週刊現代2023/7/15・23合併号
「家康の命を受けた『築城の名手』入魂の作」の『三重・伊賀上野城』
田畑寛一さん(「いがうえの語り部の会」会長)
内容転写
伊賀は、かつて豊臣方の本拠地である大阪に近い要衝の地だった。
関ヶ原の戦いに勝利した徳川家康は、信頼を置いていた藤堂高虎にこの地を与え、伊賀上野城の改修を命じた。
「高虎は城を豊臣方との決戦に備える要塞へと変貌させたのです。
それゆえ大阪のある西側に高さ30mもの高石垣を築きました」(田畑寛一さん)
しかし天守は完成直前に大暴風で倒壊。その後、しばらくの間、再建されずにいた。
現在の天守は昭和初期(※昭和10年)に再建されたものだ。
純木造の復興天守であり、優雅で趣がある。
生涯、家康が服部半蔵をはじめ、伊賀衆を重用し続けたのも有名な話だ。
田畑さんが続ける。
「伊賀上野城そばの「伊賀流忍者博物館」では、忍者屋敷や手裏剣などの忍び道具が見学できて非常に面白いですよ。
伊賀で食事をされるならほとんどが地元消費される希少な伊賀牛もぜひ堪能していただきたいです」
問い合わせ先 東海旅客鉄道株式会社
https://jr-central.co.jp/
撮影/福森クニヒロ(23年5月)
取材・文/増田明代
***********
表紙裏見開きページに掲載されました、
なかなかに見ごたえのある「伊賀上野のPR」になっています。
買って、とは言いませんがちょっと(内緒ですが)立ち読みでもいかがでしょ?
「家康の命を受けた『築城の名手』入魂の作」の『三重・伊賀上野城』
田畑寛一さん(「いがうえの語り部の会」会長)
内容転写
伊賀は、かつて豊臣方の本拠地である大阪に近い要衝の地だった。
関ヶ原の戦いに勝利した徳川家康は、信頼を置いていた藤堂高虎にこの地を与え、伊賀上野城の改修を命じた。
「高虎は城を豊臣方との決戦に備える要塞へと変貌させたのです。
それゆえ大阪のある西側に高さ30mもの高石垣を築きました」(田畑寛一さん)
しかし天守は完成直前に大暴風で倒壊。その後、しばらくの間、再建されずにいた。
現在の天守は昭和初期(※昭和10年)に再建されたものだ。
純木造の復興天守であり、優雅で趣がある。
生涯、家康が服部半蔵をはじめ、伊賀衆を重用し続けたのも有名な話だ。
田畑さんが続ける。
「伊賀上野城そばの「伊賀流忍者博物館」では、忍者屋敷や手裏剣などの忍び道具が見学できて非常に面白いですよ。
伊賀で食事をされるならほとんどが地元消費される希少な伊賀牛もぜひ堪能していただきたいです」
問い合わせ先 東海旅客鉄道株式会社
https://jr-central.co.jp/
撮影/福森クニヒロ(23年5月)
取材・文/増田明代
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表紙裏見開きページに掲載されました、
なかなかに見ごたえのある「伊賀上野のPR」になっています。
買って、とは言いませんがちょっと(内緒ですが)立ち読みでもいかがでしょ?
急行かすがが廃止になってから、JR東海は伊賀に全く関わりがなくなっていますから。
計画が遅延しているリニア中央新幹線名古屋大阪間が具体化する時期になれば、用地買収などで地元の協力も求められると思いますが。
将来のこととは言え、こうしたこともちらつかせながら、伊賀市として家康絡みでJR東海に対し名古屋から伊賀上野までの臨時特急を走らせるような働きかけをすればよかったですね。
伊賀へ来てもらうには一番便利な名古屋⇔伊賀上野間、臨時特急があれば理想的ですものね。
亀山で乗り換えなく、昔の「大和」だったか「かすが」だったか忘れましたが💦
あの頃は良かった、なんて書いても伝わる人は少ないでしょうか…