「玉虫(タマムシ)」の色の不思議…

2022-09-23 23:17:49 | つれづれ思うまま
突然ですが、
玉虫色」ってなんとなくたまに使ったり聞いたりしますが、
例えば、
どっちつかずの状態のことを「玉虫色の~」とか、
解釈の仕方の違いによって、良いほうにも悪い方にもどちらにもとれるとか、
要するに「曖昧模糊」というか「お茶を濁す」というか…
ハッキリ表現しにくいことをモヤモヤっと、これ即ち「玉虫色」??

詳しい言葉の意味はこちらで☞『玉虫色の使い方や意味など

じゃぁ実際には「どんな色?」と調べようと思ったのには訳があります。

とある場所で「玉虫」のミイラ?を見つけた!という家人。
遠い昔、教科書で「玉虫厨子(タマムシノズシ)」という話を読んだ記憶。
「あらすじ」も忘れたけど、多分
光り輝く「玉虫の翅(ハネ)」を「厨子」に張り付けた話だったような。
もっと奥の深い話だとは思うのですが…(いい加減な記憶です、あしからず)

実際には見たことがないなぁ…とワタシ。
見てみたいのでぜひぜひ「お持ち帰り」を所望。
(なんかね、夫婦でお持ち帰り専門みたいだね(笑))

(そして、以下、虫さんが苦手な人はご遠慮くださいませ…)
すでにこの世の命はない「玉虫」なのでお持ち帰り自由ですが、
どこからどうして半地下のような場所に入ってきたのか?
その経緯の詮索はやめて、
「ほれ、持って帰ってきたよ」と、家人。
まぁ見て!綺麗のなんのって…
 
「鏡の上」に乗せてみました
全体見渡すと、どこをどう見ても「輝く虫」なんです。
翅のある背中とお腹側を同時に見るには「鏡」が良かろうという発想です。
  
「光り輝く金と銅」、まるでメダルのような…
もちろん、光の当たり具合にもよるのですが摩訶不思議な色合いです。

たまたま公園で拾ってきた「多羅葉(タラヨウ)」、
20cmはある大きな葉っぱの上に乗せてみました。
 
葉っぱの色と翅の色合いが一緒

頭の部分のアップですが…
 

いろいろ調べてみたら、どうも色の名前ではないらしいのです

キラキラ虹色のタマムシ、どうして光るの?」(NIKKEI STILEより)
構造色』というそうなのですが、身近なものでは
コンパクトディスクやシャボン玉など、と言えばいいのでしょうか?
神秘的な美しさに自然とはなんぞや?と思ってしまいます。
ガラスの箱にでも閉まっておきたいような…

結論として、この世の物とは思えないという表現がいいかもしれない。

最後に「脚」が銀色に見えた!

昆虫一匹で金・銀・銅です、一人勝手にオリンピックしてました(笑)。

ではまた

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 秋の七草の「萩は山萩」。盗... | トップ | 秋晴れの空、浮かぶ雲…「実」... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

つれづれ思うまま」カテゴリの最新記事