伊賀一の夫婦大杉に見守られて、「諏訪神社」(諏訪)

2020-08-30 10:32:23 | つれづれ思うまま
高倉~諏訪~佐々の神社巡りコース地図

道を走っているだけではわからない位置関係、地図で確かめるとこんなかんじ…
こうして見ると、三田坂はほんまスゴい道だったねぇ
そして新しいトンネル よくぞ完成してくれました (一通行人として)感謝あるのみ。

 
高倉からコリドールを登り、山間の棚田を見ながら進みます(撮影のためもちろん停車)。

この神社へお参りするには小川※(=払子川:河合川に注ぐ)と空堀に架かった橋を渡ります。
(※諏訪の青木というところが起点だそうです)
  
小川の可愛い橋を渡れば、大きな常夜燈と向こうに空堀、参道から鳥居を振り返ってみる…
整然と並んだ杉木立と灯籠が心をスッキリさせてくれます。

 諏訪神社略記

 諏訪神社の大杉の由緒記

【諏訪神社】(「諏訪神社略誌」及び「大杉の由緒記」より)
朱雀帝(930-945)の頃、甲賀三郎兼家がここにあった長楽寺境内に自ら崇敬する諏訪神社を
信州より勧請したものが始まり。 天正の乱(焼失)後、明暦3年(1957)に本殿を再興。
大正2年に長楽寺を廃し、地域の氏神が合祀されて現在にいたっている。≫
また、
≪ 境内入り口に立つ大杉は、推定樹齢400年、樹高46m、目通り幹周6.2mと記される堂々とした風格を持った樹で、
地上8mほどのところで大小2幹に分岐しているため、地元では、伊賀一の夫婦杉と呼び親しまれている≫とのこと。
   鳥居と手水舎(何かに似ている?)

大杉は、拝殿前の石段途中、向かって右手、注連縄が掛けられています。
一度には撮り切れないほどの高さの大杉…
   (3枚撮っても入らんかっ
高いところで分かれていますね、ご神木「伊賀一の夫婦大杉」です。
隣には「庚申塚」
   大杉の隣に集合!

さて、石段を登ります
  その石段から見た大杉の後姿
(確かに分かれとるなぁ…背筋がスゥ-ッと通っている感じ、いいですねぇ)

ここもまたご立派な拝殿があって、米俵もありますよ
   
寄棟造り平入り唐破風の拝殿と流造本殿
ご祭神は、建御名方命(たけみなかたのみこと)、大巳貴命(おおむなちのみこと)、八坂入姫命(やさかのいりひめのみこと)さま。

ここでは、7月1日頃の半夏生(はんげしょう)の時に「田の虫送り」という神事があり、
≪田の虫を一カ所に集めて豊作を祈る民族風習≫だそうです。
≪松明を造り夕方6時ごろ神前に集合し、祭典の後、田の畔を通って村の南の丘に集まり、
松明を一カ所に積み上げ燃え尽きるのを待つ≫とか、、、
ちゃんと地域の人たちが参加している行事として残っていますね、嬉しいなぁ
諏訪自治協ブログ」より(少し古いかも(笑))

心落ち着く境内で、暑さをひと時忘れておりました、、、

では、音羽・佐々神社へ
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 倉庫・運輸の神様、「高倉神... | トップ | 音羽「佐々神社」で心穏やかに… »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

つれづれ思うまま」カテゴリの最新記事