けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

今回は6人

2009-10-31 13:51:50 | football
だいぶ減って
11月14日、インターナショナルウィークで、ところによってはW杯出場権をかけたプレーオフに熱い火花が散るはずですが、スペインにおきましては、スペインvsアルゼンチンの、W杯出場決めちゃったもんね同士のフレンドリーマッチが行われます。会場はビセンテ・カルデロン。
スペインはまだですが、アルゼンチンから19人の召集選手リストが発表されました。全員ヨーロッパのチームに所属する選手たち、さすがにフレンドリーマッチだし、アルゼンチンから召集することはないだろうな。
その召集選手は以下の通り。面倒くさいので、MARCAに載っていたのをそのままコピペ。

Porteros: Romero (AZ Alkmaar) y Andújar (Catania)

Defensas: Coloccini (Newcastle), Demichelis (Bayern), Heinze (Olympique Marsella), Pareja (Espanyol) y Ansaldi (Rubin Kazan)

Centrocampistas: Jonás Gutiérrez (Newcastle), Maxi Rodríguez (Atlético), Mascherano (Liverpool), Gago (Real Madrid), Cambiasso (Inter), Di María (Benfica) y Aimar (Benfica)

Delanteros: Messi (Barcelona), Higuaín (Real Madrid), Tevez (Manchester City), Agüero (Atlético) y Lavezzi (Napoles)

スペイン国内でプレイしているのは、エスパニョールのパレハ、バルサのメッシ、アトレチコのマキシとアグエロ、マドリーのガゴとイグアイン。
3年前の10月(2006年10月11日くらい)にも、スペインでスペインvsアルゼンチンの親善試合が行われました。その時は、リーガから14名のアルゼンチン人選手が招集されていました。それから考えると、ちょっと減ってしまったなあ……。たとえば当時エスパニョールにいたサバレタはMシティだし、デポルにいたコロッチーニはニューカッスルだし(2006年当時の召集選手についての記事)。
スペインクラブ所属のアルゼンチン代表が少ないと何が問題かというと、こういうお楽しみが減ってしまうような……。


イグアイン vs イケル+アルビオル+セルヒオ・ラモス+シャビ・アロンソに期待。
(ガゴは上記マドリーの守備の人々とはそんなに関わらなさそうなので)


これくらいマドリーを休ませたかった
パリに蔓延する新型インフルエンザの煽りを食らって、先週末の試合がなかったマルセイユは、10日ぶりの公式戦。第12節トゥールーズ戦は、土曜日19時より(またマドリーと時間がかぶってしまった…)スタッド・ベロドロームにて。延期になったPSG戦が第10節だったわけですが、では第11節はどこに行ってしまった……。本当はミッドウィークに行われるはずだった第11節は、フランス代表が11月中旬のプレーオフをできる限り良いコンディションで迎えられるようにするため、12月に延期されているのです。ということで、マルセイユにしてみれば、第9節の次に第12節が来るという、わけのわからない展開で……。

GK:マンダンダ、アンドラーデ
DF:タイウォ、ボカリ、ボナール、エインセ、ディアワラ、イウトン
MF:シセ、シェルー、カボレ、ヴァルビュエナ、アブリエル、ベナルファ、ルーチョ、エムビア
FW:ニアン、ブランドン、モリエンテス、コネ


どうせならお休みを
本日18時(日本時間午前2時)より行われるレアル・マドリーvsヘタフェの、これもマドリー・ダービー。とりあえずMARCAの(現時点での)先発予想を。


el mundoのと比べると、ピボーテがシャビ・アロンソ+ディアラもしくはラス、ですが、個人的にはラスでぜひお願いしたいところ。ディアラはこの2試合見た感じでは、守れず攻撃でも効かずで、ちょっと使いたくない。トップがベンゼマなのは良いとして、もう1枚がラウル。ミッドウィークにミラン戦もあるので、休養とさせても良いように思うのですが。
ただ、今日付けのMARCA紙一面には、だいぶ趣の異なる先発予想が出ていました。それによると、ラウルは休養でイグアインが出場。中盤左はグラネロではなくマルセロ。左のラテラルは…アルベロア?

さて、どうなりますか。

お互いに所縁のある選手が多いマドリーとヘタフェ。アルビオルとグラネロはヘタフェに所属していましたし、ヘタフェにはソルダードにパレホ、ミゲル・トーレス(あとコディナと)。特にフィールドプレイヤーの3人は出場できる可能性が高そうです。ベルナベウへの帰還、特別な思いもあると思います(でも、あまりがんばらないでお願い…)。
それからミチェル(監督)も、初めてのベルナベウへのご帰還となるようです。

リスト外

2009-10-30 22:28:12 | football
なんだかんだとありましたが、もう明日にはヘタフェ戦なので、召集選手が発表されています。

GK:イケル、デュデク
DF:アルベロア、ペペ、セルヒオ・ラモス、マルセロ、アルビオル
MF:ガゴ、ディアラ、カカ、ラス、シャビ・アロンソ、ファン・デル・ファールト、グラネロ
FW:ラウル、ベンゼマ、ファン・ニステルローイ、イグアイン

負傷欠場:クリスチアーノ・ロナウド、ガライ
監督判断による欠場:グティ、メツェルダー、ドレンテ

火曜の国王杯以降、渦中の人(のうちの1人)となったグティは召集外となりました。いろいろ考えてしまいますね。

1)実はグティは本当に暴言を吐き、それがペジェグリーニの不況を買った
2)暴言はなかったが観客に向けて中指立てたのは事実なので、その部分に対する罰則
3)実は負傷している
4)出来が悪い

多くのマスコミでヘタフェ戦、次のミラン戦がペジェグリーニの進退に関わってくるといわれているだけに、懲罰的な措置を取ってる余裕はあるのか? という感じもします。ちなみに金曜日に恒例の監督のプレスカンファレンスでは、ペジェグリーニははっきりと「グティとの関係は良いものであり、グティの存在はチームの基盤となるものだ」と述べ、グティをリストからはずした理由は「負傷のため」としています。グティ自身は今日のプレスカンファレンスで、「ヘタフェ戦でプレイできる」と言ったりしているんですが……。
実は4もアリかな、とも思うのです。少なくとも、今回召集リストからはずした選手たちについては、国王杯の出来を見ての判断だといわれたら、なんか納得できてしまう……。ま、そんなこと言い出したら、国王杯に出ていた選手10人くらいはずさなければいけなくなるのかもしれないけど。

それから「FW: 」のところに、4人も名前が並んでいるのが、非常に嬉しいです。FWが4人もいるなんて! イグアインお帰り!

ラウル15年

2009-10-30 04:10:07 | football

15年
10月29日、ラウルがトップチームで公式戦(リーガ、フエラのサラゴサ戦)でデビューしてから15年目を迎えました。マドリー公式には特集ページ(特集記事や画像集へのリンク)が作られています。ラウルのコメントやインタビューも出てくるでしょうし、既にASが掲載しているヒネス・カルバハル(おなじみの代理人)のインタビューとか、時間があったら読みたいなあ。

15周年おめでとう、カピタン・ラウル。


デビューのサラゴサ戦。常に7番。



ミヤトビッチと。



ラウルのゴールといえばこれ。





グティ否定
アルコルコン戦の敗戦を受けまして、、ペジェグリーニの進退問題が取り上げられるなど、MARCAやASを初めとした各種スポーツ紙は大騒ぎであります。その中では、HTで交代となったグティの言行に関することも大きく取り上げられています。たとえばペジェグリーニ監督に向かって「失せろ!(実際はもっとお下品な言い回し)」と言ったとか、それなのにクラブからは罰金も科されなかったとか、観客に向かって中指立てたとか。観客へのご挨拶については映像もあるので事実起こったことですが、ではペジェグリーニへの暴言は? マドリー公式で、グティが否定しています。


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Q:今日、私たちは一連のマスコミの報道に対して立ち上がることになりました。報道されていることについて、何かあなたが言わなければならないことは?
G:マスメディアで報道されていることは、真実ではない、ということだ。俺とミステルの関係はとても良いもので、アルコルコン戦のハーフタイムに話し合ったことはプライベートな話し合いで、うまくいっていない試合のハーフタイムにロッカールームで話すようなことだ。監督に対して敬意を欠いたことはない。何よりも、そういう役割をすることやそういう例は、俺のやり方ではないからだ。

Q:グラネロもプレスカンファレンスで言っていましたが、他のチームメイトたちと共にそこにいたが、そんなことは見はしなかったと。
G:俺たち皆が目撃者だ。チームメイト、メディカルチーム、フィジコ、ドクター……ハーフタイムに典型的な話だったが、報道されているようなことは一瞬たりとも起きていない。チームメイトが俺についてそう言ってくれるのは誇りだし、それが真実だ。根本にあるのがそういうことなのだから。俺たち全員が望んでいるのは、真実を伝えること、確認することだ。

Q:あなたとマヌエル・ペジェグリーニの関係は?
G:いつも言ってきたように、最初からとても良い関係だ。俺がレアル・マドリーで続けることにした重要な理由のひとつが彼がいたからだ。すべての信頼を俺に寄せてくれて、俺はここにいられることを誇らしく感じている。俺の唯一の仕事、目標は、トレーニングすること、仕事をすること、そしてレアル・マドリーが最も高い位置に行けるように戦いをやり遂げることだ。それが俺たち皆が望んでいる唯一のことだ。

Q:火曜日は、コパの試合で緊張感が高まっていました。おそらくカピタンとして、ピッチの中で見られたことについて説明したいと思うのではないでしょうか?
G:悪いジェスチャーをしたことについては本当に申し訳なく思っている(実はスタンドに向かって中指を立てていた)。テンションが高くなっていた時で、言い訳のしようもない。なぜなら、レアル・マドリーの選手でありカピタンたるもの、ああいったことは決してしてはいけないからだ。でもここで、あのジェスチャーの対象になった人に許しを求めたい。これが正しいことであるべきだと思うし、過ちを犯したのなら許しを求める方法を知っていなければならない。

Q:カピタンとして同様に、これを克服し成し遂げることを確信していますね。
G:もちろんその通りだ。あれは最悪の日だったと思うし、ネガティブな結果になった。でも俺たちはこのチームに多くの信頼を寄せているし、俺たちは勝ちあがれるだろうという確信がある。アルコルコンでは物事がそうあるべき結果にならなかったのは確かだ。でも俺も他のチームメイトたちも同じように、このプロジェクトについて大きな希望を抱いている。俺も他のチームメイトも何度も言ってきたように、監督にも大きな希望を抱いているんだ。俺たちが求めるのはただ、少し我慢してほしいということ。俺たちはできる限り最高の結果を残せるように挑戦していくつもりだ。

Q:ペジェグリーニには疑問が投げかけられているようですが、でもあなたは彼と共にある。
G:もちろんそうだ。こういった時期に、彼が続けるかどうかという話をするのは、不公平だと思う。彼は、良い結果を作り出して、このレアル・マドリーを率いていける人物だと思っている。難しい時間というのはどんなチームにもあることだし、今俺たちはそういう時期を過ごしている。俺たちは土曜日の試合がすぐに来てほしいと願っているんだ。俺たちはヘタフェに勝利できるはずだし、それが俺たちに、ミランへと飛んでそこで再び勝利を収められるだけの自信を与えてくれる。
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ラウンド中にお邪魔しました、という感じの画像入りでした。

開催日決定

2009-10-29 21:19:33 | football
OM-PSGの開催日
LFP(フランス)が本日発表したところによると、新型インフルエンザの影響を受けて直前で延期が決まったオリンピック・マルセイユvsパリ・サンジェルマンの試合は、11月20日(金)に行われることが決まった。11月21日(土)に予定されていたマルセイユvsソショーの試合は、12月2日(水)に行われる。12月8日に予定されているチャンピオンズ・リーグのレアル・マドリー戦がOMにとって重要な試合になるような場合には、マルセイユはリーグ側に対し、ソショー戦の延期を求めるだろう。

というふうに、とりあえずは決まりました。マルセイユの要望が通らないのは、ま、首都のチームじゃないからとかいろいろ勘ぐったりはできるんでしょうけど。試合が金曜夜になったのは、テレビ放映の問題もあったんだろうなあ……。
記事の最後に「延期を求めるだろう」というのは、そうしないとマルセイユは、チャンピオンズリーグの第5戦、第6戦も含めて、3日~4日おきに10試合続けて試合をすることになってしまうのです。さて、今度の要望は通るかどうか。だいたいマルセイユは何も悪くないんだから……。


昨日も今日も
仕方ないと言えばその通りなんですが、昨日も今日も、マドリー公式に掲載されるトレーニングの様子を見ると、みんな表情が暗い。俯きすぎ。のーてんきにしてろとは言いませんが、元気出せ。


無理です

2009-10-29 00:57:00 | football
クリスチアーノ・ロナウドに関する最新の医療情報
本日、クリスチアーノ・ロナウドの回復状況の検査として核磁気共鳴検査を実施した。軟組織部(関節の滑膜炎、腱鞘炎、右内側側副靭帯の捻挫)における病理学上の炎症の完全な消散と、骨浮腫の有意な減少を認めたものの、右足首の中心部分は回復はしているが軽い骨浮腫が残っていた。クリスチアーノ・ロナウドの医学上の離脱は継続され、新たな検査まで1週間が必要である。


公式がまだ日本語にしてくれないので、ちょっと苦労しながらそれっぽい日本語にしました。要するに、クリスチアーノ・ロナウドは負傷箇所について、今日MRIによる検査を行い、その結果だいぶ回復はしているが、右足首に一部負傷が残っていることがわかったので、まだ1週間はおとなしくしていなさい、ということです。さらに要するに、クリスチアーノ・ロナウドがひっそり出たがっていたCL第4戦 ACミラン戦への出場はまず無理だ、ということです。


ラスとイグアインが復帰
どんなにバカバカしい負け方をしようが、選手が口をそろえて「ごめんなさい」と言おうが、次々に試合は迫ってきます。こんどは土曜日、現地で18時からのヘタフェ戦。会場はサンチアゴ・ベルナベウ。スタジアムの雰囲気が、想像するだに恐ろしい……。

トレーニングは朝11時30分から。ここしばらく別メだったイグアインが全体練習に復帰。また家族の問題でフランスに帰国していたラスも復帰。ちょっとでも人が戻ってきてくれると嬉しい。
負傷者は、クリスチアーノ・ロナウドとペペ、そしてファン・デル・ファールトがこちらのグループに加入。ラフィ、昨夜の試合はすごく積極的に見えて良かったのですが、ポジションのせいもありかなり削られてました。どこか痛めてしまったんだろうか。

そんな今朝のトレーニング場は、MARCAの描写によれば、「墓のごとく静か」だったそうです。

出勤中にひとこと

2009-10-28 08:07:39 | football


Dieciseisavos de final de la Copa del Rey - Ida
ALCORCÓN 4 - 0 REAL MADRID

やっちゃいました。途中までメモりながら見てましたが、あとはそんな気力もなくなり…。

立ち直れるかな、これ。
何かのフォローになるかわかりませんが、ラフィは良かった。


追加:ただいまー
一応前半くらいは見る余裕があったし、ちょっとはメモも取っていたのですが(嫌んなって捨てちゃいましたが)、HTから後は、朝飯作って、身づくろいしながら朝飯食べながら見てたので(人様には見せられない姿です)、まったく信頼性のない戯言程度の書きなぐりです。モノを書く労力すら惜しく感じるほど、何かが我が身から抜けていったかのような感触ですが(ちょっと大げさかー)、むしろ書きなぐった方がカタルシスでもあり。

試合開始から、押されるマドリー。何しろ開始5分でシュート数はアルコルコン4のマドリー0。そんな出だしでしたので、後付けと思われるかもしれませんが、多少は敗戦覚悟しました。去年もやらかしてますからね。だからといって、まさか4-0までボコられるとは思いませんでしたが。でも、試合を追って見ていくと、途中から「もうこれはどうしようもないな……」という脱力感を感じるようになっていきました。この試合のスタメンを見て、そしてベンチに残されている面子を見たら、ビハインドを負い、負けたらどうなるかわからないという追い詰められた状況で、何かをどうにかできるようなコマが揃っているとは言い難かったので。

4失点もして、そしてセグンダB相手に1点も取れなかった試合で、1人や2人の誰かの責任だと言うのも無理があるかもしれませんが、決定的に「どうしようもない、これは」という印象を受けたのは、ドレンテとディアラ。ドレンテは、自分が上がらないと攻撃ができないと思ったのか、守備の意識がなくても何とかなると思ったのかわかりませんが、守備に関して(そして私が見た範囲では)ほとんど役に立ってなかった。中途半端に浮いた場所にいるので、左サイドでアルコルコンに余裕を持って攻撃の起点を作らせていた。1失点目は、左サイドをカバーするためだったのかメツェが完全に引っ張り出され、そこから中に、ゴール前を横断するように良い場所までボールを運ばれ、ゴールを許す、という感じだったと思います(ハイライト映像を確認するような心の余裕はございませんので、正確な記憶かどうかは不明)。引っ張り出されたメツェも、慌てて中へサポートに行くでもなく動きが緩慢でした。最後まで、アルコルコンのボルハに着いていたのはディアラ、そことゴールの間をケアしたのはアルベロア、ではアルビオルはどこにいた(わかりません)。着いていたのにシュートを許したディアラやもっとボルハとの距離を詰めるべきだったかもしれないアルベロア等、責を問われる選手はドレンテではないかもしれませんが、正直に「マルセロの方がはるかにマシだ」と思いました。どの時間帯か忘れたけど、ドレンテが頭の上を越すパスで相手に交わされ置いていかれたシーンなんて、もう……。
それから中盤の、この試合ではさすがに底の役目だったディアラですが……これも効いていたとはとても言えない。目の前に、アルコルコンの攻撃の選手がボールを持っていて、どこへパスを出そうかあるいは突破を試みるか…とやっているのに、プレスをかけるでもなく妙な距離を保って放置したまま見てるだけ……という。後半に入ってから出場したガゴが中盤を駆けずり回っているのを見て、なんでガゴを先発させなかったんだろう、と痛感。
ちなみにガゴに代わって下げられたグティ、交代に不満があったようですが、そのままプレイしていたら確実に退場してた、と思います。中盤の守備には貢献できず、攻めに転じようと思えばアルコルコンの選手に厳しく削られプレスされ、前半の時点で1枚黄色をもらい、相手選手にキレかけてましたから。

て、まあ1人1人責めても仕方ない。個人の問題じゃないのです。ペペとアルビオルなら何とか抑えられるけど、アルビオルとメツェでは抑えられないとか、人が変わったらダメです、だったらチームではないでしょう。守備の組織とか約束事か……まさかペジェグリーニ、その辺やってないとか……やってないのかも。

監督を取り替えるのが良いことだとは決して思いませんが、監督には責任を取るという仕事もあるだけに、この先しばらくは賑わしくなりそうです。週末のヘタフェ戦、来週のミラン戦が最後のテストになるか。

国王杯のひっくり返し、vueltaは2週間後、今度はベルナベウです。5-0で勝てばいい  だけ  ですね。
…言うだけ言ってみた。今日と明日で国王杯の残りの試合が行われますが、プリメーラの皆さん、どこかマドリーのお友達になってください(=どこかやらかしてください、という希望です)。

ガゴ

2009-10-27 22:14:58 | football
国王杯を待ちながら、2日続けてのASからのインタビュー。本日は、ガゴです。内容が面白いのか?と言われると、さあ……って感じですが、まあ久しぶりですし。試合までに終わるかな。

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Q:後ろ向きに進んでいるのでしょうか?
G:なぜ?

Q:出場時間が少ないようですから。
G:僕は2ヶ月間負傷していた。後退しているんじゃないよ。逆に、今は僕に起こる良いことをプラスに考えているんだ。

Q:ベルナベウがあなたにブーイングするのに、精神的に疲れませんでしたか?
G:その時も、そんなことは僕は言わなかった。シェレス戦で、僕が3つ続けてミスパスをしたのだから、ファンが怒るのは当然だ。良いことだよ。僕にとってはそれが良いことだと思うし、それで僕は強くなれた。マルセイユ戦では、ファンは僕に拍手してくれたし、すべてがもっと上手くいったんだ。

Q:シャビ・アロンソが加入した時、移籍しようと考えましたか?
G:いや、まったく。競争することが人を成長させるし、ローテーションで僕が戦える状態の試合で、プレイしてきた。

Q:アルゼンチンでは、未だに多くのことが言われているようですが、あなたとマラドーナの関係はどんなでしょうか?
G:いつも良かったよ。

Q:あなたがいつも使っているピアスを彼がプレゼントしたというのは本当ですか?
G:そうなんだ(笑)。僕がボカでプレイするときは、いつも彼が僕の傍にいて、僕を助けてくれた。彼はいつも幹部の中にいて……。いつもあのピアスをつけて試合に出るんだ。もうひとつがキリ・ゴンサレスからのもの。僕たちは代理人が同じなんだよ。
(いい人脈持ってますね、ガゴは)

Q:これまでに、ジャーナリストに「イホ・デ・なんとか」と言ったことは?
G:さあ、わからないな。それは慰めの言葉みたいなもので、アルゼンチンでは繰り返し使われるから。時には、皮肉よりも傷つけるために使われるようだね。

Q:アルゼンチンの「5」を定義してください。
G:簡単だ。常に良くボールを止めること、チームの軸となること、そして前にいる人たちのためにボールを供給するという機能をまっとうすることだ。また、確実さを増すために、前にスペースを空けないようにしながら、ディフェンスをサポートすることだ。

Q:マドリーでは、時々「アルゼンチンの5番」としてプレイしましたか?
G:僕1人が、ダイアモンド(の底)でプレイした試合はたくさんあったよ。

Q:ペジェグリーニの下でではない、それははっきりしていますね。
G:ビジャレアル戦では、そういう感じだったよ。グティが左サイドに行ったからね。

Q:シャビ・アロンソが、効果のあるエリアを分断しているように見えるのでは?
G:エステバン(グラネロ)、グティ、それから同様にカカも、前方の3つの領域で試合を決定付ける。シャビ、ラス、そして僕はもっと後ろにいて、彼らがリスクを犯しても良いプレイをできるようにサポートする。それで彼らが結果を残すんだ。

Q:カンビアッソはこんな理論を持っていました。前方に従うメディオセントロは、その生命を難しくすると。
G:確かにね。スペースがなくなり、前と後ろにいる人たちのことを考え始め、後ろ向きでボールを受けることになるんだ。

Q:マドリーでは、あなたはプレイするよりも走ることの方に役割があるように感じます。そうでしょうか?
G:当然だよ! バランスをとって保守しなければならないポジションというものがある。4人のFW がいることを考えて、もしメディオセントロたちが献身的にならず速さを失えば、チームは混乱してしまう。僕は常に、自分よりチームを優先させる。

Q:マドリーのようにウィングのないようなチームは、より予測しやすいのでは?
G:僕はそうは思わない。僕たちは平均で1試合当たり3ゴールを挙げているんだ。それで僕たちは困ってる?

Q:あなたの試合の中で何か短所はありますか?
G:そうならないように努力しているよ。

Q:あなた自身がシュートを打つのは嬉しいですか?
G:すべてのことが改善できるものだ。そういう状況に到達するのは多くはないけどね。前線にいる人たちが決められるように、アシストを供給する方が良いよ。
(完了)
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雪道講習/雪中行軍
公式でももう日本語記事になっていますが、昨日マドリーの選手たちは、チームスポンサーであるアウディのイベントに参加、選手それぞれに新しい車が提供されたそうです(レンタルね)。で、このイベントがなぜかマドリーにあるらしい屋内スキー場で行われたそうで、一部の選手たちには雪道講習が行われたとのこと。楽しいMARCAの画像集によりますと、ドレンテはドリフトをかましてくれたそうで(別名スリップとも言う)、いろいろな意味で期待を裏切らないな、ドレンテ。選手たちへの雪道講習は、おそらくまたこんなことになっても、全員ちゃんとトレーニングに出てこられるようにするためなのではないかと推測しています。


なぜベンゼマは、ちょっとかわいそうな子風味なんだろうか。

国王杯始まる

2009-10-27 06:16:42 | football
2名復帰
火曜日夜に行われる国王杯アルコルコン戦に向けたレアル・マドリーの召集選手。何回数えても、16人しかいない気がするのですが……。
(※国王杯の召集選手はMAX16人とのこと)

GK:デュデク、アダン
DF:アルベロア、メツェルダー、アルビオル、ガライ、マルセロ、ドレンテ
MF:グティ、ガゴ、ディアラ、ファン・デル・ファールト、グラネロ
FW:ベンゼマ、ファン・ニステルローイ、ラウル

イケル、カカ、シャビ・アロンソ、セルヒオ・ラモスは、先日のインターナショナルウィークにそれぞれの代表に召集されていたこともあって、休養です。負傷による召集外は、クリスチアーノ・ロナウド、イグアイン、ペペ。ラスは引き続き、家族の問題のため、クラブの許可を得てフランスに滞在中。

ルートとベンゼマが帰ってきた! のですが、いきなり2人とも先発とかあるのかな。やっぱりラウルと一緒にどちらかが先発、という可能性の方がありそう。先日のスポルティング・ヒホン戦に緊急召集されたカスティージャのアクーニャは、結局国王杯のリストに入っていませんでした。月曜のトレーニングもトップチームと一緒だったそうですが。
セルヒオ・ラモスが召集外なので、右ラテラルはアルベロアが久しぶりに出てきそうです。セントラルは、ガライが間に合いましたがこちらもいきなり出てくるかどうか。でもアルビオルが過労死してしまう。メツェはきっと出てくれるはず。
中盤は、ディアラかガゴと、グティ、両サイドにファン・デル・ファールトとグラネロ、もしくは左はドレンテ? スポルティング戦、良いとは思えませんでしたが……。
試合は火曜日の22時からです。冬時間になったから全部追いかけるのは無理だ。

先日国王杯の対戦が決まったときにアルコルコンの場所を地図で載せましたが、おそらくバルデベバスからは30分もバスに乗れば到着できるものと思われます(時間は適当ですがそんなにかからないはず)。近場での試合ではありますが、ペジェグリーニはいつもの習慣を崩さず、召集された選手たちはそのままマドリー市内のホテルにてコンセントレーションに入り、明日11時から試合に向けた最後の調整をする予定だそうです。


トレーニングは夜でした
19時30分から行われた月曜日のトレーニング。寒そうです。
グッドニュースは、ガライ、ベンゼマ、イグアインがピッチでトレーニングできたこと。特にガライとベンゼマは、負傷から完全に回復、全体練習ができました。イグアインは、フィジコと共にランニングなどのメニューを実施。アクーニャも、トップチームと一緒にトレーニングを行いました。一方で、ペペ、セルヒオ・ラモス、クリスチアーノ・ロナウドはそれぞれのフィジカルの問題のため、室内での調整。ラスは引き続きフランスに滞在中。


OM-PSG延期のその後
延期された試合が行われる日は、おそらくまだ正式には決まっていないと思います。マルセイユ公式によれば、まずマルセイユが希望していた今週水曜日への延期はLFPによって拒否されたとのこと。またマルセイユのスポーツ・ディレクターであるジョゼ・アニゴは、協議されている12月2日はマルセイユのスケジュールがタイトな時期であり、11月28日はフランスvsニュージーランド戦がベロドロームで行われることになっており、1月にはアフリカ・ネイションズカップ(1月10日~31日、アンゴラ)で戦力が削がれる。であれば、2月より以前に延期試合を行うことは無理だ、と述べています。
その他、ざっとマルセイユ公式の見出しを見た感じでは、マルセイユとパリ・サンジェルマンのサポーター同士の衝突等も含め、マルセイユに責任はないということをLFPが認めるかどうか。サポーターの衝突が起きた際、クラブに罰金や、重いときは観客を入れないで試合をする、スタジアム不使用などの措置がありますが、今回の衝突は、LFPが早く決断していればかなり免れ得たはずのこと。またマルセイユが負ってしまった金銭的な損失について、延期日の決定にマルセイユの要求がどれだけ聞き入れられるか。まだまだ問題は続きそうです。

おまけですが、マルセイユ公式では、過去にマルセイユで10番をつけておりましたドラガン・ストイコビッチ監督の、美しきロングループシュート(先日の横浜戦のあれです)が紹介されておりました。「ピクシーはその才能をまったく失ってはいない」というタイトルで。この試合、たまたまテレビで見ていたのですが、最初は何をやったのかわかりませんでした。ピクシーのこの美技は、MARCAや他のいろいろなニュースサイトでも紹介され、大絶賛されておりました。退場しちゃいましたけどね。


VDV

2009-10-26 19:06:22 | football
ちょっと早く帰ってこられたのを良いことに、ファン・デル・ファールトのインタビューなど読み始めてしまいました。最後までいけるかな…。元記事はASですが、公式にも既にスペイン語で出ているので、そのうち日本語にもなるかもしれません。まあいいや。


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Q:レアル・マドリーでの光が見え始めましたね?
R:そうだね、とても満足している。僕は、自分がこのチームで重要な存在でいられることを示したいし、監督は最近の試合で出場時間をくれている。

Q:マドリーは、エル・モリノン(スポルティング・ヒホンのスタジアム)で、あなたがピッチに入った最後の15分間、活発になりました。
R:堅実な相手で、難しい試合だった。僕たちにはゴールが必要だったけれど、でもそんなに悪くないプレイをしていた。他の試合ではもっと簡単にゴールに出会えることもあるけど、スポルティングにもとても良いGKがいたんだ。

Q:もう少しでゴールするところでしたが…。
R:そうなんだよ、惜しかった! 僕はすごくゴールを決めたかったんだ。ラモスが良いセンタリングをくれたんだけどね。

Q:ゴールすることについて話してください。明日のコパで決められるでしょうか?
R:そうしたいよ! ミステルが僕を出してくれるかどうかはわからないけど、でも僕にとってこの試合はとても重要だ。

Q:最高のショーケース?
R:そう、僕がプレイし続けられるということを示すためのね。僕はチャンスを生かさなければならない。

Q:クリスチアーノよりも、FKからのゴールを決められますか?
R:彼はFKからゴールを決める、世界でも最高の1人だよ。特別なんだ。

Q:コパは特別ですか?
R:そうだ。昨シーズンのレアル・ウニオン戦で、僕は悪いイメージを見せてしまった。もう僕たちのファンに、不運を与えることはできない。僕たちはあらゆるコンペティションで勝ちに行かなければならないし、だからコパは僕たちのモチベーションになる。

Q:スナイデル、ロッベン、フンテラールが移籍し、カカ、クリスチアーノ、シャビ・グラネロが加入しました。あなたが残ろうと思った理由は何でしょうか?
R:監督と彼のローテーション策だ。選手たちにも僕にも、それが基盤になっている。難しいのは理解しているけど、僕は戦いたい。

Q:でもペジェグリーニは、プレシーズンにはあなたを別扱いしていましたが……。
R:そういうことはフットボールの世界では起こることだ。監督は僕に、ポジションがないと言った。でもその時に、僕の妻の病気という問題があった(シルヴィは乳がんの治療を続けている)。そしてウェスレイとロッベンがチームを離れ、それがチームの中での僕の状況を変えた。その時にペジェグリーニが僕に言ったんだ。状況が異なったと。

Q:奥さんの病気は、残ることに影響しましたか?
R:そうだよ。僕の妻はマドリーにいて、ここで化学療法を受けている。それなのに、僕が1人で他の国で生活するなんてしたくなかった。僕は、自分の家族と共に過ごしたい。それが僕にとって重要な部分なんだ。

Q:辛い話ですね。
R:そうなんだ、僕の家族にとって辛い3ヶ月だった。病院、バッドニュース、苦痛だった。

Q:いつ彼女の病気がわかったのですか?
R:昨シーズンの、僕たちがメスタージャで敗れたバレンシア戦の前だった。僕の人生で最悪のニュースだったけど、妻は僕に、プレイし続けるようにと言ってくれた。今は、彼女はとても良くなっているよ。どんな選手も、フットボールが何よりも重要だと考える。でも時々はそうじゃないんだ。何かが起こると、フットボールは副次的なものだとわかるんだ。

Q:これだけ多くのギャラクティコと共にマドリーにいることは、個人としてどんな意思があるのでしょうか?
R:難しいことだというのはわかっている。でも、僕はここで戦いたいし、チームの重要な部分でありたい。

Q:でも当初は、召集に入らなかった……
R:そうだね、それは真実だ。でも最初の数ヶ月はフィジカル的に悪かったし、僕の頭の中にはいろいろなことがあった。監督は、トレーニングの中で僕が良い状態だとは見なかっただろう。

Q:セビージャ戦ではあなたはグラネロの前でプレイし、バジャドリ戦ではスタメンでした。驚きませんでしたか?
R:そうだね、でもそれはただ試合の中で起こることだし、僕はたくさんの試合でプレイしたい。

Q:マスコミはあなたに対して批判的過ぎると思いますか?
R:いや。僕たちフットボール選手が悪いプレイをしたときは、ジャーナリストたちが批判するのはノーマルなことだ。1シーズン通して悪かったら、もう何にも値しないと思うよ(ここ自信ない)。

Q:ペジェグリーニとの関係はどうなのですか?
R:新聞で言われていることとはちょっとだけ違っているよ。

Q:8月3日にオランダで出た記事では、あなたが監督の扱いについて「不快だ」と言ったそうですが……。
R:それはオランダメディア向けのインタビューで、ジャーナリストは僕に、ペジェグリーニについてたくさんしゃべってくれないかと頼んできたんだ。僕は彼に、たくさん話すことはないと言った。ポジションがないんだということを、彼はもう僕に言っていたから。本当に、それ以上は何もなかった。だけど、そのジャーナリストは、彼のやり方でそれを解釈したんだ。
(終わり)
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シルヴィさん、良くなっているようで良かったです。気になっていたので、少し安心した。


2人目
今日のトレーニングは現地19時30分からだそうで、選手のコンディション情報などが出てくるのはだいぶ後になりそうです。とりあえずDiario Vascoからこんなニュース。

シャビ・アロンソと彼の妻ナゴーレ・アランブルは、2010年に2人目の子が生まれる予定。既に2人の間には、1歳7ヶ月になる長男ヨンがいる。シャビ・アロンソとナゴーレ・アランブルは幼馴染で、6年前からドノスティアで交際をスタートさせた。

なんか日本語訳が型にはまった芸能記事っぽくて自分で嫌になってしまった……。

延期

2009-10-26 04:57:56 | football
09/10リーグ・アン第10節、マルセイユvsパリ・サンジェルマンの試合は、パリ・サンジェルマンから新型インフルエンザに感染した選手が出たため、現地時間25日14時に、この試合を延期することがLFPから発表された。

マルセイユ公式に書いてある経緯をざっと訳。
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前日までに、PSGの選手、ジュリとサコーが新型インフルエンザを発症していることが判明。しかしこの時点で、LFPは試合開催を決定。
しかし25日になり、PSGの3人目の選手(ジェレミ・クレマンだろうと見られているがPSGは選手を特定せず)が新型インフルエンザを発症し、さらに他に2名も同様の症状を見せていることが明らかに。LFPのメディカルコミッションは、25日12時30分に、試合の延期および今後72時間のPSGの選手および関係者の隔離を勧告。
LFP側は、「この措置は、選手や相手チームを含むあらゆる感染のリスクを避けるため、また感染潜伏期にある選手に対して医療的に難しい状況になるのを避けるためである」としてその立場を正当化している。
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当日の朝まで状況を見て決定といえば聞こえは良いですが、前日、さらに金曜日の時点で延期を決定できるチャンスはあったはず。何が問題かというと、選手やスタッフの準備もありますが、なによりもマルセイユの運営にかかる負担が恐ろしく大きい。損失金額はOM側の試算によれば35万ユーロ。さらに市内の警備の問題も。一番盛り上がる試合、というのは、ひっくり返すと非常に危険な試合なわけです。サポーター同士がぶつかるから。せめて昨日のうちに中止を発表していれば、PSGのサポーターがマルセイユに来るのをだいぶ防げただろうに。朝から気合を入れているサポーターたちが、スタジムに行ってみたら、先ほど延期が決まりましたと言われたら……どうなるかなんて私が想像するよりも、LFPの方が理解しているだろうと思っていたのですが。l'equipeの記事では、Vieux-Portで両サポーターの衝突が起き、PSGサポーターが帰宅するマルセイユの鉄道駅でも緊張感が高まっていたとのこと

延期日はまだ決まっていませんが、マルセイユ側は、他のスケジュールを考えると今週の水曜日しかありえないと述べています。12月2日という案もあるようですが、これでは31日間に10試合を戦うスケジュールになってしまう。さらに1月に延びれば、アフリカネイションズカップでマルセイユは4名の選手を取られる(これはフランスのどのチームにとっても多かれ少なかれ負担になる)。2月には国内カップ戦もある……。

休みなし

2009-10-25 20:41:15 | football
日曜日10時30分から始まった、マドリーの皆さんのトレーニングの様子。これを読んでも試合の結果はわからないとは思いますが、スポルティング・ヒホン戦で負傷したのが誰かはわかってしまいます。すみません。

火曜日22時にムニシパル・デ・サント・ドミンゴにて行われるコパ・デル・レイ(火曜日だったんだ…)のアルコルコン戦をにらみ、レアル・マドリーの選手たちは休むことなく、日曜日もバルデベバスにてトレーニングを実施。
良いニュースは、大腿部の筋肉に違和感を抱えて、ヒホン戦で途中交代を余儀なくされたシャビ・アロンソ。それほど重いものではなかったようで、ヒホン戦で先発した選手のうちの4人、カカ、ドレンテ、マルセロ、セルヒオ・ラモスと共に、ランニングなどをこなしたようです。先発した選手のうち、ラウル、グラネロ、ディアラは、他の選手たちと共に、ボールを使ったトレーニングに参加。GKは、イケル、デュデクにカスティージャCのティトを加えて別個のトレーニング。
ヒホン戦で先発したうち、負傷を抱えて試合を終えたぺぺとガライは、ともに室内での調整となりました。ペペは右足首に軽い捻挫、ガライは、今日の記事では負傷部位が書かれていませんが、予防的措置のため。他にグティが、クリスチアーノ・ロナウド、ベンゼマ、イグアインと共に室内での調整を実施。
ラスは、まだフランスから帰ってこれていないそうです。
ルートの名前が室内調整の方にないということは、ピッチでの全体トレーニングができたということでしょうか。そうならいいんだけど。
選手個人個人のコンディションの問題かもしれませんが、全体と一緒のトレーニングをしたというラウルやグラネロ、ディアラ、大丈夫?と気になってしまいます。


追加:ルート
トレーニング記事の中には書いてなかったかもしれませんが、公式のビデオには、ルートが全体練習に復帰、とありました。よしよし。国王杯に間に合うかどうかは…さすがに無理か。
室内組も、トレーニング冒頭のランニングはできているみたいだし(少なくともガライ、ペペ、ベンゼマはランニングしていた)、無理はしないとしても徐々に戻ってくるのを待つしかないですね。イグアインがやたらと楽しそうでした。

98

2009-10-25 12:13:26 | football
スポルティング・ヒホンvsレアル・マドリーの試合を見たので、簡単に感想を。マルセイユの情報と大地と一体になったシャビ・アロンソの下に書いてありますので、ON AIR待ちの方はお気をつけて。


「クラシコ」への召集選手
日曜日21時に試合が実施されることが決まったマルセイユvsパリ・サンジェルマン戦に向けた、マルセイユの召集選手です。20名いますので、最終的に2名が外れるはず。

GK:マンダンダ、アンドラーデ
DF:ボナール、エインセ、エムボウ、タイウォ、イウトン、ディアワラ
MF:ルーチョ、カボレ、シセ、シェルー、アブリエル、エムビア、ヴァルビュエナ、ベナルファ
FW:ニアン、ブランドン、モリエンテス、コネ

土曜の試合でリヨンがニースに敗れ、モンペリエがレンヌに敗れ…現在5位のマルセイユは、勝てば3位にまで上がることができます(その上にいるのは、ボルドーとモナコ)。







大地の鼓動を感じる







09/10 Liga Espanola 1a division Jornada 8
Sporting Gijon 0-0 Real Madrid C.F.


GK:イケル
DF:セルヒオ・ラモス、ペペ、ガライ(64、アルビオル)、マルセロ
MF:ディアラ、シャビ・アロンソ(76、ファン・デル・ファールト)、カカ、ドレンテ(57、グティ)、グラネロ
FW:ラウル

マドリーが公式戦を「0-0:エンパテ・ア・セロ」で終わったのは、なんと98試合ぶりのことだそうです。とMARCA情報。2007年2月17日のベルナベウで行われたベティス戦以来……本当かな。ちなみにゴールなしは、昨シーズンの35節以来とのこと。

予想と違うところは、ファン・デル・ファールトではと思われていた中盤左にドレンテが入り、ガライが先発で出てアルビオルがお休みになったこと。
試合ですが、身もフタもない言い方をすると、つまらなかった、です。はっとするようなチャンス、力強さとか上手さが見られるとか、そういったものがすごく少なかったように感じた。敗戦から中2日、選手たちの身体は重そうでした。サイドをうまく使わなければというのもまだまだだし、ディフェンスもかなりやられていた。バジャドリー戦やミラン戦で、1試合の中で失点するととたんにチームが焦りだす様子が見られていましたが、これは試合間でもそうなのかな。1試合に敗れた、次の試合でもメンタルが切り替えられていないように見える。

気になったのが、中盤では一番底になるんだろうと思っていたディアラがシャビ・アロンソより前の攻撃に近い位置にいることが多かったこと。だからといって何か効果があるのでもなく、逆にシャビ・アロンソは最終ラインに吸収されるかと思うような場所で守備をしていた。あれでは、シャビ・アロンソがパスを出すような余裕がほとんどない。特に前半、スポルティングが元気に攻めこんできていて(もちろん彼らのカーサなのだから当然ですが)、マドリーがそれを上手く止めきれず最終ラインが相当バタバタしながら応対していました。中盤もサイドも止めきれていない。実際に数を数えていたわけではありませんが、右サイドのセルヒオ・ラモスが攻撃参加する機会も少なかったように思う。攻撃参加で言うなら左のマルセロの方がまだしていたかなあ。
ボールを持ってはいるもののろくなチャンスもなかったマドリーでしたが、前半30分に大混戦の中から…なんで混戦になったのかは忘れましたが、ラウルにチャンスが。でもスポルティングのGKファン・パブロががっちり守る。この試合、ファン・パブロが終始良かったんですが……これを無得点の理由にするのは情けなさ過ぎるか。

後半に入って早い時間に、セルヒオ・ラモスが高い位置で攻撃に参加。セルヒオ・ラモスから、右にポジショニングしているカカにパス、折り返しをグラネロがシュート。入らなかったけど、これが一番のチャンスかな。これでようやくに空気が変わると思ったんですが、この時は。
早い時間でグティが登場、ドレンテが下がる。グティは、あまり目だった感じはしませんでした。私が見逃していただけかもしれませんが。
後半20分ごろ、ガライが相手選手にタックルしたときにどこか痛めたようで、しばらく動けず。足がつったか足首辺りを削られたか。その後は普通にプレイしていましたが、結局5分もしないうちにアルビオルと交代になりました。せっかくローテーションだと思ったアルビオルでしたが、完全休養とはいかなかった。負傷っぽいのがさらにもう1人。残り15分を切ったところでラフィが入ったのですが、下がったのは意外にもシャビ・アロンソ。下がってきた時に、腿裏に手を当てたのと、ペジェグリーニと何か話をした様子を見ると、ハムストリングあたりに違和感があるようです。また負傷者が増えてしまう…。
他にゴールチャンス!と思ったのは、後半も終わりに近づいた頃のラウルのゴール! だと思ったのですがノーゴール判定に。きれいに抜け出て決めたのに。オフサイドを取られたのかと思いましたが、ラウルのポジションはオンサイド。結局、ラウルにラストパスを出す前のトラップで、ボールを手に当ててしまったカカのハンドを取ったようでした。
プレイ時間は少ないですが、ファン・デル・ファールトはやっぱり良いなあと思う。なかなか成功に結びつかないけど短い時間でもチャンスを作ったり、チャンスに絡んだりできるし、相手の右サイドの攻撃にぴったりはりついてボールを出させたり、守備もきちんとやる。堅実で良いと思うんですが、ペジェグリーニの中ではまだ位置づけは低い方なんだろうな。

サイドを使わなければ、という意思は見て取れました。左にドレンテを先発させたのも、サイドを使うことを意識したからかなと思う。グラネロもドレンテも、わざとらしいとか思ってしまうくらい、きっちり開いてボールを要求したりしていました。トップ下のポジションで生きるのではと期待したカカは、マークが集中して思うように動けていない感じ。それでもラウルにいいパスを通したりしていたし、途中からはサイドに開いてチャンスメークしたり、これもサイドの意識なのかなと思う。常にサイドに張り付いていろとは思いませんが、中で混雑したり上手くいかないのであれば、うまくサイドを使えば良いだけの話で……まだうまく使えているとは言えないかもしれないけど。


怪我人のお知らせ
ペペ:スポルティング・ヒホン戦をコンプリートしたものの、ペペは足首に軽い捻挫を負った状態であるとのこと。気が付かなかった……。
ガライ:双子筋
シャビ・アロンソ:大腿部の筋肉
後者の2人が試合中に交代したのは、それぞれ筋肉に違和感があったための予防的措置であったようです。

雨が降り、ピッチが一部柔らかくなっていたりして、疲労のたまっている選手たちには足に辛い状態だったと思います。すぐにミッドウィーク、国王杯なのですが。国王杯は負けても良いとか言うと、国王杯取ってないカピタンに怒られそうですが……でも負傷者が多すぎる。

土曜夜

2009-10-24 21:48:48 | football
こんな時こそ
5人いたはずのデランテーロたちが、1人、また1人と戦線を離脱して行き、残されたのはラウルのみ。こういう追い詰められた状況になると、却って予想先発を考えたりするのが楽しくなるのは気のせいでしょうか。

とはいえ、前線についてはさすがに今回は捻りようがない。MARCAel mundoを見てどこも一致しているのは、カカがメディアプンタ(トップ下)というかセグンダプンタ(セカンドストライカー)としてラウルの相棒役を務めること。まあそうでしょう。でもこれ、カカはけっこういい仕事をするのではないかと、ちょっと期待しています。これで成果が出たとしても、他の4人が戻ってくることを考えたら常に1トップ+カカという形で行くわけにはいかないだろうし…とか考えるのは、後にして、まずはこの試合、ヒホン戦の様子を見ていきたいです。
 
左MARCA、右elmundo


とりあえずMARCAの日本時間21時40分現在の予想スタメンによると(MARCAはこの予想スタメンを新しく手にする情報によって書き換えていく。確か今朝見たときは、左にはグティが入ってた)、前節バジャドリー戦でバランスが良いな、と思ったファン・デル・ファールトとグラネロが左右エストレーモで先発の予想。ミラン戦の反省で複数の選手の口から出てくるのが、サイドをうまく使えていないということ。この2人なら、サイドもうまく使える。左右をうまく開いて使える、という意味で、サイド攻撃というのとは少し違う感じがするのですが。また良いリズムや結果につなげられたら、そういう戦い方が浸透していきやすくなるかな、という期待があります。
守備的MFには、ディアラとシャビ・アロンソ。ラスが今節は召集できず、守りの役割はディアラが任されます。最終ラインは…マルセロ、しっかりしてね。アルビオルはガライでもいいのでは、と思います。メツェは治りたてなのでさすがに出てこないかな。同じく治りたてではありますが、グティはリズムを変えるコマとして、試合が停滞したり中盤から前へのパスがうまくつながらないときなどに、出番があるのではと思っています。グティ、見たいなあ。


試合は行われます
下の記事で紹介したパリ・サンジェルマンのサコーとジュリですが、新型インフルエンザに感染していることが確認されました。しかし、LFP(この場合はLigue de Football Professionnel  フランスプロフットボールリーグ)は、試合を延期したりはせず、予定通り10月25日(日)21時キックオフ(ベロドローム)で行うことを公式に発表。

土曜朝

2009-10-24 07:41:50 | football
la grippe H1N1
マルセイユは、今週末はパリ・サンジェルマン戦。フランスダービーです。試合は日曜日の一番最後(21時)で、マドリーの試合とは重ならないのが助かる。
リーグ・アンにおける最大級のビッグマッチでありクラシコ。ここ2試合モリエンテスがプレイしていなくて、こんな重要な試合でチャンスがもらえるのか…と不安でもありますが、OMには元パリのエインセやシセがいるし、パリにはジュリとかマケレレとか懐かしい名前も。リーグアンのこともPSGのこともOMのこともよくわかっていない自分でも、いろいろと楽しめそうです。OMの公式ページも、次々とPSGの戦力状況やOMの選手のコメントなどを掲載していっています。

ですが、気になるニュースが。現地23時のL'equipeの記事によれば、サコーとジュリがH1N1型ウィルスに感染している可能性があり、もしこの2人のH1N1型への観戦が確定されれば(土曜日の昼頃にわかる)、パリはリーグに対し、マルセイユ戦の延期を求める可能性があり……。

ジュリ…。
新型インフルエンザの影響が、こんなところにも。レキップによれば、フランスでは既にラグビーの試合などがインフルエンザ感染の影響で延期されたりしているようですが…リーガでいえばクラシコ前日に試合を延期するかどうかという話になるわけです。いろいろ調整が難しい問題も出てくるだろう。とはいえ、チームで誰かが発症していれば未発症のキャリアもいる可能性があり、接触プレイが多いサッカー、選手や関係者たちにも家族がいることを考えると、延期に至るのもやむを得ない、となるのでしょうか。とにかくサコーとジュリはお大事に。

それから、OMではエインセが筋肉に問題を抱えている様子。水曜日のチューリッヒ戦を違和感を持って終了したエインセは、金曜日のトレーニングで筋肉を気にする様子を見せており、トレーニングは全体とは別れてケアを受けていたようです。エインセも、南米に飛んで帰ってきて…の強行軍だったから。間に合えば良いのですが、筋肉は酷くすると、1ヶ月2ヶ月になることもあるから無理もできないし……。
一方で、今月初め頃から負傷していたディアワラは、木曜日のトレーニングで復帰。デシャンによれば、メディカル的にはOKだがリズムがまだ戻らないとのこと。最終的な判断は土曜日に。


セラーデス引退
ASから、レッド・ブル・ニューヨークでプレイしていたアルベルト・セラーデスが、土曜日のトロントFC戦(MLSの2009シーズン最終戦)をもって、引退するとのこと。セラーデスは現在34歳。
バルサのカンテラ出身で、95年にバルサでデビュー。99/00シーズンにセルタでプレイした後、00/01シーズンから04/05シーズンまでレアル・マドリーに所属(03/04シーズンはボルドーにレンタル)。2005年からサラゴサに所属し、3シーズンプレイ。サラゴサの降格が決まった後クラブを離れることになったが、移籍先が見つからず。トライアルを受けた後、2009年3月からレッドブルNYに所属し、プレイしていた。

アルベルト・セラーデス
「サッカーに別れを告げる時だ。僕は、世界でも最も重要なチームに所属してきことを恵まれていたと感じる。そして、アメリカとMLSでプレイするチャンスを僕に与えてくれたニューヨーク・レッドブルズのすべての人たちに感謝したい。今は、僕の家族と僕のために、家に帰る時だ。]

※補足:レッドブルNYの公式サイトに記事があったので、そちらを参照してコメントを修正しました。
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セラーデスが引退……まだ34歳なのに。国に帰るって、スペインでもまだプレイできる場所はあるんじゃないだろうか。

ないない

2009-10-23 22:22:46 | football
ないない
リーガ・エスパニョーラ第8節、マドリーはフエラでスポルティング・ヒホン戦です。土曜20時キックオフ予定。では、召集されたマドリーの選手たち

GK:イケル、デュデク
DF:アルベロア、ペペ、セルヒオ・ラモス、マルセロ、ドレンテ、アルビオル、ガライ、メツェルダー
MF:ガゴ、ディアラ、カカ、グティ、シャビ・アロンソ、ファン・デル・ファールト、グラネロ
FW:ラウル、アクーニャ

ポジティブなニュース:グティ、ガゴ、メッツェは回復し、召集リストに入りました。
残念なお知らせ:そしてFWがいなくなりました…ラウルを除いて。

イグアインは重いものではないながら大腿四頭筋の拘縮からまだ戻れず、ベンゼマは公式によると「打撲、両足に血腫」とのこと。ベンゼマは木曜日のトレーニングも室内調整でした。ミラン戦の途中でちょっと痛そうな様子がありましたよね。あの、ザンブロッタに脚を挟まれたシーンよりはだいぶ後のことでしたが、やはりあれが後を引いているのか。それでも軽症である、とのことではありますが。
ということで、ルートはいない、クリスチアーノ・ロナウドはいない、イグアインにベンゼマもいない、とFW総崩れ状態になってしまいました。どうなってるのこれ……。あまりの前線不足に、遂にペジェグリーニはカスティージャからFWのハビエル・アクーニャを召集しました。

カルロス・ハビエル・アクーニャ・カバジェーロは、パラグアイのアスンシオン出身、現在21歳。2005年2月にスペインにやって来たものの、06/07シーズンまでカディスでのデビューはできなかった。その後サラマンカへ移り、セグンダで21試合に出場(07/08シーズン)。08/09シーズン途中で、カスティージャに移籍。パワフルなFWで、身長は175cmと小柄ながら空中戦にも強い。ポジションはセンターFW、スピードを生かした左サイドのプレイも(公式参照)

フエラであり、19名の召集となっていますので、最終的に誰か外れることになります。勢ぞろいしたディフェンスからか。アクーニャにデビューの可能性はあるのか。先発か控えからか。
とりあえずアクーニャをベンチスタートとして先発を考えると…ラウル1トップのカカがその下、左グラネロ右VDVとかどうだろう。カカが真ん中に張り付きたがるのなら、最初から真ん中の役割を与えてしまうということで。でもカカはミラン戦フル出場だったし、休養スタートにしたら…グティがラウルの相棒? VDVを中にして、グラネロとグティを両サイドに配置。あれ、グラネロも中にいるのが好きなんでしたっけ?

なんでシーズン開始2ヶ月もたってないのに、こんなにやりくりに苦しむ事態になってるんだろう。

ラモスをセンターFWとか、どう?


一号
リーガでもCLでも、成績不振に苦しんでいたアトレチコのアベル・レシノ監督が解任されました。プリメーラ・ディビシオンの監督交代第一号です。後任は、ラウドルップだのスパレッティだのシメオネだのと名前が出ていましたが、キケ・サンチェス・フローレスになりました。たぶん。各紙は「決まった」で報道しているのですが、週末のマジョルカ戦は、アシスタントコーチのサンティ・デニアが指揮を取るとのこと。


クリスチアーノに飢えている全世界の皆様へ
ボカディージョをかじる様子を垣間見るくらいでは物足りなくてたまらない、というクリスチアーノ・ロナウド愛好家の皆様のために、マドリー公式では9枚の写真つきで、リハビリの様子をアップしています。というか、元は今日発売のMARCA紙の独占記事ですが。内容は、マドリー公式が手早く日本語にしてくれているので、こちらで。


貴重な(?)ナマ足。ナマ?