PSG戦、公式発表：イグアイン

ドイツ
いま仕事でドイツに来ています。こんなに物理的に近くまできたのに、ラウール＠アルサッドとシャルケの親善試合、見られなかった…（フライト、移動中で）。マドリーとの試合を楽しみにしておきます。

で、こっちは見られました。
Amistosos 3
Paris Sant German 0-1 Real Madrid C.F.
マドリーのゴール：ベンゼマ

あんまり気にしてなかったんですが、アンチェロッティにとってはいきなりの古巣対戦。そのせいがあったかどうか、たまにファウルやぶつかり合いもありつつ、親善試合らしい和やかさもあったような気がします。そしてマドリーは、先日お披露目したばかりの、「ロイヤルブルー」のセカンドユニで登場。

試合は、全体としてはリヨン戦よりは良かったと思うんですが、今日もディフェンスがドタバタしてたなあという印象が。それでもゼロに抑えているから…あと、Dロペスがいるから…。
攻撃は…もっとゴール、取れたよね。というくらいにはチャンスはあったと思います。ベンゼマも何度か、クリスチアーノももちろん。ただ、戸惑ったような感じがまだあるような。コンフェデに出た選手たちはアメリカ遠征からチームに合流するようですが、考えたら前めの選手はいない（ヘセは別として）。てことは、既に今の時点である程度見通しが立っていると良いわけですが…どうでしょう。ディ・マリアが左にいったり、イスコとエジルとモドリッチが併用されたり、クリスチアーノが真ん中にいたり、いろいろと工夫はされているようですが、まだどれが最適とはなってないようにも思います。いろいろ試すのは、良いことだと思いますが。
個々の選手も、あるときは良さが目立ったり、しばらくすると存在が薄くなったり、ポジション取りが偏ったりかぶったり…。この試合のゴールは、少人数で一気にもっていくカウンターで、これがまだ武器として持てているのは良いかと思います。その一方で、うまく結果に結びついてなくても、細かくボールまわしてやろうという感じもあり。ま、まだ模索中か。
ポジションの位置づけがわりとはっきりしている分、良さを出しやすくなっているのか、カルバハルが相変わらず好調。アルベロアとカルバハルどっちが先発かというのが、毎試合読めないくらいの存在になってくれそうです。あと、去就が微妙なのが切ないところですが、コエントランはやっぱり出すのはもったいない。コエントラン自身がどういう気持ちでいるのかわかりませんが、マルセロと高いレベルでポジション争いを続けていってほしい、と思うんですが。

試合後マドリーに戻った選手たち、日曜にはアメリカ遠征へ出発します。
あと、ついでに。何気なく気になっていたのが、誰かイブラヒモビッチとユニ交換をするかどうかということで……ナチョ！　ズラタンファンだったのか誰かに頼まれたのか、純粋に試合中のファイトをたたえ合ってのことなのかは不明ですが。ナチョか。

公式発表：イグアイン、ナポリへ移籍
「レアル・マドリードC.F.はゴンサロ・イグアインのナポリ移籍をここに発表する。クラブはチーム在籍中の選手のプロフェッショナルとしての振る舞い、貢献に感謝していることを表すとともに、新天地での活躍を期待している。」

昨日マドリーの公式で発表されました。通常は「移籍について合意に至った」程度の簡潔な文章のみの公式ですが、イグアインには、これまでの働きに対する感謝の言葉が。
第４カピタンだったし、2006/2007シーズンの終盤の優勝争いをしている中でのミラクルゴールとか（ルートが20番ユニを掲げてあげたのとか）、試合中に相手に削られたり自分がシュートミスしてカリカリしている様子とか、ゴールの後のガッツポーズがいつもイケてないのとか、腰の手術に行くときの不安そうな表情とか、遠征先でアルビオルとふざけてるのとか、リーガの優勝セレモニーでアルベロアに「ピピータ、残って！」と歌われて感極まっているのとか……ほんの1年ちょっと前か、それ。思い出すといろいろ。印象深い選手だったし、マドリディスモを十分持っている選手でした。と思います。寂しいな。

PSM：PSG戦前

シャビ・アロンソ、紅白戦に
というのが金曜日のトレーニングでの大きなニュース。あまり動きは激しくないですが、走ってボールを蹴れているなら、これ以上のことはないです。当初は、復帰は９月後半か１０月か…なんてニュースもありましたが、ひょっとしたらもっと早まるかも…期待してます。バランは一部の練習は全体と一緒に、残りは個別メニュー。イジャラメンディは室内調整。

プレシーズンマッチが立て続けですね。今日はPSG戦、でも試合をするのはイェテボリ。ということで、

招集選手
GK：ディエゴ・ロペス、アダン、ヘスス
DF：ペペ、コエントラン、カルバハル、ナチョ、マテオス、カサド
MF：ケディラ、エジル、カカ、モドリッチ、ディ・マリア、イスコ、カゼミロ、チェリシェフ、キニ
FW：クリスチアーノ・ロナウド、ベンゼマ、モラタ

前回は外されたカカ、コエントランが復帰です。

公式発表：チェリシェフ、契約延長

公式発表：チェリシェフ、契約延長
「レアル・マドリーC.F.は、デニス・チェリシェフが契約を延長、トップチームの選手として、今後4年間クラブと結びつくことをお知らせする。」

今日のComunicado Oficialは、デニスの契約延長＆トップチーム昇格です。文面は、昨日のヘセのと同じ。
マラガなど他クラブへの移籍のうわさが出ていたこともあるチェリシェフですが、アンチェロッティが興味を持っているという話になり、トップチームに帯同してプレシーズンが始まり、そしてトップチームへ。プレシーズンが始まってからは、左ラテラルとして扱われていますが、コエントランの去就が微妙そうなところもあり……トップの選手になったということは、そういうことなんだろうか…。昨シーズンのナチョやモラタのように、カスティージャと行ったり来たりになるのか、でもトップと言われたからには25番までの背番号をもらえるのか、この辺りは現時点ではまだよくわかりません。が、とりあえず本人の喜びの言葉を。

「世界最高のクラブと契約延長ができて本当に嬉しいよ！　みんな、サポートをありがとう！　いつでも最大限の力を尽くしていくよ。Hala Madrid」

チェルシーではなく
13/14シーズンの第2ユニフォームが正式にお披露目されました。エジルとベンゼマ、モラタが出席。もともと3人だけの予定だったのか、事故の影響を受け、控えめな対応にしたのかはわかりませんが…この先、オレンジの第3ユニのお披露目会もあるのでしょうか。

マルセロから3人へ
「ピパ、チョリ、カジェティ…3人のベストフレンドたちと、1つの行先と。あらゆる幸運を祈ってるよ、兄弟たち！　寂しくなるよ！」

PSM：リヨン戦

Amistosos 2
Olympique Lyonnais 2-2 Real Madrid C.F.
マドリーのゴール：モラタ（PK）、カゼミロ

さすがにボーンマス戦とは違い、プレシーズンらしさが際立つ。要するに、まだまだな試合。先発、イジャラメンディが1人ピボーテだったのかな。イジャラ1人のせいではないと思いますが、中盤がザルというか…繰り返し攻撃を受けて、最初からディエゴ・ロペス大活躍。攻撃もなかなかシュートまですっきり持っていけず…イグアイン抜けたのに、大丈夫かこんなで。ベンゼマ、しっかりしろ。やっぱり誰かFW取りに行くのかな。ヘセは上がって来るけれど…。
暖まってきたのか、30分頃からマドリーも惜しいチャンスができ始めた感じですが、イジャラメンディがカゼミロに交代。筋肉に張りを感じ、肉離れにまで至らないよう用心のためとのことですが、プレシーズン2日目から問題のあったのと同じ個所のようで…筋肉系の怪我をしやすいタイプなのかな。この先のことも含め、ちょっと心配です。
後半からはアダンも起用したり、次々と選手を入れ替えていきましたが、目に見えて良くなったかというとそうでもなく…でもなぜか、最後は引き分けて終わることができましたが。ゴールは、チェリシェフが取ったPKをモラタが決め、最後はカゼミロ（2試合連続！）。モラタは、後半のさらに途中からの出場でしたが、けっこう良い存在感を出していたように思います。結果を出すんだ、という意思が見えたような。カゼミロも、生き生きしているというか溌剌としているというか、良い働きでした。あと、カルバハルは素晴らしい。

おまけ：クリスチアーノ
先日のボーンマス戦でのこと。クリスチアーノが蹴ったFKが外れて、観客席へ。ボールは11歳のチャーリー・シルバーウッド君に当たり、この少年は腕（手首？）を骨折してしまったそうです。
…という話を聞いたクリスチアーノは、ユニフォームにマドリーの選手全員のサインを集め、この少年にプレゼント。また、ベルナベウで行われる試合にも招待したとのこと。

ヘセ、契約延長

公式発表：ヘセ、契約延長
「レアル・マドリーC.F.は、ヘセが契約を延長、トップチームの選手として、今後4年間クラブと結びつくことをお知らせする。」

マドリー公式「Comunicado Official」が出たので、イグアイン決まったか、と思ったらこちらのニュースでした。
ヘセ、契約延長。これはイグアインの去就の影響もあったのかな。立場がはっきりせず、微妙な発言もあったヘセですが、トップチームの選手として、という文言が公式に入りました。そのヘセの喜びのコメント。
「契約延長、そして世界最高のチームでプレイすることが、本当に嬉しいよ！　このエンブレムのためにすべてを尽くしていくよ！」


イグアイン、ナポリへ
ここ数日、ほぼ決定のように報じられていましたが、ほぼ決定のようです。イグアインはすでにナポリ入りし、メディカルチェックを受けているとのこと。空港到着時の映像が出てましたが、全力の大歓迎を受けているようです。
イタリア方面の報道によると、「イグアインはオファーを受け入れる。契約は5年、年俸450万ユーロ、最初の2年間は肖像権の50％、3年目からはNIKEと交渉次第。レアル・マドリーには、3700万ユーロとボーナス3（たぶん何かタイトルなどの条件付で＋300万ユーロ、ということか）を支払う。イグアインがオファーを受け入れたのは、ナポリに所属するラベッシ、既に移籍を決めたカジェホンとアルビオルの誘いの影響もあっただろう」 と。
結局翻意することなく、移籍となりそうです。イグアイン自身はプレミア方面が希望だったようですが、ナポリにこれだけ求められたなら、これが縁だったということでしょう。移籍金も、報道どおりならけっこうすごいことで、MARCAによれば、マドリーからの売却額では歴代2位（1位はロビーニョの4200万ユーロ）。最後にマドリーに大貢献してくれたというか、わずか18歳だか19歳程度の、これからどう成長するかわからないようなもじゃもじゃ頭の子がマドリーにやってきたことを思い出すと、大出世であるとも言えます（加入時の移籍金は1200万ユーロ…けっこういいお値段だったんだなー）。カジェホンや仲が良いアルビオルがいるし、ナポリ自体アルゼンチン人選手には特別な思い入れもありそうだし、寂しいことはないでしょう。

2006年12月、マドリー加入直後のイグアイン（とガゴ）

8月29日の予定
何日か前に出ていたニュースですが、デポルとのフレンドリーマッチのお知らせ。確かこれ、トロフィーがものすごく大きかったような記憶が。
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デポルティーボは、8月29日にリアソールで行われる第68回トロフェオ・テレサ・エレーラで、レアル・マドリーと対戦する。この時点で既に、プリメーラ、セグンダ共にリーガはスタートしている。
このニュースは日曜日に、ペーニャの連盟の総会の終わりにデポルティーボ会長アウグスト・セサル・レンドイロによって発表された。レンドイロ会長は、マドリーを訪れた際にレアル・マドリーの会長フロレンティーノ・ペレスに、このカップ戦へのマドリーの出場を打診した。
「Radio Galega」でレンドイロは、デリケートな時期を過ごしているデポルティーボを助けるため、レアル・マドリーがこのカップ戦への参加に同意したことに感謝を述べた。「彼らがやってくることで100万ユーロになる。公式戦からきてくれることになる。我々にできる最高の贈り物だ。」
レンドイロ会長は、マドリーがデポルを訪れるに際し金銭的なものは何も求めないこと、さらには遠征や滞在にかかる費用も自身で負担することを明らかにし、賞賛した。
（以下略）
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アルベロアからアルビオルへ

[ @ ] 17arbeloa "No vivas para que tu presencia se note, sino para que tu ausencia se sienta".
La tuya se va a sentir y mucho. Os deseo todo lo mejor a los 5! Nos vemos pronto, hermano!!
In bocca al lupo!!!!!

"No vivas para que tu presencia se note, sino para que tu ausencia se sienta"　
（Bob Marleyの名言？　近くにいるときはそう思わなくても、いなくなるとそのことを感じるだろう、みたいな意味？）
お前のことをそう感じるようになるだろうな。あらゆる幸運を願っているよ。またな、兄弟！
In bocca al lupo!!!!!　（イタリア語で「幸運を！」）

ボーンマス戦

Amistosos 1
AFC Bornemouth 0-6 Real Madrid C.F.
マドリーのゴール：クリスチアーノ・ロナウド×2、ケディラ、イグアイン、ディ・マリア、カゼミロ

前半
GK：ディエゴ・ロペス
DF：カルバハル、ペペ、ナチョ、コエントラン
MF：ケディラ、モドリッチ、エジル、イスコ、
FW：クリスチアーノ、ベンゼマ

後半
GK：ヘスス
DF：カルバハル→キニ、マテオス、ナチョ→カサド、チェリシェフ
MF：カゼミロ、イジャラメンディ、カカ、ディ・マリア
FW：モラタ、イグアイン

前半と後半でほぼ全員を起用した試合だったので、全員書いてみました。前半のカピタンはペペ、後半はイグアイン。ナチョが18番、モラタが21番を付けてました。空いたばかりの。

新戦力のイスコ、カルバハルが先発、どちらも良い印象を残せたのではないかと思います。イスコは、クリスチアーノのゴールアシスト。もう少しボールに触る機会が多いと良かったかな。周りの選手との関係構築はまだこれから。カルバハルも、違和感なくなじんでいたように感じました。イジャラ（省略）、カゼミロは後半から。カゼミロは張り切ってよく前線へ突っ込んでいってました。行き過ぎてカカとぶつかってたのにはちょっと笑ったけど、でも前向きな姿勢が功を奏して6点目。イジャラは、自然とボールが集まってくるあたり、やっぱりアロンソ的だな…なんて思ったり。まだ控えめな感じもしましたが、前線に近づいてスルーパスを狙うあたり、やっぱり楽しみ。
あとは…クリスチアーノさすが。今期チーム初ゴールが、クリスチアーノの直接FKということで、今年もそんな感じでお願いします。前半だとエジルやモドリッチ、後半だとディ・マリアあたりのキレはなかなか良かったように思います。ナチョも良かった…やっぱりセントラルの方が合ってるのかな。モラタは左サイド的な感じでした。イグアインのゴールをアシストしたけど、自分でもゴールできると良かったと思います。
イグアインは、後半開始1分半ほどでゴール。こちらもさすが、なんですが、その後はちょっと印象薄かったような。移籍が近い、決まりかけの選手は、怪我をさせるわけにいかないのでプレシーズンマッチに出さない、ということがよくあるので、しっかり出場していたイグアインは……とか思ったり……。

まだ始まって1週間の試合で、相手も2部相当のチームなので、この試合でどうこうということはないですが、良い結果でスタートを切れたことは何より。この先が楽しみです。

公式発表：アルビオル、ナポリへ

公式発表：アルビオル、ナポリへ
レアル・マドリーC.F.は、ラウル・アルビオルがナポリへと移籍することをお知らせする。

そういうものなのかもしれませんが、入る時は賑やかに、出て行くときはひっそりと……寂しいものです。
アルビオル、お疲れ様＆ありがとう。パーフェクトとは言えないかもしれませんし、危なっかしいところが不安でもありましたが、常にバックアップとしてそれなりのプレイができるアルビオルが控えていたというのは、贅沢なことだったと思います。危なっかしいなあ…なんて思って見ているのに、突然攻め上がっていってしまったり、やきもきさせられたのもまあ良い思い出。
ワールドカップイヤーに、このままでは代表での役割を失うかもしれず、それで出番を求め、力を見せられる場所を求めていったのかな、なんて思います。良いチャンスを掴めるように。

ボーンマス戦前

プレシーズン、最初の試合へ
日曜に、最初のプレシーズンマッチが行われます。イングランドのボーンマス、キックオフは、現地19時45分、スペイン20時45分、日本時間27時45分。召集選手は次の通り。

GK：ディエゴ・ロペス、ヘスス、トマス・メヒアス
DF：ペペ、コエントラン、カルバハル、ナチョ、マテオス、カサド
MF：ケディラ、カカ、エジル、モドリッチ、ディ・マリア、イスコ、イジャラメンディ、カセミロ、チェリシェフ、キニ
FW：クリスチアーノ・ロナウド、ベンゼマ、イグアイン、モラタ

トレーニングに合流し始めていたシャビ・アロンソとバランですが、土曜のトレーニングでも、シャビ・アロンソは前半のみ全体と一緒、バランは室内調整。どちらもまだリハビリの途中で、召集には入りませんでした。一方で、少しコンディションを落としていたイジャラメンディは、全体練習合流後は順調な用で、召集リスト入り。
コンフェデ組が帰ってきてないため、ディフェンス陣がだいぶ手薄で心許ないですね…。火曜日頃からトレーニングに合流している、カスティージャのマテオスやカサドにもチャンスがあるでしょうか。特にセントラル、ぺぺとナチョ辺りでスタートかな？　アンチェロッティにカルバハル（後述）は間違いなく出場すると思うので、（見れたら）楽しみです。
中盤と前線は…ま、問題ないでしょうね。新戦力と既存の選手たちがうまく混ざったところが見たいです。
GKは、移籍に動いているためか、アダンは召集外に。先発はディエゴ・ロペスかな。

選手たちは、21日10時にバルデベバスに集合。トレーニングしてからかどうかはわかりませんが、そこからボーンマスへと移動、試合に備えます。
公式によると、ボーンマスにはこの夏、イアン・ハートが加入し、この試合を待ち望んでいる様子。イアン・ハートといえば、レバンテでもプレーしましたが、若くて上り調子だったリーズ＆アイルランド代表のイメージが強い方も多いはず。直接FK、見れるかな。


カルバハルに期待
アンチェロッティの最初の試合前プレスカンファレンスでは、何人かの選手について個別に質問などあったようですが、「一番驚かされた先週は誰か？」との質問に対し、
「自分が知らなかった選手、カルバハル。彼のことは多くをしらなかったが、とても良い右サイドバックだ。試合の中での激しさを十分に持っている。他の選手のことはよく知っていたから、驚かなかった。」
ということだそうです。今までよく知らなかったからという理由付けはされてますが、でも監督に良い印象が残せているのはいいですね。


付け足し：ビラノバ退任
驚きましたし、再々発の可能性というのも、残念で辛い話です。

全員ピッチで

全員ピッチで
木曜のトレーニング、一番のニュースは、シャビ・アロンソがピッチでのトレーニングをスタートしたこと。トレーニング開始から最初の30分ほど、フィジカル強化のメニューを一緒にこなしたそうです。その後は、個別のリハビリメニューへ。ミニゲーム等には参加せず。まだ時間がかかりそうですが、チーム全体と一部でも同じメニューをこなせるのは、回復が進んでいる印象で少しほっとします。余談ですが、コーチ陣が刷新されて、トレーニングの様子にも変化が。小道具？を使ったフィジカルメニューはちょっと新鮮です。
1人室内に残されるのが寂しかった…からかどうか知りませんが、ここ数日室内調整だったイジャラメンディも、ピッチへ。こちらも個別メニューですが、順調に回復しているようです。バランも、アロンソと同じように一部は全体と同じメニューをこなし、残りの時間は個別の回復メニューを行っているとのこと。
少し気になるのは、コエントランが、クラブの許可をもらい水曜のトレーニング、木曜午前のトレーニングを欠席していたこと。家庭の事情等なのか、この時期故、何かの話が進んでいるのか……という推測も。


プレスカンファレンス：モラタ
木曜の午前のトレーニング後、プレス対応をしたモラタ。ここのところ、リバプールだセビージャだとオファーのうわさが飛んでいますが、ここで続けたいんだ、ときっぱり。

「僕は良いトレーニングをしているし、マドリーでやることを望んでいる。そしてクラブも監督も、僕にここにいることを望んでくれている。僕には、オファーを拒否する必要はない。なぜなら、何も届いていないんだから。僕はただ、ここでプレイしたいだけだ。」

アルビオル、移籍へ

アルビオル、移籍へ
ここ数日噂が強くなってきたアルビオルの移籍のニュースですが、ナポリの会長が、アルビオルがメディカルチェックを受けていることをTwitterで発表。また、イグアインの獲得に向けて交渉を行っていることも認めたとのこと。少なくともアルビオルについては、もう時間の問題、というところまできています。
イグアインは……マドリーじゃなかったら、もうどこでもいいの？


バラン、全体練習に復帰
プレシーズントレーニング3日目。膝の負傷、手術、リハビリで離脱していたバランが、遂に！今日から全体練習に合流しました。またカスティージャから、左ラテラルのカサードが呼ばれてトップチームのトレーニングに合流。
個別メニューなのは、シャビ・アロンソとイジャラメンディ。イジャラメンディは昨日から室内メニュー、筋肉の過負荷が理由とのこと。


シャビ・アロンソ、復帰は9月末か
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シャビ・アロンソの復帰は、期待されていた者よりも遅くなる。去る6月7にミュンヘンでDr. Muschawekにより恥骨炎の手術を受けたが、当初の見通しではプレシーズンを全体とともに行えるものであったものの（手術の手法は切開を最小限にとどめるものであった）、彼の復帰は、9月後半か10月前半まで遅れることになるだろう。シーズンのスタートには間に合わない。
シャビ・アロンソは、昨シーズンを通じて彼の力を減じ、コンフェデ参加を不可にしたこの負傷に対し手術を行うことを決めた。現在は、室内でのトレーニングを行っている（膝の手術をしたバランとともに）。マドリーのクラブ内では、彼の回復が期待されていた程に進んでいないことに気づいている。離脱期間の推定は1ヶ月半だったが、4ヶ月にまで伸びることになる。これは、Dr. Muschawekの技術を利用しない通常の手術の場合の離脱期間と同程度だ。
シャビ・アロンソは、この数週間、できるだけ早く準備が整うようにと、トレーニングを続けてきた（今月初めは、レアル・ソシエダの施設で個人トレーニングを行っていた）。しかし、彼自身またチームのメディカルチームも、復帰に猛進することは望んでいない。さらに、マドリーは、イジャラメンディを獲得したことで、シャビ・アロンソが昨シーズンそうだったように、復帰を急ぐ必要性はないと考えている。
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アンチェロッティ・ファミリー
プレシーズンのトレーニングが始まり、アンチェロッティが連れてきたコーチ陣の姿も確認できるようになりました。コーチ陣を紹介したいくつかの記事から、ざっくりまとめて。
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ポール・クレメント（Paul Clement）は、アンチェロッティの右腕で、実質的にトレーニングを指揮する。英国生まれ、父はQPRおよびイングランド代表で活躍した選手（故人）、弟もWBAで選手として活躍した。2009年から（つまりチェルシー時代から）、アンチェロッティと共に仕事をするようになり、PSGでもコーチングスタッフを務め、今回マドリーにも帯同することに。
マドリーOBとしてベンチ入りするジネディーヌ・ジダン（Zinedine Zidane）は、ユーヴェ時代のアンチェロッティの教え子でもある。選手と、今回新たにマドリーに加わったコーチングスタッフとの間をつなぐ役割が期待される。
最も独特な存在といえるのが、GKコーチ、ヴィリアム・ヴェッキ（Villiam Vecchi）、64歳。ブッフォンやジダといったスター選手達を指導した経験を持ち、世界でも最高のGKコーチと目されている。
ジョヴァンニ・マウリ（Giovanni Mauri）はフィジコ、選手達のフィジカルコンディションの責任を持つ。フィジコの役割を果たすのは他に2人。まずマウリ自身の息子であるフランチェスコ・マウリ（Francesco Mauri）。そしてアンチェロッティの長男のダヴィド・アンチェロッティ（Davide Ancelotti）、わずか24歳だが、試合中の選手の消耗状態を測定するエキスパートである。
またマドリーは16日、元バレンシアのDr. ホアキン・マスと、ベンチに入るフィールドドクターとしての契約を結んでいる。
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初練習

初練習
マドリーも相当暑そうですが、現地17時30分より、プレシーズンの初トレーニングが行われました。
やはりシャビ・アロンソとバランはまだ完治ではないようで、この2人はピッチでのトレーニングはなし。GKはディエゴ・ロペスとアダン、ヘスス、トマス・メヒアスの4人が参加。フィールドプレイヤーは、全員書くと長くなるので書きませんが、新加入のイスコ、イジャラメンディ、カルバハル、カゼミロ、またアンチェロッティが気にしているというデニス・チェリシェフも入れて、全部で17人。コンフェデ組の5人（とヘセ）が帰ってきたら、全部で29人となって…当然全員トップチームには登録しきれないので…。モラタやヘセはまたカスティージャ登録にしたりするんだろうか。トップチームから出て行くことになる選手も、まだ出るかもしれません…というかしないと、登録しきれない。
初日練習の様子はこちらから。

長いので、まだ全部見終わっていませんが。

どうもジダンが目についてしまう。

カランカ、契約解除
15日、アイトール・カランカはホセ・アンヘル・サンチェスと会談を行い、最善の手段であるとして、2016年まで残っていた契約を解除することで合意したとのこと。
これからは、外で1人の監督としてのポジションを探す等、将来を決めることになりますが、ただマドリーの人間でもあり、またいつか別の形で戻ってくることもあるんじゃないか、とは思っています。

2013/2014

おかえり
本日からプレシーズンがスタートするマドリー。選手たちは8時にバルデベバスに集合して、メディカルチェックを行い……初トレーニング自体は、17時30分からだそうですが、それまでずっとメディカルチェックなのかな。
移籍濃厚と言われていたイグアインや、やはり移籍先を探しているアダンの姿も見えます。コンフェデに出た選手たちの合流は、もうしばらく先。

新シーズン、始まりますね～。


新GKコーチ？
アンチェロッティは、マドリーのトップチームのGKコーチに、ヴィリアム・ヴェッキ（Villiam Vecchi、65歳）を起用するとのこと。アンチェロッティはレッジアーナ監督時代にヴェッキと出会い、その後パルマ、ユーヴェ、ミランと監督を務める間、GKコーチの仕事を彼に任せてきた。ヴェッキは、パルマでブッフォンを見出し、ジダと長期間共に過ごすなど、特にこの2人のGKに大きな影響を与えてきた。家族の問題で、アンチェロッティと共にチェルシー、パリに行くことはなかったが、今回はマドリーからの求めに応じる模様。

バレロン、ラス・パルマスに移籍

バレロン、ラス・パルマスに移籍
デポルが降格し、チームを離れることになっていたバレロン。生まれ故郷に戻って、自分が育ったラス・パルマスで、現役生活を続けることを決めました。
バレロンというと、どうも感傷的というか無条件の愛情的な気持ちになるのかわかりませんが、MARCAの記事がいい感じ。

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フットボールを愛する人々にビッグュース。ファン・カルロス・バレロンが我々のフットボールでプレイを続ける。カナリア諸島出身のセントロカンピスタは、ロベラ（監督、ちなみにバレロンより若い）のチームと、1シーズンオプション付きの契約にサインした。彼は16年ぶりに家に帰ってくるのだ。
カナリアのファンにとって、最も待ち望んだニュースがやってきた。「放浪を続けた息子」が街に戻り、来シーズンはUDラス・パルマスのカラーを守ることになる。
バレロンは、セグンダに落ちたデポルティーボ・ラ・コルーニャから帰ってくる。「エル・フラーコ（やせっぽち、バレロンの愛称）」は、スペインのフットボールを離れ、より小さな他のリーグでの平和な隠れ家を求めているものと考えられていた。しかし最終的に、ラス・パルマスのオファーを受け入れたのだ。
（後略）
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ちなみに、ラス・パルマスでのバレロンの公式戦デビューと目されるセグンダの初戦は、カーサにデポルを迎えるとのこと。

イジャラメンディ、プレゼンテーション

プレゼンテーション
メディカルチェック、ペレスと並んで契約にサイン、ベルナベウのパルコでお披露目、ユニフォームに着替えてピッチの上でボールを蹴って写真撮影、プレスルームに移って記者会見、RealmadridTVのインタビュー撮影…無事に終了しました。お疲れ様。
すべて終わった後に、イジャラメンディはフロレンティーノ・ペレスに伴われてバルデベバスへ。トレーニング施設やできたばかりのトップチームの宿泊施設などを見学し……というところへ、突然バランが登場。リハビリをやっていたんでしょうか。月曜からトレーニング再開ですが、どんなコンディションなのか、気になります。

ヘセについて
イジャラメンディのプレスカンファレンスに付き添ったパルデサ。ヘセの今後について質問され、
「ヘセは我々と共にあるだろう。彼はこの世代の一部であり、カスティージャで輝きを示してきている。」


プレシーズンに向けて
クリスマス休暇明けにフィジカル問題（平たく言うと体重増加）を指摘されていた選手たちが、ちゃんと準備してますよアピール。マルセロの合流はまだ先ですが、ちゃんと良いコンディションで戻ってきてください…。
また、去就が定かではないイグアインも、バカンスからマドリーに戻ってきて、7日頃から自主トレーニングを始めているとのこと。どうなるかわかりませんが、どうにかなるまでプレシーズンは一緒にやっていくことになると思いますし。