けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

裁きの日

2007-01-25 20:53:06 | 研究

1週間日延べになった博論の最終審査(口述試験)が無事に終わりました。うちの教授先生を含む4名の審査委員+見学に来たYG先輩とINUさん、のこじんまり審査会。というのも、最終審査の日時が確定したのは、なんと昨日の夜のことだったのです。確定したと知らされてから昨夜のうちに審査会開催の告知文を作って張り出しましたけど、誰の目に止まる時間なんてなかったに違いない…ま、人が多かろうと少なかろうとやることに変わりはないのでどうでも良いんですが。とにかく一刻も早くやっつけてしまいたかった最終関門であります。

結論を言いますと、無事に通りました。といってもこの最終審査で論文が差し戻されることはまずないんですけどね。それでもさすがに直前には緊張しましたので、無事に済んでほっとしております。本文の修正箇所もほとんど必要ないそうなので、エラーチェックを済ませたら製本に出すことになります。やーっと博論が終わる~。

そんな…

2007-01-17 04:09:20 | 研究
1月17日、4時です。私、まだ研究室におります。

博論の仮綴じを提出したのが12月の中旬のことでした。仮綴じが受理された後は、論文審査委員会の立ち上げ、審査委員の選考、口述試験(最終審査)、論文修正と製本、製本提出、と進みます。
つまり次の関門は「最終審査」。また30分間のプレゼント30分間の質問攻めに耐えることになります。当然準備が必要ですし、予定を立てたい。昨年のうちから私は顔をあわせるたびに「最終審査会の日程は?」とうちの教授先生をせっついておりました。が、どうも先生方の日程がなかなか合わない様子。「1月の中旬くらいだと思いますがわかりません」というのが教授先生のお答えでした。年が明けても一向に決まらない様子。なので、審査会はもう少し先延ばしになるんだろう、と勝手に思っておりました。

1月10日の夜に教授先生からメールが届きました。
「審査会の日程が決まりました。1月18日の夕方に」

…1週間しかないじゃないですか!
プレゼンのベースは作ってありますけどやっぱり焦るじゃないですか!

ということでそれ以来本日まで、プレゼンを練ってきました。きれいに作るよりもむしろ、いかに論文のストーリーと意義を伝えるかを考えて。夜のほうが進みが良い気がするので、こんな夜型になっちゃいましたが。
とはいってもそろそろ疲れてきました。今日はもう帰ろうと思い、帰る前にメーラーを立ち上げました。教授先生からメールがきてました。
「審査委員の先生の都合が悪くなったから1週間伸ばしますけど良い?」

ううううううううううううう。

もうすぐだー、もう少しで本番だー、と緊張感が高まっていたのに。また1週間伸ばされるなんて。うー…。プレゼンを作りこめるメリットはあるけど、でも早く楽にしてほしいです。

とりあえずもう寝よう。

またまた一歩

2006-12-13 18:24:40 | 研究
博論の仮綴じ+書類ひとそろいを事務に提出しました。書類に教授の印鑑をもらわなければいけないことが今日になって判明し、慌てて学内を走る羽目になりましたけど、それも無事ゲット。これで年内は少し余裕ができそうです。やったー、寝るぞー。

ただちょっとおかしなことになってまして、1週間前のこれ。

> 会議で承認されると、最終審査のために
> 「論文審査委員会」なるものが設置されます。
> 私は、論文審査委員の先生たちのために再び
> 仮綴じ論文を提出しなければいけません。
> これの期限は来週の水曜日。

「仮綴じ論文を提出」はしましたが、「会議で承認」は現在進行中です。会議、まだ終わってないのね。ここで承認が下りなかったという話は聞かないので、たぶん大丈夫だと思いますけど。




最近バレンシア関連記事が増加傾向にある当ブログですが、本日のスーペルの表紙についてひとこと。


楽しそうでいいですね。どちらも今週末は古巣対決になります。後ろにキケも乗せてあげればさらに完璧。

背中にコウモリ

2006-11-04 23:57:34 | 研究
実はまた福岡に行ってました。別の学会で。お約束の証拠写真。


福岡ではモナジャポのSUDさんと1年ぶりに再会。しみじみとリーグ・アンの某赤白クラブの正真正銘「後がない」状況(現在20位=最下位)を嘆き合いました。

で、今夜帰ってきたわけですが、帰ってきたら…うぇーへっへっへ。


しばらく悩んだ挙句思い切ってオーダーしたバレンシア黒ユニ「9」が届いておりました。子供用XLサイズにしたので、着てもぴったりです。うへへへへへ。って、どこで着るという当てもないんですが。でも、うへへ。

ひと山越えた

2006-10-18 16:01:17 | 研究

いまの私、こんな感じ。



本日、博論の予備審査を受けました。今までの研究を全部まとめて、50ページくらいの資料を作って、教授陣の前で30分間ほどプレゼンテーションして、さらに30分間の質問に耐える。

おわった~……。
審査会の後に教授たちによる判定会議があり、無事に審査通過となったようです。
あとは1ヶ月半ほどで本文を書き上げて最終審査を受けることになりますが、とりあえず最初にして最大の山を乗り越えました。うー、きつかった。

昨夜は最後の仕上げで寝る時間がありませんでした。それでも家でプレゼンを仕上げながら、マドリの試合とか見ちゃいましたけどね。ウマイフェに負けたマドリを予想していたら、思ったより面白かったのでつい。

とりあえず今週末は落ち着いてクラシコが見られそうです。とりあえずその前に、

実は今

2006-09-04 16:45:45 | 研究
学会でグラナダにきています.自宅を出てから25時間後にグラナダのホテルに到達しました.しみじみ,遠いなあ.

サッカーニュースは浦島です.とりあえずスペインのスポーツニュースは,バスケ世界一で盛り上がってます.サッカーの代表は冷遇されてるのに,なんでバスケ代表だと盛り上がるんでしょう?ふしぎ.

のう

2006-06-02 22:46:48 | 研究
今日、脳模型をもらいました。

普通に買うと、35万円とかします。

これで海馬とか大脳基底核とか扁桃体とか言われても、場所がよくわかります。

研究室に置いて、みんなで楽しもうと思います。

今のところ「ひかるちゃん」と呼ばれています。

よくある話

2006-05-03 23:51:49 | 研究
今年の9月に、スペインのグラナダで行われる学会に行く予定があります。いろいろな制約があって結局私費で行くことになりそうですが、それでも楽しみにしております。

さて、当然ながらただ行くわけではなくて、ちゃーんと発表するつもりです。その発表内容のアブストラクトのデッドラインが5月1日に設定されておりました。今回発表予定の研究は、わりと面白い結果が出ているので、苦手な英語ではありますが鋭意アブストラクトの作成に励みました。
原稿をチェックしてくれた教授には「なーんか英語がぶっきらぼうなんだよねえ~」と言われつつ、別の研究発表の準備で寝不足フラフラになりつつ、(しかもサッカーもきっちり見つつ)、がんばって仕上げました。
制限文字数は1,800字。結局1,500字くらいにしかならなかったのですが、それでもデッドラインのおよそ9時間前、学会のサイトの投稿フォームからきちんと送付しました。やったー。

5月2日になって、学会のチェアマンからこんなメールが届きました。


Dear ****,

New deadline for abstracts submission is May 15th.

Best Regards,



2週間もデッドラインが延期ですって。
そういえば前に出たどこかの学会も、〆切が突然1週間くらい延びたことありましたっけ。良くある話ですよね。でも。


もう投稿しちゃったし。
しかも投稿フォームには「修正不可」って書いてあるし。

そういうことは早く言ってください…

早く帰ってきて

2006-04-14 21:59:29 | 研究


片時も手放さずにいた私の愛機、Ex-Wordが破損して数ヶ月になります。と言っても動かなくなったのではなく、画面と本体の接続部の左側がぱっきり割れました。右側のケーブルだけでつながっているのでグラグラしてます。試みに接着剤をベタベタ塗って押し付けてみたのですが、数週間しか持ちませんでした。

英語モノを読む機会は学生なので何かと多く、またサッカー絡みの非英語記事を読むときは、WEB翻訳で英語に→日本語に、というルートです。
この機種は、英和辞典はリーダース&リーダースプラス。「リーダースは良い」と妄信していますので、リーダースが入ってなければ電子辞書の意味がありません。単語が載ってない!ということは幸いほとんどありませんし(脳とか医学用語はちょっと弱いかな…)。これで和英と英英ももっと良いのを入れてくれれば完璧なのに。

毎日カバンの中に入れて持ち運び、休みの日も「電車の中で論文読むから」と連れて出かけました。国際学会ではもちろん大活躍です。これまでさんざん酷使し、また数度落下の憂き目にも併せてしまい、その結果…接合部弱いよ。

しかたなく今日研究所に仕事に行ったときに、技術屋のTDさんに直せるかどうか聞いてみました。TDさんはどう説明して良いかわかりませんがすごい人です。どんなふうにすごいかというと、

私「これこれこうでこういう装置があったら実験が楽になると思うんですよね~」
TDさん「作りましょうか?すぐできますよ?」

大学の方の研究室にはTDさんが作ってくれた刺激提示装置や自作電光掲示板(PCと同期して好きな文字を好きなスピードで出せる)があります。だいぶ変った方だとは思いますが、良い方向に変っています。

ということでTDさんにお見せしました。はんだみたいのでくっつければ良いんじゃないかな、と思っていたのですがそう簡単な話ではないようです。何をどうするか良くわかりませんが即修理とはいかず、お預けすることになりました。とりあえず1週間ほど。

大学院入試の時に買ったリーダース(普通に大きい本の方)、引っ張り出してこなければいけないようです。

片付け

2006-03-15 23:45:10 | 研究
研究の参考にするために、いろいろな参考論文を集め、読んでいます。が、これまで系統立ててファイリングしてこなかったので、研究室の私のデスクの隣には、積み重ねられた論文コピーの山がずずずずずん、とそびえ立っております(ちょっと大げさ)。どうにかして分類し片付けなければ。
ということで、今年度もらった研究費で紙ファイルをいっぱい買いました。とりあえず10冊セットを15セットほど。そして今日の午後、遂に参考論文の分類に手をつけました。論文をひとつずつ紙ファイルに挟みこみ、シールに筆頭著者と刊行年を書いて張っておきます。それを分野別に箱に入れて分類します。

個別ファイルとダンボックス


1時間後
専門は嗅覚と心理学です。とりあえず脳機能研究に関する論文をひとつの箱に収めました。同じ論文が2つあったりするのも気にせずファイリングしていきます(以前コピーしたのを忘れたり、人にもらったりしているせいです)。これで山は6分の1くらいになりました。わりと順調。

2時間後
記憶・学習絡みの論文(かなり多い)をファイリングし、これも別の1箱に収めました。発達、エイジング、障害、ジェンダー関係の論文を、脳機能研究と同じ箱に入れました。ちょっと疲れてきました。山は半分近くまで減りました。

3時間後
一番の専門に手をつけ始めました。表象関係とそれ以外の2つに大きく分けるつもりでした。まずは表象関係の論文をまとめました。次に「それ以外」です。それ以外…それ以外としか言いようがない山が、全体の3分の1近くは確実にあります。このままでは「それ以外」から必要なものを探し出すのが大変になります。なんとかしなければ…なんとか…


力尽きました。残りは日曜日にでもやろうと思います。

……秘書さんが欲しいです。

ACCEPT

2006-02-06 21:02:04 | 研究
記念すべき「研究」の100個目の記事は、

やったー! 論文が通ったー!

ついさっきこんなメールを投稿雑誌の事務局から受け取りました。

This is to confirm that T教授 has accepted the final version of your manuscript for publication in 雑誌名 and it can now be considered "in press".

「in press」の文字がまぶしいです。やー、長かったなあ…。指導してくださった方々、心配してくださった方々、ほんっとうにありがとうございました。

ひそかにあせること

2006-01-16 01:15:28 | 研究
昨年の秋に行われた学会で、某企業さんがとある研究を発表していました。詳しいことを書くと某企業さんがどこかわかってしまうのでやめますが、その某企業さんの研究している現象は、我々の研究室で今年度の研究テーマになっている現象でした。
この現象と私の研究分野を結びつけた研究を、前期(4月~10月)の研究法(学部3年生の模擬研究)でやるつもりでした。5月ごろでしたか、具体的ににどんな研究をするか学生さんと話し合いを始めた辺りで某企業さんが学会でその現象を取り扱った研究発表をすることが判明。我々が当初考えていたのと同じことだったので、結局我々の側では「ああ、かぶっちゃったね~」とその現象に対して別の切り口で研究を考え直し、実験をしました。ちゃんと結果も出ましたよ。そして実際の学会のときは某企業の研究員さんのところに行って、いろいろお話を伺ったりもしました。

つい最近のことですが、近所の研究室のISKくんが、企業のプレスリリースを乗せるサイト(たとえば日経のプレスリリース)のプリントアウトを持ってきてくれました。「某企業さんがその現象を解明した」って感じの記事でした。

うわ、すごくあせらされる気分…

この現象自体に関する研究は多いのですが、私の関係する分野と結びつけた研究はほとんど皆無、なぜか未解明のまま1980年代以降手がつけられていないものでした。ですからどこかとかぶるなんて思ってませんでしたが、まあそれは仕方ないです。でも某企業さんの研究も、話を聞くとまだ最初の一歩って感じなのに「解明」って言ってしまうなんてずるい~。

とはいえ、おそらく某企業さんは、少なくとも2、3年くらい前からはこの現象の研究に手をつけていたんだと思います。大学だと出た成果はわりと即発表したりする(と思う)のですが、私の研究のお師匠様(今アメリカにいる)が別の企業さんの研究アドバイザーをしたときには、研究の結果得られた成果を発表できるのは1年半後とかいろいろ時間的制約がありましたから。企業って難しい。
だから某企業さんもある程度の研究の積み重ねの上でのプレスリリースなんでしょう。けど、こうドドンと表に出されると(世間知らずの)大学院生は「ひえ~」という気分でございます。

それに学会発表している時点で既に危険なのですが、こうして広く世に知られる形になると、他の研究者がこの現象に目をつけて先に成果を出してしまう可能性があります。しかも実験がわりと単純にできるし…。

ということであせった私は、非常勤をしている研究所の研究員のSITさんやKBKさんに相談しました。落ち着いて考えれば企業と私たちの研究とでは方向性が違うのでそう危惧しなくても良いんだよとアドバイスを受けつつも、一致した意見は「早く論文書くことね~」でした。

博論書きながら英語論文か…うう…。

今度は私の番

2005-12-21 19:09:32 | 研究

本日大学のメールを開きましたら、論文を投稿した雑誌の事務局からメールが来ていました。エディターからのお手紙とレビュワーからのお手紙が添付されています。エディターさんからのお手紙を読んでみました。

2人のレビュワーさんたちからの返事を聞きましたよ。
セカンド・レビュワーさんはあなたの修正原稿でハッピィだそうです。
ファースト・レビュワーさんは、まだ2箇所直さないといけないかな、だって。
なので修正して、修正ができたら教えてください。
そうしたらハッピィにアクセプトしてパブリケーションになりますよ。
じゃあね。

要するに、もう2箇所直すべきところを直したらアクセプトになるようです。
要するに、けっこういい感じです。端的に言うと「うぇ~へっへっへ」って気分です。

うふふふふふ。嬉しいなあ。

と、喜ぶ前に修正するところは修正しないといけないので、へろへろのボロボロになった卒論生たちが帰宅して静かになった研究室で、久しぶりに自分の論文を見直しています。うーん、また英語だ…。

とにかく今週中に、か、せめて今年いっぱいで送り返してしまおうと思います。イギリスはお正月休みはあるのかな? プレミアを見る限りではないのかもね~。

22日22時30分・・・
レビュワーの要求に応じてt検定したら、出てほしくないところに1%有意が出てしまいました。消えてくれないかな…(なんて言い訳しよう…)


とろとろと。

2005-12-20 06:31:12 | 研究
TSK君の考察が書きあがるのを待っています。あちこち手直ししたいところはいっぱいあるけど、とにかく最低限論文の格好だけはさせないと。提出まで10時間を切ってるので、贅沢は言いません。
それにしても眠いなあ。お腹もすいてきた。


で、今は読んで訂正するものが手元にないので、のんびりニュースを集めてたりします。

ロペス・カロ、続投
レアル・マドリーは、ルシェの後を引き継いでいたファン・ラモス・ロペス・カロ監督が、今シーズンいっぱい監督職を継続すると公式に発表。
…要するに、想定するあらゆる監督候補に断られたってことですね。だから今のチーム体制だったら、ちょっとでも賢い監督なら引き受けようとは思わないだろう、ってことですね。経歴に傷がつくもの。
それでもロペス・カロが監督になってから、マドリーの選手には(良い意味で)笑ってしまうほどの鬼気迫る感があって良いものです。やろうと思えば必死になれるんだ。

お報せ
当ブログに度々遊びに来ていただいていたmaruko_moroさん(星の子さん)がブログを開設されました。
モリエンテス・ファンタージエン
できたてほやほやの「モリエンテス(とその仲間達)」世界です。

勝ちたかったねえ。

目の前で3点入った気がするのですが、なんでか負けてました。寒かったので良く覚えてないな。


ひとまず(7:00頃)
帰って寝ます。出勤予定は10時30分…努力目標。

おはよう(11:00)
2時間寝ました。原稿ができてました。今から読みます。〆切は16時。

お昼だー(13:30)
ひととおり見て最後の修正を入れました。ていうか全体的考察とか一部書いちゃったんですが。でもTSK君が自分で打ち直してるんでいいか。あと2時間半だよう。

印刷(14:30)
プリントアウトです。あと1時間半「も」ある~。誤字脱字など、最終チェックです。

締め切られた(16:00)
TSK君が仕上がったファイルを持って研究室を出たのは、期限10分前を切っていました。なんでこうなるんだろう…ところで間に合ったのかな?

わおー(16:05)
提出に行ったTSK君から電話が。何か不備があったのか間に合わなかったのかと、思わず声も裏返りビビるわたくし。
「ど,どうしたの!?」
「事務でKWM君が行数ミスだって言われたんです」
「えっ?つき返されたの?」
「はい。今研究室に戻るところです」
なんと…。そんなのもダメなんだ。私の(○年前の)卒論、明らかに規定からずれてるんだけど(後で気づいた)。
それはそれとして、どうやら裏締切がある様子。がんばれKWM君。