伊賀上野城(雅名は白鳳城)、懸魚(げぎょ)修復中…

2024-10-15 00:16:18 | つれづれ思うまま
大騒ぎをするつもりではなくて、
いつも眺めているお城がちょっとエライコッチャと気がついてしまったので…

時系列で追いますと、
先ず、2024/7/4(木)にお城に用事があったはずで??
が、なんでお城に行ったのか?忘れかけていたので振り返ってみると…
そうそう「川崎克さんと渋沢栄一さんの関係」、お城の展示物にあったはず、と。
その確認に行きました。(当時新札の話が賑やかだったので)
過去ログにて
その時、曇り空ながら大天守を撮ってまして、ごく普通に綺麗な姿で~~
  ちょっとここにご注目の黄〇です💦

やがて、夏も過ぎ、秋になって9/21の土曜日、久々に観光客の皆様に、
お勉強を兼ねて「定点ガイド」なるものをしていました。
(簡単になにかご説明しましょうか、みたいな感じで、自己研鑽みたいなもんですね、もち無料ですよ)
ふとお城を見上げたら、「あれっ?なんか変?何かが足りない?」って…
天守の写真を撮っておきました。
 
誰も気がつかないでこのままだったらどうしよう、
とても大事な、伊賀のお城の顔が「なんか変?💦」なままでは困るなぁと。


そして、10/11の夕陽が綺麗だったので「西陽に輝く大天守」を撮りたくなり、
堀の道からお城に上がって見上げてみると、なんと「足場がついていた」わけです。


そして、10/12の芭蕉祭の日、所用で再びお城へ、
 

たまたま「伊賀文化産業協会」の関係者にお話をきくことができ、経緯がわかりました。
「ご報告が遅くなり恐縮ですが、新たな修復工事が必要となりました。

大天守閣の三層目の南面、軒唐破風の下部に付けられていた装飾的な繰形で ある「懸魚(げぎょ)」が
7月15日午前、突然、落下して二層目の屋根の谷間に粉々になって堆積し、
一部の細かな破片が入口付近にも飛び散りました。
懸魚は木部の芯と支えの帯鉄の周りにモルタルの下地と漆喰の整形で作られており、
落下したものは粉々に崩れて原型を留めるものはありません。

即日、〇〇代表理事と伊賀市教育委員会文化財課に報告し現場を確認していただきました。
長年の雨水の浸透による劣化、腐食のため自重に絶えられずに晴れた日ながら落下したものと推測されます。

此まで2回の修復工事を委託した西澤工務店(彦根市)に相談し、
翌日、屋根 に堆積した残骸の撤去をしてもらいました。

高い位置のため幸い欠損についての指摘はありません。
しかし、正面の飾り であるため放置できず、市教委文化財課と西澤工務店と同席の協議を経て、
台風シーズンを見合わせて10月4日から修復工事に入ることになりました。」とのこと。

まずは一安心、早く元の姿になることを待ちたいと思います。

以上ご報告まで

元通りになったらまた、綺麗なお城撮ります(笑)。。

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