けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

2013/2014 UEFA CL グループステージ

2013-08-30 07:09:53 | football
2013/2014 UEFA Champions League Group Stage
Group A
マンチェスター・ユナイテッド、シャクタール・ドネツク、レバークーゼン、レアル・ソシエダ
Group B
レアル・マドリー、ユベントス、ガラタサライ、コペンハーゲン
Group C
ベンフィカ、パリ・サンジェルマン、オリンピアコス、アンデルレヒト
Group D
バイエルン・ミュンヘン、CSKAモスクワ、マンチェスター・シティ、ビクトリア・プルゼニ
Group E
チェルシー、シャルケ、バーゼル、ステアウア・ブカレスト
Group F
アーセナル、マルセイユ、ドルトムント、ナポリ
Group G
ポルト、アトレチコ・マドリー、ゼニト、ウィーン
Group H
バルセロナ、ACミラン、アヤックス、セルティック

マドリーの日程
9月17日(火)ガラタサライ(F)
10月2日(水)コペンハーゲン(C)
10月23日(水)ユベントス(C)
11月5日(火)ユベントス(F)
11月27日(水)ガラタサライ(C)
12月10日(火)コペンハーゲン(F)

……ということになりました。ポット2からの対戦相手が難しい相手になる可能性は高いので、それは仕方ないと思ってました。けど、ユベントスさんですかー…。また苦手なところが当たってしまったなあ。
ポット3、ポット4からは、極力厳しくない対戦相手になること、端的に言えば、ドルトムント、マンチェスターシティ、ナポリは嫌だと思っていたので、その点はちょっとほっとしました。けど、ガラタサライか…。何か比較的最近、とんでもない試合やったような記憶がありますね(3-0、2-3)。ドログバもスナイデルもまだいるんですよね。初戦がガラタサライとの、しかもアリ・サミ・イェンでの試合からスタート。まだシーズン序盤で調子が上がり切っていないタイミングでの対戦だと心配するべきか、グループステージの勝ち抜けがかかるような跡のタイミングの対戦でないことを喜ぶべきか…。


トロフェオ・テレサ・エレーラ
デポルティーボ・ラ・コルーニャ 0-4 レアル・マドリー

マドリーのゴール:カカ×2、モラタ、カゼミロ

先発
GK:イケル
DF:カルバハル、ペペ、ナチョ、マルセロ
MF:カゼミロ、イスコ、カカ、
FW:ヘセ、クリスチアーノ・ロナウド、モラタ

結局モドリッチやセルヒオ・ラモスは非帯同、イジャラもまだ召集されず、カスティージャのカサードやマテオス、ホセ・ロドリゲスも召集してのデポルとの親善試合。ヘセやモラタはじめ若い選手が先発に揃いました。
2ゴールを決めたカカですが、試合後にマドリーを出て行きたいという意思を表明。


相変わらず巨大なトロフィー


モラタの突破からのゴール、良かったです。



アレックス・フェルナンデス、エスパニョール

エスパニョールでお披露目されました。


夜に追加:お持ち帰り!?
リンクはMARCAの動画で、空港へ向かうマドリーのバスの荷物室に、一生懸命、あのデカいトロフィーを押し込むスタッフの方々。あれ、ピッチ上で受け取るだけ受け取って、おいてくるもんだとばっかり思ってました。ベルナベウのミュージアムあたりに、1年は飾っておくわけですね…。

来たとしても

2013-08-29 07:11:12 | football
水曜のトレーニング
休養を取っていた選手たちも合流して、トレーニング再開。モドリッチとセルヒオ・ラモスが、バランやヘスス、チェリシェフといった負傷からの回復組と一緒に室内での別メ調整へ。週末のリーガに影響が出るようなものではないと思いますが、木曜のデポルとの試合は回避する可能性もある…とすると、またピボーテが足りない。ケディラも個人メニュー中ですし、イジャラをフルに使うわけにいかないだろうし…。
公式の映像で。ボールをコントロールして壁(的?)に当て、跳ね返りをまたコントロールし…というケディラの個人メニュー。たぶんこのメニューに関係ないはずのクリスチアーノが、横で一緒に楽しそうにやってるのが、面白いというかクリスチアーノらしいというか。



そのクリスチアーノ
1つ下の記事で、UEFAのガラに出席するためクリスチアーノは木曜のデポル戦には出ない、と書きました。こでは、リベリ、メッシと共にUEFA最優秀選手の最終候補に選ばれたためですが、クリスチアーノはUEFAのガラを欠席する意向の模様。昨シーズンも同様に出席したクリスチアーノ、シーズン60ゴールを決めてリーガ優勝しても最優秀は与えられず、今シーズンもたぶんリベリだろうと。またアンチェロッティも、クリスチアーノはチームと共にラコルーニャでの試合に臨み、次の公式戦に向けた調整を行った方が良いと考え、マドリーはUEFAにこの意向を伝達したとのこと。


ディ・マリア
「クラブがチームを強くしようとすること、的確な補強をすることは理解している。でも僕は1年前に2018年前の契約にサインしたし、僕の望みは、ベルナベウで続けていくことだ。」

ASの記事から。代理人のホルヘ・メンデスも、ベイルの移籍交渉にディ・マリアを含めるのは良い考えではないとクラブ側に話したとのこと。
また、グラナダ戦の試合後のアンチェロッティのコメントから。
「ディ・マリアの働きは、ピッチ内でのバランスを取るのに素晴らしいものであった。」


エジル
「僕にはレアル・マドリードと契約があり、ここに残る」

エジルは、正式にAdidasの一員となったお披露目として、ベルナベウの公式ショップで行われたイベントに参加。マドリーで続けていく意向をはっきり話しました。詳しいインタビューは公式日本語で見ていただきたいと思いますが、こういうイベントをやったら、Adidas色の強いクラブに移るのでもない限り(バイエルンあたりとか)、この夏の移籍はまずないなと思いました。

グティが戻ってくる

2013-08-28 06:51:51 | football
休日練習
火曜日はトレーニングスケジュール自体はありませんでしたが、グラナダ戦で出場しなかった&負傷中の選手の一部は、この日もバルデベバスへ。各種記事や画像を見ると、GKたち(イケル、アダン、メヒアス、ヘスス)、カカ、カゼミロ、カルバハル(2人は試合は出てましたが)、イジャラメンディ、ケディラなどいたようです。開幕戦で膝を痛めたケディラは、ピッチでランニングなどのリハビリメニュー中。イジャラメンディは、先週全体練習に合流できて以降、特に問題はないようで、良いペースで他の選手たちと同じメニューをこなせたとのこと。
イジャラの方が復帰は早いかな。MARCAは、木曜に予定されているデポルとの親善試合で出場時間があるかもしれない、と予想しています。

チーム全体は水曜からトレーニング再開。木曜はリアソールでデポルティーボ・ラ・コルーニャとの親善試合。ちなみにクリスチアーノ・ロナウドは、UEFAのガラに出席するため、この試合は欠場とのこと。


グティ、アレビンのアシスタントコーチに
マドリーがここ数年進めている「元選手たちをクラブに戻す計画」が着々と進んでおり、今年はソラーリ、そしてついにグティが下部組織のコーチングスタッフになるそうです。ソラーリは15歳以下(カデテとかインファンティルとかのあたり?)を担当し、グティはアレビン(12歳以下)のアシスタントコーチになる予定とのこと。まずはマドリーの下部組織のコーチングシステムにうまく慣れていくため、またグティは監督養成コースをあと2つは取らないといけないこと、その授業に出ていると試合の指揮をとれないこともある……といった理由で、アシスタントコーチから始めるんだとか。
グティがコーチ……想像がつかないなあ。

開幕2試合目

2013-08-27 06:51:47 | football

13/14 Liga Espanola 1a division Jornada 2
Granada 0-1 Real Madrid C.F.

マドリーのゴール:ベンゼマ
画像

2試合続けてしょっぱい試合になっちゃいました。ベンゼマ、2試合連続(ベルナベウ杯入れたら3試合)ゴールおめでとう。もう少し他のも決めてくれたら良かったけど……。ま、うまく噛み合ってないように感じられる中でも、それぞれの選手の役割とか、普段慣れてない仕事でもどこまで貢献してるかとか、途中で選手の役割が変わるのとか、そんなところを見るのも、それはそれで楽しいかもしれません。
先発で一番の驚きは、やはりピボーテがモドリッチとイスコ、というところでしょうか。どちらも守備専というイメージはなく、攻撃的な中盤。ですが、ここは特にモドリッチが、自分の役目を果たすべくよく走り回っていたと思います。最後までもつか心配でしたが、問題ない感じでしたね。ピボーテが怪我人だらけの今、モドリッチは本当に頼もしい。イスコも、守備も意識しボールをキープしてはつなぎ…とあちこちによく動いていたと思います。ただやっぱりそこのポジションではもったいないというか、後半の、もう少し前めに出た時の方が良かったかな。でも、前半の攻撃的な布陣の方が全体に守備意識が増すのか、カゼミロが入ってからの方がチームとして守るという意味では怖かった印象がありました。

全体でよかった選手というと、個人的には、もうディ・マリア。ベンゼマのゴールの、1つ手前のクリスチアーノへのパス、ゴールにならなかったエジルの、あのみごとなループシュートへの速いリスタート(ちょっとズルをした)を始め攻撃の存在感は「いつも通り」という感じで、さらに守備でも、イスコがやや上がり目だとさりげなくピボーテの位置を埋めてたり、ロストしたボールを逆サイドまで追いかけていったり献身的。ベイルが来ようが来なかろうが、絶対出してはいけないと思います。
良かったの次点はディエゴ・ロペス、次にペペか。またも先発となったディエゴ・ロペスでしたが、今の働きで「ベンチに座れ」とは言えないんじゃないでしょうか。至近距離のシュートも止め、長い手でハイボールを弾き飛ばし、安定していたと思います。なぜかラモスが不調な今、ぺぺは最終ラインで落ち着いている貴重な存在。ま、この辺りのディフェンスの選手たちは、長いシーズンの中で見ればもちつもたれつ、収支が合ってお互い様になると思います。

不調の選手たちは…心配と言えば心配ですが、まあまだ開幕2試合目ですし、そのうち調子もあがるはず。クリスチアーノのゴールが出てないのも心配してはいませんが、でもクリスチアーノが量産してくれると多少ディフェンスがポカしても助かるので、次の試合はぜひ。ループシュート以外はちょっと印象が薄かったエジル(いつもよりは守備にも気を遣っていたし、前節より良いようには見えましたが)は、交代後そのままロッカールームへ。移籍話もあり、境遇が心配なところですが、試合直後のTwitterで「2試合で6ポイント、これがなによりも重要なこと。Hala Madrid.」とか言ってるんで、まあ大丈夫でしょう。

心配なのは、カウンターが効かなくなってること。カウンター禁止なわけでもないだろうし(パスでつなぐサッカー目指してるからってカウンターしちゃいけないわけじゃないですよね)、選手はほとんど変わってないのに、どんどん鈍くなってる…もったいない、カウンターを武器にできる選手がいるのに。




おまけ

チーム・マルセロ

試合は今日です

2013-08-26 20:24:50 | football
グラナダ戦、召集選手
GK:イケル、ディエゴ・ロペス、トマス・メヒアス
DF:ペペ、セルヒオ・ラモス、アルベロア、ナチョ、マルセロ、カルバハル
MF:カカ、ホセ・ロドリゲス、エジル、モドリッチ、カゼミロ、イスコ、ディ・マリア
FW:クリスチアーノ・ロナウド、ベンゼマ、ヘセ、モラタ

シャビ・アロンソ長期離脱、イジャラメンディもう少し、ケディラもまだ、ということで、中盤にカスティージャからホセ・ロドリゲスが召集されました。全部で20人なので、GK1人とあと1人…かわいそうだけどまたFWからかな、最終的に外れることになります。
今シーズン最初の公式戦フエラの試合は、昨シーズン大の苦手にしていたアンダルシアから。まずは、何をおいても勝て。


アロンソの負傷、医師の見解

2013-08-25 18:58:38 | football
今か今かで待たれているニュースもあるようですが、リーガ第2節が迫ってます。試合が珍しく月曜日なので、ベルナベウ杯があった後でも少し余裕の日程。
グッドニュースは、イジャラメンディの全体練習復帰。当初筋肉の過負荷といわれていたイジャラメンディの負傷は、リヨン戦で無理をしたこともあり、結局筋肉を損傷していたということで……何か最近のマドリー医療関係って、この手の話が多い気が…。イジャラは地道にリハビリを続け、そのリヨン戦(7月24日)から1か月、ようやく全体とのトレーニングが可能にまでなりました。ただ、AS紙によれば、アンチェロッティも実戦復帰を急ぐつもりはないだろう、9月に入りインターナショナルウィークが明けてからの復帰を考えているのでは、とのこと。

ケディラの負傷はそれほど重くはないとのことですが、どちらにしても当分シャビ・アロンソは復帰できず、ピボーテがモドリッチとカゼミロしかいない状態(ペペに…とも言えますが、セントラルもバランが抜けたままだし)。イジャラの復帰、マドリーでの公式戦デビューが待ち遠しい。
あと、特に記事などでは触れられてませんが、バランもそろそろ全体練習に復帰しても良い頃では……。


シャビ・アロンソの負傷について、その後
ラウル帰還祭りの陰で、負傷し、試合に参加できなかったシャビ・アロンソ。ムルシアで、スペインにおける足の手術のパイオニアであるDe Prado医師、Ripoll医師により、骨折箇所の手術を受けました。アロンソが過去(2001年)に同じ負傷をした際も、同医師の手術を受けたとのこと。ASのRipoll医師のインタビュー。

Q:プロのフットボール選手は手術室に入る前に恐怖を覚えるものでしょうか?
A:とても落ち着いたものだった。シャビはチャンピオンだ。彼には不屈の気持ちがあり、彼の頭の中には、勝利に貢献できるような何かが煮えたぎっている感覚がある。シャビ・アロンソとラファ・ナダルは、心理的に非常に似た特徴を持っている。彼らは平静の心を持ったチャンピオンだ。シャビの怪我は、フットボール選手にとって重大なもの。しかし彼はとても強い。10日間で、プールトレーニングをできるようになるし、45日から60日で走れるようになるだろう。

Q:デ・プラド医師やあなた方は楽観的でしょうか?
A:我々が手掛けたフォルリンやコロットの手術と同じケースだ。彼らは約2か月で復帰した。すべてがうまくいけばそれくらいだと我々は推測している。他の手術の経験から、復帰は10月17日から24日の間だろう。

Q:正確にはどんな処置をしたのでしょうか?
A:シャビは第五中足骨の骨折を負っていたので、骨接合を行った。接合のためのネジを埋め込む。この手法は手術の影響が刺し証言にできる。デ・プラド医師が15年前にスペインに導入した方法だ。皮膚へのわずかな切開で、歩くことができる。シャビは手術の後自身の足で帰って行った。自宅や眠る時には外すこともできる足型の固定具を着けるだけだ。これでリハビリトレーニングもできるし、足や足首の動きも確保できる。もし足が動かせないと、脳が自動的な動きをコントロールすることを忘れ、動きを取り戻すのが大変になるだろう。

Q:シャビ・アロンソは、ちょうど鼠蹊部の手術を克服したところで、またこの問題に当たりました。彼に負担はあるでしょうか?
A:シャビの特殊なケースはわからない。しかしマドリーのドクターたちと話をしたが、彼らの計画は負傷に負担をかけるどころか、好ましいものとなるだろう。鼠蹊部の手術からの回復を妨げるものとはならないだろう。

Q:De Prado医師、Ripoll医師のチームは、足の手術では権威ですね。2008年以来、カシージャスの例を除いて、マドリーのすべての選手たちが国外で手術を受けてきたことをご存知でしょうか?
A:どの手術も望む場所で受けられる世界に住めたら良いと思っているよ。つまり、小さな自由は、大きなものと同様に良いことだ。どんな人にとってもそれは権利だ。そしてシャビ・アロンソのような人物も、世界のどこで手術するか選べるし、我々を選んでくれたということは、30年間献身を捧げてきたことが価値あるものだという、誇りと満足とを与えてくれるものだ。我々はマドリーで、メツェルダーの足底筋膜炎を手術した。またラウルの靭帯の負傷の相談にも応対した。そして我々の手で、何人ものレアル・マドリーのカンテラーノの面倒を見てきた。こうした選手たちに対して仕事ができることに誇りを感じているよ。

Q:クラブの医師たちは何と言っていましたか?
A:ヘスス・オルモ、カルロス・ディエス両医師は、非常に優れたメディコだ。マドリーには世界最高のクラブに比肩するメディカルチームがある。

Q:しかしなぜマドリーの選手たちはいつも国外で手術することになるのでしょうか?
A:選手たちには、クラブの保護と共に、どこで手術するか選択する権利がある。私は自分がフットボールチームでの肩書を得て以来、選手がどこで手術を受けるにしても常にそれに敬意を払ってきた。今の私には、エルチェ、アルメリア、ハエン、エルクレスのメディコの肩書がある。私の父も子のフットボールの世界で40年間やっている。我々とこのスポーツとの関係は、常に利他的であるものだよ。


アレックスはエスパニョールへ
ナチョの弟、赤毛のアレックス・フェルナンデスは、今季はエスパニョールでプレイすることになるようです。公式の発表はまだ(週明けと見られている)ですが、契約は4年で買戻しオプション付きとのこと。

ラウルのお祭り:トロフェオ・サンチアゴ・ベルナベウ

2013-08-23 20:01:32 | football

2013 Trofeo Santiago Bernabeu, Homnaje a Raul
Real Madrid 5-0 Al Sadd

マドリーのゴール:ラウル・ゴンサレス・ブランコ、イスコ、ベンゼマ、ヘセ×2
Youtube動画:前半後半

画像:スライドショー
画像:ラウル、16年の歴史(el mundo

あっという間に終わってしまったお祭りでした。どんな雰囲気になるのか想像がつかなかったですが、本当に良い雰囲気で、ラウルも終始笑顔で、しかもマドリー側でプレイしてる時にゴールが決まって、マドリディスタの待ち焦がれていたものが、最高の形でできたんじゃないかと思います。ラウルと、クリスチアーノやカシージャス、ヘセとのやり取りや、試合後の胴上げ、ウィニングラン、カポーテを振り……書ききれないほどのディテールがどれもラウルらしくて、本当に良かったです。



前半マドリーでプレイしたラウルは、ピッチに出てくるとまずパルコへ。国王陛下が来ているとは知りませんでした。その後ろにはラウルファミリーも並んでましたね。ピッチへ降りてマドリー側に加わると、イケルがキャプテンマークをラウルへ。
試合は、さすがにぎこちないところもありましたが、ゴールシーンはやっぱりさすが。クリスチアーノが頭落とし、ディ・マリアがダイレクトでいれたクロスに、飛び出してきてきちんと合わせ、ちゃんとゴールに決めてくる。今からでもラウルをマドリーに獲得できないか、と真剣に思ってしまいました。
前半終了後、ラウルはキャプテンマークをイケルに返し、そして7番の白いユニフォームはクリスチアーノへ。この試合、背番号7を譲って11番を付けていたクリスチアーノへの感謝とか、7番の系譜みたいなものとか…良いシーンでした。クリスチアーノも、試合前の練習からラウルと終始笑顔で触れ合っていて、この2人は、やっぱり何か通じるものがあるんだろうな、と思います。



後半、ラウルはアル・サッド側で出場し、マドリーは大幅に選手を入れ替え。観戦の視点は、マドリーの選手たちの状態観察に。後半は、イスコとエジルが同時に出て、前にはベンゼマとヘセとモラタがいて…と、マドリーはかなりおもしろい構成でした。前半よりも細かいパスが良くつながっていたし、イスコが好調、ヘセもドブレーテ、とお祭り試合でも、アピールできた選手もいた感じでした。イスコは、この間のゴールが、プリメーラでは初めてのヘディングゴールだと言っていたのに、なんとこの試合でもヘディングゴール。ヘセの、角度のないところからの強いシュートも、ヘセらしい感じがして良かったです。残念ながらモラタにはゴールが出ず、何か元気なさそうな表情にも見えましたが、ヘセの2点目はモラタがエリアの中までゴリゴリ入っていって相手DFやGKを見出したおかげでもあるし、あまりへこまないでやってくれるといいな、と思いました。試合終了後に、ヘセがラウルのアル・サッドユニをおねだりして、後でちゃんと手に入れていたところに、ちょっと笑いました。



試合後は、勝ったマドリーがトロフィーを受け取り、記念撮影…のところへラウルがさっと滑り込んできて、こういう屈託のなさもやっぱりラウルらしい。3年もたっての記念試合だとか、いろいろ言われていたりもしましたが、こうして開催されてみると、随所にあるラウルらしさを、穏やかに心から楽しむことができる良いイベントだったな、と思えました。



グティがこの試合、見に来ていたんですよね。試合前からラウルの帰還のニュースをいろいろとRTしていたり、ベルナベウで実際に試合を観戦して、試合後はロッカールームへ……グティには、何かの形での締めくくりはできないんですかね。ちょっとそこだけ切なかった。


復帰目前で

2013-08-21 22:40:25 | football
ちょっとまた仕事が立て込んでいて、記事を集めたり書いたりしている時間があまりないのですが、ショッキングなニュースが。

シャビ・アロンソ、再負傷で2~3ヶ月の離脱
堅実に回復し、この木曜にも試合に復帰することが見込まれていたシャビ・アロンソでしたが、水曜のマドリーのトレーニングで、右足第五中足骨を骨折。公式HPでは詳細は明らかにされていませんが、現地各紙によれば、全治2か月~3ヶ月とのこと。
これ、マルセロが去年怪我したのと同じ箇所ですね。その後コンディションが戻らず、ずいぶん長い離脱になったように感じます。何と言うか……あとほんのちょっとで復帰だったのに。しかも、第1節のマドリーの試合ぶりを見て、アロンソの復帰にかなり期待を寄せていたのに。マドリーというチームにとっても、アロンソ本人にとっても、かなりショックが大きい…。


トロフェオ・ベルナベウ、召集選手
GK:イケル、ディエゴ・ロペス、トマス・メヒアス
DF:セルヒオ・ラモス、マルセロ、カルバハル、アルベロア、ペペ、ナチョ、マテオス
MF:エジル、カカ、カゼミロ、モドリッチ、イスコ、ディ・マリア
FW:クリスチアーノ・ロナウド、ベンゼマ、モラタ、ヘセ

第1節、負傷し途中交代していたケディラは、心配されていた程負傷は重くはなく、精密検査の必要もないとの結果。それでも、このトロフェオ・ベルナベウは欠場です。ということで、ピボーテが非常に心もとないというか、モドリッチとカゼミロしか……トレーニングには、カスティージャからホセ・ロドリゲスが参加しているようですが。ケディラの復帰、イジャラメンディの全体練習への合流、そしてアロンソの一日も早い復帰が待たれます。


ラウル
20日にマドリーに到着、今日の午前中はバルデベバスのトレーニングを訪れたそうです。この後、現地の夕方から、ベルナベウでの記者会見に臨むとのこと。

開幕戦、なんとか

2013-08-19 06:51:23 | football
プレシーズン調子よかったとかいうのは何だったんだろう、というくらい、すごい試合しちゃいました。とりあえず、勝てて良かった…。


13/14 Liga Espanola 1a division Jornada 1
Real Madrid C.F. 2-1 Real Betis Balompie

マドリーのゴール:ベンゼマ、イスコ
画像

マドリーは守備も攻撃も、良かったなんて言えるものではなかったと思いますが、その一方でベティスが良かった、強かった。守備がコンパクトで最終ラインも高く保たれていて、これで特に前半、マドリーはオフサイド、オフサイド、オフサイド……ベンゼマがこれでもかというくらいに引っかかってました(さすがに途中で対応、修正しろー!とは思いましたが)。エリアの外で2列目の選手がボールを持てても、出してやりたい選手がオフサイドポジションにいるものだからボールも出せず、攻撃の停滞の原因の1つだったんじゃないかと思います。カウンターの勢い、キレがあればとも思ったんですが、そういうこともほとんどなく。クリスチアーノも何か気負っていたのかやりづらかったのか、あまり良くなかった。後半は開始から一気に攻めて大きなチャンスを作り、試合のペースはある程度握れていたと思いますが、チャンスはなかなかゴールにならず。
守備は、プレシーズン中もずいぶん軽く失点するなあという記憶があったんですが、本日も、見事にセルヒオ・ラモスが交わされてしまい失点。ただこれも、ベティスの縦への速さ、勢いがあったのと、マドリーの中盤で攻撃を止める機能が効いてなかったのと…勢いよく1対1で突っ込んでこられては、ディフェンスもなかなか大変かと思われます。ラモス、それからカルバハルもだいぶディフェンスに苦労してた感じがしました。ベティスが決められそうなチャンス、けっこうありましたよね。怖かった…。
良い面を言うなら、途中から出たカゼミロ、ディ・マリア、時間が少なかったけどモラタはそれぞれ良かったと思いますし、何よりもイスコ! 先制点をアシストし、最後は決勝ゴール。最高の挨拶になったんじゃないかと思います。

イスコ、試合後のコメント
「カーサで勝ってスタートできたこと、これが重要だ。」
「プリメーラでの初めてのヘディングゴールなんだ、すごくうれしいよ。」
「前半はベティスに少し驚かされた。でも僕たちはスタートしたばかりだし、改善していかなければならない。慣らしが足りていないんだ。」

開幕戦前

2013-08-18 10:00:16 | football
ベティス戦、召集選手
GK:イケル、ディエゴ・ロペス、トマス・メヒアス
DF:ペペ、セルヒオ・ラモス、アルベロア、ナチョ、マルセロ、カルバハル
MF:カカ、ケディラ、エジル、モドリッチ、カゼミロ、イスコ、ディ・マリア
FW:クリスチアーノ・ロナウド、ベンゼマ、ヘセ、モラタ

試合は日曜21時キックオフ。


アンチェロッティ、試合前日会見
かなり事細かに現状について説明してまして、詳しい情報がわかることはありがたい一方で、そんなに情報を出してしまって良いのか?という気も。
気になる部分を抜き出して箇条書き。

〇今のチーム:経験と若さの点で良いバランスが取れたチームでとても満足している。気持ちに溢れ、素晴らしい雰囲気がある。公式戦をまだしていないので、試合の後には、プレイできなかった選手の姿勢が変わる可能性もあるが、それはまったく気にしない。監督とは、片目を常に見開いていなければいけない。シーズンの中で問題は常に訪れるものだから。問題が起こるのはノーマルなこと、ただチームがまとまっていれば問題はすぐに解決されるし、シーズンを通して共に戦っていきたい。
〇ではベイルは?背番号11番が空いている:ビッグネームの選手というのは、チームにとって良いものだ。背番号11は、誰も付けたいと言ってこなかった。
〇コンセントレーション(通常、試合前夜から集合しホテルで試合までの調整をするが、今回は試合当日12時集合):今日コンセントレーションを行わないのは、明日の試合が21時だから。共に食事をし、試合に向けた準備をするのには十分だ。

〇シャビ・アロンソ:プレイできる状態に近づいているが、明日の試合には出ない。トロフェオ・ベルナベウには出られるかもしれない。
〇ペペ(代表から帰ってきた後、木・金は別メ):代表で打撲を受けたが、プレイできる。
〇バラン:脚を強くし膝を守るため、個別のトレーニングを続けている。まだ6日間は個別メニューをこなし、その後ボールを使ってチームとトレーニングするだろう。

〇右ラテラル。アルベロアかカルバハルか:決めていない。アルベロアは代表でプレイし長時間移動した。一方で、カルバハルは今週良いトレーニングをしていたため、少しアドバンテージがある。
〇GK。カシージャスかディエゴ・ロペスか:明日決めるつもりだ。ここで話すつもりはない、まだ選手たちに話していないから。彼らに先に話したい。ディエゴ・ロペスは、カシージャスより先にトレーニングをスタートした。しかしGKにフィジカルの問題はそれほど重要ではない。どちらも非常に素晴らしい。イケルはチェルシー戦で、ディエゴはインテル戦でそれを見せた。簡単な決断ではない。こうした決断を下すことは、私の仕事の中でも最も難しいものだ。どちらも良い仕事をし、どちらもプロフェッショナルだ。説明することが難しい小さなディテール、それが、どちらかという決断をさせる。

〇コエントラン:チームを出たいと申し出た。それで明日はプレイしない。それだけで何もない。他の選手たちすべてが、我々と共にここにいて幸せだ。

〇若いチーム:イスコ、イジャラメンディ、カルバハル、カゼミロ、モラタ、ヘセ、チェリシェフ。トレーニングをする前には彼らのことを知らなかった。最初の2人は、この夏に移籍してきた。他はここで成長した選手たち、昨シーズンはバイヤー・レバークーゼンにレンタルされていたカルバハルも含めて。彼らにはレアル・マドリーにいるだけのクオリティがあり、情熱をもたらし、この最初の月にチーム全体を後押しした。

〇デシマ:すべてのものがCLのカップに方向性を向けているし、すべてのマドリディスタの第一のモチベーションだ。レアル・マドリーが最後に獲ったのは2002年、これは驚くべきことだ。私には長すぎるものと思う。しかしファイナルまでには多くのものが残されている。
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偏りがあるかもしれませんが、こんなところで。
コエントランがチームを出たいという話、なんとなくメディアでは言われてましたが、監督が公式に認めました。あと2週間で、行先は見つかるのか…。


チェリシェフ、3~4週間の離脱
北アイルランドvsロシア代表の試合で負傷交代したチェリシェフは、ハムストリングの損傷で、3~4週間の離脱が確定しました。けっこうひどくやってしまいましたね…。良い感じでプレシーズンを送ってきただけに残念です。


公式:トップチーム背番号
フルネームで見ると、誰?というのがたまにありますが(ペペとかナチョとかカカとか)、とりあえず現地表記で1から順に並べました。11番が空き、アダンとチェリシェフは番号なし。カゼミロは16に。
リーガがスタートするための登録選手ですが、通常8月31日のマーケット締切後に再度登録があるので、それまでに出入りがあれば、変更されるはずです。チェリシェフが今番号がないのは、次の登録まで負傷で出られないため、登録しても仕方ない、といった意味があるのかもしれません。移籍直訴のコエントランが実際に出るとすれば、左ラテラルのマルセロのバックアップとしてチェリシェフは必要だと思いますし、最終的に登録されると思うのですが…。移籍先を探しているアダン、残っても出場は難しくなるので、うまく移籍先が見つかればいいのですが…あと14日。

1 I. Casillas: Iker Casillas Fernández
2 Varane: Raphaël Varane
3 Pepe: Képler Laveran Lima Ferreira
4 Sergio Ramos: Sergio Ramos García
5 F. Coentrão: Fábio A. Silva Coentrão
6 Khedira: Sami Khedira
7 Ronaldo: Cristiano Ronaldo dos Santos
8 Kaká: Ricardo Izecson Dos Santos
9 Benzema: Karim Benzema
10 Özil: Mesut Özil
11
12 Marcelo: Marcelo Vieira da Silva
13 Jesús Fdez: Jesús Fernández Collado
14 Alonso: Xabier Alonso Olano
15 Carvajal:Daniel Carvajal Ramos
16 Casemiro: Carlos Henrique Casimiro
17 Arbeloa: Álvaro Arbeloa Coca
18 Nacho: José I. Fernández Iglesias
19 Modric: Luka Modric
20 Jesé: Jesé Rodríguez Ruiz
21 Morata: Álvaro Borja Morata Martín
22 Di María: Ángel di María
23 Isco: Francisco Román Alarcón
24 Illarra: Asier Illarramendi Andonegi
25 Diego López: Diego López Rodríguez

Adán: Antonio Adán Garrido
Cheryshev: Denis Cheryshev

インタビュー2つ

2013-08-16 15:23:41 | football
クリスチアーノ・ロナウド、インタビュー
Q:昨シーズンは、レアル・マドリーで後味の悪い終わり方をしました。コパのファイナルでアトレチコに敗れ、モウリーニョは辞任。悪いバランスでしたか?
A:もちろんそうだ、スーペルコパを取っただけだったんだから。僕たちは、リーガもチャンピオンズリーグも取りにいくつもりでいる。大変なことだろうが、チームは良い感じだし、僕たちには偉大な監督がいて、こうしたことが実現できるように努めていくつもりでいる。

Q:モウリーニョの対応に腹が立っていますか?
A:その名前の人物について言及するつもりはない。その価値はない。申し訳ないけれど、僕はその人物に興味はない。(こわ~)

Q:あなたの契約更改について懸念がありますか?
A:まだこの先何年もある。契約更新は、今現在キニするものではないんだ。そうしたことは自然の成り行きがあり、遅かれ早かれみんなが知ることになるだろう。今この現状を僕は心配していない。物事はうまく行っている。僕は仕合せだし、世界が終わるだろうなんてことも思っていない。

Q:マドリーには新しい監督が就任しました。カルロ・アンチェロッティと共に仕事をしてみてどうですか?
A:彼は偉大な監督、偉大な人物で、彼とともに仕事ができてとても満足しているよ。

Q:マドリーでのあなたのゴール記録を破ることは可能ですか?
A:毎年、自分のゴール数をのばそうと試みている。僕は多くのゴールを決めてきたけれど、それを追い越すためにベストを尽くすよ。僕は野心家なんだ。

Q:ポルトガル代表でも40ゴールに到達しました。エウゼビオまで1ゴール、パウレタまで7ゴールです。ピッチに出たときにその記録について考えますか?
A:記録を破ることを考えたりはしないよ。そういうことは自然に起こるもの、代表でも僕のクラブでもね。

Q:エウゼビオの記録を破るだろうということは考えますか?
A:そうなるだろうね。代表でまだ何年かやるだろうから。でも、それに捕われないよ。

Q:先日、リーガ開始前ですが、オランダとの代表戦を戦いました。ゴールも決めましたね。良い感触がありましたか?
A:非常に素晴らしい代表チームと戦った重要な試合だったね。個人的には、論理的に自分たちより弱い相手とやるよりも、強い相手とやる方が好きだ。良い準備になったよ。

Q:ロシアは北アイルランドに敗れました。あと1試合で、ポルトガルはグループFの首位になりますが…。
A:そういうニュースはいつでも大歓迎だよ。直接のライバルだからね。これはモチベーションが上がるけれど、同時に僕たちに対する警告でもあるね。次の僕たちの対戦相手は北アイルランドだから。W杯予選に楽な試合なんてない。僕たちはホームで来たアイルランドと引き分けてしまった。しっかり準備しなければいけないね。
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モウリーニョへの拒否反応が…ここのところずいぶんチクチク言われてたし、シーズン中もいろいろあったんだろうなあ……。


一方で、シャビ・アロンソのインタビューのダイジェスト
El mundo紙のインタビューから(記事にはなっていない様子)、MARCAが抜き出したもの。
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アンチェロッティとの関係について
「僕には欧州のカップを獲得する義務があるんだというのが、初めて会ったときに、彼が僕に言ってきたことだ。」

モウリーニョ監督時のこと
「彼は、惜しみなく努力を尽くす人間に敬意を払っていた。僕の父も監督をしていて、自宅でもそういう人物に敬意を払うことで成長してきた。25人もの選手たちを指揮するのは本当に大変なことだよ。」

マドリーの偉大な選手たち
「イエロは僕に、カピタンとはどうあるべきかということを多く伝えてくれた。レドンドもそうだ。僕が聞いたことから、僕が目にできた彼らの時代のことから。欧州を制覇した人たちのことだ。準々決勝に到達したとき、彼らはあらゆることと戦った。」

ドルトムント戦の思い出
「僕たちが2-0にしたとき、5分しか残っていなくて、僕はドイツの選手たちの顔を見た……まさにあの場で命を賭けているといったようだった。」

バルサの選手との逸話
「ピッチのあのポジションでは、僕はチャビやメッシに注意を払う。一度、最悪なことがあった。僕はブシ(ブスケツ)に冗談で、僕たちはたくさんキックを受けてないと言ったんだ。その試合は5-0になった。それで僕は黙ることにした。」

自身のカラー
「僕はまさにマドリディスタだ。プロフェッショナルとしてやって来て、ここでマドリディスタになった。そのとおり、必然的なことだからね。僕は3つの特別なチームでプレイして来た。レアル・ソシエダ、リバプール、そしてマドリー。僕はこの3つのチームに永遠にいることだろう。」
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残念ながら、何について言っているのかよくわからない部分もあります、申し訳ありません。実際のエルムンド紙のインタビューを見たら、もう少し意味が取れるところもあるかもしれませんが…WEBで見られるかな。

良い・悪い

2013-08-15 16:50:52 | football
水曜の夕方、代表仕事のない選手たちがバルデベバスでトレーニングを再開しました。残ってたのは、GKのディエゴ・ロペスとヘスス、トマス・メヒアス、そしてアダン、フィールドプレイヤーは、マテオス、カサード、ナチョ、カルバハル、シャビ・アロンソ、カゼミロ、カカ、ヘセ、モラタ。バランは室内調整、イジャラメンディはピッチでの個別トレーニング。


よくないニュース:バランのコンディション
一時は完全に全体練習に合流していたバランですが、その後は一部合同だったり、水曜のように全く別メになったり。ASによると、まだ完治には時間がかかりそうな様子です。
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「目標は7月中旬に始まるプレシーズンのスタートに間に合うこと」と、バランは5月12日にフランスで膝の手術を受けた後に話していた。右膝の半月板の内視鏡手術を受けていた。
当初は、復帰は6~8週間だとされていた。あらゆる点で、バランはプレシーズンに間に合うと考えられていた。しかし、チームと共に過ごしたアメリカツアー中に、回復に問題が生じた。
昨日(水曜)には、全体と一緒のトレーニングはせず、室内ジムで回復トレーニングを続けていた。セント・ルイスのスタジアム(10日、インテル戦)でのトレーニングの後では、バランは右膝にバンデージと氷を当てているのが見て取れた。バランは、プレシーズンの3日目、7月17日から、全体と一緒のトレーニングを試みていた。
しかしすぐに、トレーニングから離脱した。ASが知るところでは、バランは半月板内側だけではなく、外側にも影響が出ているとのことで(この場合、回復は2~3週間遅れる)、この「再発」を説明するものだ。
この負傷は我々が当初考えていたよりも深刻なものと言えるが、バランはバカンス中もランスでトレーニングを続け、復帰後の感触は良いものであった。しかし現在の彼の膝は炎症が続いており、クラブは懸念を持っている。
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悪いニュース:チェリシェフ、代表戦で怪我
水曜日、ロシア代表としてきたアイルランド戦に後半開始から出場したチェリシェフでしたが、ハムストリングに痛みを感じて62分で交代に。マドリーに戻り、今日検査を受けるとのこと。


良いニュース:シャビ・アロンソ、良好な回復
インテル戦後、アンチェロッティはシャビ・アロンソについて「準備ができている、来週には我々に加わることができるだろう」と発言。鼠蹊部の痛みが続き、6月上旬に手術も受けていたアロンソについては、当初は復帰は9月後半とする見方もありました。しかしバカンス中でもトレーニングと努力を重ねて、プレシーズンスタートに良いコンディションで合流。アメリカ遠征中のトレーニングでも好感触があり、昨日水曜も全体と同じペースでトレーニング。22日のトロフェオ・ベルナベウでの出場はおそらく確実で、また早ければ、今週末のリーガ開幕ベティス戦への出場まであり得るとのこと。


おまけのニュース
MARCA等スペイン報道によると、エステバン・グラネロのレアル・ソシエダへのローンでの加入が近づいている。ソシエダとQPR双方の合意間近、ソシエダはグラネロの今週中の加入と、可能であれば来週のリヨンとのCLプレーオフへの出場登録を目指しているとのこと。

当面のスケジュール

2013-08-14 09:27:25 | football
日曜にアメリカツアーから帰国したマドリーは、しばし休暇。各国代表選手はそれぞれの親善試合に備えて各地へ。残りの選手たちは水曜の夕方からトレーニングを再開し、日曜のリーガ開幕戦、ベティス戦に備えます。

モラタとナチョ、書類仕事

ASによると、モラタとナチョは火曜日にサンチアゴ・ベルナベウのオフィスを訪れ、トップチームに登録するための書類手続きなどを行ったとのこと。



各国代表親善試合
開幕を数日後に控えて、なんでこのタイミングで代表戦なんて入れるんだろうな、FIFAは。親善試合なのと、ほぼ近場で済むのがせめてもの救いかもしれませんが。「ほぼ」なのは、スペイン代表だけが大西洋を渡る大移動なので……。

エクアドルvsスペイン(グアイヤキル):イケル、セルヒオ・ラモス、アルベロア、イスコ
ドイツvsパラグアイ(カイザースラウテルン):エジル、ケディラ
ベルギーvsフランス(ブリュッセル):ベンゼマ
ポルトガルvsオランダ(ファロ):クリスチアーノ・ロナウド、コエントラン、ペペ
スイスvsブラジル(バーゼル):マルセロ
イタリアvsアルゼンチン(ローマ):ディ・マリア
リヒテンシュタインvsクロアチア(ファドゥーツ):モドリッチ
北アイルランドvsロシア(ベルファスト):チェリシェフ

残念なことに、どの試合もキックオフが、スペイン時間で20時15分、20時45分、21時、21時30分、22時とほとんど変わらず。どれにしようか…。




リーガ、第3節までのスケジュール
第1節 8月18日(日)21時 レアル・マドリーvsベティス
第2節 8月26日(月)21時 グラナダvsレアル・マドリー
第3節 9月1日 (日)12時 レアル・マドリーvsアスレチック・ビルバオ

とりあえずマドリーの分だけ。他チームのスケジュールは、MARCAのこちらをご参照ください。
で、今初めて第2節が月曜開催だということを知りました。確かに22日にトロフェオ・ベルナベウやるから、間があいた方がいいのかもしれないけど、月曜? しかもその次はランチタイムキックオフ。この時期の昼間って、あっちはまだまだ相当に暑いはずですが……。他のチームのスケジュールも見ていると、23時キックオフというのがちらほらあるんですが、いくらスペインでもそれは遅すぎじゃないか。ていうか日曜23時キックオフだと、日本ではかなり見づらいはずで(夏時間なら6時、冬時間なら7時キックオフになる)。夏休み期間中だけの特別スケジュールならいいんだけどなあ……。

おまけのスケジュール
8月22日(木)22時30分 トロフェオ・ベルナベウ(アル・サッド)
8月29日(木)18時 UEFAチャンピオンズリーグGL抽選会(モナコ)
8月29日(木)22時30分 トロフェオ・テレサ・エレーラ(デポル@リアソール)
第3節の後:インターナショナルウィーク(各国W杯予選など)
9月17日(火)18日(水):CL第1節


ディ・マリア、残留を決めたのは
現在アルゼンチン代表の親善試合に備えてイタリアにいるディ・マリアは、TyCのインタビューに対し、マドリーへの残留を決めたのは、クリスチアーノ・ロナウドに求められたからだと答えた。
「彼から直接言われたのではないけれど、彼が自分のことについて言っているのだとわかった。模範になる人が僕について良く言ってくれて、僕が残るようサポートしてくれる人だということ、その事実がとても重要だ。すごく感謝しているし、正しいことをし続けていこうと思っている。」

今週末から開幕

2013-08-13 10:19:44 | football
アンヘル・ディ・マリア、インテル戦後
「僕はマドリーに残る。なぜなら僕には2018年までの契約があるし、ここにいてとても満足しているから。監督は、プレシーズンの間にすべての選手たちに出場時間を与えてきた。これは重要なこと。僕は、より中の方でプレイしていたけれど、でもそこは代表でも慣れているもので、よくわかっているし快適に感じるポジションだ。これから僕たちはチームとともに進んでいくつもりでいる。みんなが良い状況でまた集まれるように、そしてパーフェクトなコンディションでシーズンを始められるようにと願っている。」



マドリーOBマノロ・サンチス、MARCAで読者の質問に答えた中で
「チームのベースは、昨シーズンからのものだ。しかし私は、カルバハル、ペペ、カゼミロ、イスコ、そしてモラタ、全員がトップチームのポジションの近くにあると考えている。」
(しかしGKのポジション、ディエゴ・ロペスとカシージャスについては、不明だとした)「この問題については確信が持てない。彼らは、1つのポジションに対する2人のファンタスティックな選択肢だからだ。」
(ベイル獲得の噂について)「彼は絶対的に必要なのか? 私はそうは思わない。もし彼が来るというなら、彼は素晴らしいオプションとなるだろう、非常に素晴らしいね。ただ、問題は金額にあるが……。」
(ベイルが来たとしても若手選手の成長の妨げにはならない)「私は、若い選手たちの成長とベイルの契約を結びつけないよ。」「マドリーでは、この両方のタイプの選手が共存することを学ぶ必要が常にあったが、その結果は良いものだった。ビッグネームとの契約が、より経験の少ない若い選手たちによって、目立つようになっているということもある。」


プレシーズンを終えて、MARCAの考える「アンチェロッティのイレブン」

GK:イケル
DF:(右から)カルバハル、ペペ、セルヒオ・ラモス、マルセロ
MF:(ピボーテに)モドリッチ、カゼミロ、(右に)エジル、(左に)イスコ
FW:クリスチアーノ・ロナウド、ベンゼマ

PSM:インテル戦

2013-08-11 11:05:03 | football
親善試合
レアル・マドリー 3-0 インテル

マドリーのゴール:カカ、クリスチアーノ、P.P.

休日だから、今度こそ10時キックオフでも大丈夫だと思っていたら、3時スタート(現地13時)って、ひどい……。

MARCA曰く「Bチーム」だそうで、大きな違いはイスコ&エジルがいなかったことでしょうか。そのせいか、全体にパスが長めのものが多かった感じ。前線へは、モドリッチやカゼミロ、カルバハルから、最終ラインから大きなサイドチェンジの展開とか。パスが長くてだから何が悪いということではなく、これが今日のチームの特徴なのかな、と感じました。
先制点は、開始10分過ぎくらい。ディ・マリアからのクロスにカカが合わせてシュート、GKに跳ね返されたところをさらにダイビングヘッドで再シュート、先制。よく粘って押し込んだと思います。2点目は、カゼミロからクリスチアーノへ、クリスチアーノも後ろから来るボールにうまく合わせていって、勢いのあるゴール! 相変わらず、うまく確実に決めてくれます。アシストのカゼミロは、3点目の時も、OGをした選手にマークについていて、自分がゴールしたかのような笑顔。カカのゴールの時は、ブラジル人の先輩のゴールが嬉しいのかニコニコ。クリスチアーノのゴールは自分のアシストなので、またこれもニコニコ。カゼミロのスペシャルな笑顔が印象に残る試合でした。

モラタが先発フル出場で、惜しいシーンはあったのに、最後のゴールだけ決まらなくて残念でした。ギリギリのところでやっているからこそなんだろうけど、シュートがうまくヒットしなかったり、相手にあたって勢いが弱まったりコースを外れたり…惜しい。でも、CFとして戦えるところは良く示してくれてると思います。ヘセも後半から入ってすぐに、クロスバー直撃のシュートを打って見せたり、この2人は本当に楽しみです。

試合後、チームはすぐにマドリーへの帰途につきました。8月14日にエクアドルと親善試合を行うスペイン代表のうち、アルベロアとセルヒオ・ラモスはアメリカに残って調整を続け、現地で代表に合流するようです。