エゴノキ,ケカマツカ,,ソヨゴ,スイレン,タツナミソウ 早口言葉デハナイヨ

2021-05-14 14:33:05 | 上野森林公園
この新緑の季節、空気は美味しいし、目にはやさしい緑色のグラデーションで、
ともかく歩くのが楽しみな日々です…(黄砂がなければ、ね(笑))
半日家に籠っていて運動不足を感じたら、傘さしてでも歩きに行きます、
車の通らない遊歩道はやっぱり貴重ですしね(笑)。

おまけに自然たっぷり
木々の若芽の先に白い花など見つけると心が躍ります…
決して梅や桜のように派手さはないのですが、それがまた可憐でいいな、と。

昨年6月から本格的にblog再開したので読み直したら、同じ花々を見てました、
なので再掲みたいなもんですが、ちょっと季節の進み具合は早いかな、と感じます。

では、私的植物観察勝手バージョン

エゴノキ
   
下向きに花が咲いているので覗き込んで撮りましたが なかなかうまくいきません
LOVEGREENより
≪長い葉柄を持ち、枝の先にぶら下がるように咲きます。
一つの枝の先に複数の花を咲かせ、さらに枝は細かく枝分かれしているので、
開花期には花で枝がいっぱいになります。
エゴノキの花色は白花が主流ですが、ピンク色の花を咲かせる品種もあります。≫
また、
≪エゴノキの花は星形のような形状で、
風に吹かれて散る際にはくるくると周りながら落ちていく姿も可愛らしい≫
これは見てみたいなぁ…

ヌルデ】花は咲いてません、あしからず
  
たくさんの緑の葉っぱの中に所々赤い葉っぱがあります、秋の紅葉の名残??かな、
≪幹を傷つけると、白い漆液を取りそれを塗料とする≫(説明版より)とか、なるほどね。
ウルシ科なので、まれにかぶれる人がいるそうなので気を付けてくださいね。

ケカマツカ】(=カマツカ「鎌柄」と書きます)、
だから「毛鎌柄」と書くと読みやすいかも…(別名ウシコロシとも)
  花は可憐で可愛いです、でも名前の謂れは…
≪別名ウシコロシとは穏やかでない名前ですが、毒があるわけではありません。
むしろ秋につく赤い実は食べられます。なら、どうして牛殺しなのか。
それは昔、この木を使って牛の鼻輪を作ったからだと言われています。
他に、この木で牛を殴って殺して食べたからだとか、
牛がこの枝に角を挟まれると取れなくなってしまうからだという説もあります。
どれもこの木の強度の強さを物語っています。≫ (庭木図鑑より
幹は細いのですが、意外と強木なのね(笑)。

さて、
ソヨゴ(冬青)】 
ソヨゴは冬に赤い実がついているので、よく正月飾りなどに使われるみたいです、
家人の田舎では少なくともそうだった(正月前になると山へ芝刈りじゃなくてソヨゴ探ししてたと言ってますから…)
但し、
「赤い実がついているのは『雌株』やで~~」ってお教えしますと、
「そうだったんか、ということは『雄株』がないと実はならんということか」
「その通り、だから大概近くに雄と雌は立ってますよ」ということですわ(笑)。

 ソヨゴ雌花  ソヨゴ雄花

 下は雌花、上は雄花、異株です。

若芽が出て、花芽がつきかけた「今」が一番分かり易いと思います…
是非、探してみてください。

最後に「睡蓮」だんだん増えてます~~
以下「睡蓮日記(笑)」
 2021/5/1

  2021/5/3

 2021/5/8

  2021/5/13

最後に「タツナミソウ」も増えてきましたよ、
  
落葉の多い道の足元に咲いているのでなかなかうまく撮れません

言い訳ばっかり書いてますが、是非現地で見てね

 これは5/3、
最近こんな空がなかなか見られません、もはや懐かしい風景になりつつあります…
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メナード青山ハーブガーデン de ネモフィラ

2021-05-13 15:06:54 | 花や風景など
ただ今、「ネモフィラが綺麗ですよ~」と知人や新聞等で教えていただき、
やっと行くことが出来ました(茶畑巡りで忙しくしておりました(笑))。
晴れた青空が似合うのはわかっているのです、ちょっと残念なお天気でしたけど、
それはそれで静かに散策させていただきましたよ  (訪問日:2021/5/12)

まだ行っておられない方、宜しかったらどうぞ
可愛いお花がいっぱい

 ウェルカムボード

 

  蜜を求めてアブさんいっぱいです
黄色の花は「リナリア」です、可愛いですよ(笑)。

シンボルツリーと花畑です
    展望デッキから見ています

デッキを下りて少し開口部に行くと、ほんとうなら海が見渡せるはずですけど
今日は致し方ない、こんな風です
   

 反対側の山並み、多分尼が岳もあるはず?

ではランダムですがお花畑~~
  

 

~21日までは「無料」です。
22日から本格営業になります…
詳しくは☞ 「メナード青山ハーブガーデン

ではまた
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茶畑巡り「高尾 白石・中谷の茶園」& (再掲)「荒堀の茶畑」

2021-05-12 13:06:22 | 南山城村へ行ったよ
「日本茶800年の歴史散歩の説明版・高尾編」を求める旅!
なかなか説明版は見当たらないけど、事前学習では多分ここらへんだろう??と、
そして、ぶっつけ本番で入らせてもらった茶畑、
実は「高尾中谷開墾の茶畑」であった、
(と、帰ってからわかる
 ここから入らせていただきました
(車は近くの空き地に停車させていただく)
 ほんに入口です、まだ先の茶畑は見えません
軽トラなどが通る道をどんどん上っていくといきなり視界が開けます…
の景色です
 

   
できることなら上空から見てみたい!
ドローンで空撮できたら素晴らしいモザイク模様ではないのかと…想像してしまう風景です。
日曜日ですがせっせと大型機械が動いています、
「乗用摘採機」ですか? 長い茶畝を行ったり来たり、忙しそう…
 

元来た道に降りて、今度は左の茶畑を少し覗く…
 ここにも広い茶畑、
夕刻迫ってきたので、一旦帰路につき明日出直しの旅を誓う。
google mapを念入りに調べ、ストリートビューで見つけた!
明日こそホンモノ「日本茶800年の歴史散歩」説明版、現地で見るぞ!
(イヤ 看板ジャナクテ 茶畑デショウガ…一人ツッコミ)

翌(2021/5/10)、気合が入っているので10時に出発🚙
目指すは「レイクフォレストゴルフ場」の交差点。
慣れた高山ダム方面から進みます…
 (地図では月ケ瀬湖の高山大橋からです)

交差点を左折、少し進むと一気に「茶畑」、
手前に車を止め、徒歩で進みます(ワクワク )
 「高尾 白石・中谷の茶畑」説明版です
≪約30haもあり、村一番の集団茶園。
人里離れた丘陵地で比較的傾斜は緩く、茶園ごとに縦畝と横畝に整備され、
大型の乗用摘採機を使っての作業が行われます。≫(村へ行こうHPより)
傾斜は緩く!なんてものではなさそうですが、
底?まで歩いていない者には何も言えない
茶畑の風景をご覧いただくしかない、
できればソッと見に来てください
  
この道の先はレイクフォレストへ…
「茶畑」の中を歩いているわけではなく、ただ高いところから見ているだけです…
   緑の絨毯、新芽も綺麗

  
茶葉の「緑」と「山並み」と「空」そして「シンボルツリーの杉の木」
まさに絶景かな
≪昭和40年~50年代に集落から離れた丘陵地を山なりに切り開いた≫と。
また、
≪丘の頂部まで続く茶園の畝が縦に延びる様は、まるで
「茶園が空へ駆け上がるかのごとく」に見える美しい景観である。≫納得の景色です…

  
レイクフォレスト通りにて、岩の塊もレイアウトされている
元々あったのか、持ってきたのか知る由もありませんが…
ぼちぼちお暇いたします。
(この後、「神野山」(山添村)へ行きましたが閉鎖中でした

人里離れたこの広い丘陵地で「新茶」の季節ならではの光景をいっぱい見ることが出来ました。
茶摘みと田植え、お互いの絡みと天候伺いをしながらの作業が多いとのこと、
ほんとこの時期は大忙し、摘採する人、工場で製茶する人へ感謝。

そして、どこの茶畑もそうでしたが平坦なところは一切なく、
すべて急傾斜もしくは丘陵地を開墾したところばかり、
おまけに「巨石」がゴロゴロという笠置山地特有の地質などなど
色んな事に思いを馳せていると、これはほんとに
有難く頂きますね、「お茶」

高尾荒堀の茶畑」はリンク先をどうぞ

※参考資料「南山城村の歴史」(南山城村体験観光推進協議会HPより)


ガラリ話は変わりますが、伊賀市も市長からの発表で(2021/5/7時点)
「(前略)県外の皆さんへは、三重県への移動を避けていただくよう、協力依頼がされています。
ただし、伊賀市と近隣地域は伊賀城和定住自立圏を形成しており、
京都府南山城村・笠置町、奈良県山添村とは同じ生活圏であるとご理解いただきたい
と思います。
また、伊賀と甲賀、この2つの地域においても、
交流圏、生活圏、文化圏、経済圏が同じエリアということでご理解ください
。」とのことです。

(自分の行動を正当化しているのではなく、この地域の人々は伊賀は「お買い物するところ」ですから、
京都や滋賀・奈良ナンバーの車も当然あるわけで……トイウコト デス。)
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南山城村「今山七尾鳥(イマヤマ ナナオドリ)の茶畑」~「田山ツルギの茶畑」へ

2021-05-11 12:25:25 | 南山城村へ行ったよ
頼るは「村へ行こうHPの『村の茶畑景観』」です。
行き方の説明、google的にはこんな感じで…
(決行日は2021/5/9です、また行ったの?って言われそうですが
  「JR月ヶ瀬口駅」をやり過ごして少し進む…
何となく右へ右へと進んで行った気がしますが…あとは道なりに、
是非、実体験を
(☟ コノ説明版ヲ求メテ 彷徨ウコトニナル…)
 「今山 七尾鳥の茶園」説明版

ここ「今山七尾鳥」の茶園は、
≪高山ダム建設にともない、昭和40年代に高尾・田山地区から移住してきた農家によって開墾された≫そうです。
最近では、碾茶(てんちゃ)=「抹茶の原料」の需要が多くなってきたので、
覆下(オオイシタ)栽培(黒いネットで茶木を覆う)が増えている、とのこと。
茶畑見学に行って、たまたま現地でお目にかかった茶農家の女性も
「お菓子や料理などで抹茶の需要が多くなりました。
 昔、この時期はぜ~んぶ緑の茶畑だったんですけどね」って、(少し寂しそうな…)
  遠くに見える景色と共に

道を上りつつ目の高さより上にも茶畑が見えるので、
どんどん丘を登る感じで歩きました(車は邪魔にならないところに停めて)。
茶畑の中へは茶摘み機と軽トラックが通る道だけを通らせていただく、

決して茶畑に入り込まないように』が鉄則ルールです。

この地区では多分一番高いところかもしれません、
北に見える山並みと茶畑の景観になります
  遠くにカラフルな建物
南山城小学校ですが見えるかな?

ここでは、緑いっぱい…
   
新芽がキラキラ輝いて見えます

さぁ、山から下ります、
  
途中で「木野園茶工場」さん、お茶のいい香りがします。
元来た道を戻るのでここを左折して、次なる「高山ダム」方面の茶畑を目指します。

 経路デス

通るたび気になる茶畑でした、摘採作業もお休みのようなので、
機械の通る広い畦道?を歩かせていただきました…
  
麓からみた茶畑と頂上辺りから(黄砂に霞む)山並みと共に…
多分「七尾鳥」から見ていた山々と同じでしょう(笑)。

  
尾根まで上って、左右を見渡す、茶畑の先にはダム湖が見える…
車は麓に停め、ほぼ山登り状態なので足腰強くなります!

さて、高山ダムの駐車場で車を止め、徒歩で(大した距離ではないデス)
ダム路を少し下り右に曲がって急坂を上ると、また頭より上に茶畑…
  「田山 ツルギの茶畑」説明版

ここはほぼ一面覆下栽培中!(かぶせ茶&てん茶用でしょうか)
まさに「斜面を駆け上がるような縦畝」の景観が広がります、
一部ネットに覆われていない茶葉にホッとするのも事実ですが、
このネットの取り外し作業は人力だと思うと、ご苦労が偲ばれますよね。
   迫力の縦畝デス

 おっと、「緑」に会えた(笑)

 
谷に吸い込まれそうな気持になったので、ここまで。

迫力の「覆下栽培茶畑」でした

では再び「高尾地区」に向かいますが、今回はココまで
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田んぼ輝くころ(木興遊水池・西山棚田にて)

2021-05-10 14:37:49 | 花や風景など
  (2021/5/6 撮影)
木興遊水池の中の「桶子神社舊跡」の小さい丘を水田に写してみました…
あちこち探索に行ってる間に、いつの間にか伊賀では「田植え」が済み、
いい塩梅の景色が写ります。
小さいですけど「伊賀上野城」も見えるんですよ(笑)。

こちらは、
「(国指定棚田地域)西山の棚田」にて(リンクは当過去ログ)
  野アザミと一緒に

  (2021/5/8 撮影)
田植えも終わったばかりですが、成長が楽しみですね

そうそう、我が家では
  
つぼみいっぱいの花&ハナちゃん🐈

先週末は猛烈な黄砂の来訪で景色を楽しむどころではなかったですね
本日5/10は比較的綺麗な山々に(伊賀は盆地やからどうしても「山」を基準にしてしまう…)見えますね
そして、中日新聞の「中日春秋」では、こんな文章も…
≪<夏も近づく八十八夜 野にも山にも若葉が茂る>。
唱歌の「茶摘(ちゃつみ)」がつい、口に出る季節か
▼諸説あるが、歌詞に京都の宇治に伝わる茶摘み歌の一節が入っているそうで、
となると、唱歌の舞台は宇治ということになるのか。
茶どころ、静岡あたりの光景かと思い込んでいた・・・≫

んなわけで、今の季節の茶処景観を探すのがワタシのマイブームなので、
日本茶800年の歴史散歩シリーズyou tube 京都・山城編)」探索の旅、南山城方面へ再び~~

ではまた
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南山城村「高尾地区観光ツアー」、その4 三丈権現さんと圧巻!高尾“荒堀(アラボリ)の茶畑”

2021-05-09 12:26:17 | 南山城村へ行ったよ
「日の出の滝」から少し北へ、
府道82号線沿い、カーブミラーと共に道路を見守っている大木があります。
 
今は新緑、秋には黄葉します。
通称:「十九夜さんのイチョウの木
十九夜さんは『安産・子育ての神様』だそう、奥には小さなお地蔵さんもいっぱい。
(多分ダムができることによるいろんな経緯があった場所かもしれませんね)
 
ずっとここに立って見守ってくれていたんでしょう、そしてこれからも…ずっと

そして、その先少し進むと、またカーブミラーがあります
この府道82号線は、絶好のツーリングロードでもあるのか、
この時期オートバイ集団走行は多いです
写真を撮りたいと歩いていても、前から後から突然「高速乗り物」が現れるので要注意道でもあります
まぁ、自動車専用道ではないのでそこそこ気を付けて走っていただきたいと祈るばかり。

余談はここまで…
 🚙で通るたび気になってた石碑!
三丈権現社」の印です。
カーブミラーの上に鎮座してます。
今回は(徒歩なので)近づけます、
  「石碑」から府道を見下ろす…
「新緑が綺麗だねぇ」と余裕はココまで。
広葉樹の枯葉道でとても滑りやすく、「枯葉で滑って転んだらしいで…」と言われるのもシャクなので、
枯葉蹴とばしつつ上りました
(ここで急遽運転手に「アンタ サキ イッテ」とセンダチ(道案内)を頼みましたが …)


もし、ここに上ってみたい!と思われる方はせめて「運動靴」でどうぞ。
九十九(ツヅラ)折れの枯葉道を進むと、やっぱり巨石現る!
   『岩がご神体』のようです。
のどかな山村地帯にある巨石と小さな祠だけの社、それが「三丈権現社(サンジョウゴンゲンシャ)」です

さて、いよいよ高尾の旅も大詰め。
近くの「茶工場:コーカ共同製茶」に寄り、昼休み中の工場をチラ見(笑)。
  GWこそ茶摘みの時です、
フル回転で工場が動いているので「茶の香り満載」。
「昼休み ホッと一息 茶工場も」。

では、ここから地図には出て来ないような道を進んで
(地元の人でないと絶対通らないような道だったなぁ…)
最後の「茶畑見学」です
 「日本茶800年の歴史遺産 荒堀の茶畑

地図を再掲すると〇で囲ったとこ辺りですね…


  
地形に逆らわず、あるがままを茶畑のために~~という感じです。
≪高尾は、平地が少なく、すり鉢状の地形の中で比較的平らなところに家を建て、
その上下に茶畑を開き、すり鉢の底には水田があります。
急斜面では等高線に沿った横畝緩斜面では縦畝があり、美しい景観をつくっています。
茶畑の中に民家が埋まっているようです。≫(「村を行く」南山城村体験観光推進協議会HPより)
そこに暮らす人は大変だなぁと想像していたけど、途中お目にかかった95歳のおばあちゃん、
ここで暮らして70年、とても元気だし、この勾配ある道のおかげで足腰丈夫だよ って、
コロナになんか負けへんで  とのこと、(あやかりたいワタシたちです)

  
谷の両側にも茶畑、場所によっては「手摘み」もあるとか…
霜に気を付けつつ、新芽が出過ぎないうちに刈り取る、
凄く気を使って作業されているんだなぁ、そのおかげで美味しいお茶が頂ける、
ただただ感謝するのみです。

案内してくれてありがとう
おばあちゃんお話聞かせてくれてありがとう
一緒に歩いてくれた子たち、ありがとう
車で後を付いて来てくれてありがとう
みんなに感謝の半日でした

帰り道ルンルン気分で大好きな高山ダム経由で帰りました(笑)。
  
桜満開だった公園もいつの間にか「葉桜公園」、これも大変「目」によろし!
」はいいねぇ~~
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南山城村「高尾地区観光ツアー」、その3 巨岩奇岩神様仏様…②

2021-05-08 12:50:18 | 南山城村へ行ったよ
「春日神社」を後にして、再び府道に戻り今度は仏様に会いに行きます…
今までの工程図はおおむねこんな感じ

では、高尾地区のほとんどの世帯が「檀家」さんであるという
地蔵寺」(真言宗豊山派)です。

 
お寺の石碑が影になってしまって読みにくいので右側の「役行者堂」と「六地蔵」さまと一緒に…
このお地蔵さまたちは、室町時代~江戸時代の作だそうです。
境内の左側には「元保育所」もそのまま残っています。(現在使われていません)
「本堂」は弘化4年(1847年)に建立されたとのこと。
「境内」に入ります
   
ほぼ「全景」と「扁額」、「手水の龍さん」と「古い瓦?」
そして、注目「地蔵寺 十三重の石塔
   
説明版より
≪総高約390cmで花崗岩製。基礎の一面に五行の銘文が刻まれているが、
建武参丙子二月十七日」という記年銘のみ判読できる。南北朝時代の造立である。
本堂と庫裡の間にあった池を埋める時に五輪塔と十三重塔の残欠が発見され、
塔の残り屋根石、塔身、相輪を高尾区民の浄財を得て平成元年12月3日に約650年ぶりに再建された。≫
※建武3年:南北朝時代/1336年
京都府下では5番目の古さとか、歴史ある場所であり「塔」であることが伺えます。

仏様に別れを告げ、しばし茶畑三昧
  野辺の花々と茶畑

  新芽も続々と
谷の合間から覗く茶畑と山並み…
  民家のネコとツツジ
ゆったりまったりエエ感じです(笑)。

さて、後半は高尾地区も北側辺りに進むことにします。


再び府道82号線(上野南山城線)へ出て北上、その途中山側に
「春日神社」に祀られていた神様が1年に一度秋祭りの時、
遊びに行くところが「お旅所(オタビショ)」と呼ばれ、
ここに鎮座するのが「お旅所の大石
  
秋になるとお忍びで遊びに来る神さん、お目にかかってみたいものです(笑)。

ほんの少し進むと「日の出の滝」があり、
ここでは住民の方々による季節の花をプランターに見ることが出来ます。
高尾の台地から流れ出る「滝」です、この向い側(ダム湖東側)のダイナミックな景色も素晴らしい
今回は車の中からしか撮影しなかったので、過去写真から~~
  2020/8/16 撮影、夏の景色

 2021/2/13 撮影、冬の景色
ダム湖の水位を見てください、夏と冬のこの差!です
  2021/5/4 撮影、春の景色
(このダム湖は再掲、ちょっと場所違いですけど…
いかによく来てるか、バレバレですけどこの道とこの場所が なんですね

では、ここらで再び休憩に入って、
次回は高尾観光ツアーラストスパート!
「三丈権現社(サンジョウゴンゲンシャ)」(ここにも巨岩が待ってます)、そして「圧巻の茶畑」などご案内します。
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南山城村「高尾地区観光ツアー」、その2 巨岩奇岩神様仏様…①

2021-05-07 15:20:42 | 南山城村へ行ったよ
念願叶って「茶処・高尾地区」へ、その2弾。
ここで「高尾」ってどんなとこ??おさらい。
「月刊むらびぃと」によると
『標高300mにあり(大和高原~笠置山地)、南山城村内でも特に個性ある風土の高尾地区。
府道82号から一歩入ると、大きな屋敷が点在、周囲には見渡す限りの茶畑。
茶山と谷と民家が織りなす風景は圧巻』 とのこと

まさにその風景を満喫しつつなので、山あり谷ありは大して苦になりません
迷路のような道を曲がるたび、風景が変わる、それも楽し。
(後ろから付いてくる車がいつでも拾ってくれる、という安心感もあるかな(笑))

今回の旅、「二つ目の目玉」は巨岩・奇岩見物
道のあちこちに大きな石がゴロゴロしています、
人間の力では到底取り除けないほどの石というより「岩」を避けて、
道路が通っています、あそこにもここにもデッカイねぇ というものばかり(笑)。
道曲がるところには「巨岩・奇岩あり」です。

さぁ、愛宕燈籠から なんだ坂こんな坂 を進むと視界が広がります…
そして突然この「石」いや『岩』…
ニワトリ岩」と「牛岩」(月刊むらびぃとではこういう名前が書かれています)
子どもらは大喜びです
昔から自然の造形物が子どもの遊び場!ですもんね。
  「ニワトリ岩」に上る
お山のタイショウになった気分かな?
さぁ、茶畑の中に目をやると、なんと
  見えるでしょうか?
しかし、この景色忘れられなくなりそうです
牛岩」と同じ位置に見える遥かなる山の景色、是非現地で見ていただきたいものです。近づいてみます…
  デカイよね、押してみる??

  反対側に回ってみる…

  後光差す「牛岩」(笑)。

さて、この茶畑の中の「巨岩・奇岩」を後にして竹林を進むと、また
  この岩に名前はない!

 葉の影写る岩の向こうの竹林に光る竹ひとつ、
「かぐや姫」が生まれて来るかも…って、みんな大はしゃぎ(笑)。

次なる目的地へ行くために一旦府道へ出ます、車で少し走ってこの景色…
 
高山ダム湖へつづく名張川と伊賀の山並みが素晴らしい
ここで車を降り徒歩に切り替え、この新緑の景色が見えると左斜めに鋭角の道(南方面から来たので)
  (ストリートビューです)

上りきると「春日神社」鳥居

では、
春日神社」(高尾区の氏神さま)
由緒書きより
≪御祭神 天児屋根命 天手力雄命
当社は、今を去る320年の昔、南都春日社より春日大神を勧請し、
名張川の畔に御社を創り鎮め奉ったと伝えられている。
旧記はないが、現存する器具其の他により、元禄享保年間には祭儀が厳修されていたことは明白である。
※高山ダム建設により水没の運命に遭い、昭和42年現在地に移転され今日に到る。
 春日信者 宮司 撰文 昭和61年11月吉日≫

※昭和44年3月に木津川流域における最初のダムとして完成。

  
「手水舎と龍さんそしてお百度石」、「赤い鳥居と印」

  狛犬さん

 拝殿から本殿を

本殿への入り口で
   

 「雌雄鹿2匹の石碑」
≪上部に雲上の太陽と、左右に紅葉が刻まれています。
明治43(1910)年に奉納されたと記されています。
奈良・春日大社で鹿が神の使いとされていることによると思われますが、
このような石碑は全国的に見てもあまり例がありません。≫とのこと、
確かにワタシは初めて見ました 可愛かったですよ(笑)。

 「【高尾の火採火地】の碑」
因みに「京都国体」は2巡目の第43回大会が昭和63年・1988年に開催されています。


ご神体はこの森、高尾の山、心落ち着くいいところでした。

「仏様の部」はまた次回へ
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南山城村「高尾地区観光ツアー」、その1「山奥の秘境!?」…

2021-05-06 14:56:50 | 南山城村へ行ったよ
念願叶って「茶処・高尾地区」へ。
いろいろ見たいところはあるのだけれど、地図を眺めては断念してました…
「方向がわからない」「一人では迷子になりそう」「車は通れる?」なんてね、
マイナス思考ばかりが働いて、、、

2021年5月4日に素敵なチャンスに恵まれたので、
ここ出身の彼女さえ「今回のツアーは『コア』な場所に行けて良かったわ」とのことなので、
まぁ案内を して間違いではなかったと、そして
(詳しくは書きませんが) お互いWin Winで『村へ行こう!』と相成りました

さぁ、ご案内しましょう~~
月刊むらびぃと13号を参考にさせていただきます)
 「コンパクトな高尾の地図」
名張川沿いに縦長のような地形のところなので、Google mapなどでは上手くまとまらないので…
この地図なら分かり易いかなと、使わせていただきます。

高尾公民館に駐車させていただき、あとはここで生まれ育った人の「お任せ案内」で出発進行!
車で進んだり高低差激しい山道を歩いたり、なかなかのミステリアスロードを行きます。

★「宝篋印塔(ホウキョウイントウ)とお地蔵さん
宝篋印塔は、前ばかり見ているとお目にかかれません、
自分より背の高いところにあるから…(笑)

上の方に見える道はお墓へ続いているそう…

その隣、道路沿いに「六地蔵」さんが可愛く並んでいます。
丁度目の高さなので見易い、よぉく見ると

それぞれのお地蔵さんの持ち物が違います、左から順に
「合掌」、「両手で金剛幡」、「右手に錫杖、左手に宝珠」
「両手で柄香炉」、「両手で念珠」、「両手で未開敷蓮華」
なるほど、それぞれに役割があるのですね。

この先、少し進むと今回の旅の注目の2枚石碑
メダマさん」(なかなかユニークな呼ばれ方をしています)
なんとなく可愛くも見える…
 「メダマさん」=「月待(ツキマチ)板碑」です
お目めが二つ、ウィンクしてるように見える方は「お月様」、まん丸は「太陽」です、きっと。

隣には「説明版」があります。
昔から、「月待講」という集まりがあって、会合・飲食をともにして「月を待つ」とか…
風流な信仰があったようです。(現在では高齢化により途絶えているかもしれませんが)

メダマさんから500mほど、山坂歩きます、お天気が良かったので気分はサイコーです。
一人でないのも嬉しいし(笑)、茶畑を左右に見ながら進みます。
 ただ今、「高級かぶせ茶」育ち中!

さて、道から外れて少し斜めに入ると、鳥居が見えます。
金比羅宮(通称・こんぴらさん)

 こんぴらさん鳥居
≪金比羅信仰は、海上安全と雨乞い祈願がされます。
高尾では、「材木や竹」を筏に組み、大河原~笠置の難所を経て木津まで運んでいました。
筏流しや漁の安全をお願いしていた≫と思われます。

 
(左)「天満宮常夜燈」、(右)「金比羅宮常夜燈」

いつも誰かがお参りしているようで、綺麗にお供えなどされています。
横には
 防火水槽、
なぜか金魚にはしゃぐ(笑)

さらに進みますが、これを書いている現在、
ぼちぼち方角が訳わからなくなっているので、
もし現地で「迷ったら誰かに聞いてね」という状況になってきます …ここで
愛宕燈籠(あたごとうろう)

 
≪愛宕講という信仰によりお祀りされています≫
もちろん、伊賀上野城下町でもお馴染みの「あたごさん」と同じですね、「火伏の神」です。
なかなか立派なので驚きです、説明版では
≪明治35年に建立され、大型車両等の難に遭うこと多く、現地に移設された(昭和56年)≫とのことです。
明治のころは今ほどの車幅はなかったのでしょう、何度も痛い目にあってきたのですね

やさしくマツバウンランの群生に守られているのも嬉しいことです。

ここら辺りから茶畑が広がります、ど~~んと一気に
  
地形に逆らわず、巨石にも負けず、うねうねとした茶畑…

 お茶の新芽と遥かなる山々
遥か彼方の山々を見ていると、「ここは高原!」同じ目線を感じます。

ここで一旦、休憩。まだ続きます。
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「鍵屋の辻」で春&初夏 見っけ

2021-05-05 22:38:02 | 花や風景など
しとしと雨が降る今日「こどもの日」、
傘をさしてゆったりお散歩もいいもんでした。

ここは、初夏には睡蓮が綺麗に咲くところ…
今年はひょっとして??
やっぱりね、自然界は1週間から2週間は何事も「早いよ」と思った方がいいかも、です。

 
「鍵屋の辻公園の池」の睡蓮咲き始め…
奥の方を見れば「ここに『山藤』があったとは」、知らなかったぁ~
しばし、見惚れる






ここには「矢尼母神社」があります、鳥居をくぐって奥まで…
青もみじとツツジ


池に降り注ぐ青もみじと睡蓮


雨に洗われて艶っぽかったです…
いいお散歩でした
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