けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

今日は8月31日

2009-08-31 18:43:48 | football

マーケットが閉まるのは、現地時間の9月1日0時00分。日本時間だと明朝の7時ですね。それまで、駆け込みで選手のやり取りが行われます。MARCAなんて、こんなページまで作って、時間を追って移籍の動きを載せています。既に、

バルサのグジョンセンがモナコと契約間近だとか、
スパーズのモドリッチが大きな負傷を負ったことでファンデルファールトにオファーが来ているようだとか、
フロレンティーノ・ペレス、6000万ユーロを握り締め、最後までリベリ獲得を狙うとか、
エバートンがハイティンハ獲得間近だとか、
ラシン・サンタンデールが、ニューカッスルのシスコと契約しそうだとか、それがうまくいかなければロイ・マカーイ!?

…なんてニュースが載っています。これはもう、ニュースソースの信憑性なんてピンキリって感じですね。「チーム関係者」の本当らしい話から、ファンのヨタ話まで入ってそう。
ちなみに、同じMARCAのこちらの記事では、リーガのプリメーラの20チームのうち、ビルバオ、バルサ、デポル、マドリー、セビージャ、テネリフェ、バジャドリの7チームは、とりあえず補強終了を宣言しているようです。最後の最後まで何があるかわかりませんけどね。特にフロレンティーノ・ペレスとか。これらのチームは、あとは必要に応じて戦力に換算しない選手の行き先を見つけるのが残りの仕事になります。マドリーは、上に書いたファンデルファールトと、ミゲル・トーレス。トーレスはヘタフェで決まりではないかと見られているようですが、まだ……。
残る13チームは、それぞれの事情に応じて最後まで可能性を探らなければいけません。でも、この記事見てるとかなり大変そうだなあ…。たとえば、アルメリアはFW、中盤、セントラル、ラテラルとあと3人~4人の選手を補強したい。開幕戦で思い切りコケてしまったアトレチコは、ウィークポイントである両ラテラルと、前線のフォルランやアグエロにボールを供給できる選手が欲しい。ラシンはセンターFWが欲しいし、サラゴサのマルセリーニョ監督は右のラテラルとFWを欲しがっている。それでミゲル・トーレスにご執心だったんだ。
あれこれリーガの各クラブの欲しいものリストを並べているとキリがありませんね。泣いても笑っても(?)あと12時間です。

以下、すべて現地時間で
12時49分:ファンデルファールトの代理人が「彼はレアル・マドリーに残るだろう」と発言したとのこと。
13時23分:ラシン・サンタンデール、公式にシスコの獲得を発表。シスコ、お帰りー。

13時53分:マドリー、ホセルを獲得
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セルタのカンテラ、ホセ・ルイス・マト“ホセル”を、マドリーが獲得。1990年3月27日生まれの19歳で、U-21スペイン代表にも召集されている。ウクライナで開かれたU-18欧州選手権では得点王を記録。
ただし、獲得はしたものの、今期はセルタでのプレイを続けることになる。
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14時54分:ファン・デル・ファールト残留へ。ミゲル・トーレスはまもなくヘタフェに
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オランダ人メディアプンタは、少なくともこの夏には、レアル・マドリーを離れないだろう。ファン・デル・ファールトは、残留するという断固たる決断を下し、マドリーの首脳陣は、彼の元に届いていたオファーを受け入れるよう説得できずに終わった。ファン・デル・ファールトと彼の代理人は、ペジェグリーニ監督およびコーチ陣との会談を行い、ベルナベウを離れるつもりはないことを強調した。
「会談の間、ラファエルは監督やコーチ陣に対し、自分はレアルに残るつもりなのだと熱心に説明していた。ラファエルは、レアル・マドリーでのチャンスのために戦うと決めたのだ。」 と、代理人のロベルト・ゲーリング氏は語った。ファン・デル・ファールトは、マドリーが最後のアタックを仕掛けているリベリ獲得の交換要員に入ると考えられてもいた。
一方で、ミゲル・トーレスはヘタフェへの移籍が間近となっている。ヘタフェは、マドリーのこのラテラルの獲得を望んでいた。交渉は、まもなく締結されるだろう。
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ということで、ラフィは「今のところ」残留の方向。

15時29分:エスパニョールが、ママドゥ・ディアラの獲得を狙っている模様。

18時20分:ラジオ・マルカにて、ロッベンが、リベリのバイエルン残留を宣言。

19時30分過ぎ:ミゲル・トーレスへのヘタフェへの移籍が決定した模様。マドリーは2年目までの買戻しオプションの権利を有することに。
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ミゲル・トーレスは、ヘタフェと5シーズンの契約となるだろう。ヘタフェは200万ユーロを支払うことになるが、最初の2年間は買戻しオプションにより白のクラブに戻る可能性もある、と交渉の情報筋から伝えられている。
この移籍により、ミゲル・トーレスは今シーズンヘタフェに加入する7人目の選手、レアル・マドリーを離れる14人目の選手となる。アンヘル・トーレス会長は、マーケットが閉まる前にさらなる補強を目指している。希望はセンターFWだ。
ミゲル・トーレスは、ヘタフェに所属するレアル・マドリーのカンテラ出身者としては5人目となる。コディナ、パレホ、アドリアン、ソルダードが、マドリーのカンテラの選手たちをトレーニングしてきた最も魅力的な人物の一人であるミチェルの指揮の下、チームを形成している。このほかに、ルベン・デラレやエステバン・グラネロのように、ヘタフェで成功を収めて後、レアル・マドリーに戻った選手たちもいる。
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ドイツに行ったあの人
移籍していきなりのヴォルフスブルク戦で大活躍したアリエン・ロッベンは、試合後のインタビューで、既に自分の目にはバイエルンのユニフォームしかなく、元のチームにノスタルジアを感じたりはしない。むしろ、チャンピオンズで対戦でき、彼を移籍させたのが間違いだと知らせるようなゴールを決められたら嬉しいだろうと考えている。
「チャンピオンズで、彼ら(レアル・マドリーを指す)と対戦できたら素晴らしいことだろう。もしレアル・マドリーに対して2ゴール入れられたらファンタスティックだろうね。」
そうは言ってもロッベンは、いろいろあったにもかかわらずリベンジの気持ちはなく、白のクラブに所属していた際に受けた愛情を心に留めている。自身が移籍させられたのは不公正だと認めながら、彼の移籍をそういう文脈で思い出して欲しくはないのだ。
「いや、恨みの気持ちはまったくないよ。そんな気持ちはなく、僕の元のチームメイトたちと会うのは本当に素晴らしいことだろう。彼らといた期間は偉大なものだ。チャンピオンズで彼らと対戦して勝つことは、特別なことだろう。」

ロッベン、マドリーがドイツ方面が苦手だって知ってて言ってますか……? 万が一そんな時が来たら、どうぞお手柔らかにお願いします。


09/10リーグ・アン 第4節
オリンピック・マルセイユ 0-0 ジロンダン・ボルドー


GK:マンダンダ
DF:タイウォ、エインセ、ディアワラ、ボナール
MF:シセ、シェルー、エムビア、コネ(13、ヴァルブエナ;86、ベナルファ)、ニアン(74、モリエンテス)
FW:ブランドン

ブンデスリーガでバイエルン対ヴォルフスブルク、イングランドではマンチェスターUtd.対アーセナル、セリエAでは、ミラノダービーにローマvsユーヴェ。開幕早々にあちこちでビッグマッチが組まれていたわけですが、マルセイユvsボルドーもそれに当たるかと。そしてこの試合は、マルセイユの今期最初のベロドロームでの試合であり、また7月4日に亡くなったロベール・ルイ-ドレフュス氏を偲びオマージュを捧げる試合でもありました。ドレフュス氏は、マルセイユに尽くした大口株主、会長。通常はホームなら白地にブルーでスポンサーロゴ、水色の三本線が入るマルセイユのユニフォームは、この日、白地に右胸には「merci RLD」 Robert Louis-Dreyfusの頭文字、その他の線やロゴもすべて黒で入れられた特製のものになっていました。

試合は、堅かった。ブランドンのシュートがバー直撃とか、ファウルで無効になったもののボルドーがゴールネットを揺らすとか、そんなシーンはありましたが、全体としては守備の評価の高い試合だったと思います。どちらも堅実で、有効な形で攻めこませない守り方。見てて疲れました。エインセがすっかりCBで定着していて、フィジカルの強いフランスであってもきっちり対処していて、心強かった。



どう書いても贔屓目になるのでアレですが、後半30分ごろからの出場だったモリエンテス。以前に比べると、リズムが合ってきたなと感じます。ヘディングのタイミングが良くなっている、良い形(になりそうなところ)でパスがもらえるようになっている。現地の寸評には「先発で見てみたい」という評価がありました。私もそう思います、できれば。
今週金曜日には、南仏同盟(?)のモナコとフレンドリーマッチが組まれています。試合の場所はカンヌという、中間地点(地図的にはかなりモナコ寄りだけど)が選んであるところがちょっと面白い。もしかしたら双方のスタジアムが他の予定で使えないのかもしれませんが。この試合あたりで、頭から使ってもらえれば……放送なんてないよね(モナコのビデオに期待)。

あの2人

2009-08-30 14:30:33 | football

Bayern Munich 3-0 Wolfsburgo
ロッベン、後半のみの出場で2ゴール。ハイライト見ただけですが、えっらいイキイキしていました。



Milan 0-4 Inter
こちらも試合自体は見ていませんが、スナイデルは先発フル出場したそうです。評価もなかなか高かった様子。


彼らがマドリーに残りたいと言っていた時、本当に残りたかったのだろうと思います。見ているこちらとしても、残って欲しかった。でも残って欲しい思惑は、彼らがスタメンでなくてもいいや、マドリーの戦力の厚みが増すし、相手が疲れてきた後半途中に出てきたら効果ありそうだ……という打算があった。そんな扱いで良い選手たちではないわけです。良い別れ方にはなりませんでしたが、それぞれ、輝くことのできる舞台を手に入れたのではないかと思います。幸先の良い滑り出し、本当に良かった(マドリーと当たらない範囲内で)。

で、日本代表と対戦ですね(9月5日 現地14時、日本時間21時)。

第一歩

2009-08-30 10:29:37 | football

この笑顔。カピタンで先頭で入ってくるなんて、嬉しい驚きでした。相変わらずの優しいパス。なんであんなふうにできるんだろうなあ。自分でゴールも決め、さらにイケルと1対1になるチャンスまで…入らなくて助かりましたが(一説には、バレロンはシュート下手とも言われる)。
交代で下がる時、ベルナベウから拍手が送られたのも嬉しかった。マドリディスタと言えども、あんなパスを出しゴールまで決めちゃうバレロンが大好きなんだろう。


09/10 Liga Espanola 1a division Jornada 1
Real Madrid C.F. 3-2 Deportivo de la Coruna

マドリーの得点:ラウル(26)、クリスチアーノ・ロナウド(35=PK)、ラス(61)
デポルの得点:リキ(30)、バレロン(47)

GK:ヒゲを生やしたイケルみたいな人
DF:アルベロア、ヒゲが生えてるけどアルビオルと視認できる、ガライ、マルセロ
MF:ラス、ヒゲが生えてるけどシャビ・アロンソ、カカ(83、グティ)、クリスチアーノ・ロナウド
FW:ベンゼマ(74、イグアイン)、ラウル(64、グラネロ)

とにかくだいぶ中身が入れ替わっているし(先発11人中、新人さんが7人)、キーになる扱いの選手が3人もリーガ初体験なわけですから、しばらくは様子見していくしかないか。リーガへのフィット感は、ベンゼマ、カカ、Cロナウドの順に感じる。仕事のシンプルさとか、そういったことにも関わるのかもしれないけど。ベンゼマは決定的な仕事ができる、でも印象が薄くなる時間もまだまだある。
カカは、この試合では、一番印象が強く感じました。惜しいシュートも何本も打っていたし、1点目のラウルのゴールは、ベンゼマからカカにパスが出て、カカのシュートがポストに当たって外れたところをラウルが詰めたもの。中へ中へ、というカカの指向性が結果として良いのかどうかわかりませんし、ところどころ、球離れが悪いのも気にはなるけど、でも全体としては良かったと思う。
Cロナウドは、良さがでるのに、もうしばらくかかりそうな気もする。残念ながら、ドリブルはリーガの試合ではそんなに有効にはならないかもしれない。ボールを持ったない状態で、縦へ抜けてボールをもらうとか、もっとゴール前に迫るとか、フィジカル強いんだからそういう迫力ある動きが見たいです。

ま、ともかく勝ちました。全体としては、まず前方が混雑している点。4人がべったり前にいるような印象すら受けてしまいました。ラウルが下がったり、ベンゼマが開いたり、いろいろ動きの工夫はあると思うけど。パスは回せているし、サイドへボールを出したりして揺さぶりをかけてもいる。でも、切り崩して中へ、最前線へ飛び込んで…というのがもう少し見たい。デポルのディフェンスが優秀だったということか。
ピボーテ2人は素晴らしかったと思う。守備の負担が減ったせいか、ラスが積極的に前線に近づき配球していたし、ゴールまで決めました。トロフェオ・ベルナベウのあれはスーペルゴラッソでしたが、今日の試合のも実に見事なゴラッソ。良いものもってたんだねえ。
守備は…2失点してしまいましたからね。プレシーズンからセットプレーが危険といわれ、シーズンインして再びセットプレーからの失点。デポルがトリッキーなやり方をしてきて対処に混乱した…という言い訳もあるかもしれませんが、セットプレー後の守備で、2人もフリーにしてどうする。2失点目は、HT明けの気の緩みか。アルビオルがサイドに釣り出され(しかしクロスは止められず)、バレロンのシュートの前に身体を張るのはガライとマルセロ。ガライ、倒れこむの早過ぎないか。

ラウルはなぜ60分そこそこで代えられたんだろう。まだ馴染まない新加入選手たちの中で、結局また下がってきたり、高い位置からボールにプレスをかけたり、縦にボールが入るのにあわせてきちんと飛び出しもするし、少しサイドに流れてベンゼマ(カカだっけ?)に出したロブのパスとか、やっぱりさすがだと思わせられる仕事ぶりだったのに。ラウルは代表に行かないし、フルに使い切ってもそんなに問題ではなかっただろうし。ベンゼマ1トップ、みたいなことをしたかったのかな。
イグアインは調子が良さそうなだけに、あの時間で途中投入されるのはやりにくそう。もっと長い時間で、そしてラウルの横でもっと生きそうに思う。


ラウルが、いつも以上に他の選手たちを叱咤激励するように、声をかけたりそういう身振りをしているのを見て、サルガド魂が注入されたのかなあ、と思いました。


09/10 まもなく

2009-08-30 00:22:05 | football
スナイデルの件とロッベンの件とでショックが大きく、忙しかったのもあってあまり実感も沸かないままなのですが、本日、2009/2010シーズンのリーガエスパニョーラ開幕。マドリーとかリーガ全体とかの直前情報を読んだりしたかったのですが、ちょっと余力がないので、粛々と召集選手リスト。

GK:イケル、デュデク
DF:マルセロ、アルビオル、メツェルダー、ガライ、アルベロア
MF:ガゴ、ラス、グティ、ドレンテ、グラネロ、シャビ・アロンソ、カカ
FW:ラウル、イグアイン、ベンゼマ、クリスチアーノ・ロナウド

試合まで3時間切りました。放送まで 5時間 切りました。

公式発表:アリエン・ロッベン

2009-08-29 06:18:55 | football


マドリー公式
レアル・マドリーCFとFCバイエルン・ミュンヘンは、アリエン・ロッベン選手の移籍の件で合意に至った。

バイエルン・ミュンヘン公式:ロッベンはFCバイエルンに。
決定! レアル・マドリーのアリエン・ロッベンは、ただちにFCバイエルンの力を増強する。オランダ代表のロッベンは、スペインからドイツのタイトル記録を保持するゼーベナー・シュトラッセ(バイエルンの練習場があるところ)へと到着、金曜の午前中に、メディカルチェックを滞りなく終えた後、2013年6月30日までの4年契約にサインした。移籍金については、両者合意により、明らかにされない。
現在25歳のウィンガーは、最後にドイツ王者に輝いた際にロイ・マカーイが身につけ、それ以来誰のものでもなかった、背番号10のついたユニフォームを手渡された。ロッベンは金曜の午後にはトレーニングを行い、土曜日にFCバイエルンのアリアンツ・アレーナで行われる、ブンデスリーガの昨季チャンピオンVfL ヴォルフスブルク戦に出場する資格も既に有する。
(後略)
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ここまで読んで、そういえばバイエルン公式には日本語ページがあるんだと気づきました…完璧に日本語になってる






悔しい、惜しい、申し訳ない…といろいろなものが混ざった気分ですが、新天地での希望と目標に向けて笑顔の2人には、とにかくがんばれということと、あとやっぱり、ありがとう。

公式発表:ウェスレイ・スナイデル

2009-08-29 06:16:07 | football


マドリー公式
レアル・マドリーCFとFCインテル・デ・ミランは、ウェスレイ・スナイデル選手の移籍の件で合意に至った。

インテル公式:ウェスレイ・スナイデルはインテルに。
本日午前、メディカルテストが終了し、1984年生まれのオランダ人セントロカンピスタは、2013年6月30日までの4年契約にサインした。
必要書類は、既にレガ・ナツィオナーレ・プロフェッショニスティ送付されている。
スナイデルは、インテルにタイトルをもたらすため、レアル・マドリーからやってきた。同選手は既に、チームのトレーニングセンターであるアンジェロ・モラッティに到着した。





京都から帰ってきました…。

残り4日

2009-08-28 06:47:40 | football
ロッベン
バイエルン・ミュンヘン公式サイトにて、GMのウリ・ヘーネスが、木曜日の夜にロッベンの獲得を認めたことが掲載されてます。それによると、

・クラブ間の合意は成立、あとはメディカルチェックを行い、ロッベンとバイエルン間の詳細な交渉を詰めるのみであること
・金曜の昼遅くには(どの辺りの時間をさすかわからないが)、契約を済ませられるだろう
・ロッベンは我々の求めていたオフェンシブな選手である
・土曜日に行われるヴォルフスブルク戦でのデビューを目指している
・右にロッベン、左にリベリを置く。魅力的なチームとなる

こんな感じでしょうか。
昨日急に決まった、ように思えた話で、ロッベンはもうミュンヘンへ飛んでしまいました。木曜日の午前の、バルデベバスでの、最後になると思われるトレーニングを終えた後で。
ロッベン出すの? それでリベリを取ってくるの? バイエルンの公式では、リベリにロッベンを加えて、という書き方をしているけれど。
確かにプレシーズンを見ていてわかるとおり、ロッベンはファーストチョイスにはなかなかならないかもしれない。でも、プレシーズンマッチで見せた、相変わらずのスピード感やシュート感覚を見ていれば、出してもいいや、とは到底思えなかったんだけど。
木曜のトレーニングの様子を伝える公式の画像すべてに、ロッベンの姿が写っているのは、サイト編集者の何か思うところがあるんだろうか。



抽選

2009-08-28 01:28:56 | football
グループA
バイエルン・ミュンヘン、ユヴェントス、ボルドー、マッカビ・ハイファ

グループB
マンチェスターUtd.、CSKAモスクワ、ベシクタシュ、ヴォルフスブルク

グループC
ACミラン、レアル・マドリー、マルセイユ、チューリッヒ

グループD
チェルシー、FCポルト、アトレチコ・マドリー、APOELニコシア

グループE
リヴァプール、オランピック・リヨネ、フィオレンティーナ、デブレツェン

グループF
バルセロナ、インテルナツィオナーレ・ミラノ、ディナモ・キエフ、ルビン・カザン

グループG
セビージャ、グラスゴウ・レンジャース、シュトゥットガルト、ウニレア・ウルジチェニ

グループH
アーセナル、AZアルクマール、オリンピアコス、スタンダール・リエージュ
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ポット2まで終わりました。
ポット1の時点で、バルサとセビージャがグループE~Hに入ったので、マドリーはグループA~Dに入ることに。バイヤンやだー、マンUもやだーと思っていたら、ACミランのグループに。カカ……フンテラール、優しくしてください。
で、バルサとインテルって、またいきなりここも因縁のセッティングになりました。エトオ…。

ポット3終了。
「マドリーとはもっと後がいいなあ~」と言っていたモリエンテス。残念でした。いきなり里帰りだよ、エインセと一緒に……。

全部終了。
グループC……そうなりましたか。移動が一番少ないグループだなあ。


日程発表
Matchday 1 - Tuesday 15 Sep 2009
 FC Zurich - Real Madrid CF
 Olympique de Marseille - AC Milan

Matchday 2 - Wednesday 30 Sep 2009
 AC Milan - FC Zurich
 Real Madrid CF - Olympique de Marseille

Matchday 3 - Wednesday 21 Oct 2009
 Real Madrid CF - AC Milan
 FC Zurich - Olympique de Marseille

Matchday 4 - Tuesday 3 Nov 2009
 AC Milan - Real Madrid CF
 Olympique de Marseille - FC Zurich

Matchday 5 - Wednesday 25 Nov 2009
 Real Madrid CF - FC Zurich
 AC Milan - Olympique de Marseille

Matchday 6 - Tuesday 8 Dec 2009
 FC Zurich - AC Milan
 Olympique de Marseille - Real Madrid CF

Bombo 2

2009-08-27 07:09:23 | football
移籍2題
二転三転していましたが、スナイデルがインテルへの移籍を受け入れた、ようです。オフィシャルにはどちらにも出ていませんが。インテルはマドリーに1500万ユー+インセンティブ300万ユーロ(成績に応じて)を支払い、スナイデルとは年俸400万ユーロ、5年の契約を結ぶ模様。

ガゼッタ・デッロ・スポルトのインタビューに応じたユヴェントスのファビオ・カンナバーロは、元チームメイトであるスナイデルについて聞かれ、ジョゼ・モウリーニョのインテルにスナイデルは必要だ、と認めています。
「もちろんそうだ。ウェスレイは強い、とても強烈だ。彼はピッチの中央、メディアプンタでのプレイを心得ている。左右どちらの脚でも非常にすばらしいシュートを放つ。レアル・マドリーでの1年目は、違いを見せ付けたよ。」


また、こちらも移籍の可能性が言われているミゲル・トーレスについても、MARCAは「代理人がベルナベウを訪れ、今後について話し合いをもったようだ」としています。マドリーはトーレスを戦力とは考えておらず、トーレスと代理人は移籍先の決定を求めている。ミゲルトーレスについては、サラゴサがオファーを出しているものの、トーレスはヘタフェへの移籍を希望している模様。
トーレスは、基本的にマドリーを離れたくない、ということなのか。



本日モナコにて
UEFAチャンピオンズリーグのグループステージ組み合わせ抽選が、モナコのグリマルディ・フォーラムにて行われます。併せて、UEFAの年度最優秀選手(適当に訳した)、ベストGK、DF、MF、FWの表彰が行われます。時間はCETで17時45分からだそうなので…深夜か。ちゃんとチェックできるかな。

気になるマドリーは、ここ数シーズンの少々しょぼい成績のせいか、ポット2でございます。

ポット1
バルセロナ(スペイン)
リバプール(イングランド)
チェルシー(イングランド)
マンチェスターUtd.(イングランド)
ACミラン(イタリア)
アーセナル(イングランド)
セビージャ(スペイン)
バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)

ポット2
オリンピック・リヨン(フランス)
インテル・ミラノ(イタリア)
レアル・マドリー(スペイン)
CSKAモスクワ(ロシア)
FCポルト(ポルトガル)
AZアルクマール(オランダ)
ユヴェントス(イタリア)
グラスゴー・レンジャース(スコットランド)

ポット3
オリンピアコス(ギリシャ)
オリンピック・マルセイユ(フランス)
ディナモ・キエフ(ウクライナ)
シュトゥットガルト(ドイツ)
フィオレンティーナ(イタリア)
アトレチコ・マドリー(スペイン)
ジロンダン・ボルドー(フランス)
ベシクタシュ(トルコ)

ポット4
ヴォルフスブルク(ドイツ)
スタンダール・リエージュ(ベルギー)
マッカビ・ハイファ(イスラエル)
チューリッヒ(スイス)
ルビン・カザン(ロシア)
ウニレア・ウルジチェニ(ルーマニア)
APOELニコシア(キプロス)
デブレッチェン(ハンガリー)

…知らないクラブが何個も。ヨーロッパ広いなあ。

次善か最善か

2009-08-25 22:52:53 | football
京都に来てます。仕事で(=また学会)。ミニノート打ちづらいよう。

ついに?
トロフェオ・サンチアゴ・ベルナベウについて書く前に…といっても、そのことも多少関連してくるのですが、MARCAやASが、スナイデルがミラノに向かったことを報道しています。ガゼッタ・デッロ・スポルトによれば、スナイデルとインテルの間に移籍についての合意が成立、あとは詳細を詰めるのみとのこと。
マドリーに残りたいと公言し、メンバーからはずされた昨夜の試合直前に出ていた記事でも、「ファンは僕が残ることを望んでいる」という発言もあったそうです。実際、ウェブアンケートでは、スナイデルの残留が支持されていました。
でも、背番号剥奪。昨夜の試合、ベルナベウで今期の戦力をファンにお披露目する試合で、スナイデルの10番はラスの背中に移っていました。どれだけ選手が残りたいと言おうと忠誠心を表明していようと、残酷なまでに決定的な措置ですよね。公式に、居場所はないと示されたわけで。
そして、それだけが決定因なのかわかりませんが、スナイデルもついに別の選択肢を検討することになった……。

最後まで、公式になるまでわかりません。いつかのアングロさんのように、タムードみたいに、ご破算にして(なって?)帰ってくるかもしれない。それが最善かはわからないけど。
戦力強化に勤しんだ以上、誰かがこういう目に遭うかもしれないというというのは思っていたけど、やっぱり現実になってしまうんだな……。


後刻追加:破談?
スナイデルはインテルとほぼ合意、契約をまとめるためにミラノに向かおうとし……たのかどうか現時点では不明になってきました。スペイン紙が、スナイデルはインテルとの合意を破棄した模様。理由は、マドリディスモへの忠誠心とも、インテルからの給与提示が満足するものではなかったから、とも。だんだん何を信じたら良いかわからなくなってきましたですね。


同じ時間帯に「合意」「拒否」のニュースが入り乱れてますね。「拒否」の記事を載せているel mundoから、一部おおまかな抜粋。

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スナイデルは、インテルとの契約のためにミラノに向かうことを拒否
・レアル・マドリーは、インテルと1500万ユーロで合意に至っている
・スナイデルはチームを離れたがらない、クラブは同選手をチームから引き離す可能性も

ミラノでは、スナイデルの新契約を望んでいた。しかし同選手はミラノに向かうことを拒否、反対のことを述べている。双方のクラブは1500万ユーロでこの移籍については合意に至っている。しかしスナイデルは、既に白のクラブのスポーツ・ダイレクターと話し合いを持ち、どの飛行機にも乗らず、マドリーに残ることを伝えている。クラブは、この日のトレーニングから、スナイデルを引き離すことを検討している。

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時間が延びた

2009-08-23 08:15:26 | football
2009/2010 リーグ・アン第3節
スタッド・レンヌ 1-1 オリンピック・マルセイユ

レンヌの得点:Leroy(37=PK)
マルセイユの得点:ニアン(51)

GK:マンダンダ
DF:ボナール、ディアワラ、エインセ、タイウォ
MF:シセ(84、カボレ)、アブリエル(46、エンビア)、シェルー
FW:ベナルファ(46、モリエンテス)、ニアン、ブランドン

雑感。
モリエンテスは、3試合目にして初めての長時間出場となりました。後半頭から45分間プレイ。トータルで見てどうかというと……ちょっと行方不明気味。ボールに触る回数は少なかったと思います。一緒に使うことはないのでは?と思っていたブランドンとの併用になり、ブランドンは左へ開き気味、モリエンテスはセンター。ポストとしての競り合いをしていましたが、ボールをうまくコントロールして味方へ、というところまでには至りませんでした。チャンスのシュートやクロスもクリーンヒットできず。やっぱりまだ調整中なのかな…と、やや不完全燃焼な感じ。が、1回だけ、タイウォのクロスにぴったりあわせたダイレクトのシュート! 相手GKドゥシェにすごい反応ではじき出されてしまいましたが、これは良かった(下の動画で6分30秒頃から)。
前節、リール戦の最後の辺りでは、OMの守備は実に堅くて安泰だというふうに見て取れました。特にディアワラは堅かった。ですが、この試合はどうもディフェンス陣がドタバタしているのが気になりました。失点はハンドで与えたPKだけですが(リーグ・アンはエリア内のハンドが取られやすい)、でもけっこう危険な崩され方してたな。サイドを破られるのが目に付いた。
攻撃の組み合わせと役割とか、そちらもまだよくわかっていませんが、タイウォとシェルーはいいなあと思った。あと、ニアンは頼りになる。




フランスでインタビュー
ラ・プロヴァンス(La Provence)という、これは地方紙になるんでしょうか。モリエンテスのちょっと長めのインタビューです。「そんなに外してないとは思うけど…」という程度の訳だということをご承知の上でお読みください。いつもいい加減ですみません。

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モリエンテス:マルセイユは、マドリーにいるのと同じくらい強烈だ

「スター」のラベルは彼の肌に張り付いている。33歳で、過去2シーズンはバレンシアで力を弱めていたにも関わらず、フェルナンド・モリエンテスは旧大陸において、継続してゴールをあげる一連の選手たちの中で、熱い位置をキープしている。彼がレアル・マドリーのシャツを着て重ねた270試合、その間ビッグイヤーを3回掲げ(1998、2000、2002)、チャンピオンズリーグにおける歴代の得点ランキングベスト10にも名を刻んでいるが(9位、39ゴール)、今はまた違った難しさがあるだろう。木曜日の午後、ラ・プロヴァンスの質問に答える時間を取ったスペインのアタッカーは、彼の身についた規範であるすぐれたプロフェッショナリズムとともに、その落ち着いた印象をすぐに明らかにした。もし彼が、「さしあたって今は」を表現したいのだとしても、既に彼は完全になじんできている……

Q:フェルナンド、あなたは7月28日にOMと契約しました。この4週間で、このクラブを取り巻く情熱を知る時間はありましたか?
M:そうだね、でもこの情熱は驚きではなかった。僕は既に、マルセイユと同じような情熱を持つクラブにいたことがあるから。ここを支配する雰囲気、その内側で過ごすことについてだけれど、本当にスペシャルなものだ。チームの後ろに、こんなにも多くの人々がいるのを知るのは、素晴らしいことだよ。この情熱は、スペインのビッグクラブであるバルサやレアル・マドリーにあるものと比べることができる。同じくらい強烈なものだ。

Q:あなたが2003-2004に所属したモナコとは同じではない……
M:あー、そうだね、確かに。僕は、明らかにマルセイユの雰囲気の方が好きだな(笑)。フットボールは、人々に囲まれているのが当たり前となっているスポーツだ。フットボールは大衆を動かす。彼らに、広く深く、希望を与えるものだ。この熱狂は、人の限界を超えていくんだよ。
(補足:スタッド・ルイIIでのモナコの試合をご覧になったことがある方はご存知かと思いますが、モナコはその土地柄、人口の関係からか、フットボールファン、スタジアムに足を運ぶ人の数が少ないのです。マルセイユやニースといった近隣の熱狂的なチームとルイIIで対戦すると、確実にホームジャックされます)

Q:マルセイユを見て回る時間はありましたか?
M:今のところ、まだそうする十分な機会がないんだ。Vieux Portのあたりを見ただけだよ。マルセイユは、見て回りやすい街だと思っている。時間が取れ次第そうしたいな。でもここでは、とても良い感触を受けているよ。

Q:家族は一緒ですか?
M:いや、それもまだ。来週になったら来て、一緒にいることになるよ。今は、新しく住む家のための最後の調整をしているところなんだ

Q:あなたはまだ、フランス語で話していませんね。言葉の問題は乗り越えなければいけない障害になっていますか?
M:障害じゃないよ。僕はフランス語を理解する、特にフットボール関係はね。でも自分のことを表現できない、正確な文章を話せないというのが、重荷になるのも確かだ。

Q:あなたのチームメイトの何人か、ルーチョやエインセは、スペイン語を話しますね。
M:そう、彼らとだと自然でいられる。彼らと一緒の方が楽だね。彼らは、モナコで一緒にプレイしたエドゥアルド・シセがそうしてくれるのと同じように、いろいろと僕を助けてくれる。でも、フランスに同化するように、他の選手たちともできるだけ交流していこうとしているよ。

Q:コースを取るつもりでいますか?(たぶん、フランス語の授業を受けるか、という意味だと思う)
M:うん、1週間で始めるよ。

Q:ディディエ・デシャンとは、どういうやり方でコミュニケーションをとりますか?
M:彼は、その時々で、スペイン語で話してきたりフランス語で話してきたりする。でも、フットボールの専門用語はインターナショナルだからね。すぐに理解できているよ。それに、フランス語で話す方が僕は良いと思っている。それで僕は向上していけるし、チームにより早くなじんでいけるだろうから。

Q:あなたの代理人、ヒネス・カルバハル氏は、デシャンはあなたの「スポーツ上の父親」だと表現しました。この意味は?
M:その通りだと思っているんだ。2004年にチャンピオンズ・リーグのファイナルに進んだことも含め、モナコでは冒険があった。でもそれだけじゃない。彼の仕事の仕方、ロッカールームで25人からなるチームをマネージメントする方法は特別なものだ。プロフェッショナルの選手だったことは、監督として重要なことだ。彼は多くの試合でプレイした、それでするべきことを知っているんだ。

Q:あなたは彼のためにOMに来たのですか?
M:(長い沈黙があって)そうだね、それは本当だよ。第一には彼のためだ。彼が僕に電話をくれて、彼のプロジェクトを説明してくれた、それは僕を喜ばせるものだった。でも、それでも僕はマルセイユを知っていた……OMは、僕が次のステップを踏み出すのに完璧だとわかっていたんだ。タイトルをかけて戦い、チャンピオンズリーグではできるだけ上へ行こうという大志を持っている、そういうクラブに対して「NO」と言うのは難しいことだよ。

Q:あなたは、カペッロ、ヒディンク、ベニテスといった、世界的に著名な監督の下で仕事をしてきました。デシャンもそのカテゴリーに入りますか?
M:当然だよ。彼は選手として、そして監督として、ハイレベルなものを多く経験した。彼が経験してきたことを完璧に伝える方法を知っているんだ。

Q:今シーズン、すべてのポジションには2人ずつ選手が着き、あなたはブランドンとポジションを争います。彼とそのことについて話しましたか?
M:いや。僕たちの間にそういう話題は出ないよ。でも、彼とは何の問題もないよ。競争があるのはノーマルなことなんだ。どんなクラブでもあることだし、特にハイレベルなチームではね。いずれにしても、僕たちだけがゴールを決めることができる唯一のポジションじゃない。中盤もそういうことができるんだ。

Q:大部分のチームメイトと知り合ったと思いますが、誰か驚くような選手はいましたか?
M:全体に、非常に良いレベルがある。チームのクオリティに僕は驚かされたんだ。すべての能力を集めて、本当に素晴らしいチームができるだろうね。

Q:最初の2試合はベンチからスタートしました。まだフィジカル面では十分ではないのですか?
M:常にスタメンにはならないだろう。レンヌ戦ではまだ時期尚早だった。僕は2ヶ月間、トレーニングしていなかったというのが、準備ができていない理由だ。まだ100%じゃない。でも1週間以内で、自分の力を取り戻せるだろう。

Q:モナコ時代、ディディエ・デシャンは通常4-4-2を布いていました。OMでは4-3-3です。好みはありますか?
M:いや、どんなフォーメーションでも適応する。システムというのは、ただ監督がアレンジする選手の役割を示すに過ぎないんだ。僕は、ディディエ・デシャンが言ったようにするよ。

Q:あなたが初めてリーグ・アンに来てから、5年がたちました。何か変わりましたか?
M:テクニックのレベルが上がったと思う。フィジカル面では、身体的に恵まれた選手がいる、強力なリーグだ。でも変わっていないのは、良い選手が容赦なく海外へ、イタリア、スペイン、イングランドへと移っていくことだ。それで、レベルが下がったと思われている……僕は、モナコが落ちていくのもフォローしていた。2004年のあの時以降、クラブから監督や選手、全員が出されていったのが悲しい。理解できないよ。

Q:チャンピオンズリーグの抽選が木曜日に行われます。OM対レアル、この組み合わせに誘われますか?
M:あー、ノン! 僕たちが入るグループには、ビッグチームが2つ来るだろう (OMはポット3ってことですね)。でも、レアルがこの段階で来るのはお断りだな。もうちょっと後の方がいいよ……。
(了)
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内容は、特に新しいことはないかなと思いますが、モナコが中位から上がってこれなくなりどんどん人が出て行ってしまったのは、ちゃんと気にしていたんだな…と思いました。ローマさんの記事で書いたとおり、もう誰もいないんです。
あと、どうやら家が決まったようですね。サッカー三昧するためのセッティングは済んだかな。


明暗

2009-08-22 21:11:42 | football
帰ってきた
同じ日のマドリー関連の記事なので、下の記事と一緒にしてもいいのですが、これは特別。
8月24日(月)に行われるトロフェオ・ベルナベウの召集選手が発表されました。

GK:イケル、デュデク
DF:ペペ、マルセロ、アルビオル、ガライ、アルベロア、ドレンテ
MF:ラス、ロッベン、グティ、ガゴ、グラネロ、ディアラ、シャビ・アロンソ
FW:ラウル、カカ、ベンゼマ、イグアイン、ファン・ニステルローイ、クリスチアーノ・ロナウド

ついにルートとディアラが、実戦の召集リストに入りました。実際にピッチに出てくるかどうかは、もちろん試合当日のその時になってみないとわかりませんが、やっと戻ってこれるんだなあ……。
他には、ここしばらく休んでいたガゴやグティも召集されています。ただしMFの箇所には、ずっと召集から外されているファンデルファールトと共に、スナイデルも名前が載りませんでした。監督判断により召集を外れた、と記載されています。


残りたい
MARCAのトップにはスナイデルの記事が出ていて、インテルとマドリーの間には基本合意ができているが、スナイデルはマドリーでの継続を望んでいるとあり、スナイデルのコメントが載っています。

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ウェスレイ・スナイデル
僕はレアル・マドリーでプレイしたい。移籍したくない。なぜなら、このチームで僕は重要な存在であることができると、理解しているからだ。ここに残れるように、最後まで戦うつもりでいる。
僕は奇妙な時期を過ごしている。あの試合の日(ドルトムント戦)、僕は試合でプレイするためにドイツに行ったんだ。試合で戦えないのは良いことじゃない。でも僕は、一生懸命トレーニングを続け、良きプロフェッショナルであり続けるつもりだ。僕がここで続けたいと望んでいることを、彼らにわかってもらうために。
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やっぱり2002年のモリエンテスを思い出す……モナコでのUEFAスーパー杯に召集されながら、監督判断でベンチ入りはずされたのとか。あのとき、モリエンテスはマドリーに残ることができたけれど、毎試合ベンチかベンチ外か、という最悪と言っていいくらいのシーズンになりました。
スナイデルが自分の意思を明確にし、マドリーに残りたいと言っているのは嬉しい。でも、それが苦しいシーズンにつながるのではないか、という不安も同時にあります。辛いよね。

8月22日

2009-08-22 17:32:34 | football
昨日だったか一昨日、アルジャジーラのニュースを見ていたら、ニュースキャスターのお姉さんが「ラマダンの始まりをお祝い申し上げます」といった内容のことを言っていました。もちろん私がアラビア語を解するのではなく、NHK BS1の「おはよう世界」の同時通訳さんがそう言っていたのです。

ということでラマダン開始。ラマダンの開始というのは毎年いつ、と決まっているわけではなく、三日月を観測しイスラム暦に基づいて開始が宣言されるのだそうです。国によっても微妙にずれることもあるそうですが、今年はだいたい8月22日から始まって9月21日までがラマダン、という国が多いらしい。ということで、毎年恒例のディアラの状態を気遣う日々が始まり……

ベンゼマ、ラス、ディアラは、本日よりラマダンを開始(ASより)
ベンゼマとラスもムスリムだったの……。ラマダンの時期の選手については、2年前にエルパイスが書いた記事を載せましたが、今年もマドリーのメディコたちは十分なプランを立てているようです。ざっと読んだ訳を。

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ラマダンが始まる。ママドゥ・ディアラ、ラス・ディアラ、およびカリム・ベンゼマは、本日より太陽が出ている間は食物と飲み物を絶たなければならない。ラマダンは、8月22日から9月21日まで。暑さもあり、この時期は彼らにとってやや大変なものになる。トレーニングの間、彼らは液体を摂取できず、厳しい犠牲心が求められるだろう。水分の欠乏により、フィジカルが弱まり、深刻な負傷をもたらす可能性があるため、ドクターたちは水分補給に最大の注意を払う。

メディコたちは既に、3選手がラマダン月をできるだけ良い常態で過ごせるよう、特別なプランを立てている。試合がある日だけは例外で、この日は通常通り食事を摂り、ラマダン月が終わった後で、その分を取り戻す(つまり断食日を延ばす)ことになるだろう。基本的には夜に食事を摂り、水を5リットル摂取し、自身のフィジカル状態に注意を払うことが必要となる。当然ながら体重が減るだろうが、今年のラマダンは早まっている。まだ公式戦が始まっていないので、3人の選手たちは他のシーズンほど体重が落ちずに済むだろう。ラマダン月の間の公式戦は、リーガが3試合(デポル、エスパニョール、シェレス)、CLが1試合。例年であれば、8試合が含まれていた。ラスとベンゼマはフランス代表の2試合を足さなければいけなくなるかもしれないが。また、ラマダン月はフィジカル面に影響があるだけでなく、他のチームメイトとまったく異なるスケジュールを過ごさなければならなくなるため、心理面でも影響があるといえる。(後略)
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実はラマダン月というのは、イスラム暦の関係で、毎年少しずつ日が前倒しになっているそうです。確かに、2年前は9月中にラマダン入りだったし、昨年は8月31日だったか9月1日だったか、そのあたりでラマダン入り。今年はさらに10日ほど前倒しになったおかげで、公式戦への影響は減らせそうだ、というわけです。

ですが、影響がまるっきりないわけじゃないだろうしなあ……。ベンゼマのポジションは代われる選手がいるし、ママドゥはまだ実戦に戻っていない状態なので、いずれにしろこの時期に万全の調子ではない、ということでいいとして、問題はラスですね。何がって、ラスにはもしかしたら、ピボーテではなくて右ラテラルでがんばってもらわないといけないかもしれないから。今、セルヒオ・ラモスとミゲル・トーレスとアルベロアと、右ラテラルが3人全員室内トレーニングになっているんですよね。ラモスはもうしばらく無理だろうし、トーレスとアルベロアがどの程度の負傷なのかわかりませんが、右ラテラルが壊滅。そこを代替できるのは、ラスかアルビオルか。
これだけ補強して万全のつもりなのに、こんな事態になってしまうのも、また面白いところなんですが、困るといえば困ります。それでも開幕までまだ1週間ありますから、負傷者たちが1日も早く合流してくれることを期待したいと思います。


追加:右1名
ASの別の記事ですが、アルベロアは回復しているようで、本日土曜日のトレーニングから全体に合流できるだろうとのこと。

オープニング

2009-08-21 22:36:30 | football
2009/2010 リーガエスパニョーラ プリメーラ・ディビシオンの開幕まで、あと1週間と1日。LFP(ラ・リガ・デ・フトボル・プロフェシオナル)から、第1節の試合時間が発表されました。

Primera Division (Liga BBVA)/1a jornada

2009年8月29日 土曜日
 20:00 レアル・マドリー vs デポルティーボ
 22:00 サラゴサ vs テネリフェ

2009年8月30日 日曜日
 17:00 アスレチック・デ・ビルバオ vs エスパニョール
 17:00 マジョルカ vs シェレス
 17:00 オサスナ vs ビジャレアル
 17:00 ラシン vs ヘタフェ
 17:00 マラガ vs アトレチコ・デ・マドリー
 19:00 バレンシア vs セビージャ
 21:00 アルメリア vs バジャドリ

2009年8月31日 月曜日
 22:00 バルセロナ vs スポルティング・デ・ヒホン

ご覧の通り、栄えあるオープニングゲームは、レアル・マドリーがデポルさんと共に勤めさせていただくことになりました。ところでこの時間帯から行くと、リーガファンの希望を裏切り続けてはや6年目の某WOWOWでは、開幕戦いきなりマドリーの試合を2時間ディレイON AIR!とかやるんですかね。やるんだろうな、WOWOWだから。


対レンヌ戦の、マルセイユ召集選手
フランスはこの週末が第3節目。マルセイユは、アウェイでレンヌと対戦です。召集選手が20名発表されています。

Gardiens : Mandanda, Andrade
Défenseurs : Bocaly, Bonnart, Diawara, Heinze, Hilton, Rodriguez, Taiwo
Milieux : Abriel, Ben Arfa, Cissé, Cheyrou, Kaboré, Mbia, Valbuena
Attaquants : Brandao, Koné, Morientes, Niang

モリエンテス、今週1週間も元気だったようです。召集にはいりました。ただし、ベンチに実際に入れる人数は18名のはずなので、最終的には2名外れるのではないかと思います。なので、まだわからない。
試合は、22日土曜日21時より、スタッド・ルテ・ドゥ・ロリアン。

レンヌには稲本がいます。ただし、前節で稲本は退場しているので、残念ながら欠場。


スナイデルの意思
スナイデルの代理人は「スナイデルはレアル・マドリーの選手であり、ここに残ることを望んでいる」と発言した。

既にマドリーとインテルとの間で、スナイデルを1500万ユーロ程度で移籍させる、という合意が成立しているという報道がありました。また、代理人も、マドリーからクラブ間の合意はできているという連絡を受け取ったと話している模様…なのですが。
ASによれば、インテルの会長モラッティは、スナイデルに関しては「決定的なことは何もない」とコメントしているそうです。
「スナイデルに関して、我々は近づいてもいないし遠のいてもいない。そういうことが起こりうるということだが、しかし現時点では決定的なことは何もない。したがって、結論は出されていない。」

微妙な食い違いが出てきました。モラッティによれば、スナイデルの件はクラブ間の合意もない、ということになります。しかもASの記事の続きでは、インテルは余剰戦力の整理を必要としているという……。
選手の整理に必死なマドリーが先走ったか、インテル側の交渉術なのか(モラッティはそういうことをする人じゃないと思ってますが)。
また、スナイデルの「残りたい」という代理人を通じた意思表示も、いろいろな受け取り方があるだろうと思います。一時は戦力だと言われながらここへ来て戦力外とされた(ドルトムント戦)ことへの反発もあるだろうし、この発言で、マドリーが選手の意向を無視して移籍を進めていることをはっきりさせた(ま、周知の事実なんだけど)。もし仮に、スナイデルが最終的に移籍を承諾するとしても、マドリー側から移籍を受け入れるための有利な条件を引き出すことができるかもしれない。ちょっと穿った見方が過ぎてますけど。
マーケットはあと10日で閉まります。何でも起こりうる10日間。

スナイデルは、木曜、金曜と通常通りバルデベバスで全体トレーニングを行っています。


公式発表:ネグレド、セビージャに移籍

2009-08-21 06:26:15 | football
セビージャ公式
セビージャFCとマドリーは、ネグレドのネルビオンへの移籍で合意(ネルビオンはセビージャのこと、サンチェスピスファンがある場所から)

セビージャFCとレアル・マドリーCFは合意に達し、したがってFWアルバロ・ネグレドは今後5シーズン、ネルビオネンセの規律の下に入ることとなった。既にセビジスタとなったネグレドは、今夜セビージャの街に到着、金曜日の午前中をメディカルチェックの時間に充てる。プレゼンテーションは、同日13時より行われる予定。
(後略)


マドリー公式
レアル・マドリーC.F.とセビージャF.C.は、アルバロ・ネグレドの移籍について合意に至った。レアル・マドリーC.F.は、今後2シーズン内の、買戻しの権利を有する。
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ネグレドのセビージャ移籍が決まりました。移籍金は報道によって微妙な差がありますが、1400万ユーロから1500万ユーロ。買戻しオプションの金額は1700万ユーロ。これは1年目と2年目で変わるかもしれません。
サラゴサとの話はほぼ決まりなのかと思われましたが、セビージャと名前が出てから話が一気に進んだ気がします。どこか忘れましたが、フロレンティーノ・ペレスとデル・ニド会長との友好な関係から、話がスムーズに進んだ…なんて記事も見かけました。それもあっただろうけど、ネグレドもCLで戦えるクラブからのオファーは魅力だっただろうと思います。しかもリーガ内で。カヌーテにルイス・ファビアーノ、コネ、チェバのいるところに入っていくわけで、ポジションを手にするのはやっぱり大変なことに変わりないと思いますが、リーガでの力は既に示しているネグレド、十分にやっていけると思います。

……マドリー戦は、出場しないんですよね?