続・紺屋町集議所にて、
「新・大御幣」の紙の束、実は『若狭和紙』。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/0a/6c/4a7a13b1bb03e2119d746ab60696f78e_s.jpg)
過去40年間使っていた「大御幣」も、1日半の錬行(レンギョウ:仏道などの修練の苦行を積むこと)に耐えられそうになく、
いよいよ新しいものを造らないと…という時期に来たようです。
中央の「心柱」を含め五本の柱があり、それぞれに神が宿ります。(=密教哲学の五大明王※)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/15/c0/5947995c30796d75726a97fcc716adb1_s.jpg)
その手前で、先ず基礎から始めなければ、、、
町の長老たちもさすがに経験はなく、手探りで「竹に布を巻く」ところから。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/24/66/398ca5b74c332b15f8b4c89770f0e364_s.jpg)
約2時間ほどかけて周りの四本の柱に「青・赤・黄・黒」の布が巻かれ、
「不動明王」が宿るとされる「心柱」は、「白色」。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/27/23/b1f7f99d9ff35cbadafa8a82db46edd0_s.jpg)
「御幣」の紙を付ける中心部
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/6b/5b/5bace25507a0579156a96247bce1e275_s.jpg)
五色、揃いました。
本日はここまで、来週にはいよいよ「御幣の紙」(若狭和紙)を付けるそうです。
祭の時に見る「大御幣」はそのまま蔵などに仕舞われることはありません、
紙は最初の写真のようにきちんと畳まなければ収まりません。
またその紙をそのまま付けても「広がる」ことはありません
あの紙束を「解す(ほぐす)」作業もあるんですよ、、、
なかなか手順の多い「大御幣」なのです。
「縁の下の力持ち」があってこその祭!なのです、ね。
※「上野文化美術保存会」資料より
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/55/89/04e14776e08e0ba2ac62ed57b186947a_s.jpg)
大御幣(オオゴヘイ) =三鬼会鬼行列「役行者列」のしるし
≪御幣とは、細長い紙や布二本を折り、木の棒に「八」の字に挟さんで下げた神祭用具の一つで、
神域を清め、不吉を祓ったりします。
上野天神祭の大御幣は文字どおり、日本最大級の巨大な御幣で、役行者列の「しるし」です。
中央の心柱を四本の柱で支える形で五人の男衆で担ぎます。
鬼行列の先頭を、ゆったり揺れながら練行する大御幣は行列を従え、
町筋を祓い清めながら巡行します。
大御幣は密教哲学にもとづく五大明王をかたどったもので、
大御幣の五柱それぞれに宿るとされています。
中央の柱は「不動明王」、四方の柱は
東方に青「降三世(ゴウザンゼ)明王」、
南方に赤「軍荼利(グンダリ)明王」、
西方に黄「大威徳(ダイイトク)明王」、
北方に黒「金剛夜叉(コンゴウヤシャ)明王」を表している。≫
但し、進行方向(西向きor東向き)と電線の高さと見物客のみなさんとのせめぎ合いで
◇の形では進めず、現在では□になって進んでいます…(ご理解いただけるでしょうか
)
進行方向(神様)の後方、前左に青(東)、前右に赤(南)、
後ろ右に黄(西)、後ろ左に黒(北)、中央はもちろん白です。
まだまだ鋭意勉強中でございます💦
懐かしい本祭前の組み立ての様子(2012年の過去ログより)
是非、見に来てください…ね。
「新・大御幣」の紙の束、実は『若狭和紙』。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/0a/6c/4a7a13b1bb03e2119d746ab60696f78e_s.jpg)
過去40年間使っていた「大御幣」も、1日半の錬行(レンギョウ:仏道などの修練の苦行を積むこと)に耐えられそうになく、
いよいよ新しいものを造らないと…という時期に来たようです。
中央の「心柱」を含め五本の柱があり、それぞれに神が宿ります。(=密教哲学の五大明王※)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/15/c0/5947995c30796d75726a97fcc716adb1_s.jpg)
その手前で、先ず基礎から始めなければ、、、
町の長老たちもさすがに経験はなく、手探りで「竹に布を巻く」ところから。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/59/fd/a6a22c24e3cbe65a66975603d10aae03_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/24/66/398ca5b74c332b15f8b4c89770f0e364_s.jpg)
約2時間ほどかけて周りの四本の柱に「青・赤・黄・黒」の布が巻かれ、
「不動明王」が宿るとされる「心柱」は、「白色」。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/43/96/d09eb9c9810e936e97ddadaebf471098_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/27/23/b1f7f99d9ff35cbadafa8a82db46edd0_s.jpg)
「御幣」の紙を付ける中心部
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/6b/5b/5bace25507a0579156a96247bce1e275_s.jpg)
五色、揃いました。
本日はここまで、来週にはいよいよ「御幣の紙」(若狭和紙)を付けるそうです。
祭の時に見る「大御幣」はそのまま蔵などに仕舞われることはありません、
紙は最初の写真のようにきちんと畳まなければ収まりません。
またその紙をそのまま付けても「広がる」ことはありません
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase1.gif)
あの紙束を「解す(ほぐす)」作業もあるんですよ、、、
なかなか手順の多い「大御幣」なのです。
「縁の下の力持ち」があってこその祭!なのです、ね。
※「上野文化美術保存会」資料より
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/55/89/04e14776e08e0ba2ac62ed57b186947a_s.jpg)
大御幣(オオゴヘイ) =三鬼会鬼行列「役行者列」のしるし
≪御幣とは、細長い紙や布二本を折り、木の棒に「八」の字に挟さんで下げた神祭用具の一つで、
神域を清め、不吉を祓ったりします。
上野天神祭の大御幣は文字どおり、日本最大級の巨大な御幣で、役行者列の「しるし」です。
中央の心柱を四本の柱で支える形で五人の男衆で担ぎます。
鬼行列の先頭を、ゆったり揺れながら練行する大御幣は行列を従え、
町筋を祓い清めながら巡行します。
大御幣は密教哲学にもとづく五大明王をかたどったもので、
大御幣の五柱それぞれに宿るとされています。
中央の柱は「不動明王」、四方の柱は
東方に青「降三世(ゴウザンゼ)明王」、
南方に赤「軍荼利(グンダリ)明王」、
西方に黄「大威徳(ダイイトク)明王」、
北方に黒「金剛夜叉(コンゴウヤシャ)明王」を表している。≫
但し、進行方向(西向きor東向き)と電線の高さと見物客のみなさんとのせめぎ合いで
◇の形では進めず、現在では□になって進んでいます…(ご理解いただけるでしょうか
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase1.gif)
進行方向(神様)の後方、前左に青(東)、前右に赤(南)、
後ろ右に黄(西)、後ろ左に黒(北)、中央はもちろん白です。
まだまだ鋭意勉強中でございます💦
懐かしい本祭前の組み立ての様子(2012年の過去ログより)
是非、見に来てください…ね。