愛に動揺する息子の姿、あるあるだと思います。
結局は、本来の自分に戻るために、会社、やめちゃうんですよね。
どうするのでしょうね、これから。
再就職、難しいと思いますが。
養わなければならない家族を失った今、自分自身のためだけに生きれば良いですから、気楽かもしれません。
映画自体、昭和の香りがしました。
今では少なくなってしまった地域とのつながり、現実では、あるのでしょうか。
時代はかわれど、変わって欲しくない部分、あります。
人はひとりでは生きてはいけないので、人との関わりの中で、自分のできることを見つけていける人生が良いなあと思いました。