神宿る五柱「新・大御幣」(オオゴヘイ)、本祭のお披露目。

2022-10-24 12:07:21 | 祭り
40年ぶりに新調された「大御幣」のことは ☞ 過去ログ「神宿る五柱は5色の布で…

前回も書きましたが(ちょっとしつこく )、40年ぶりの新調。
和紙は「若狭和紙」の取り寄せ、数年前から紙も柱も準備されていたのに、
整えることなく祭そのものが中止になっていたのです。
今年2022年、やっとの思いで復活作業ができたわけです。

今まで使われていた和紙は、使い古していたせいもあって、
破れかぶれ?、折り目もなくなっており、
使用前のばらし作業、使用後の折り畳み作業も難儀なことでした。
(実際は、こう畳んで収納したい、収納先は「紺屋町集議所裏の蔵」。)
今回は折り目正しく…畳めたでしょうか?
(「御幣」の後仕舞いに行っていないので何とも言えませんが…)

そんなこんなの「新・大御幣」ですので、思い入れも大きく、
自分の写真を見ると「御幣の追っかけ」のようです。
神様には大変失礼なのですが、ともかく5色の柱を見たい!
なんだか雑念が入っているようで申し訳ない…

というわけで、「5色の五柱」が見えるでしょうか?

本祭午後の部の出発地点、中之立町通り二之町筋にて
  

少し傾いているように見えますが、上に張り巡らされた「電線」をくぐるため…
 
少し前に倒して、くぐり終えたら後ろの二本の柱が一気に寄せていく。
その動作の繰り返し、「大御幣持ちの5人の息と心と技」、
周りで見守る担当役員の目配り・気配りのおかげさま。

思わず上を見上げて写真を撮りますが、近づきすぎは危険!
では、いろいろ本祭も終わりに近づき、目の前の「大御幣」も今年の見納め。

歯を食いしばり「心柱」を持つ、思わず拝みたくなる…
我が町のエースです(笑)。

最後に過去の映像より
休憩中の大御幣(2008年)

2010年時の中之立町通り×三之町筋の大御幣と人々

「ひょろつき鬼もひょろつけぬ様」

では「大御幣」のお話は終了。
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さぁ「上野天神祭・本祭」始まりました…鬼さん、出発風景。

2022-10-24 00:12:18 | 祭り
3年ぶり…に、ちょっと緊張!というか感覚を忘れていたというか、
今まで日常だった「祭」なのに、なぜか構えてしまう自分に戸惑う。
今年の祭はちょっと「非日常」気味でした

本祭の日、自分の町で「鬼」たちを送り出す風景しか撮れません。
 
集議所では、わさわさと出演者(鬼役などその他)とその家族でゴチャゴチャしてます。
鬼衣装、先導役の侍(先手サキテといいますが)、大御幣持ちのお腹に巻く綱等々
やることなかなか多いのです。
鬼たちが被る面は「三重県及び伊賀市の文化財」モノが多い。
(但し、相当古いモノなので、実際は疑似面(ギジメン)を使います)
大切に扱わねばならないので「鬼」には必ず「警護」が付き添います、
当然ですが、大人がその役目を担います。
そんなこんなの役割分担が成り立って、記念撮影をして、集合場所へと出発していきます。

小さくても一人で立派な「鬼」です、
勇ましく「行ってきま~す」。
一人で一役を一日中する場合、約数キロ歩くことになります。
自分のペースで歩くのではなく、行列のその時のペースで歩くので、
ゆっくりだから大丈夫でなく、想像より疲れる歩き方になります💦

さて、相生・紺屋・三之西町で受け持つ「大御幣(オオゴヘイ)」。
40年ぶりに何もかもを新調したものの、皆様へのお披露目は3年越しになります。
なので、ちょっと気合が入って「大御幣」の写真が多いです、あしからず。
9時に車坂町界隈に集合し、踏切を計画的に渡り、
天神さん横に到着するのは10時ごろ…
この辺り、いつもなら「屋台」が多く、天神さんの木々など見えることはありません!
 
今年は、やっぱり少し特別な光景です。

その特別感を感じたく、ここまで見に来ました(笑)。
魚眼レンズ的に神様の傍で「大御幣」が清めていく雰囲気を感じたものです。

続きます…
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