「彼氏や彼女がほしいなら妥協しろ」の方角は、下じゃなくて、たぶん「横」

2022年01月30日 | モテ活

 「妥協するなら、下ではなくてにしたほうがいい」

 こないだ、

 「スペックは悪くないのに、なぜか彼氏彼女がいない人」

 について、なんでそうなっているのか推測し、語ってみたが(→こちら)、そこでの結論がそれだった。

 よく、なかなかパートナーのできない人に、

 「高望みはダメだって。もっと妥協しなきゃ」

 という「を見ろ」的なアドバイスをする人がいる。

 相手の「レベルを落とす」という発想は、たしかに、ひとつの方法ではある。

 ただそれは、そもそも失礼だし、仮にそうやったところで、じゃあモテるようになるかといえば、まあ、そう簡単でもあるまい。

 そこで、妥協するならに、すなわち、


 「自分の好みではなかったから、あまり目が行かなかった人」


 ここに視野を広げてみれば、実はそこにこそ「約束の地」は、あるやもしれないではないか。

 いや、色んな人の話を聞くと、好みでないばっかりに


 「自分を好いてくれる人」


 を我々は見逃しがちなのだ。そこを掘り下げる価値は、あるのではないか。

 と、今回の結論はここで落ち着くのだが、これには読者諸兄も、

 「まあ、言いたいことは、わからんくもないけど、それはそれで、結構むずかしくないかなあ」

 そう思われるかもしれず、これが実際、たしかに、すぐできれば世話はないのである。

 そもそも私自身、その「横へのスライド」ができずにモテない場面もあるのだから、なにをかいわんや。

 これは友人知人によく言われることだが、私は基本、底抜けなので、

 「世話好きな女性」

 の母性本能をくすぐる傾向があるらしい。

 それだけ聞くと、なにくれとサポートしてくれる女性がいるというのは、大変ありがたそうだが、人生でなにより「干渉」というものを嫌う私は、どうもそういう女性を無意識に避ける傾向がある。

 ゆえに、ときおり現れる「ホームランボール」を逃すことがあり、「なにやってるねん!」と怒られる

 私にとってそんなチャンスなど、まさに「100年に1度」というレアケースであり、たしかに「もったいない」と思わなくもないけど、そういわれたところで「世話好き」な女の人は苦手なんだよなあ。

 もっと言えば、私自身がその「世話好き」な女性に、モテたという記憶がない

 友人からは「世話好きに気にされる」と言われながら、こちらはまったく、その事実を知らない

 これはもう、友たちが壮大なウソをついているか、よっぽど私が逃げ回っているかであるが、どちらにしても結構な問題であろう。

 この件に関しては、私のなども、

 

 「兄ちゃんはええよなあ。お金なくなっても、いざとなったらヒモかジゴロにでも、なればええもん」

 

 などと言い、こんなスケコマシでもない私が、そんなことできるかいなと笑ったものだが、どうも同じことを意味していたらしい。

 なるほど、要するにジローラモさんとかじゃなくて、織田作之助とか小池重明タイプのジゴロなわけね。

  でもまあ、やはり私は何を言われたところで、「世話好き」な女子からは逃走し続けるわけだ。

 「世話」と「干渉」って、ワンセットだものなあ。

 嗚呼、これじゃあ友人サカイ君(→彼についてはこちら)と同じじゃないか。アウェーの戦いでは、力を発揮できないぞ。

 「横に妥協」論でいえば、そういう女性こそ視野に入れるべきなのだが、それがなかなか……。

 

 (続く→こちら

 

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 矢倉は先に攻めたほうが有利... | トップ | 絶対無敵舟囲い 羽生善治vs... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

モテ活」カテゴリの最新記事