けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

止まらないアセンシオ

2017-08-29 06:15:05 | football





2017/2018 Liga Española 1a division Jornada 2
Real Madrid C.F. 2-2 Valencia

マドリーのゴール:マルコ・アセンシオ! マルコ・アセンシオ!!

勝てた試合でした。ディフェンスに不安を抱えながらで、実際2失点してしまいましたが、それでも試合を支配する時間は長く、シュート数も多かった。各所で言われてますが、ベンゼマ、どれか決めてくれていたら…。「今日は○○の日ではなかった」っていうのは時々ありますけど、大エース様がいない日くらい、ベンゼマもう少し頼もしくなってくれても良さそうな気がします…本当にこの日だけだったと信じたい。ただそれ以上に心配というかコメントに困るのがベイル。何度でも書きますが、大エース様がいない試合で、ここぞとばかりにいつも以上に頑張って欲しいところが、存在感がないというか、試合に関与する機会が少ない。開幕戦でゴールこそしましたが、昨シーズン怪我明けからずっと、良いと思える試合がほとんどなくて、ファンの怒りを買ってしまっているところがあるように思います。まだ何かフィジカルに不安とかあるんだろうか。

と、開幕早々ネガティブモードになる部分もありますが、まあそれでもアセンシオのゴールはストレスを発散させてくれますね。どのゴールもゴラッソ。シュートの思い切りの良さ。1点目は、蹴ってくるぞという予測の、ほんの少し前のタイミングで思い切りよく足を振り抜いている感じがあり、相手DFもGKも対応のしようがない、呆然。スーペルコパのゴラッソを見たあたりから、これはFKもいけるんではと思ってましたが、2点目はまさにそれでしたね。逆転された直後でもあり、チームを救うエースの活躍でした。

セントラルがナチョ1人ということで最終ラインはカゼミロが入って奮闘。失点の場面はナチョ共々、やりなれなさによるところもありました。でもまあよく頑張っていたなと思います。次はラモスが戻るはずで、うまくいけばヴァランもバジェホも怪我が治っているはずで、とりあえず守備の不安感は解決するでしょう。問題は、まだロナウドが戻れない試合が2つあるということ。インターナショナルウィークの中断期間、ベンゼマはシュート練に努めていただきたいと思います。

イスコ
HTで交代になったイスコは、めまいと吐き気を訴えての措置だったようです。ボールタッチも多くなくて、アセンシオと共存できないのか?とか悩んでましたが、体調不良だったということで納得。月曜のスペイン代表の集合には姿を見せていましたので、一時的なものだったと思われます。


やっともらえたトロフィー
昨シーズンのリーガ優勝トロフィーが授与されました。やっと。UEFAスーパーカップ、スーペルコパと共に、カピタネスの手によってお披露目されました。


開幕早々ピンチ

2017-08-26 23:01:08 | football
開幕早々ピンチ
リーガ第2節は、27日(日)ベルナベウにバレンシアを迎えます。召集選手の発表は試合当日になりそうですが、すでに前日練習が終わりジダンの前日会見も終わり、現在わかっていることとしては、セントラルがナチョしかいないということ。今週のトレーニング、ヴァランが室内調整とか個別メニューだったの、ちょっと気になっていたんですよね。金曜に全体練習に参加したので安心していたのですが、土曜のトレーニングでは再び離脱。違和感があるため無理はさせない、とはジダンのコメントです。セルヒオ・ラモスの2枚目警告に対する上訴も却下され(1枚目の場面はひどかったとしても、やはり2枚目の場面をラモスのファウルとされるのは解せない)、バジェホもピッチで調整はしていますが別メニューが続いており間に合わず…。
さて、セントラル1枚でどうしましょうか。現地では、カゼミロまたはマルコス・ジョレンテがナチョとコンビを組む、という見立てがあるようです。また、プレシーズンのトレーニングやトロフェオ・ベルナベウで出場機会を得た、カスティージャのテヘロやフベニールAから昇格したマヌエル・エルナンドも候補ではあります。ただ、カスティージャの2人は今日のトレーニングに呼ばれていなかったので、カゼミロあたりが現実的か…。ベルナベウでの試合とはいえ、相手はバレンシア。開幕早々の試練になりそうです。


重大なお知らせ


この動画は、すでにもう3ヶ月以上前のことになりますが、2016/2017シーズンの最終節、マラガ戦でリーガ優勝を決めた後のセレブレーションの最中の一コマです。あるべきはずなのにない何かを探して戸惑った表情のモドリッチとベイル。優勝トロフィーはどこにあるのかと聞いた2人は、関係スタッフに「来シーズンもらえる」という普通ではあり得ないような事実を聞かされて…というシーンです。これについては当ブログでも、5月25日付の記事に、優勝後のセレモニーなどで使っていたのはレプリカで、「本物は、次のシーズンの最初のホームゲームの際にもらえるんだそうで…。」と書いていました。そして、明日がその「次のシーズンの最初のホームゲーム」になります。
ということで重要なお知らせ。大変に間抜けなタイミングですが、本物の優勝カップがもらえるはずです。

CLグループステージ組み合わせ抽選結果

2017-08-25 02:01:28 | football


2017/2018 UEFA チャンピオンズリーグ 組み合わせ抽選結果
グループ H

・レアル・マドリード(スペイン)
・ボルシア・ドルトムント(ドイツ)
・トッテナム(イングランド)
・アポエル(キプロス)

またドルトムントか…というのが最初の感想でしょうか。毎回苦労させられているチームではあるので、何度でも対戦して、苦手意識は減らして欲しいと思います。スパーズは…ベイルとモドリッチはモチベーション上がりますね。今回プレミアのチームが多いので、どこかと当たるのはこれは仕方なかったことかもしれません。あとアポエル・ニコシアは単純に地理的に遠いなあと。結論としては、死のグループというほどではないかなと思いますが、でもまあ昨シーズンはグループ2位でしたし(結果としては良かった訳ですが)、慣れた西ヨーロッパではないチームもありますし、いつものことながら相手をなめてかかることなどないように、コンディションを保ちつつ確実に勝ちを積んで欲しいと思います。


日程
9月13日(水)レアル・マドリー vs アポエル
9月26日(火)ボルシア・ドルトムント vs レアル・マドリー
10月17日(火)レアル・マドリー vs トッテナム
11月1日(水)トッテナム vs レアル・マドリー
11月21日(火)アポエル vs レアル・マドリー
12月6日(水)レアル・マドリー vs ボルシア・ドルトムント



AWARDS席巻

2016/2017シーズンのベストDFにセルヒオ・ラモス、ベストMFにルカ・モドリッチ、ベストFWにクリスチアーノ・ロナウドが選ばれました。そして2016/2017シーズンの最優秀選手は、もちろん当然クリスチアーノ・ロナウドに。













開幕戦勝利

2017-08-23 06:54:06 | football



背番号フォントがリーガ仕様の超ボールド体に…。



2017/2018 Liga Española 1a division Jornada 1
Deportivo de la Coruna 0-3 Real Madrid C.F.

マドリーのゴール:ガレス・ベイル、44タッチとカゼミロ、クロース

開幕戦、またも平和な試合とはかけ離れてしまいましたが、無事に勝ち点3、しかもクリーンシートでスタートすることができました。試合開始当初は、さすがデポルのホーム、デポルにゴールチャンスを作られやや劣勢にも感じられましたが、何か思いがけない感じでマドリーのゴールが先に決まってしまい、これで落ち着きが出たかなと思います。2点目は、ナバスを起点に全選手が関与、デポルの選手に1度も触られることなく44タッチでカゼミロのゴールにまで持っていった…というもの。パスを繋ぎまくっているだけなら、攻めあぐねているだけということもあるかもしれませんが、最終的にシュート、ゴールまで持っていけたのが良いですね。改めて動画を確認すると、30タッチを越えた頃、モドリッチとイスコのパス交換あたりから、ぐっと攻撃に本腰を入れたという切り替わり感が感じられます。逆に3点目は、かなり少ないタッチでゴールまで持っていった、ある意味マドリーらしいゴールでした。
デポルのリズムの時のセーブ、PKも決めさせないナバをはじめ、どの選手にも文句の言いようがない、良いスタートになりました。ただまあ何かを言うとしたら、カピタン様ですかね…。1枚目のイエローの場面は、小競り合いで相手が先に頭突きをしようとしたとはいえ、張り手をかましたわけで、これは仕方ない(むしろ警告で済んで良かった)。ただ2枚目は、普通にボールに向かってジャンプしたところに相手が後から入ってきた場面、これで警告はないだろうと。記録上は退場になりましたが、マドリーは2枚目の警告を取り消すよう訴えているようです。ナチョが相変わらず素晴らしい安定したパフォーマンスなので、大丈夫といえば大丈夫ですが…。
この試合では、マルコス・ジョレンテが途中出場する機会を得ました。現状の選手に満足している、というジダンのコメントがあり、公式HPの選手リストを見ると、右サイドバックのアクラフ・ハキミが背番号16でトップチームに名を連ねています。マーケットの締めまでまだ1週間ほどありますが、ジョレンテやマジョラルも含め、今いる選手たちで今シーズンを戦っていくことになりそうです。



(ついサボり気味になってしまいまして、すみません…)

リーガが始まる

2017-08-20 19:22:37 | football
デポルティーボ戦、召集選手
GK:ナバス、カシージャ、ルカ・ジダン
DF:カルバハル、セルヒオ・ラモス、ヴァラン、ナチョ、マルセロ、テオ
MF:クロース、モドリッチ、カゼミロ、アセンシオ、イスコ、セバージョス、マルコス・ジョレンテ
FW:ベイル、ベンゼマ、ルーカス・バスケス

サスペンション:クリスチアーノ・ロナウド
負傷欠場:バジェホ、コバチッチ
監督判断による欠場:マジョラル

2017/2018シーズンのリーガ・エスパニョーラ、第1節はいきなりですがリアソールのデポルティーボ戦、近年だいぶ苦手感はなくなっていますが、長く攻略に苦労したアウェイスタジアムの1つです。
召集リストは上記の通り。コバチッチは、負傷のニュースは公には出ていませんが、スーペルコパ第2戦以降別メニューが続いていました。このため、マルコス・ジョレンテが公式戦に初召集。クリスチアーノは、上訴が通っていないためサスペンションが継続中です。
試合は本日22時15分、日本時間5時15分キックオフ。


ジダンが加わると
土曜のトレーニングは、よくあるように、冒頭の15分が報道陣に公開されていました。トレーニングの最初にやるロンド(輪になって、「鬼」が2人入り、ボール回しをする)には珍しいことにジダンが参加。マドリーのロンドは通常、スペイン人+クロース(今年からテオも加わりました)と、スペイン以外の出身選手に別れてやっているのですが、土曜日は、コバチッチが個別メニュー、試合に出られないクリスチアーノも許可を経て練習には不参加、スペイン外グループの人数がだいぶ少なかったことが原因ではないかと思います。相変わらず、現役と遜色ない足さばきです。




公式発表:ルベン・ジャニェス
レアル・マドリードC.F.とヘタフェC.F.はルベン・ジャニェス選手の移籍で合意に達した。クラブは下部組織からトップチームまでの7シーズン、選手が見せてくれた模範的なキャリアに感謝していることをここに伝えます。

「今日、僕にとって新しいステージが始まる。7年間僕の家であった巣から飛び立つ。これまでそうあるべきと教えられてきたように、成長し男となるためにここを離れる。僕が成長することに関わってくれたクラブの人たち全てに感謝を伝えたい。メディカルスタッフ、保守のスタッフ、保安職員、そして何よりも僕のチームメイトたち。僕が過ごした日々を分かち合い、彼らそれぞれから、フットボールに限らず多くのことを学んだ。これがさようならではなく、また会おう、だと信じている。Hala Madrid!」

ジャニェスは、ヘタフェに移籍となりますが、そのままセグンダのカディスにレンタルへ。出場機会を掴んでくれればと思います。


最後になりましたが

レアル・マドリードC.F.は本日バルセロナで起きたテロに関して沈痛の極みであること、被害者とその親愛なる人々、家族や友人に対し共にあること、同じくこの悲劇の犠牲となり負傷した方々の一日でも早い回復を願うことをここに示します。



スーペルコパ制覇

2017-08-17 16:05:16 | football






Supercopa de Espana-Vuelta
Real Madrid C.F. 2-0 (agg. 5-1) Barcelona

マドリーのゴール:マルコ・アセンシオ、カリム・ベンゼマ

第1戦の内容と結果を思えば不安になることもなかった試合ですが…その予想をはるかに上回り、再び素晴らしい試合をしてくれました。しかもクリスチアーノがいなかったり、カゼミロやイスコが先発でなかったりとメンバーの入れ替わりがあったにもかかわらず。誰がイマイチだったとか、そういうのも一切ありません。出た選手みんな良かったと思うし、もう勝敗が決したと思われる終盤でも、守備にも攻撃にも手を抜かない真剣な姿勢は、良い競争感がチームにあるためではないかとも感じました。
まずは前半のゴールを決めたシーン。1点目はアセンシオ、開始4分で前回以上のスーペルゴラッソでした。もう…すごい。なんと賞賛したらいいのかわかりません。すごすぎます。ただゴールを決めるだけでも素晴らしいですが、さらにあの相手の意気を一気にくじいてしまうタイミングとゴールの質。あの距離からあのキックができるとなると、できたらFKにもチャレンジしてほしい気もします。
その後、特に前半は試合を支配、チームとしての強さが示せていたのではないかと思います。アセンシオ、バスケスとベンゼマ、そこに両サイドバックのカルバハルとマルセロが連携し、コバチッチがメッシを担当してくれた分余裕ができたモドリッチとクロースが絡んでくるという。惜しい!というチャンスがいくつか作れてくる中で、35分過ぎでしたか、マルセロのクロスから一旦ファーに流れたベンゼマが、ターンしながらバルサDFをかわしつつゴール。今日のベンゼマは、何か吹っ切れたかのような印象で、楽しかったです。クリスチアーノがしばらくサスペンションだから何か自覚が芽生えたのか何かわかりませんが、無欲にパスを出す場面も自らシュートを打ちに行く積極的な場面もあり、しかも後半の残り少ない時間でも自陣深くまで戻ってバルサからボールを奪うという献身さも。色々なベンゼマらしさがよく出ていたように思います。いつもこうだといいな。
守備の方も、もう文句なしです。試合自体はマドリーが優勢だったと思いますが、実際は前半にも後半にもピンチがあり、ポスト直撃シュートもあったりしたわけですが、的確に跳ね返して行くCBと、思い切り体を投げ出してくれるナバスと。クラシコでのクリーンシートは久しぶりだそうです(言われてみれば、確かに)。

ということで、スーペルコパ・デ・エスパーニャの「デシマ(10回目)」です。
クリスチアーノの件は未だ消化しきれないことではありますが、欠員を補うチームの力があることを楽しみに、リーガ開幕を迎えることができそうです。




そろそろがんばれbb

2017-08-16 22:13:43 | football
本当に5試合?
既に多くの方がご存知かと思いますが、クリスチアーノの、スーペルコパ第1戦での退場と審判を押したとされる行為について、それぞれ1試合と4試合の出場停止処分が下されました。マドリーは即抗告したようですが、現地の今日の午前中の審査の結果でも判定が覆る気配はなく…。何度でも書きますが、そもそもの誤審がなければクリスチアーノが審判を押すこともなかっただろうと思うと、なんとも悔しい限りです。
もしこの通りだとすると、クリスチアーノは、週末から始まるリーガを開幕から4試合欠場することになります。該当試合は、8月20日第1節デポルティーボ(F)、8月27日第2節バレンシア(C)、9月9日第3節レバンテ(C)、9月16日第4節レアル・ソシエダ(F)。チームに合流してからの期間が短い割に、スーペルコパ第1戦ではあれだけのゴラッソを決めてくるクリスチアーノを今使えないというのは非常に惜しいところですが、そもそも短かったプレシーズンを落ち着いてやり直しその分シーズン中盤後半にコンディションが保たれれば…いや、それでも悔しい。
もう少し良い面を探すとしたら、第2節と第3節の間にインターナショナルマッチウィークが挟まること、第3節と第4節の間にCLグループリーグ第1戦があり、今回のサスペンションは当然適用外であることを考えると、インターナショナルデューティの疲労を休めて万全の状態でCLに臨めるメリットがあると。それでも、不当な判定を受けたフラストレーションが残ることに違いはないですが。


ジダンまで?
MARCAによると、スーペルコパ第2戦の前日プレスカンファレンスでのジダンのコメントの中にあった「皆なにがあったか見ただろう、それでクリスチアーノに5試合のサスペンションとは…何かあるのでは」というような部分が、審判技術委員会のご不興を買ったそうで、ジダンにも罰金の裁定が下るのではとのこと。これが本当なら、やられたい放題ですね…。


ベルナベウの抗議
第1戦の判定の一部始終、試合後に下されたサスペンション諸々へのマドリディスタたちの不満は凄まじく、ベルナベウで行われる第2戦では、リーガ、レフェリーへの抗議が行われるそうです。報道では、「7分」に、リーガでよく行われる抗議の意のある、白いハンカチを振ったり白い紙を掲げたりするようなものであるとのこと。


実はまだ何も決まっていない
試合以外の騒動が大きすぎたことと、第1戦で勝っているからか、あまり試合内容への予測が出てこないのですが、モドリッチが復帰、第1戦で負傷交代したコバチッチにも特に問題はないということで、負傷中のバジェホとクリスチアーノ以外は起用できる状態です。第1戦の結果リードしているとはいえ、クラシコ、しかも今シーズン最初のベルナベウの試合とあっては、マドリー側も気持ちを新たに試合に臨んでくれるものと思われます。プレシーズンを通じて終始ぱっとしない内容のせいか、ASに「bbC」と呼ばれるようになってしまった「bb」には、そろそろ結果を見せてほしいところです。ま、AI(アセンシオ・イスコ)でももちろん良いのですが…。
試合は本日23時、日本時間で明日朝6時キックオフです。

カンプノウで1−3

2017-08-14 11:44:58 | football


2017 Supercopa de Espana - Ida
Barcelona 1-3 Real Madrid C.F.

マドリーのゴール:O.G.、クリスチアーノ・ロナウド、アセンシオ

今シーズンも平穏無事な試合なんてないのかなー、としみじみする、スーペルコパ第1戦でした。まあなんか色々ありすぎましたが、とりあえず良い試合…いや、たまらん試合でしたね。特に後半はマドリーが想定した通りの試合ができた、優位に進められる時間が長かったですし、カンプノウで3ゴール。しかも、スアレスのダイブをPK判定されて同点にされた後のクリスチアーノのゴラッソ、1人少なくなっても、カウンターからのアセンシオのゴラッソ! シーズンオープン前にしてはやたらと興奮させられる試合でした。
目立ってよかったのは、まずはコバチッチ。モドリッチの代役と捉えられてはいましたが、メッシをマークしたり速攻食らった場面でカバーにも入ったり、良い活躍だったと思います。攻撃の方はイスコがやっぱり一段違いますね。好調。かなり自在にバルサの中盤を切り抜けていっていたと思います。あとはヴァランとか…もう、みんなよく頑張った。バルサの攻撃をきちっと跳ね返せるカゼミロとヴァラン、ラモス、サイド攻撃で対抗するカルバハル、マルセロ、頼もしかったです。一方で、もうちょっとなんとか…と思うのは、BB。ベイルもチャンスがあったけど、なんというか…後から入ってくるアセンシオがあの通りできっちり結果を出してくるので、余計に。

そして…ここまで引っ張ってきた、クリスチアーノ。なんと言おうか…すごい!でも脱ぐな!でもすごい! ま、脱ぐなは結果論かもしれません。皆で喜び合った後、脱いだユニフォーム、7番をカンプノウの観客席に見せつけて。昨シーズンのベルナベウクラシコでのメッシの仕草のその通りで、意趣返しってところでしょうか。まさか、シミュレーションを取られるような羽目にナルトは思わなかったんだろうと。スアレスのあのダイブがPKになるなら、クリスチアーノの方がより確実にPKですよね…しかもわざと転んでいるわけでもないのに。第2戦まで日がないですが、取り消しの申し立てができるか。しかし更に面倒なことに、この退場の判定を下された後にクリスチアーノが審判を軽く押したというのが、審判の試合後提出記録に書かれていたそうで、4試合から12試合の出場停止?という話も。そもそもあの「誤審」がなければクリスチアーノが押すこともなかっただろうに、と思うわけですが。

最後、ビッグマッチの終盤にゴールというのが定番化してきた感のあるアセンシオは、マドリーでの各コンペティションデビュー戦でゴール、という記録をまた積み上げました。昨シーズンのUEFAスーパーカップに始まり、リーガ、CL、国王杯、そしてスペインスーペルコパと。途中出場で十分に走れるというのもあったんだろうけど、あれだけ走った後でミドルレンジからしっかりゴール決めてくれたのは、本当にすごいです。そろそろ先発で報いてあげても良いのでは。ちなみにアセンシオも、ゴール後にユニフォームの背番号を見せつけるポーズをしていました。ただし、脱いでない。

第2戦は水曜、すぐです。敵地でリードしたものの、タイトルはまだ決まっていない。今シーズン初となるベルナベウで、また良い試合を見せて欲しいです…できれば平和な感じで。




スペインスーペルコパ Ida バルサ戦、召集選手

2017-08-13 18:43:18 | football
スペインスーペルコパ Ida バルサ戦、召集選手
GK:ナバス、カシージャ、ルカ・ジダン
DF:カルバハル、セルヒオ・ラモス、ヴァラン、ナチョ、マルセロ、テオ
MF:クロース、カゼミロ、アセンシオ、イスコ、コバチッチ、セバージョス
FW:クリスチアーノ・ロナウド、ベイル、ベンゼマ、ルーカス・バスケス

サスペンション(らしい):モドリッチ
負傷欠場:バジェホ
監督判断による欠場:マルコス・ジョレンテ、マジョラル

スーペルコパ第1戦です。大きなポイントとしてまず、モドリッチが3年前のスーペルコパで退場になっていた分のサスペンション消化になるとかで欠場。3年越しで実際そういう処遇になるのかどうかと議論している記事もあったのですが…欠場しておくのが無難なようです。モドリッチのポジションは、プレシーズン好調だったコバチッチが埋め、クロースとカゼミロと中盤を構成するというのが大方の予測。
他のポジション特に前線をどうするかですが、好調のイスコを使わないわけには行かない…と思われます。イスコ+BBかBCか。クリスチアーノ温存という噂もあり、スーパーカップと同じで行くのかもしれません。また左ラテラルでテオがデビューするのではという予測もあり。いずれにせよ、第2戦がほとんど日をおかずに行われ、来週末にはリーガ開幕ということで、すでにローテーションの気配がある感じがします。
ちなみにバジェホは、いつのまにか左大腿部を負傷。今シーズン最初の「Parte de Medico」になってしまいました。離脱期間は2〜3週間の見込みで、復帰はインターナショナルウィーク明けでしょうか。

試合は本日22時、日本時間明朝5時キックオフ。

マケドニア

2017-08-08 06:51:58 | football
今シーズン最初の公式戦、UEFAスーパーカップ。マンチェスター・ユナイテッド戦です。選手たちは7日にマケドニアの首都スコピエ入り、夜にはトレーニングが行われました。マケドニア。去年はノルウェーでしたっけ。
召集選手24人は以下のとおり。

GK:ナバス、カシージャ、ルカ・ジダン
DF:カルバハル、バジェホ、セルヒオ・ラモス、ヴァラン、ナチョ、マルセロ、テオ、アクラフ
MF:クロース、モドリッチ、カゼミロ、マルコス・ジョレンテ、アセンシオ、イスコ、コバチッチ、セバージョス
FW:クリスチアーノ・ロナウド、ベイル、ベンゼマ、ルカス・バスケス、マジョラル

第3GKだったジャニェスが外れました。ほとんど出場機会がない第3GKを何年もやっても仕方ないですし、良い移籍先が見つかればいいなと思います。他には、コバチッチが背番号を16から23に変更したらしいこと…理由は不明。それから、クリスチアーノ・ロナウド。

クリスチアーノは5日にチームに合流してわずか数日ですが、全体と同じ練習と併せて個人メニューもこなし、あとは実戦で慣らしていくんでしょう。最初から出てくるか途中出場かはわかりませんが。ただ、結局1勝もできなかったプレシーズンマッチから、スーペルコパ、リーガの開幕に向けてそろそろ弾みをつけていきたい…と考えると、クリスチアーノにも出場してゴールしてほしいな、なんて勝手に思ったりしてます。

試合は、現地8日の20時45分、日本時間では9日の3時45分キックオフ。