けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

エイバル戦召集選手

2015-11-29 13:11:11 | football
ヴァラン負傷
シャフタール戦、前半30分で負傷交代したヴァランは、金曜に検査を受けました。公式は相変わらず簡単に「右大腿部筋肉の損傷」。各紙の報道から判断すると軽症とはいかず、3週間〜1ヶ月の離脱とみられている様子。クリスマス休暇明け、年末の試合頃から復帰と見ていいでしょうか。
クラシコの記事にいただいたコメントにもありましたが、ヴァランは、パリ同時テロの起きた日のドイツとの親善試合でフル出場、ショックや強い不安もあったと思いますが、そのままイングランド代表との親善試合も強行されて、そこでも先発フル出場。その数日後のクラシコではあんな結果になり、そしてウクライナの0度を切るような環境での試合。心身ともに相当な無理がかかっていたのではないかと思います。壊れる前にどうにかならなかったのかな・・・。


エイバル戦召集選手
GK:ナバス、カシージャ、ジャネス
DF:ぺぺ、ナチョ、カルバハル、アルベロア、ダニーロ
MF:クロース、ハメス、ベイル、カゼミロ、コバチッチ、モドリッチ、チェリシェフ、ラソ
FW:クリスチアーノ・ロナウド、ベイル、ルーカス・バスケス
負傷欠場:セルヒオ・ラモス、マルセロ、ヴァラン、ヘセ
サスペンション:イスコ

ディフェンスラインの緊急事態は継続中で、ぺぺとナチョのセントラル、右はカルバハル、左はダニーロかアルベロアか・・・。トレーニングにはカスティージャのリエンハルトが参加していたようですが、召集には入りませんでした。ベニテスは、カゼミロをセントラルで使うかもという記事をチラッと見かけましたが、いやまさか・・・。
ヘセは、召集リスト発表前最後のトレーニングで負傷したという残念なニュースが。クラシコで全員揃った!というのはほんの瞬間のことでした。

ここ3試合で10失点、ディフェンスに不安を抱えたまま、現在好調のエイバルのホームで戦います(MARCAだと乾がエイバルの先発予想に入ってますね)。試合は本日16時、日本時間で24時。

4ゴールからの

2015-11-26 07:33:30 | football
UEFA Champions League
Shakhtal 3-4 Real Madrid C.F.

マドリーのゴール:クリスチアーノ・ロナウドX2、モドリッチ、カルバハル

クリスチアーノのゴールはどちらもベイルのアシスト。カゼミロのロングパスからクリスチアーノ→モドリッチゴール。ボールキープしたクリスチアーノがはたいたボールを受けて、カルバハルのゴラッソ。

4ゴールが入り、モドリッチが交代、ベイルが交代したあたりまでは良かったですよね……何やってるんだか。
前半でヴァランが負傷交代。ナチョが左からセントラルへ、クラシコの緊急措置同様、ダニーロが左ラテラルに入りました。ラモス、マルセロの状況から行くと、しばらくはこの最終ラインで行くことになるんじゃないかと思いますが……大丈夫なのかな、これ。








※頂いたコメントへのお返事が遅れており申し訳ありません…。

3位になった週末

2015-11-24 07:05:51 | football
負傷者情報:マルセロ
公式でメディカルレポートが出ました。左脚内転筋負傷とのことで、これが交代の理由だったのか…。各紙によれば、2~3週間離脱とのこと。


負傷者情報:セルヒオ・ラモス
無理している肩の状態はやはり思わしくないようで、月曜に再開されたトレーニングは別調整。手術はしないものの、保存療法を完全に治るまで実施すると見られており、離脱期間は未定。1ケ月という予測を見かけましたので、だいたいクリスマス休暇明けか来年までは復帰しないのでは…。


フロレンティーノ・ペレスのプレスカンファレンス
公式で告知までしてから行われたフロレンティーノ・ペレスのプレスカンファレンス。日本語公式にそのうち出ると思うので、要約を。

・レアル・マドリーの監督、ラファ・ベニテスに、我々はサポートと信頼を寄せている。
・(ベルナベウのファンからの辞めろコールについて)ファン、マドリディスタの意見には完全な敬意を払っている。しかしこのチャントは、同じところ(UltraSur)から出たものだ。
・2年前、我々は暴力を排除した、彼らは戻ってこないだろう。彼らのプロパガンダのやり方には辟易している。
・あらゆる報道、特に「私がクリスチアーノを売ろうとしている」といったような嘘にはうんざりさせられている。
・フロントの一部や選手たちがベニテスを望んでいないといったことを信じる人たちもいようが、これは真実ではない。
・マドリディスタたちに、サポートを求める。

分断

2015-11-22 10:55:17 | football
白いの 0-4 FC Barcelona

全選手が復帰し、大一番、使いたい選手を初めてすべて使えるようになった…その結果がこれかと。負けるにしても、負け方というものがあるだろうと。
これまでどうにか希望を見出してきたベニテスの采配、今日の試合は本当に唖然というか落胆でした。ベンゼマが復帰し、BBCが揃った。ハメスも使える。この4人が前線からほとんど動かず、一方でバルサに押されるディフェンダーは下がり気味、見事に前線と後方が分断されてしまいました。中盤にいるのはモドリッチとクロースだけで、この2人だけで中盤のフィルターとなるのも、前線へボールをつなぐゲームメイクをやれというのも、できるわけもなく。最終ラインや中盤のパスミスがとても多かったけど、後ろから前へ距離があり、近いところに人がいない…のでは仕方ないのか(とはいえヴァラン、良い選手なのだから、慌てたりせずもう少しどうにか立ち直ってほしかった…)。そもそも、中盤の守備を称賛されていたカゼミロが、なぜ守備が必須となるこの試合でつかわれなかったのか。最近守備の仕事を軽減されていたクロース(元から得意ではないですよね)では、無理がある。BBCとハメスを全員使うというのも、考え直した方が良さそう。この中から3人に留めるか、ハメスにもっと中盤の一員意識を持ってもらうか。もっともハメスは途中から守備に戻ったり必死に改善に努めてましたが。でも、HTまで、試合の中で相互に補完したり、改善とかできなかったものか……。選手たちのクラシコに賭ける真剣さ、気持ちは疑わないけど、どこか熱が乏しい感じを受けたのも確かでした。
交代で、ハメスとマルセロが下げられたのにも唖然としましたが、代わって入ってきたイスコ、カルバハルは良かったですね。結果にはならなかったけど。イスコは中盤でボールを持って運ぶことができる(簡単にパスしては取られ…をずっと見ていたので、ボールともてることがこんな安心できるとは思わなかった)、カルバハルが作り出した攻撃の可能性も良かった。まあイスコは、何であんなファウルあそこでして退場したのか…ってところはありますが。
ひどいクラシコでした(ひどいクラシコ慣れしてしまっているのも嫌なんですが……)。最後に、一番戦っていたモドリッチ(今日の試合で、唯一得点を付けてあげられる)、謎の途中交代で悔しい思いをしただろうマルセロのコメントで、前向きな気持ちを思い出してほしいと思います。



ルカ・モドリッチ
ロッカールームの様子
M:僕たちにとって厳しい時だ。敗戦を予想してはいなかったし、こんな悪い形の戦いとは。でも、自分たちの過ちから学ばねばならない。僕の考えでは、僕たちはそれができていない…。非常に悪い戦いぶりだったし、その理由がわからない…。姿勢が足りなかったのでもない、でも僕たちはチームの形を成していなかったし、バルサ相手にコンパクトにできないなら、こうなる。

説明:アプローチ(プラン?)が悪かったか、実行できなかったか
M:僕としては、ピッチでコンパクトにできなかった。多くのスペースをバルサの前に明け渡してしまい、これだけスペースがあってだから彼らはとてもうまくやれていた。あらゆるところでの戦いで、すべてで、彼らは非常に優れていた。こういうことになるのは、初めてじゃないんだ。

観客席からのブーイング
M:そのことについて僕たちは話せない。ファンは満足していないし、それは当然のことだ。それに、叫ぶことも、チームをサポートすることも、何もしないのも、彼らの権利だ。僕たちは批判に値した。でも前を見なければいけない。

乗り越えられるか?
M:わからない、そう言うのは難しい。こういった試合の後で、僕たちはキャラクターを見せなければいけない。僕たちはレアル・マドリーであり、諦めるわけにはいかない。


マルセロ
この日、最初にジャーナリストたちに話をした選手は、マルセロだった。
M:この状況は厳しいもの。でも僕たちはより厳しく辛い状況も潜り抜けてきた。つらいのは、僕たちがホームで戦ったのにということ、それにこんな試合を…。うまく物事が運べなかった。忘れるのではなく、悪い試合をしたという事態を見つめ、ここから学ばなければ。まず初めに、ファンに謝罪したい。僕たちが望んだような試合ではなかったからだ。僕たちは、そうでなければならないように、戦い続けていくつもりだ。

バルセロナは?
M:僕たちはボールをキープしようとした。でもバルサの試合運びは常にポゼッションで、彼らはそうできていた。ボールを取り返そうとしたけれど、ボールの後ろから走るのは厳しいもの。正面から試合を作ろうとし、攻撃しようとした。しかしできなかった。ファンやサポートしてくれる人に謝りたい。

ベルナベウからはハンカチが振られ、フロレンティーノ辞めろという声が聞こえていたが?
M:ファンには、チームが上手くいっていない時には、抗議し批判する権利がある。勝利のためにすべてをやろうと試みていた。時にはうまくいかないこともある、でも僕たちはトライし続ける。いまは戦わなければいけない。顔を上げなければいけない。

チームへのダメージは大きいか?
M:もちろん、チームは非常にショックを受けている。でも僕たちは、再び勝利し、マドリーがあるべき場所を取り戻せるよう、変わっていかなければいけない。

Toda la plantilla

2015-11-20 07:29:19 | football




タイトルは、チーム全員とかそんな感じの意味です。インターナショナルウィークが終わり、木曜日、トップチームすべての選手が全体練習を行いました。怪我人、離脱者、リハビリ中、いっさいなし。ゼロ。揃いました、ついに。
肩の問題が解決していないラモスや、南米から戻ったばかりのハメス、ダニーロ、ベンゼマの状態も完璧ではないという記事もあったり、また緊張感の中フルマッチ2試合をこなしてきたヴァラン……等、気になる部分はありますが。揃いました。

Pray for Paris

2015-11-17 07:05:20 | football
3日間の週末オフを経て、月曜の夕方からトレーニングが再開されました。
前の週は別メニュー調整だったセルヒオ・ラモスや、筋肉に問題があるとして代表を離脱したイスコ、そしてPSG戦で負傷していたマルセロも、全体練習に合流。特にマルセロがこのタイミングで戻ってこられたことは、とても心強い。一方で気になるのは、ナバスの回復状況。地道に独自メニューをこなしているようですが、全体に復帰できるのは、木曜頃とのニュースも。クラシコには間に合うかもしれませんが、やや不安を抱えたまま、という感じもします。

あとは、インターナショナルマッチに召集されている7人が、皆無事に、元気で帰って来ること。


Pray for Paris
月曜のトレーニング、パリの同時テロの犠牲者に向けて、選手たちは1分間の黙祷を。



10年以上前になりますが、マドリーでも、列車を狙った同時テロがあり、大きな犠牲が出ました。最近はあまり聞きませんが、ETAのテロ予告で、選手たちがピッチから避難したこともあった。今回は、またさらに大きな、一般の人に向けられた脅威。欧州の文化を象徴するものがターゲットになり、サッカーもその対象でした。あの時スタジアムで試合をし、一夜をスタジアムで過ごした選手たち。ヴァランもその中にいました。元マドリーのラスは従姉妹が犠牲になり、アトレチコのグリエスマンは、妹がバタクラン劇場から辛うじて難を逃れたとのこと。今後も大きな試合があり、EUROもあります。どうかこれ以上何事もないように、強く祈らずにはいられない。

有終の美

2015-11-16 23:35:17 | football
今朝方、NASLのチャンピオンシップファイナルがあり、ラウールは先発出場。結果的に決勝点となるチームの3点目をアシストし、NASLシーズン王者として、そのキャリアに終止符を打ちました(時間的に、試合がライブで見られなかったのが残念).

実感がわかないのは、マドリーから遥か離れた地での幕引きだったからでしょうか。いつまでたっても、どこにいっても、何歳になっても、まだいけるんじゃない?と思わせるテクニック、ゴールへの嗅覚、堂々たる重み、キャプテンシーがにじみ出ているからでしょうか。レアル・マドリー・ベテラノスはあちこちで親善試合をしていますし、チャリティマッチ、コメンテーター、ユース監督、監督……ラウールはどんな将来を描くのでしょうか。

最後の試合を終えた後の、ラウールインタビュー。
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Q:今はどんな気分ですか?
A:ハッピーで、でも同時に少し寂しい。もう決断したことだけれど。素晴らしいシーズンになった。3か月前に、僕は自分のキャリアを終えると決めた。素晴らしいシーズンだった。とても大変だったけど、素晴らしかったんだ。

Q:チャンピオンズリーグのファイナルを何度も戦ってきたあなたが、この小さな、人工芝のピッチでキャリアを終えることについては?
A:ここは素晴らしいよ。僕は、アンヘレスのサン・クリストバルの、砂地でプレイし始めたんだ。僕が引退を宣言してから、たくさんのことを目にしてきた。僕が所属してきたクラブからの、それからいくつかのライバルチームの愛情をね。自分のキャリアを終えるにあたって、これは最高なものだろう。砂地のピッチでプレイする少年のころのような気持ちだ。僕はチャンピオンズも、W杯もプレイする幸運に恵まれた…でも、こうやってフットボールを楽しめる幸運も手にできた。この情熱を持ったまま過ごしていくよ。でも今からは、別の道でね。

Q:別の道とは?
A:そのことについて話し合う時間が必要だね。これについては、また話す機会があるだろう。今は楽しみたい。それからどうなるか見ていくことになるだろう。

Q:今回のタイトルは、あなたが今まで手にしてきたタイトルと同様なものでしょうか?
A:比較は難しい。僕は同じように感じている。とても嬉しいし、チームメイトたちも嬉しそうだ。ロッカールームに生まれている友愛の気持ちは、とても大きなものだ。N.Y.コスモスには素晴らしい歴史がある。偉大なクラブで、成長を続けていってほしいと願っている。僕はそれを楽しめた。素晴らしいものだったよ。本当に幸せだし、コスモスは常に僕の心の一部であり続けるだろう。

Q:この最後のステージをどう見ていますか?
A:ファンタスティックな1年だった。素晴らしい時も、落ち着いている時もあった。全体としていえば、サッカーは、アメリカで成長しているし、それが重要なことだ。このリーグにはよくトレーニングされたチームが所属している。技術面では大きな進歩がある。若い選手たちを育成することで、高いレベルで戦えるようになる。このリーグも、他(のアメリカのリーグ?)と同様に、成長しているところだ。いつでも素晴らしい選手たちがいる。

Q:あなたのキャリアで記憶に残っているのは?
A:デビューした時。あの日がなければ、それ以外のことも起きなかったわけだから。サラゴサとのあの試合がなければ、それ以外もないんだ。

Q:ラウールはマドリーに戻るのでしょうか?
A:僕の将来はニューヨークにある。家族とともに暮らし、楽しくすごして、それからどうなるか見ていくよ。マドリーは僕の家だ。いつも、帰っておいでと言われる。でも今は、その話をする時ではないんだ。僕は休まなければ。僕は引退を決断した。それから、振り返る時間画筆奥羽だと思う。でも、マドリーをサポートし、応援し続けるよ。

Q:クラシコはどうなるでしょうか?
A:勝ってほしいと思うよ。特に、その信頼のためにね。勝てなかったとしても、何ということもない。まだ先は長いんだから。
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実感は、時間がたてば訪れるものでしょうか。


追加あり

2015-11-11 23:02:02 | football
最新のウィルスのお知らせ:イスコ
ひととおり書くことをまとめた(このセクション以下)ところで、イスコ負傷によりスペイン代表を離脱、とのニュースが入ってきました。昨日行われた代表でのトレーニングを、途中で離脱したという記事が出ていたのですが、筋肉の過負荷により、代表そのものを離脱することを決めたようです。今のところの感じでは、実際に負傷というよりは、さらに悪化する可能性を避けるため、という意味合いの方が強そうです。クラシコありますし、フレンドリーマッチだし…。


International 8名7名
ハメス・ロドリゲス(コロンビア代表):W杯南米予選
・12日(木)チリ (サンチアゴ)
・17日(火)アルゼンチン(バランキージャ)

ダニーロ(ブラジル代表):W杯南米予選
・12日(木)アルゼンチン(ブエノスアイレス)
・17日(火)ペルー(サルバドール)

イスコ、ナチョ(スペイン代表):フレンドリーマッチ
・13日(金)イングランド(アリカンテ)
・17日(火)ベルギー(ブリュッセル)

ヴァラン(フランス代表):フレンドリーマッチ
・13日(金)ドイツ(パリ)
・17日(火)イングランド(ウェンブリー)

ぺぺ(ポルトガル代表):フレンドリーマッチ
・14日(土)ロシア(クラスノダール)
・17日(火)ルクセンブルク(ルクセンブルク)

チェリシェフ(ロシア代表):フレンドリーマッチ
・14日(土)ポルトガル(クラスノダール
・17日(火)クロアチア(ロストフ)

コバチッチ(クロアチアU21代表):欧州ユース選手権予選
・17日(火)スペインU21


月、火、水
日曜のリーガの試合が終わってからインターナショナルウィークに入ったわけですが、敗戦のせいかクラシコを控えているからかわかりませんが、特にオフもなく月曜からトレーニングが続いています(おそらく週末が2日か3日はオフになると思いますが)。
公式に載る毎日のトレーニングの様子は、やはりいつものインターナショナルウィークとはだいぶ違う。あの顔もこの顔もある、という充実した感じがします。セビージャ戦に間に合わなかったカルバハルとベンゼマも全体練習に問題なく合流できていますし、イベントなどでクラブの許可を取っていたクリスチアーノやクロースも、水曜からは完全にチームに復帰しています。
一方で気になる、個別メニューのリハビリ組は、ナバス、マルセロ、セルヒオ・ラモス。ラモスは、元から引きずっていた肩周りの負傷をさらに悪化させてしまい、現地の報道を見ると、かなりギリギリのところまで来ているようです。重要な試合は逃したくないラモスのことだから、クラシコには痛み止めを打ってでも出場してくるだろう。ただし、クラシコが終わったら手術をするかどうか判断することになるだろう。ラモス自身は、手術という考えに納得していない。手術をしたら、2〜3ヶ月は離脱することになるだろうからだ。しかし手術をせずに、これまでどおりの保存療法を続けた場合、もしまた同じ箇所を痛めるような負傷をしたら、シーズンを棒に振る可能性すらある。シーズン終了後のEUROへの出場すら危うくなる……とのこと。
他の怪我人もほぼ復帰し、CLはすでに通過が決まっている、確かに長めの離脱をするなら、今しかないように思う…。

なるべくして

2015-11-10 07:04:26 | football






15/16 Liga Espanola 1a division Jornada 11
Sevilla 3-2 Real Madrid C.F.

マドリーのゴール:セルヒオ・ラモス、ハメス・ロドリゲス

来るべくして来た、という感じの今季公式戦初敗戦。これまでも何度もあった流れでした。試合開始からは好調、先制点も決めるが、前半のうちに、あるいはペースを握っているうちに追加点が取れず試合を決めきれず、どこかで流れが変わるとなかなかそれを取り戻せないまま時間がたっていく…というのが。これまではどうにか守備が抑えきったり、後半の遅い時間に追加点が入ったりでどうにかなってましたが(今回のハメスのようにか…)。
ベニテスの試合づくり、マネジメントの責任もあると思いますが、その試合ベストと思われるメンバーで戦う前半で試合を決めきれないのも選手たち、またもセットプレイで失点、マークされているべき選手をドフリーにしているのも選手たち……。それなりに試合には入れているのに、なんで勢いが続かないのかな。PSG戦とこの試合とで言えば、イスコの怪我とラモスの怪我でふっと集中が途切れてそれっきり、みたいな感じはしましたが、何なんだろう。
ラモスは、その後のディフェンスの苦難を思うと、あのゴールを決めたのが(そして負傷を再発させたのが)良かったのか悪かったのか……いや、ゴール自体はゴラッソ、ラモスらしい華やかなゴールだったと思います。あとは…まあ。クリスチアーノの関与が薄い試合が続いているのも気になりますね。関わっている時間が短くなっていると思います。ベンゼマがいたら違うのかな。マルセロがいたら……。でも、ナチョも攻撃に参加する意思を見せて高い位置を取ってたりするんだから、もっと使えばいいのにと思ったり。出し手の方の慣れの問題なのか。あと、ベイル復帰おめでとう。復帰1試合目から相当元気な感じでよかったです。ハメスも復帰おめでとう。各所でのプレイ、そしてゴラッソはさすがでしたが、ちょっとまだ軽やかさに欠けるかなと感じました。でもこれで、代表に行くんですよね…。

という状態でインターナショナルブレーク、そしてクラシコを迎えるわけです。

金曜日までのまとめ

2015-11-07 19:18:39 | football
1)マルセロ
公式にメディカルレポートが出まして、「左足大腿部拘縮」と…いつもどおり全治期間の予測などは出ないのですが、表現からいって、よくある筋肉損傷(グレード1とかグレード2とか)までは行っていないのではないかと。セビージャ戦はまたナチョに出てもらうことになりそうですが、インターナショナルブレークもあり、クラシコには間に合うのではないかと、楽観的に考えています。


2)ナバス
今日(土曜)のトレーニング、ベニテスの会見を待たなければいけませんが、ナバスはセビージャ戦を欠場するのではないかと見られています。ラス・パルマス戦を休養したのと同じ筋肉の問題が十分に治っていない模様。


3)ベイル、カルバハル
CL後、1日の休養を経て木曜に再開したトレーニングから、ベイルとカルバハルがほぼ完全に全体練習に合流。セビージャ戦で復帰すると見られています。


4)インターナショナルデューティ
セビージャ戦が終わると、インターナショナルウィークに入ります。しかし今回は、特に欧州の代表選手たちはすべてEURO出場を決めていること(プレーオフに出る人はいないため親善試合)、負傷者または負傷上がり、クラシk…などの理由により、召集回避になった選手がけっこういます。
現時点で召集が決まっているのは、スペイン代表のセルヒオ・ラモスとイスコ、ポルトガル代表のペペ、フランス代表のヴァラン、ロシア代表のチェリシェフ、クロアチア(U-21)代表のコバチッチ、ブラジル代表のダニーロ、コロンビア代表のハメス。モドリッチやクリスチアーノ、クロース、ベイル、ナバスなどは回避できましたが、それでもやっぱり多いか…。
気になるのは、ここまで怪我がほとんどなくチームで出場時間が多いヴァランとイスコの召集、負傷から戻ったばかりのハメスの召集。ハメス、9月のナショナルチームの試合で怪我させられてこれだけ復帰が伸びたのに……。


5)さて、そろそろベンゼマの話
Yahooトップに逮捕とまで出てしまっては、さすがに驚きました。しかも「また免許か何か車関係?」と思っていたら、代表チームメイトの脅迫とは。情報が錯そうし、日本で報道されるのは(というか普段はマドリーとか関係のない野次馬的報道は)、よりセンセーショナルに捉えられる内容、悪い方向に捉えやすい報道ばかりに感じます(その後否定されていることも多々あるのに)。ま、今の時点では売れればいいということかもしれませんけど。

自動車関係と女の子関係は少々問題ありとはいえ、普段の真面目で地道なベンゼマ像(加入当初とはトレーニングへの姿勢もだいぶ変わったとか)から鑑みるに、関与があったとはいえ、悪意や犯罪の意図があってのものではないのだろうと理解しています。関わる人間、とるべき行動が間違っていたのではないかと。
司法がどう判断するかはわかりませんが、今の時点ではマドリーに戻ってきて、トレーニングにも復帰しています。調子次第では、セビージャ戦も出場できるとか。フロレンティーノ・ペレスおよびクラブからベンゼマに信頼を寄せているという公式発表があり、アルベロアも「お前を信じている。ピッチの中でも外でも。いつもお前の傍にいるぞ」とSNSに掲げ、トレーニングでは仲間と肩を組む画像があり……。ベンゼマ、試合で見たいですね。


ナチョ&突破

2015-11-04 07:10:45 | football

15/16 UEFA Champions League
Real Madrid C.F. 1-0 PSG

マドリーのゴール:ナチョ


・ナチョ、やった!
・グループ勝ち抜けが決まりました。
・マルセロが心配

マルセロは、左脚のハムストリングに問題があるとのこと。大きな負傷ではないようですが、復帰できるのはいつぐらいになるのか……。11月21日にクラシコがあります。

PSG戦、召集選手

2015-11-03 12:00:06 | football
毎回違う
ASに、今シーズンのマドリーは公式戦すべてで異なる11人が先発している、という記事がありました。ここまでリーガ10試合、CL3試合。まさか…と思ったのですが、本当でした。(暇なわけではありませんが)交代出場も含めてヴィジュアル化してみました。



わかったこと:
・クリスチアーノは、やっぱりすごい
・マルセロが怪我なく元気で本当に助かる
・実はヴァランとイスコも全試合に出場
・ハメス……


PSG戦、召集選手
GK:ナバス、カシージャ、ルベン・ジャネス
DF:ヴァラン、ペペ、ラモス、ナチョ、マルセロ、ダニーロ
MF:クロース、ハメス、カゼミロ、コバチッチ、モドリッチ、コバチッチ、チェリシェフ、イスコ
FW:クリスチアーノ・ロナウド、ルーカス・バスケス、ヘセ

負傷、コンディション不良、監督判断:カルバハル、アルベロア、ベイル、ベンゼマ

久々にハメスが召集リストに入りました。上の図が正しければ、ベティス戦以来? 先発ではないかもしれませんが、出場機会があるはず…。ラス・パルマス戦でHTで交代したモドリッチは、日曜こそ別メニューだったものの、月曜は全体練習に合流し、おそらく試合出場は問題ない様子。一方で、コバチッチの状態については、ベニテスはまだ完全ではない(リスクを冒したくない)と考えているようです。
負傷者リストはだいぶ短くなってきましたが、ベンゼマ、パリ戦はどちらかでも出たかっただろうなあ…。

7 canteranos

2015-11-01 19:46:03 | football




15/16 Liga Espanola 1a division Jornada 10
Real Madrid C.F. 3-1 Las Palmas

マドリーのゴール:イスコ、クリスチアーノ・ロナウド、ヘセ

久々のラス・パルマス、01/02シーズン以来、あのモリエンテス5ゴール以来のリーガでの対戦ということになった試合。感想をひとことで言うと、良くも悪くも、今シーズンのマドリーらしい試合だなあという感じでしょうか。うまく攻め、ゴールも決まり、その後も攻め、しかし畳み掛けられそうなのに畳み掛けられず、次第に力が抜けていき、でも大きな事故もなく無事に終わる…という。離脱者が大量にいるという事実もあり、PSG戦、来週のセビージャ戦と重たい試合も控えている、というのもわかるんですが。ま、よく言えば、試合をコントロールできていた、ってことでしょうか。
多少展開に物足りなさ(特に後半)があったとはいえ、前半(特に早い時間帯の)、前からプレッシャー、前からプレッシャーと、イスコ、ヘセ、クリスチアーノに、他の中盤の選手たち、ラテラルの2人も前への意識が強くて、次々に人が出てくるのは見ていて面白かったです。(クリスチアーノを除き)皆よく走り回っていて気持ちいい。カゼミロもが、行けそうなときは攻撃にも行き、奪えそうなところは片っ端から奪取していくのとか、本当に良くやっているなと思います。

この試合では、カシージャがマドリーで公式戦デビュー。ボルハ・マジョラルも最後わずかな時間でしたが、トップチームデビュー。最終的に7人のカスティージャ出身選手(カシージャ、ナチョ、カゼミロ、ヘセ、バスケス、ジョレンテ、マジョラル)がプレイしました。トップチームの経験が乏しい若手が多く入った試合では、試合がうまくいかないこともあるものだと思いますが、中心選手もそれなりに出ているし、台所事情が苦しいなりにチームとしては結果が出ていて、それもあって若い選手が生き生きやれているんじゃないかと思います(甘やかし気味に見ているところもありますが)。これは文字通りの怪我の功名ってことなのかもしれません。例えばヘセ、一時は出場機会に不満があるなんてことも言われていたり、またあの膝を壊される前のように相手を抜き去ることができなくなっている…という不安もあった。でも最近は出場時間が増えにつれ、どんどん復調してきているのがわかるのが嬉しいです。キレがあってスピードも出てきて、そしてアシストやゴールという結果につながってきている。やはり短い時間ずつの出場では、なかなかリズムを掴んだり、自分なりにあれこれ試すのは難しいんだろうなあ。
怪我人たちが全部帰ってきたらどうなるんだろう?という不安はありますが、チーム力が上がっている、また将来につながるチームができていっている、という見方をしてもいいんじゃないかと思ったりしました。