けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

ホアキン、決定

2006-08-28 21:16:41 | football
公式に発表されました。ホアキンは(晴れて無事に)バレンシアの選手になりました。移籍金はおそらく2500万ユーロ+あれこれ。契約期間は6年間だそうです。

どれだけホアキンもバレンシア側も(ついでにベティスのホンモノの会長さん、イルレタ、選手たち、ベティコたちも)振り回されたことか。ベティスファンには申し訳ないけれど、なんかもう手切れ金を支払うとか、身請けしたとか、そんな例えしか思い浮かびません……。

最後に散々ゴタゴタはあったし別れも辛かったでしょうが、新しい希望に向けてすっきりした笑顔




一つ前の記事であれだけバレンシアの試合について書いたんですから、マドリーの試合も…

06/07 Liga Espanola Jornada 1
Real Madrid C.F. 0-0 Villareal


前回カペッロがマドリーの指揮をとった時に、リーガを制したのにファンからの受けが良くなく辞めるはめになったという話を聞いたことがあります。贅沢なもったいないことを、と思ってました。が、昨夜の試合を見て思った。当時のファンの気持ち、わかる気がしてきました…。

前半はラウル、カッサーノ、ルートの間で良い感じにパスがつながることもありましたが、後半になるともうなんていうか…ぜんぜん点の入る気配がない。守備は良くなりましたよ。重点補強しただけあって、ディアッラとエメルソンのドブレピボーテの守備は堅いしカンナバーロ、ラウル・ブラボで組んだCBもそう危険なシーンもなかったように思います。ミドルシュート打たれるのが危なかったくらい。しかし攻撃は……ベッカムのところでボールが停滞するし、中盤からはパス出てこないし、ロベカルの衰えたのはもう否定のしようがないし、グティもまだフィットしてないし、ロビーニョは相変わらず持ちすぎて取られるし、ラウル消えるし、ルートは…。攻撃面で期待を持たせるような点は、この試合ではほとんど見られませんでした。しみじみとこれがカペッロのサッカーなんだなあと。は~。

06/07リーガ開幕

2006-08-27 06:05:36 | football
リーガエスパニョーラ、06/07シーズンのゴール第1号は、


モリエンテス!
前半32分、シルバビジャ(だったようです)とのワンツーからエドゥがくれたラストパスを右足で蹴りこんでバレンシア先制。


06/07 Liga Espanola Jornada 1
Valencia C.F. 2-1 Real Betis Balompie

バレンシアの得点:モリエンテス(32)、ラウル・アルビオル(60)
ベティスの得点:シスコ(52)

前半はベティスの方がボールポゼッションが高く、ゴール前に迫る機会も多かった気がする。後半開始の早い時間に追いつかれましたが、それ以降はベティスが疲れたのか、バレンシアのチャンスが増えていく。ビジャが点入れたそうでした。次の機会によろしく。

モリエンテスがスライディングタックルする機会が多いのが目に付いておもしろかったです。さすがプレミア、リバプール仕込みというところでしょうか。



「放送しようと思ったんですけどぉ、交渉がうまくいかなくてぇ」とか言って予想通りリーガファンの神経をこれでもかと逆撫でしまくっている某Wについては、ここに書けないような言葉しか思いつかないのでやめておきます。

追加:Multimedia
モナジャポと同じような勢いになってきました(シーズンで片手くらいしか放送がないので、試合後は動画探しに奔走する。現地ファンサイトが行き届いているので困らないのですが)。試合画像、動画、リンクしてもよさそうなもの(公式、ニュースサイト)を中心に載せてみます。後でさらに追加することもあるかもしれません。

◆画像
MARCA
El mundo

◆動画
バレンシアオフィシャル:WMV形式。ちなみに右上の「Videos de goles」のプルダウンメニューを「Foto」に変えると、びっくりするくらい大きな画像がアップされています。
サポーターズサイト?もう少しそれらしい動画へのリンクあり。
Canal Sur:rm形式でハイライトです。画質悪いですが。右のビデオカメラマーク「Resumen del partido」から。

◆その他
スポナビより、試合概況。

理解の範囲を超えた世界

2006-08-26 15:50:38 | football
なんかもうそんなアホな話が…というのが現実に起きています。スーペルデポルテは「シュールだ」、Las Provinciasは「グロテスクでクレイジー、カフカの世界」と形容してます。何かというと、ホアキンの移籍話。木曜日の夜には決まると言われていたのが、前ベティス会長マヌエル・ルイス・デ・ロペラの横槍で空いた口がふさがらないような状況に。
記事がややこしいので間違いがあるかもしれませんが。

○ホアキンの移籍金は2400万ユーロだった
○ロペラ登場。バレンシアのソレール会長の父親(なんで?)に2500万ユーロ要求
○さらに肖像権料を上乗せしろ
○んでもって、この先バレンシアが優勝した時には金よこせ
○そんな中、イルレタ監督はベティスの遠征メンバーにホアキンを召集
○が、飛行機に乗る直前に降ろす
○ロペラ、今回の移籍に関するホアキンの言動が気に入らないので、迷惑料としてホアキンに200万ユーロ要求
○んでもってアルバセテ(2部)に移籍させると脅した
○というか本当にアルバセテに行かせてしまった
○しかもちゃんと行った証拠に現地の写真を撮って送らせることまでしたらしい
○で、アルバセテに行きたくなかったら300万ユーロ払えよとか言ってるらしい

もはやヤクザですな、ロペラ…
一クラブ役員と選手との関係とは到底思えないあくどさです。これまでいろいろなオモシロ会長がリーガにはいました。アトレチコのヒルちゃんとかどうしてもベンチに入りたくて用具係に成りすましたピテルマンとか。しかしこれはさすがに笑えない…。

バレンシアは、もうこんな厄介なのが相手なら手を引いても仕方ないと思います。ビセンテホアキン両翼ったらそれはとっても魅力的ですが、こんなキモチワルイおっちゃんを相手に商売しなくても良いだろうと思います。少なくとも私なら逃げる。全力で。
ただ問題はホアキン。普通なら「無理強いの移籍が通るわけがない」のですが、どうもホアキンとベティスの契約条項からいくとそれが通るらしく…。事実上のベティスを取り仕切る人間を怒らせてしまったホアキンに明日はあるんでしょうか。当たり前ですが、2部にいて良い選手ではありません。

で、もしかして今夜の試合でバレンシアがベティスに勝ったりしたら、「金輪際ホアキンはバレンシアにはいかせねええええええ!」ってことになるんですかね。おお怖い。


スーペル・セビージャ

2006 UEFA Super Cup
F.C. Barcelona 0-3 Sevilla F.C.

セビージャの得点:レナート(7)、カヌーテ(45)、マレスカ(90)

昨シーズン末以来「セビージャセビージャセビージャ~♪」の歌が耳についてしまいました。セビージャ、強い。ルイIIは良い感じに盛り上がってました。チェバが出られなかったのは残念。


ユニのフォントがちょっと変わっててかわいい。でもエスクーデのこれが「14」と認識するのに時間がかかりました




後から追加
バレンシアサッカーライフさんより、事の顛末(ただし現在も進行中)。現地在住の報道に関わる方なので、かなり精度の高い情報と考えて良いと思います。これ、パワハラだなあ…。しかし恐ろしいところですなスペインてのは。

CLグループステージ抽選会

2006-08-25 01:55:40 | football


雑感は少しずつ。

グループA
なんと言いますかまぁ…。一番すごそうなグループですね。もっともチェルシーを引き当てたのはプジョル、ブレーメンを引いたのはデコだったりします。

グループC
スミチェルのいるボルドー、思い出の地イスタンブールへ。いろいろありそうなリバプールです。

グループD
この間トロフェオナランハで戦ったばかりのローマ、リバウドさんのいるオリンピアコス。ウクライナ行きの時期が遅くなければ良いのですが(凍られたりユキ降られたりしたらバレンシア人たちは弱そうですから)。日程はもう少ししたら出るとおもいます。

グループE
リヨン様再び。ディアラはさっそく古巣対決実現となってしまいました。

グループF
ManUとセルティック、って何の因縁でしたっけ…?


とりあえずバレンシアのスケジュール

9月12日:オリンピアコス-バレンシア
9月27日:バレンシア-ASローマ
10月18日:バレンシア-シャクタール・ドネツク
10月31日:シャクタール・ドネツク-バレンシア
11月22日:バレンシア-オリンピアコス
12月5日:ASローマ-バレンシア

寒いところは第4節でクリア。後半がアウェイが多いのは少し気になりますが、気になるところを探していたらきりがないので良いにしておきます。


マドリーのスケジュール

9月13日:リヨン-マドリー
9月26日:マドリー-ディナモ・キエフ
10月17日:ステアウア・ブカレスト-マドリー
11月1日:マドリー-ステアウア・ブカレスト
11月21日:マドリー-リヨン
12月6日:ディナモ・キエフ-マドリー

12月のキエフ行きが決定。寒そうだなあ。いきなりリヨン様と、というのも何と言いますか…

遂にホアキン

2006-08-24 19:40:44 | football
CL本戦出場が決定打になったのか、ホアキンのバレンシアへの加入がほぼ決定のようです……と、MARCAASSuperdeporteが言ってます。移籍金はレゲイロなしで2400~2500万ユーロ(ケタ間違えてました。ざっと35,6億円ですか)とのこと。最初は1500万ユーロ+レゲイロでしたが…さすがデ・ロペラ、商売上手(デ・ロペラはもう会長じゃありませんが)。ホアキンはベティスの仲間に別れを告げ、バレンシアに向かったそうです。メディカルチェック等を済ませ、何もなければ金曜日にはお披露目の運びとなります。

本当に来るのか…ベルデブランコ(=緑白)でないホアキンというのは少し寂しいかもしれませんが、バレンシアは何かすごいことになりそうです。スペイン代表が召集されたら、チームはまともな練習ができなくなりそうですね。面白いですけど。

抜けた!

2006-08-23 06:53:33 | football
3点目決めるの、遅すぎです。

06/07 UEFA Champions League 3rd Qualifying Round 2nd leg
Valencia C.F. 3-0 (agg. 3-1) Red Bull Saltzburg

バレンシアの得点:フェルナンド・モリエンテス(11)、ダビド・ビジャ(32)、ダビド・シルバ(93)

シーズン最初の大きな目標をようやくクリアしました。(これでリーガの放送が最悪の結果になっても少しは楽しめます…)。
2-0で過ぎる時間が長く、1点入れられてしまったらアウェイゴール2倍ルールで敗退してしまうので冷や冷やでした。後半からザルツブルクはだいぶ良くなって、バレンシアは守る時間が長くなる。シーズン頭だからなのか、特に守りに入るとボールウォッチャーになるというか半歩遅れるような感じがあって、少し苛々しました。といってもあまり危ない気はしませんでしたが。
やはりシーズン当初から動き続けてきた選手は疲労がたまっているのかなあ。モリエンテスもビセンテも、あまりボールに絡めない時間帯が目立ったり。でもそれぞれが自分の仕事をしたとも思います……いや、点入れなきゃいけないときにごっつぁんでも入れたわけですから。モリエンテス、偉い。(補足:1点目は相手DFが不用意にボールを保持していたところを奪って攻撃につなげ、ビジャのシュートがはじかれたところをモリエンテスが蹴りこんだわけですが、映像を見直しましたら、相手DFにスライディングかましてボールを奪ったのはなんとモリエンテスでした。偉い、偉い)。
あと、最後のビジャの怒涛の4連続ボールキープからシルバのゴールは圧巻でした。気持ち良いなあ。


抽選会は明日、モナコで行われます。そして金曜日はルイIIでUEFAスーパーカップ。


追加
残念ながらオサスナはレイノ・デ・ナバラでHSVにゴールを許して引き分け、予備予選での敗退が決まりました。

さらに追加
スポナビよりバレンシア-ザルツブルクの試合概況、試合後の選手コメント

怪我が続く

2006-08-21 21:50:23 | football
バレンシア地方から負傷のニュースが続いています。どうにもできない無力感を感じてしまいます…。

ルベン・バラハ(バレンシア)
今日の練習でふくらはぎに鋭い痛みを感じ離脱。検査の結果、右下腿三頭筋の損傷で全治2ヵ月半の診断。

ゴンサロ・ロドリゲス(ビジャレアル)
アルゼンチン人CB。トロフェオ・ラモン・デ・カランサでマドリーと対戦した際に負傷。右膝十字靭帯断裂で全治7ヶ月。

ロベール・ピレス(ビジャレアル)
今期からビジャレアルに加わったロベール・ピレス。トロフェオ・ラモン・デ・カランサで負傷、左膝前十字靭帯断裂で全治6ヶ月。


CL予備予選のリターンを明日に控え、よりによって中心選手のバラハの離脱。しかも2ヵ月半とは…。
またビジャレアルは2日間で2人の選手が膝十字靭帯の損傷で長期離脱という最悪の展開になってしまいました。プレシーズンの最初からハードなトレーニングを積んできた選手たちは、疲労がたまって負傷しやすい状態になってしまっているのかもしれません…。
ルーツがイベリア半島にあるピレスのリーガでの活躍を楽しみにしていたのですが、残念なことになってしまいました。ピレスが膝をやるのは2度目ですか。01/02シーズン、負傷した試合を覚えています。それで02W杯出られなかったんですよね…。

大丈夫?

2006-08-20 21:42:57 | football
交渉期間がだいぶ長引いてはいましたが、ようやくオリンピック・リヨン様からママドゥ・ディアラの獲得が決まりました。マドリーの公式でも発表、5シーズンの契約です。数日中にメディカルチェックなどを行い週の半ばくらいには公式に披露されるようです。エメルソンも獲得したことですし、中盤の守備的な面はかなり安定する…かも。


交渉ごとは上の人たちがすることで、選手たちはこの週末トロフェオ・ラモン・デ・カランサなる大会に出場していました。よくわかりませんが、カディスが主催で、ビジャレアル、マドリー、ベティスが招待参加、トーナメント式の大会のようです。

金曜日、マドリー対ホアキン&オリベイラ問題で揺れているベティス。ベティスを率いるのはイルレタさんであります。
レアル・ベティス・バロンピエ 3-3 (PK=5-4) レアル・マドリーC.F.
ベティスの得点:ダニ(7,60),エドゥ(88=PK)
マドリーの得点:ルート(43=PK)、ラウル(45+1)、カンナバーロ(76)

GK:イケル
DF:サルガド(46,シシーニョ)、カンナバーロ、S・ラモス、ロベルト・カルロス
MF:ベッカム(78,エルゲラ)、エメルソン、ハビ・ガルシア(46,バチスタ)
FW:カッサーノ(46,ウッディ)、ルート、ラウル(46,ロビーニョ)

これはハイライトを動画で見ましたが、ラウルのゴールはなかなか面白かったです。右サイドに流れたカッサーノが低いグラウンダーのクロス、ニアにつめたルートを通過して、ファーに飛び込んだラウルがゴール。プレシーズンのこの3人は、調子も良さそうだし連携もだいぶできてきてるようで、シーズンでの出来が楽しみです。ロナウドの回復は少し遅れているようですし。問題は守備。ハイライトだけなので何ともいえませんが、カペッロは気に食わないだろうなあこの結果は…。ちなみに最後はペナルティ、ベティスは5人全員が決め、マドリーは4人が決めて5人目のロベカルがドブラスに止められました。ロベカルの殺人キックもやはり寄る年波には……。



そして土曜日、マドリー対インタートトでいきなりつまづいてしまった負傷者だらけのビジャレアル。なんと連戦でありました。
ビジャレアルC.F. 1-0 レアル・マドリーC.F.
ビジャレアルのゴール:リケルメのゴラッソーなフリーキック(と、マドリのオフィシャルに書いてある)

GK:ディエゴ・ロペス
DF:サルガド(46,シシーニョ)、カンナバーロ(35,ウッディ)、S・ラモス、ロベルト・カルロス
MF:ベッカム、エメルソン(80,エルゲラ)、ハビ・ガルシア(60,メヒア)
FW:ラウル(60,ファンフラン)、ロビーニョ、ルート(45,バチスタ)

負けました。セルヒオ・ラモスとロベカルは2日続けてフル出場。お疲れ様です。
変なレギュレーションなので仕方ないかもしれませんが、連敗。開幕まであと1週間で、しかもビジャレアルは開幕戦のお相手でした。大丈夫かなあ。とりあえず手の内を隠した、ということにしておきますか…。

さて、開幕まであと1週間ですが、ご存知の通りリーガを放送するところが決まっていません。解説の某S藤氏の予言実況(某S藤氏が試合開始前に「注目ですよ~」と言われた選手は活躍し、「この選手はカードに注意ですネ!」と言われた選手は退場する。もちろん録画放送)が売り物の某W様が再び、なんてことになるのは何が何でも嫌ですが、かといって放送がないのも嫌です。3年前のようなショックを受けないように半分諦める心積もりをしながら、ひっそりスカパーに祈りを捧げています。

まさか本当に

2006-08-18 21:36:47 | football
MARCAのトップに、ベティスとバレンシアがホアキンの移籍について、条件面で合意に至ったと出ています。1800万ユーロ+レゲイロ。

なんか本当に実現してしまいそうで…うへ。変な笑いが出てしまいます。

ただ現時点では、レゲイロが移籍を拒否。当然ながら無理強いはできません。
またこれも当然ながらベティコたちが猛反発。デ・ロペラ会長、ホアキンとオリベイラに向けたメッセージが、練習場の壁に書かれていたとのこと。


MARCAからもう1つ気になる記事を。

昨夜、スペインのスーペルコパ第1戦が行われました。昨シーズンのリーガ優勝バルセロナと、コパ・デル・レイを制したエスパニョール。第1戦はモンジュイックで行われ、ジュリのゴールでバルサが0-1と戦勝しました。
ところが、です。試合後エスパニョール側から、スペインサッカー協会、FIFA、バルセロナに対して異議申し立てがありました。プジョルとチャビが出場したことについてです。

「代表に招集されたが負傷のためプレイできなかった選手については、その国際試合が開催された日から5日以内は所属チームでプレイできない」

というFIFAのレギュレーションがあるんだそうです。
スペイン代表はアイスランドと15日の火曜日に親善試合を行いました。16日付で記事にもしましたが、プジョルとチャビはこの召集を回避しました。負傷しているから、ということで。もっとも翌日にはクラブで通常通り練習。おそらくその意図はスーペルコパ出場にあったんだろうという憶測があったのですが…そのとおりだった様子。
スーペルコパは公式戦ですし、件の2名は規定違反。エスパニョールの主張は至極もっともなこと。

さて、バルサはどうやってこのミスをもみ消す解決するんでしょう…。

時が来た?

2006-08-17 21:19:08 | football
今日のトレーニングからモリエンテスは無事に全体練習に合流しました。よかったです。

と、簡単に済ませておきます。それよりもMARCAからこの記事を要約。

プレスカンファレンスでホアキン・サンチェスは、「成長を続けるために」「強い向上心のために」ベティスを出る意思があると語り、バレンシアから1500万ユーロ+レゲイロでオファーがあることを認めた。

フェルナンド・トーレス同様、ホアキンの移籍話は毎シーズンのように持ち上がる夏の風物詩みたいなもの。結局また立ち消えになる話かもしれませんが、でもこんなに本人がはっきり移籍の意思を口にしたのは初めてなんじゃないかなあ。そして、移籍先で現在名前が出ているのはバレンシア。6年の契約をオファーしているようです。もし万が一ホアキンがバレンシア加入することになんてなったら…

カニサレスがゴールを守り、ディフェンスラインにマルチェナとデル・オルノ、ピボーテにアルベルダとバラハがいて、左サイドからビセンテ、右サイドからホアキンがクロスを上げ、モリエンテスがヘディング落とし、ビジャがゴールを決め……スペイン代表!(一部「元」を含む)。

もちろんレ○ル・マ○リーとかチェ○○○ーとかが口を挟んできたら財政的に太刀打ちできませんが、実現したらと妄想するとちょっといい夢見れそうです。

2008への第1歩

2006-08-16 22:21:55 | football
一切映像は見れませんでしたが、スペイン代表は昨夜アイスランドへと飛んで親善試合を行いました。結果はエンパテ・ア・セロ。内容に関する現地紙の報道は、非難・不満に満ちております。そうとうだるかった模様…。

今回召集されたのは、W杯メンバー + セルタのオウビーニャ - チャビ&プジョル、マルコス・セナ。とりわけオフが短くまだコンディションが整っていない代表選手たちをそっくり呼んで、まともなパフォーマンスをしろという方が無理があります。こんな機会なのだからもっと違うやり方を試してみれば良いのに、W杯のやり方をベースで行くつもりか。ただ逆を言うと、あれだけW杯前に合宿も組んで試合もこなした選手たちがほぼ揃っていてこの結果というのは如何なものかと…ま、見ていないのでそれ以上のことは言わないでおきます。

ちなみにチャビ&プジョルはフィジカルに問題があるとして、マドリーに一旦集合した後バルセロナに帰されました。が、翌日はクラブで元気にふつーにいつもどおり練習をこなしていたそうです。さすが~(本音は、セビージャエスパニョールとのスーペルコパを控えているため、今回の召集を回避したようです)。

そんなグダグダな、何の意味があったのかよくわからない試合でしたが、ラウルの100キャップ記念試合でもありました。キャップ数は現在歴代2位(1位はスビサレータの126)。3つのワールドカップ、2つの欧州選手権を経験し、現在29歳。ここ数シーズンのパフォーマンスの悪さから、ラウルはもう終わったとか代表にいらないとか散々な言われようですが、まだ終わらないと申しておきます。そんな選手じゃないはずです。



驚いたことに、スペイン代表選手は試合を終えて即帰ってきたようです。バレンシアの今日の練習レポートを見ると、出場したビジャとアルベルダは休養ですが、出場しなかったマルチェナは練習場に顔を出しています。アイスランドは遠いだろうに、ハードだ…。それからU-21に召集されている、シルバ、パジャルド、ラウル・アルビオル、ガビランはまだ帰ってきていないようです。マドリーでトレーニング中。

左大腿部の筋肉を痛めているモリエンテスの経過です。今日の練習ではボールを使った全体練習はもちろんまだですが、ピッチでのランニングをこなしました。それほど酷いものではなかったようですが、来週火曜日にコンディションを合わせることができるか。カメラ目線でランニングしてるくらいですから大丈夫だろうと思いますが。

一時代の終わり

2006-08-15 22:15:46 | football
今日はとてもエモーショナルです。

早朝にそのニュースを知って、驚きと共にとても残念で寂しい気分になりました。「モナジャポ」でも記事にした、ジコスの移籍のニュースです。

ASモナコのボランチ、ギリシャ人のアンドレアス・ヴァシリス・ジコス、通称アキス・ジコス。32歳。
ジコスって誰? ってくらいマイナーかもしれませんが、03/04のモナコ大躍進を支えた中の1人です。印象深いシーンといえば、本人は嫌がるかもしれませんが、セミファイナルのチェルシー戦1stレグで、マケレレの罠にかかって退場させられた辺りか。ここでも時々記事にしていた、私の好きな選手のうちの1人です。唯一私がそのサイン入りユニフォームを持っている選手でもあります。

アグレッシブかつ堅実な中盤の守備の人で、アルゼンチン人のルーカス・ベルナルディと2人で勤め上げる中盤の守備は、期間が長いこともあってベストの組み合わせだったと思っています。アグレッシブで、アグレッシブゆえによく黄紙や赤紙を貯めては試合から消えていましたが、ま、それはアキスもルーカスも一緒か。


03/04の戦友、ロテンと敵として戦う(05/06シーズン)

03/04以降、次々とファイナル経験者たちがチームを離れる中、モナコが思い通りに戦えない中でもベテランらしく安定した存在でいました。守備が足りなかった時はCBまでこなしたり、かと思えばミドルシュートを決めるなど攻撃も嫌いじゃなかったり。
1990年代後半はギリシャ代表としてもプレイしていたジコスですが、オットー・レーハーゲルと折り合いが非常に悪く、モナコ所属になった後は召集されず。ギリシャ代表には縁が薄かった。
ピッチの上ではアグレッシブで、レーハーゲルや前所属のAEKアテネの会長など一部人間関係に問題を抱えていましたが、インタビューや話すところを聞いていると非常に穏やかでジェントルな人でした。

契約は2007年までで、辞めるにしてもギリシャに帰るにしても、その契約を全うしてからだろうと思っていました。今シーズンも赤と白15番のユニフォームを身に着けたジコスが、ルイIIで戦うはずだと。
しかしそれが、突然の移籍。移籍先は、モナコに来る前に所属していたAEKアテネ。昨シーズン終盤の負傷が未だ癒えていないこと、監督が代わり新しく若い選手が加入していること、子供をギリシャに残していること、年齢的な問題と先行きのこと。いろいろ考えた結果出した答えだったのでしょう。モナコ側はジコスの契約を解除し、フリーで移籍できるようにしました。ジコスに対するクラブ側の敬意が感じられる、良い計らいだと思います。

少し前のインタビューでは、キャリアを終わるならモナコかAEKで、引退して必要とされたらモナコのスタッフもあり得ると答えていたジコス。それでもまだ引退するわけではありません。希望通りの場所、故郷に戻ってまだしばらくは戦い続けてくれる。AEKアテネは現在CL予備予選を戦っており、1stレグが終わった時点でリード。本戦に出てくれば、ユニフォームが違うジコスを見ることができるかもしれません。今はそれを楽しみにしています。


夢がかなわなかった03/04ファイナル


ジコスがチームを出て、これで03/04を中心になって戦った選手で残っているのは、GKフラヴィオ・ローマ、DFガエル・ジヴェ、MFルーカス・ベルナルディ、MFヤロスラフ・プラシルの4人だけになりました。あれからわずかに2シーズンが過ぎ、残ったのはたったの4人。ジコスの移籍を知った後の現地のフォーラムでは「サイクルが終わったんだ」という言葉がしばしば見られました。
昔を知っているわけではありませんが、これまでモナコに所属した選手たちの名前の華やかさを考えると、モナコというクラブの特徴が出ているように思います。育ち働き老いていく場所ではなく、やって来て滞在して旅立っていく場所。ジコスの移籍が発表された翌朝には、新しい中盤の選手ヤヤ・トゥレの獲得が発表されました。短くせわしないサイクルでフットボールの世界は動いていきます。切ないですね。

CL放送

2006-08-14 21:31:51 | football
3回戦2nd.leg バレンシアvsザルツブルグ
生中継 8/22 水 28:55 (155) Ch.185
8/23 水 07:30 (150) Ch.185
8/23 水 15:30 (150) Ch.184
8/24 木 21:00 (150) Ch.184
8/24 木 26:00 (120) Ch.308
8/26 土 11:00 (120) Ch.308
8/27 日 21:00 (150) Ch.184
8/27 日 25:00 (120) Ch.308
9/3 日 25:30 (150) Ch.184
9/6 水 09:00 (150) Ch.184
9/9 土 04:00 (150) Ch.184

ありがとうございます…



何を面白そうに見ているのかわかりませんが、今日の練習では15m、30mのスピードテストが行われました。モリエンテス、スピード系は苦手そうです。
その後通常の練習(戦術練習またはジムトレーニング)がスタートしたのですが、

離脱。左大腿部の内転筋のオーバーロード、疲労のようです。CL予備予選の2nd legまでは少し時間がありますし、本格的にやってしまう前に休んでおいたほうが良いと思います。そろそろいい年ですしね(年に関係なく痛みやすい選手ではありますが)。

ホタテの思い出

2006-08-13 19:22:52 | football
昨夜行われました「蜜柑カップ」ことトロフェオ・ナランハ。楽しみにしていたのですが、なぜか昨夜はネット放送の映像が映らず…。キックオフとほぼ同時刻に、モナコがホームで敗戦したという情けない結果も入ってきまして、モチベーションがダウン。陸揚げされたマグロのような気分で、音声を聞いていました。

第35回トロフェオ・ナランハ
Valencia C.F. 2-0 A.S. Roma

バレンシアのゴール:シルバ(40),アルベルダ(85)

今年はローマを招待しての試合となりました。ローマは2人が退場になるなど、親善試合なのに何があったのやらという感じですが、見ていないのでやはり何とも言えません。ともあれ1冠達成(?)です。


そういえばこの、ホタテみたいな格好のカップ、見覚えがありますね…。



03/04のプレシーズンにマドリーが頂いていたのでした。この時は、画像を見てもわかるとおり、確か試合の最後はスペイン人がほとんどでチームが構成されていた、というのが少し話題になったような。
そしてこの後、モリエンテスは移籍マーケットの期限ぎりぎりでモナコに貸し出されていくのでした。


一方現在アメリカツアー中のマドリーは、リアル・ソルトレイクと対戦(アメリカだから英語読みするとこうなるんでしょう。少々間が抜けてしまいますが)、ルート(PK)とロビーニョのゴールで勝利を収め、スペインに戻ってきます。
こちらもまったく映像が見られていないのでよくわからないのですが、攻撃に関しては今のところ、ルート、カッサーノ、ラウルである程度うまくいっているという感じでしょうか。しかしプレシーズンマッチのスコアを見ますと、0-0(フラム)、1-0(レッジーナ)、1-1(DCユナイテッド)、2-0(リアル・ソルトレイク)。守備は堅く攻撃は必要最小限…カペッロらしいチームということになるんでしょうか。