けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

10番抜き

2009-09-29 21:12:00 | football
ラス間に合わず

マドリーの召集選手。ラスが間に合わず、召集は19人とのこと。

GK:イケル、デュデク
DF:セルヒオ・ラモス、ペペ、ガライ、アルベロア、マルセロ、ドレンテ
MF:ガゴ、ディアラ、シャビ・アロンソ、グラネロ、グティ、カカ、ファン・デル・ファールト
FW:ラウル、イグアイン、クリスチアーノ・ロナウド、ベンゼマ

3枚の写真

2009-09-29 20:59:00 | football
マルセイユ、召集選手
GK:マンダンダ、アンドラーデ
DF:ボカリ、ボナール、ディアワラ、エインセ、ロドリゲス、ロール、タイウォ
MF:アブリエル、シェイルー、シセ、ルーチョ、ベナルファ、カボレ、エムビア、ヴァルブエナ
FW:ブランドン、モリエンテス、ニアン

タイウォ間に合ったんだ、良かった。


記事2つ
「Morientes」と検索をかけて、こんなに記事が出てくることはこの先そんなにないだろうと思うので、読んだものを載せておきます。

シャム猫
Tomas Ronceroによる、2日ほど前のASのコラム

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彼はエストレマドゥーラで生まれたが、トレドの高原(ソンセカ)で育った。彼はラ・ロマレダ(サラゴサ)で成長したが、ベルナベウに献身した。彼はマドリーでチャンピオンズを3度勝ち取ったが、ケイロスが率いた最悪の年(2004)の死刑執行人となった。彼は、1試合5ゴールというプスカシュと同じ記録を持つが、ラスパルマスを相手にした同じ試合で、歴史にその名を刻むことになるはずだったペナルティを失敗した(注:02年2月のラスパルマス戦。この試合中に既に5ゴールを決めていたモリエンテスに、記録のためマッカがPKを譲ってくれたのに、モリエンテスはご丁寧にそれをはずしダブルハットトリックの機会を逃した)。モリエンテスは「9(彼の誠心の番号)」のレジェンドになれたはずなのに、常に「しかし」が伴ったことで、彼がピッチで示したことよりも、もう少し上乗せした期待を持たれる素晴らしいレマタドール(シュートを打つ人)でしかないのだった。
また、彼の爆発力が鈍り静かになっていた理由も理解する必要がある。エル・モロは、ロナウドがやって来たことにより、マドリーからモナコへと移籍した。フロレンティーノは、世界で最高のFWを移籍させ、このことが彼のゴールや好ましい意思に重荷をかけていった。ヘディングに優れ、力強いフィジカルを持ち、180cmを越すFWとして極めて正確なテクニックを備え、そして、まるでシャム猫のようにラウルと理解しあっていたが、カピタンは彼の移籍を回避できなかった。エル・モロはバレンシアでは脇役になり、おそらく年齢のため、現在はマルセイユに所属し、そして今マドリーとその道を交差させる。しかし人々は彼のことを敬愛し、彼の経歴を忘れはしない。彼は、7回目、8回目、9回目(いずれもCLファイナルを指す)の3枚のスターティングイレブンの写真に納まっている。この贅沢を口にできるのは、他にロベルト・カルロスとラウルだけ。彼の痕跡は、決して消えることがないのだ。
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レジェンドとなるにはもう少し何か足りない、良い選手なんだけど「でも」、という評価なのはもう仕方ないけど、でも記憶に残る選手、マドリディスタたちの心に記憶を刻むことのできた選手にはなれたのかもしれません。それは良かったなと思います。周囲の仲間にも監督にも恵まれたとも言えるし、それはモリエンテス自身の運でもあるとも思う。こんなふうにスペイン紙にセンチメンタルな記事を書いてもらうことも、もうないかもしれないな……。
ところで、ラウルとシャム猫のあたりはよくわかりませんが、シャム双生児とひっかけて、ぴったりくっついてるとか似ているとかいった意味なのかなと…また猫が出てきたな、モリエンテス(マドリー公式で、モリエンテスの愛称がソンセカの猫とされている)。




勇気を持て
こちらは昨日のl'equipe、スペイン語のDefensa Centralの記事の助けもちょっと借りて。

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「チームの80%がサンチアゴ・ベルナベウを知らない。これはおそらく、最大のハンディキャップになるだろう。チャンピオンズ・リーグでのこの舞台は、特別なものを息づかせている。」
「過去にマドリーと対戦した選手たちは、対戦した時に劣等感を感じたと認めたり、ギャラクティコに挑戦しなければならない小さな兵士になったように感じたとしている。そういったイメージは、ピッチにはいる前に、すぐにでも消し去らなければならない。キックオフの1時間前には、あらゆる些細なこと、バロンドールであるとか、サポーターたちであるとか、過去の欧州のカップ船のことであるとか、そういったことは心から拭い去ることだ。」

「世界でも最高の選手たちがレアル・マドリーにいるのだと考えられる。これだけのタレントを揃えたチームであるなら、フィジカルの強さをアピールしていくことだ。もし僕たちがコンタクトするフットボールを相手に強いて、僕たちに敬意を持たせるように足元に踏み込んでいくことができれば、彼らを終始困らせることになるだろう。現実的にならなければいけない。ポゼッションがレアル・マドリーの側にあるなら、ボールの背後を走ることになると理解することだ。もしマドリーがポゼッション70%なら、非常に厳しいことになるだろう。そうなると、彼らはゴールチャンスを増やし、僕たちの側のピッチでプレイすることになり、こちらの守備陣はプレスをかけられることになるだろう。」
「それでも、もし強いメンタルを持ち、ポゼッションを55%-45%にできるなら、僕たちにチャンスがある。レアルは攻撃を好み、シュートを打つ。エリアの中に、5人も6人も入ってくることもある。ラインの間に50mの空白が空くこともある。そこで、勝てるだろう。」
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着々と準備

2009-09-28 23:26:23 | football
テネリフェ戦後
テネリフェ戦の前半24分、ドレンテに思い切り踏みつけられ、36分で退いたテネリフェのDFマルク・ベルトランは、そのままマドリー市内でペドロ・ギジェン医師の診断を受けた結果、脛腓骨の間接骨折(と一応日本語にしてみたが、正確な名前はわからない:fracture of the tibial pylon)により全治3~4ヶ月、という大怪我を負ってしまったことがわかりました。これを受け、負傷を負わせてしまった当人のドレンテは、ベルトランに電話をし、謝罪したようです。
(ASによると、今日の午前、マドリーの広報部門の責任者と共にホテルまで会いに行ったとのこと)

「俺たちは話し合い、俺は彼に、意図せずにおきてしまったことだと伝えた。俺は彼にあらゆるサポートをするし、彼が早くフットボールに戻れるよう願っている。」
「こうしたことは、フットボール選手には起こりうることだけれど、最悪な事態が彼の身に起きてしまった。」
「こうしたことがあると、最悪な気分になるのは当然だ。だから俺は彼に、今回のことは、俺がそうしたいと思ってやったわけではないことを伝えた。彼は、それは大切なことだと言ってくれた。俺は彼にあらゆるサポートをする。もしこういう事が起きたら、俺も仲間たちにそういうサポートを期待するだろうから。」
「重要なのは、これは俺が望んだり故意にやったりしたわけではないということだ。俺はベルトランのような選手が好きだ。だからこそ、全治3ヶ月もかかるというのは辛い。」
「彼は、俺が電話したことを喜んでくれた。彼は医師と話し、プレイに戻るまでおよそ3ヶ月かかるだろうと教えてくれた。でも、彼は辛そうだった。ピッチに戻ってこれるよう強く願っている。」


お写真
本日のマドリーは、トレーニング前に写真撮影。会長と名誉会長の隣は、もちろん両カピタンが勤めます。でも、やっぱりそれ以外の選手たちのポジショニングも気になったりする。前に座る人たちは何かの特典なんだろうか。それともやっぱり小さい子だから?




ラモスからこっち、座高比べしてるんじゃなかろうか。



間に合うか

ガゴを足蹴にするイグアイン、という素敵な画像で始まった本日のマドリーのトレーニング。日曜日が休養だったので、タイトなスケジュールに変わりはないけど、少しはリラックスできたのではないかと思います。

恒例のペジェグリーニのお話の後、アルベロア、メツェ、ルートはそれぞれのメニューをこなすためにジムへ向かった…ということで、少なくともこの3人は、マルセイユ戦は難しそうです。
これに加えて、カカ、ラス、グティも室内トレーニングへ。グティはテネリフェ戦でなにやら痛そうにしているシーンがありましたが、カカとラスも? またペペ、セルヒオ・ラモス、クリスチアーノ・ロナウド、ベンゼマは、全体練習ではなく別メでランニング中心のメニューに終始したようです。
負傷がはっきりしている3人(アルベロア、メツェ、ルート)以外の選手は、水曜日にコンディションを合わせるための調整であって、そんなに心配することではないだろうとも思いますが、ちょっとシーズン頭の時期にしてはコンディションが微妙な気もする。スケジュール立て込んでいたから仕方ないのかなあ。
テネリフェ戦で前半で交代したセルヒオ・ラモスは、試合のかなり早い段階からベンチにフィジカルのことを訴えている様子がありました。交代は予防的なものだったようですが、靭帯にハリがあった様子。ラモスが間に合わなければ、アルベロアも負傷中なので、ラスが右ラテラルになるわけですが、ラスも今日は別メと……。
間に合うとは思うんだけど。


敵を知れ
マドリー公式、マルセイユに関する特集ページ(+ファンの意見投稿ページ)には、先日のゴールを決めて機嫌よさそうなモリエンテスの画像が採用されています。内容は、日本語で


敵を知りすぎるほど知れ
飛びまして、マルセイユの公式。敵を知るための方法として、OM.netでは、画像で知るベルナベウのミュージアムツアーを企画。ベルナベウツアーにおいでになったことがある方には懐かしい、スタジアム見学&ミュージアムのあれこれが、たくさんの画像およびちらほらと現れる「Zidane 5」を着た謎の人物と共に、事細かに紹介されています。私も行きましたが、こんなに写真撮ってきませんでしたよ。


こちらもおなじみ、ミュージアムにある、これまでに在籍した選手たちの顔写真が一面に並ぶパネル。OM.netがつけたキャプションは「フェルナンド・モリエンテスは、良い位置に飾ってあります。」
確かに。グティが見えてますが、他にもロベルト・カルロス、ラウルなどの写真が近くにあるはずなのです。

で、いまもう一度OMのページみてきたら、シウダ・レアル・マドリーツアーに、本日のマドリーのトレーニングの様子まで載ってました。全部載せていく気か……。


感想を書くのが大変
09/10 Liga Espanola 1a division Jornada 5
Real Madrid C.F. 3-0 Tenerife

マドリーの得点:ベンゼマ(49、59)、カカ(79)

GK:イケル
DF:セルヒオ・ラモス(46、グティ)、ぺぺ、アルビオル、ドレンテ
MF:ラス、シャビ・アロンソ、グラネロ(46、カカ)
FW:クリスチアーノ・ロナウド(81、ディアラ)、ラウル、ベンゼマ

終着駅

2009-09-27 16:05:24 | football
ベルナベウ行きが近づき、ASにモリエンテスのインタビューが出ました。ちょっと長いのと、意味が取りづらい言い回しをしているところが何箇所かあって苦労しています(指示代名詞が多かったり、話が飛んだりしてる感じ)。読み疲れたので、途中で一旦掲載。残りはまた後で。
ということで、いつもどおりの言い訳ですが、そのあたり割り引きながらお読みいただきたいと思います。いつもながらすみません。
内容は、CLのことに加えて、モナコの夜のことや最後の決断のことなど、いろいろです。
(完了しました)

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Q:調子はどうですか、ムッシュ・モリエンテス?
M:ははは、とてもいいよ、ありがとう。初めて国外に出た時はもっと大変だったけど、モナコ、リバプールと経験を積んだからね。マルセイユは地中海の街で、バレンシアにもあったものがいろいろある。大きな違いは食事の時間だね。昼食は12時か12時半で、夕食は19時から20時の間だ(スペインでは昼食が14時~16時頃、夕食は21時~23時頃)。僕たちは、エクサン・プロヴァンス(Aix en Provence)の近くに住んでいる。静かな場所だ。朝7時には子供たちを学校に連れて行って、トレーニングは午後(夕方?)にやる習慣だから、これで僕の時間はすべてだよ。

Q:オリンピック・マルセイユはどうですか?
M:たくさんのことが変化してきている。今シーズンは会長も代わった。目標は最終的にタイトルを手にすることだ。リーグのタイトルを取れればベストだけれど、それ以外のものにも価値がある。このクラブは17年間何も手にしていなくて、ファンは今シーズンも何もなかったらと考えて気が狂いそうになっている。ここではとても注目の的になっているクラブなんだ。タイトルは、ボルドー、リヨン、PSG、それから僕たちの間で争われるだろう。それからチャンピオンズ圏内に入ることだね。

Q:あなたはチャンピオンズのファイナルで再びプレイすることが大きな夢だと、いつも言っていますね。
M:そう、最初の試合はミランの前に落としてしまい、これまで以上に夢になっている。良い結果でスタートするのは、流れをひっくり返すためには基本となる。グループの組み合わせ抽選の結果、このグループはマドリーとミランという意見になった。(一文わからなかった)。
いまは、ベルナベウが僕たちを待っている。再びここで敗れるようなことがあれば、僕たちにとってますます厳しいことになるだろう。

Q:最初の銀河系時代、モナコの選手として訪れたチャマルティン(ベルナベウ)の夜のことを覚えているでしょう。
M:完璧にね。でも、違っているよ。2戦で争う勝ち抜けのステージで、僕たちはベルナベウデ決めたゴールの倍付けルールのおかげで勝ち抜いたんだ。4-2で敗戦したけど、カーサでは3-1で勝利した。

Q:チャマルティンでの2ゴール目がキーになりましたね。
M:そうだね。彼らはそのゴールを気にしていなかったけれど、でも通過できなかった。マドリーのためのチャンピオンズだった…僕たちに勝ち抜き、その後チェルシーやポルトと対戦するはずだった。あのファイナルは、僕が唯一負けた試合になる。マドリーで3つ、リバプールで1つ勝ったんだ。(リバプールのは)記録にならないけど、自分のものだと考えている。モナコでのシーズン、CLでの最多得点で終わることができ、だからこの大会は自分にとって特別に好ましいものだと思っているんだ。
(一応訳したのですが、ここは指示代名詞があれこれあったり、過去未来のような話で…意味がぜんぜん違うかも)

Q:レアル・マドリーをどう表現しますか?
M:僕はマドリディスタだ。あそこで21歳から28歳、僕のプロフェッショナル生活の最高のステージを過ごした。「7個目」(97/98のCLタイトル)は僕の一番好きなタイトルだ。たくさんの友人もできた……。

Q:しかし最後は酷いことになった。
M:モナコの後、僕は移籍することを考えていた。オファーもあり、まさにモリエンテスはマドリーの選手ではなくなっていた。でもフロレンティーノが監督としてカマーチョを招聘した。残らないかといわれて、僕は残る頃にした。辛かったのは、4節でカマーチョが辞任したこと。彼は、望んでいた、必要としている権限を持てなかったからだと思う。求めていなかったのに、オーウェンがやって来た。カマーチョは僕に、FWはロナウドとラウル、僕でやっていくと言っていたんだ。フロレンティーノと彼の間に起こったことは推測するだけで、彼から直接聞いてはいない。

Q:今回は別のフロレンティーノになっていると思いますか?
M:ミスを犯したことは覚えているだろうし、彼の周囲の人たちがアドバイスしていくだろうね。

Q:話がそれないようにしないと。あなたはモナコに行って戻ってきました。そしてカマーチョがいなくなった後、1月にリバプールに売られた。でも、バルサに売られる話があったというのは、本当ですか?
M:本当だよ。

Q:モナコでの激論の夜ですね。
M:欧州スーパー杯でフェイエノールトに勝利する前夜、彼らは僕を売ると決めた(02/03シーズンの開始前のこと)。決勝の前夜だよ! 正直に言って、僕にとっては本当に最悪の経験だった。マドリーはロナウドを取りにいって、その移籍の話の中に僕を含めていた。僕はインテルに行き、最後はバルセロナに行くことになっていた。マドリーは僕を望まず、当時のバルサの会長だったガスパールは、2400万ユーロを払うつもりがあった。マドリーにとってそれは幸運だよね、明らかに。最終的に話がもつれて、僕は残ることになった。

Q:ラウルとフェルナンド・イエロは、あなたのことでフロレンティーノに敢然と立ち向いました。
M:彼らはカピタンで、僕の最高の友人であり、はっきりと宣言していた。それに他の仲間たちもそうだったよ。移籍の話が持ち上がるのには相応しい時ではなかったし、皆、僕の身にそういうことが起こるのを望んでいなかったから。だって、フェイエノールトの決勝の前日、僕は先発のチームに入っていたんだ。でも次の日になってみると、僕ははずされていた(モリエンテスは結局ベンチにも入れずスーツで参加)。ブトラゲーニョは、僕がマドリーに帰りたいと望んだ場合には飛行機を手配すると言った。もちろん拒否したよ。彼(ブトラゲーニョ?)はモナコにマドリーと共に到着した。そして勝つか負けるかした僕と一緒にマドリーに戻った。1人ではなくてね。(チームと共に戻ったのだ、という意味?)

(Q&A、2問お手上げ。質問側の発言がよくわからなかった。モリエンテスは、「クラブは移籍を強制することもできるし獲得することもできる、クラブから選手が記しをつけられたら(移籍対象として目をつけられたら?)避けるのは難しい」と答え、質問者が「最近の例ではエトオ?」と聞き、モリエンテスは「そのとおり」と答えている)。

Q:あなたが知っている中での、一番のギャラクティコは誰ですか?
M:その人が手にしたものすべて、その人がマドリーにいる意味、その人の価値からいって、ラウルだ。ラウルが一番のギャラクティコだよ。よく知られた人間であり、議論の余地のない象徴だ。彼を楽しんでよ。次のラウルを見るのはとても難しいことだろうから。
(ラウル2世的な選手はなかなか出てこない、というニュアンスだと思う)

Q:1番がラウルなら、その次は?
M:ジダン。彼の傍にいるのは贅沢なことだったよ。彼のトレーニングを見るのはスペクタクルだったし、人間としての彼はフットボーラーであることと同じかそれ以上にスペクタクルだ。あらゆる意味で、彼は「10」だよ。

Q:今のマドリーのどんなところが好きですか?
M:チーム全体も、選手個人個人も。

Q:誰か1人というと?
M:シャビ・アロンソだ。僕は彼と一緒にプレイしたことがある。彼は、マドリーが必要とするもの、組織とセンスを与えることだろう。

Q:今度の水曜日、我々が知っておかなければいけないあなたのチームメイトは?
M:ニアン、11番だ。フェノメノで、ここの皆が彼に熱狂している。マルセイユは、良いマネージメントのあるチームだ。ディディエ・デシャンお墨付きのね。

Q:あなたはいつも彼のことを良く話しますね。
M:彼のフットボールの考え方は、僕のものにとてもよく似ているんだ。もし僕が監督だったら、デシャンみたいになりたいよ。彼がどのようにしてあらゆることを扱っているかは、リバプールでのベニテスのやり方と同じだ。もう1人、僕のキャリアにおける重要な監督、デル・ボスケもね。

Q:今回はあなたにとって、ベルナベウへの最後の訪問になり得ます。そのことを考えていますか?
M:そう、その可能性はあるね。僕は、僕が今シーズンをどう終われるかを見ていくことになるだろう。もし良い形で終われたら、もう1シーズンやるだろう。そうでなければ、去ることになるだろう。僕は、フットボールを離れる僕、になりたい。混乱したりするのではなくて。そうだね、マルセイユは僕の終着駅になるだろう。

(完了)
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読了。いつも以上に読みづらかった。

最後が、やっぱり重いですね。「終わりの話」はバレンシアの頃からちょくちょく出てくるようになってはいましたが、終わりが目に見えるところにまで迫ってきたように感じます。マルセイユとは2シーズンの契約ですが、今シーズンのでき次第では、シーズン終了と共にスパイクを脱ぐ覚悟もしている。いつの間にか出番がなくなって引退というのではなく、自分の意思で終わりの線を引きたいんだろうと思いますが…見ている方も、徐々に覚悟をしていかないといけないんだろうな。

モナコの夜のこと、ラウルとイエロ(他、チームメイトたち)の逸話が、モリエンテスの口からはっきり語られたことは、これまでそんなになかった気がします。フロレンティーノが会長になった今、表立って何かが起こるわけではないんだろうけど、ラウルが居心地の悪いようになってしまうのではないか、という心配がなきにしもあらずなのも事実。

モリエンテスの、最後を意識した発言と、いつもながらのラウル絶賛、第2のラウルは当分出てこないという発言を読み、ラウルはどんな終わり方を考えているんだろう、とふと思った。

初ゴール

2009-09-27 02:57:15 | football
モリエンテス、マルセイユで初ゴール!
マルセイユのユニフォームを着て、公式戦での初先発。そして初ゴール!
ルーチョからやや左よりのブランドンにスルーパス、エリア内でブランドンは中に折り返し、モリエンテスがDF3人ほどと共になだれ込みつつ押し込みゴール! 先制点になりました。


09/10  リーグ・アン第7節
ヴァランシエンヌ 3-2 オリンピック・マルセイユ

ヴァランスエンヌの得点:Bisevac(21)、Ducourtioux(29)、Schmitz(83)
マルセイユの得点:モリエンテス(13)、ニアン(22)

結局、今シーズン最初の敗戦になりました。うーん…3失点か…。

感想追加
今日のディフェンスでそのままマドリーとやったら、何点入ることやら…と思うくらい、ディフェンスが頼りなかった。中盤の守備は良くがんばっていたと思うけど、だいぶ破られていた。モリエンテスは58分で交代しアブリエルが入っていますが、これも中盤を厚くしようとしたためだと思われます。効果的だったかは…結局その後で決勝点決められてるし。
前半からサイドバックの攻撃がほとんどなし。特に左のロールのパフォーマンスは疑問で、後半にやっと上がり始めたけどクロスの質も良くなく、上がってこないならディフェンスに専念なのかというと、決定的な場面で身体を入れられて……。左SB、レギュラーメンバーならタイウォだと思うのですが、負傷でこの試合には帯同していなかった。代わってアピールするチャンスだっただろうに。
CBはエインセとディアワラ、こちらも交わされたり置いていかれたりするところが目立った。エインセも良く動いていたとは思うけど、読み違いとか遅れる場面とかあったし…。最初の失点はCKからでしたが、それ以外のセットプレーでも、選手が棒立ちになっている場面とかあったり(これはDF陣だけの責任ではないかもしれませんが)。大丈夫かな、本当に。

攻撃はほとんどがルチョを経由。決定的なパスを出す、欠かせない選手です。がっちり抑えられたらきついと思う。前半8分には、モリエンテスがはたいたボールをルチョがニアンに出し、惜しいシュートにつながる場面がありました。上に書いたとおり、モリエンテスのゴールにもルチョが決定的な仕事をしています。そんな役どころなのでよく削られているルチョ、細身なので痛々しく感じる。
前線は、モリエンテスがセンターで、ブランドンが左、ニアンが右。ルチョがトップ下で、下がり目にシェイルーとシセ、という4-2-1-3(4-3-3)でスタート。ニアンは、マルセイユ見始めてからいまのとこ一番気になる選手(しかも7試合で5得点)。良い選手ですよね。いくつかの記事で3トップより2トップの片割れの方が生きると書かれていて、とすると、やっぱりブランドンとモリエンテスでもう片方のポジション争いになるのか……。


モリエンテスはマルセイユに移籍して公式戦で初めての先発となりました。ここまでくるのに2ヶ月、長かった。温存措置なのか甘やかされているのか、58分で交代でしたが、ま、贔屓目を割り引いても悪くなかったと思います。
マルセイユの最初のチャンスは、前半8分のニアンの惜しいシュート。モリエンテスがポストでルチョにボールをはたき、ルチョからニアンにラストパス。惜しかった。2点目も、CK崩れからのクロスを、モリエンテスがぴったりヘディング、相手GKに弾かれたところにニアンが詰めてゴールとなりました。一応、モリエンテス役に立っていたようです。

以下、相変わらず厳しいフランスのマスコミのコメント。
Football365より
スペイン人のためのゴールは、その後59分に交代するまで、相手のディフェンスを固めさせた。

Le Phoceenより
ブランドンの良いアシストを受け、OMとしての最初のゴールをマーク。キツネのゴール(フランス限定かどうかわかりませんが、ゴール前のFWとしての嗅覚が優れていることが、キツネにたとえられる)。2点目のゴールでは、モリエンテスはエリアの中央でパワフルなヘディングを見せ、GKはマークされていなかったニアンの前にそのボールを弾いた。「ナンド」はよくトライしていたが、我々が求める彼をまだ見せていない。


特記
後半、ボールをキャッチした相手GKにぶつかったブランドンに黄色が出る場面。しかしレフェリー、ブランドンを呼び止めたしばし後、ピッチサイドへ。第4審からイエローカードを受け取って帰ってくる。忘れてきたんですか……。


これはニアンのゴールのとき

テネリフェ戦前夜

2009-09-25 20:30:34 | football
召集リスト
GK:イケル、デュデク
DF:セルヒオ・ラモス、ペペ、アルビオル、ガライ、マルセロ、ドレンテ
MF:ラス、ガゴ、ディアラ、シャビ・アロンソ、グラネロ、グティ、カカ
FW:クリスチアーノ・ロナウド、ベンゼマ、イグアイン、ラウル

負傷、監督判断による欠場:ルート、メツェ、アルベロア、VDV

ペペ、シャビ・アロンソともに召集リスト入りしました。ただ、記事によってはXアロンソはマルセイユ戦まで温存されるのでは?なんてのもあったり。VDVは、再びはずされてしまいました…辛いね。リスト自体19人なので、最終的に1人、ベンチからもれることになると思います。(MARCAによると、選手が19人召集されているのは、ガライの様子見だからだそうです。まだ胃腸炎引きずってるんだ…早く良くなれよ。)

選手たちは20時45分にベルナベウに集合し、その後ホテル・ミラシエラ・スイートでコンセントレーションに入る予定。


ちなみに
今週末、レアル・マドリー・カスティージャは、テネリフェに渡ってテネリフェBと対戦します。こちらは日曜の12時から(現地時間で…カナリア諸島の12時って、暑くない?)。


危険
昨日のうちに、既に第6節(つまり来週)のレフェリーが発表されていました。なぜわざわざそんな話題を取り上げるのかというと、それがイトゴンだからです。下のミケル・アロンソの記事にも使ったDefensa Centralの記事の見出しは「危険:イトゥラルデがセビージャ-Rマドリーに」だそうです。
そうか、マルセイユ戦の次がセビージャ戦か。マドリー、ここが最初の山ですかね。


また寂しくなるな…(バルデベバスが)
次の10月の代表戦で、デュデクがポーランド代表に召集されるようです。


マルセイユもまとめて
○ヴァランシエンヌ戦、召集選手

GK:マンダンダ、アンドラーデ
DF:ボナール、エインセ、ディアワラ、ロドリゲス、ロール、ボカリ
MF:シセ、シェルー、アブリエル、ルーチョ、ヴァルブエナ、ベナルファ、カボレ、N'Doumbou
FW:ニアン、ブランドン、モリエンテス

1人、どーしても読めなかった…。

兄ちゃん

2009-09-25 19:09:45 | football
来週のミッドウィークがCLなので(今度は水曜日、マルセイユ戦!)、息もつかせずすぐにテネリフェ戦。土曜日にベルナベウで行われます。ということは、カナリア諸島旅行は後半戦の寒い時期になるわけか。暖かくて良かったねえ(でもカーサのテネリフェは強い)。
テネリフェがベルナベウにやって来るのは、7シーズンぶりとのことです。そしてテネリフェには、マドリーのある選手に深い縁のあるこの人が……


ミケル・アロンソ、シャビの兄さんです。当初間に合うかどうか微妙だった弟の方も木曜から通常のトレーニングに復帰、兄弟対決が実現する可能性が出てきました。ということでDefensa Centralより、ミケル・アロンソのインタビュー

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「弟をマークしたくない」
ミケル・アロンソ(1980年5月16日トロサ生)は、テネリフェでの2シーズン目を過ごしている。レアル・マドリーとの試合は、彼のキャリアにおいて最も印象的な時となるだろう。ピッチ上では5シーズンにも渡って会っていなかった弟のシャビと対戦することになるはずだからだ。ミケルは、ベルナベウの試合に向けた彼のチームの強い願望について、そして愛する弟との対戦を前にしたその感情について、話してくれた。

Q:4試合を終えて2勝、テネリフェにとっては良いスタートではありませんか?
M:そうだね。プリメーラに上がったばかりだし、カテゴリーが変わると、より強い相手と戦うことについて自分たちのレベルに疑問も持つものだけど、そういう僕たちにとっては、カーサでの2試合を落とさずに6ポイントを手にし、順位表の真ん中辺りにつけているというのは、悪くない出だしだね。

Q:さらに、あなたは先日のアスレチック・ビルバオ戦でチームの勝利を決めるゴールを決めました。マドリー戦を前により自信を深められたのでは?
M:もちろん。どんな勝利でも大きな自信になるものだ。しかもそれがアスレチックのようなチーム相手ならね。ベルナベウで勝利したり勝ち点を手にできたら、はるかに素晴らしいし、常に規範を与えてくれる。

Q:ここまで、エリオドロ・ロドリゲス(テネリフェの本拠地)の外では、2試合とも負けています。フエラではどうなってしまっているのでしょうか?
M:フエラで戦うことは、より難しいものだ。自分たちのカーサでは僕たちは強いチームなんだ。イニシアチブを握れる。でもフエラでは、それがはるかに大変になる。サラゴサ戦では、僕たちはむしろ良かったけれど、でも最後にやられてしまった。マジョルカでの敗戦は明らかなものだ。

Q:ベルナベウでの対戦に当たってのあなたの目標は?
M:僕たちはこの試合に勝ちたい。僕たちの戦力で、僕たちの試合を戦っていく。マドリーがビッグチームだということは明らかで、まさに本命、大きな力がある。でもダメージは与えられる。彼らは他のチームを作ってきたから(?)。試合は11人対11人でやるもので、僕たちは自分たちの戦力で当たっていくよ。

Q:このシーズン初めに見せられたブランコたち(=マドリー)の戦力を前に、マドリディスタの攻撃を止める最善の方法をどう考えていますか?
M:十分な注意が必要だ。高いクオリティを備えた非常に優れた選手たちがいて、ごく小さなことで試合が決まるだろう。特に守備の体勢には十分に真剣にならなければいけない。

Q:レアル・マドリーにいる弟のことをどう見ていますか?
M:とても良いと思っているよ。彼は本当に素晴らしい選手だ。リバプールや代表で非常に高いレベルを何年も保ち、大きな大会・リーグで戦ってきている。あのポジションでは、弟は最高の選手の1人だし、だからこそマドリーに移籍したんだ。彼がこの新しいレアル・マドリーに大きな貢献をしていくだろうと僕は信じている。

Q:移籍の頃はどうでしたか? リバプールが彼を移籍させないと頑なな立場をとっていたころ、ナーバスなものがあったでしょうか?
M:あれこれ駆け引きがあって、彼は少し疲れていたね。でもこういう選手には起こり得ることだから。早く済むようにと願っていたけれど、幸運なことにすべてがうまく解決されたんだ。

Q:幼い頃からあなたたちは一緒にプレイしてきたと思いますが、あなたたちのうちのどちらが先に目立ち始めたのでしょうか? どちらがベストかで時にライバル心をもったりしませんでしたか?
M:ちょっとしたライバル心ならいつもあるよ。僕は彼よりちょっと年上だから、いつもそう感じていた。よく1対1でプレイして、だからよくぶつかってたよ。でもいつも、ライバル心を持ちながら、仲が良くて仲間意識があった。こんなに年齢の近い兄弟がいるというのが何よりも嬉しいことだし、だからこそ、子供の頃から彼と長い時間を共に過ごせたんだ。

Q:人間として、選手として、彼をどう表現しますか? 何か秘密とか変わった行動とか、話せることは?
M:選手として、彼は本当に完璧だ。すごく良いパスを持っていること、ゲームを読むということを理解していること、フットボールをとてもよく見ていること、十分なディフェンスの強さを持っていること、そしてどんなラインでもサポートに入るのを理解していること。人間としてという点については、僕はあまり客観的になれないかな。彼は愛すべきおっさんで(え)、親しみやすくて、一緒にいると良い時間を過ごせる人間だ。

Q:もし、サンチアゴ・ベルナベウのピッチの上で会うことになったら、あなたはどう感じるでしょうか?
M:衝撃的なことだよね。僕は、レアル・マドリーのユニフォームを着た彼と顔を合わせることになるんだ。他の誰でもなく、しかもベルナベウで。夏以来、彼には会っていない。ただ、彼に挨拶をして甥っ子に会うことが、この試合でプレイするための楽しみになるんだろう。

Q:もし同時にプレイするとしたら、あなたの弟かカカ、どちらをマークしたいですか?
M:どちらも嫌だけど、どちらも僕には衝撃だろう。彼らがあまり僕たちを混乱させすぎないように願ってるよ。

Q:レアル・マドリーの新戦力の中で、誰に一番驚きを感じましたか?
M:僕が一番好きなのはカカだ。素晴らしいクオリティがあり、エレガントで、ストライドが大きくて、ゴールにまで持っていける。クリスチアーノも僕たち皆が知っているけれど、やっぱり高いクオリティを祖寝ている。ベンゼマはまだ見ていっているところだけど、パワーがあってエリアでのパンチ力があるね。ラスは(新戦力?)どの試合でも優れたレベルを見せていると思う。アルベロアは良い貢献をする選手になるだろう。そして既に、ペペやセルヒオ・ラモス、ラウル、ファン・ニステルローイという選手たちがいて……。それから、グラネロも多くの点で貢献できる、高いクオリティを持っているね。まさに重要な選手たちの宝庫で、これからまだ調和されていくんだろう。
(アルビオルは?)

Q:クリスチアーノ・ロナウドは、シーズンここまでで、マドリーの中で最も際立った選手になっています。彼に相応しい意見は?
M:彼はキャノン砲みたいな選手だ(自信ないここ)。とても強烈で、強い個性があり、ゴールを入れたいという意思を持ち、スペクタクルなシュートを打つ。ヘッドもうまいしね。ライバルのチームにいる彼を見るなんてホラーだよ。攻撃のどの部分にも動いてくるんだから。

Q:最後に、今シーズンのテネリフェの目標は何でしょうか?
M:残留すること。7年ぶりに昇格してきたチームなんだ。そして、残留が可能になったら、どこまで僕たちが良いフットボールを作りあげ、このカテゴリーで自分たちの位置を固めるように挑戦できるか、見ていくよ。
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Jornada 4

2009-09-24 05:14:16 | football
例によってまともなフットボール放送もできないくせにリーガ放映権を手放さないWOWOWに負けず、ネットでなんとか。放送待ちの方は、ガゴとカカの画像の下からはご覧になりませんように。








09/10 Liga Espanola 1a division Jornada 4
Villareal 0-2 Real Madrid C.F.

マドリーの得点:クリスチアーノ・ロナウド(2)、カカ(74=PK)

GK:イケル
DF:ラス、アルビオル、ラモス、マルセロ
MF:ガゴ、グティ(83、ディアラ)、グラネロ、カカ(77、ファン・デル・ファールト)、クリスチアーノ・ロナウド
FW:イグアイン(67、ラウル)


本日のカピタン(83分まで)

以下、メモ(だいたい)そのまま。

○あれ、ガライは? → ウォームアップ中に負傷、とのこと(MARCA情報) → ウォームアップ中に腹痛、ドクターは急性胃腸炎と診断(AS情報)
○なんでディフェンスの皆さんそんなにひ弱いんですか……
○ということでラスが右ラテラルに、ピボーテにはガゴが出場。図らずも中盤に「トリプルG」が完成
○ネット放送につないで即、Cロナウドゴール! 4戦連続。ゴール後、今日はベンチのラウルのところへすっ飛んでいくCロナウド
○ガゴはやはり底の方が良い
○セントラルってこう組むと、ラモスは左になるんだ
○メフトゴンサレスの笛がマドリーに優しい感じがするため、エル・マドリガルのファンはキレ気味
○攻撃は左偏重。マルセロ、カカ、Cロナウドが左に寄ったりするので。イグアインには、なかなか良い感じで届かない
○相変わらずエル・マドリガルでは大人気のグティさん(大ブーイングと「パレート(=田舎もん)」の大合唱)
○嗚呼、イグアイン…(良い左からの崩し、マルセロのクロスをシュートミス)
○ガゴやっぱり効いてる
○25分にして、初めて(たぶん)右からの崩し。カカのクロスは行き先不明で…そういえばカカ休んでない
○Cロナウド、派手に倒れてみる→ファウルもらえた
○ガゴ気をつけないと紙が…
○とかいってるうちに、転びざまに足を上げてカカ? もしくはイグアイン? を蹴り倒したゴンサーロに2枚目→ロハ
○荒れてきた…各自(特にガゴ)帳尻あわせに気をつけていただきたい
○グティ、最高の出来ではないかもですが、攻撃のコントロールはやっぱりこの人
○グラネロはいまいち。イグアインもいまいち…。
○お、ガゴからCロナウドに良いパスが
○グラネロのCKをダイレクトでシュートするCロナウド。入らなかったけどすごい
○前半終了。ところでいま見ているこれは、何語? (オランダ語っぽい気もするが未だにわからない)

○後半開始。選手交代なし。いきなりマルセロが突破していく
○ビジャレアルは、マルコス・セナとピレスがアップ中
○ラス初めての攻め上がり
○マドリー、ディフェンスがミスし始めた(具体的にはアルビオル)
○グティ、ビジャレアルに意地悪をしたのでアマリージャゲット
○ガゴが縦に入り、イグアインにパス、イグアインシュート、Dロペスが弾き出し、Cロナウド再びボールをいれ…要するに入らなかった
○ビジャレアル、10人になった方が良い感じ。もしくはマドリーの気が抜けてるか、マドリーのボロが出始めてるか。
○ガゴ、カニを引っ掛けてアマリージャ。これが1枚目なんて、奇跡的
○さっきからいっぱいシュート打たれてます…
○ラウル登場。イグアインOUT。今日はイグアインの日じゃなかった…悔しそうです
○同時にピレスがロッシに代わって登場
○カカの動きが遅くなってる
○ラモス、ナイスな豪快スライディング
○アンヘル、マルセロのクロスを両手ではじき出す。そりゃないよ…
○ということでペナルティ。エル・マドリガルのお客さんはメフゴンに白ハンカチ。
○ここはカカが譲ってもらった模様。2-0。
○ラフィィィィィィィィ!!! カカと交代
○CロナウドのFK、まっすぐゴールに飛んだのを、Dロペスしっかり弾く
○サンティ・カソルラとカニがアウト、マルカーノとホナタン・ペレイラが入る
○揉め事真っ只中のCロナウドを押さえに行くラウル。
○ラスにアマリージャ
○ディアラ登場! グティお疲れ様。
○さっきからピンチばかり…マルセロ中に寄りすぎで、左を使われる
○最前線にセルヒオ・ラモス?
○ラフィのいいクロス。グラネロ?が弾いてラウルがシュート!惜しい。
○ディアラ良いじゃない
○ラウル、縦に抜けるもののトラップミス
○ロナウドのパスに縦に抜け出すラウル…シュートチャンスまでは行かなかった
○その前は底の位置にまで下がっていたラウルさん
○試合終了ー。Cロナウドはピレスとユニ交換



感想
良い試合だったかというと、やっぱり「うーん…」という感じ。ですが、勝ったことは素直に喜ぼうと思うし、ポジティブな点もいくつかあったと思います。
まず、ガゴが良かったこと。日曜のシェレス戦ではベルナベウ中からブーイングを浴びてしまったガゴでしたが、この試合では守備的ピボーテとして先発。グティと並んでドブレというより1人で底を担当と言って良いかと思いますが、これがやっぱり合ってるんだなあ、と思う。中盤で相手の攻撃をつぶすことに専念し、たまに攻撃に顔を出すくらいだと良い感じ。でもそうすると、(本来のポジションに戻った)ラスとあとはディアラとポジション争いか。
カピタンマークつけて先発したグティも、上にも書きましたが、最高とはいかないかもしれませんがよく攻撃をコントロールしていたと思います。さすが。
なぜかローテーション対象にならないカカが、疲労がたまっているのか動きがどんどん重くなっていく。代わってついにVDVが出場を果たしました。ビジャレアルの攻撃を受けていたこともあって、よく目立つというほどではなかったかもしれませんが、良い動き、クロスがあって、これなら使われていくんじゃないかな、と思えた。いろいろ厳しいかもしれませんが、がんばれ。
あと良かったこと、ディアラが出られたこと。

試合直前にガライ欠場が決まりラスが右ラテラルに入ったためか、右からの攻撃はほぼ皆無。途中、カカやCロナウドが右を使う意識を見せたりもしましたが、成功には結びつかない。緊急事態だから仕方ないのかもしれませんが、左偏重なら左を集中して守られてしまうわけで、途中から手詰まりになったのはそのせいもあるのか。なんでカカもCロナウドも左よりになるんだろう。
あと、セントラル。アルビオル。危ない。


ラウル・ゴンサレス・ブランコ
「これが正しい道だ」
昨夜はスタメンでなく、64分から出場となったラウルは、レアル・マドリーの歴史上、リーガ・エスパニョーラで最も多くの試合に出場した選手となった。

Q:ビジャレアル戦で、あなたはレアル・マドリー史上、リーガで最も多くの試合に出場した選手となりました。
R:この幸せな数字に満足しているよ。でも頭には、次の対戦のことがある。

Q:昨夜の試合で、4連勝となりました。素晴らしいスタートではありませんか?
R:もちろん。だからこそ僕は満足している。チームにとってとても重要な勝利だったし、僕たち自身がこうでなければならない。エル・マドリガルのような難しいスタジアムでの重要な3ポイントだ。競争率がとても高くなり、1週間に3試合をこなしていて、僕たちが良いレベルでトレーニングできていることが嬉しいよ。

Q:クリスチアーノが彼のゴールをあなたに捧げたことを同感じましたか?
R:クリスチアーノは素晴らしい時期にあり、素晴らしいゴールを決めた。僕が強調したいのは、皆がこういう結果を残していることを僕が嬉しく感じている、ということだ。

Q:私たちはピッチの中のクリスチアーノを見ることができますが、個人として彼はどんな人物ですか?
R:いいヤツだよ。

Q:バルセロナがわずか1ゴールの差で首位となっています。
R:いいね、まだ僕たちはシーズンの最初の1ヶ月も終えていないんだよ。だから落ち着いていくことだ。このチームは良いものを作っていっているし、これは正しい道なんだ。


フェルナンド・ガゴ
フットボールとは、常に新たなチャンスを与えるもの。僕はそれを手にしたし、満足できるものを残した。僕への批判が良いものに働いた。批判は、いつでも成長するためには最高なものだ。僕が素晴らしい試合をしたと言われてもそうは信じないし、僕が悪い試合をしたと言われても反骨心は低下したりしない。


クリスチアーノ・ロナウド
Q:あなたのゴールが、エル・マドリガルでのマドリーの勝利を導きました。
CR:いろいろなことがうまくいったね。チームは勝利し、成長し、多くのゴールを重ねている。こういうやり方を続けていきたいと思っているし、僕は良い時期にあると思う。

Q:前半、3人のセントロカンピスタがいて、チームはシェレス戦よりも良いプレイをしていました。違いますか?
CR:そうだね、異なる選手たちが入れば異なるシステムになる。監督は、チームにとって、準備のできた選手たちにとって何が最も適切かわかっている。

Q:試合の中ではいくつか問題もありませんでしたか?
CR:後半の入りは少し悪かった。でも少しずつ2ゴール目を決めるようにやっていかなければならなかったし、僕たちはそれを実行できた。ビジャレアルは良いプレイをしていた。ボールを堅く守るチームで、このスタジアムで勝つのは難しいことなんだ(ManU時代にてこずったことがあるはず)。

Q:1点目を決めた後、あなたはラウルとハグしていました。なぜこのゴールをラウルに捧げたのでしょうか?
CR:試合前に、彼が僕に、またゴールできると言ってくれた。だから彼に捧げたんだよ。ラウルは賞賛すべき存在だ。

Q:メッシとピチチ争いをしている中で、カカがペナルティを蹴りましたが?
CR:そうだよ、彼が蹴った。監督の指示で、ペナルティキッカーの責任を負う1人がカカなんだ。でも僕の目標はピチチではないよ。

Q:本当に?
CR:そうだよ、ピチチでもなくPachochoでもなく(!?)、重要なのは勝つことだ。

復帰、負傷

2009-09-22 21:29:26 | football
ビジャレアル戦、召集選手

GK:イケル、デュデク
DF:セルヒオ・ラモス、アルビオル、ガライ、マルセロ、ドレンテ
MF:ラス、ガゴ、ディアラ、グティ、グラネロ、カカ、ファン・デル・ファールト
FW:クリスチアーノ・ロナウド、イグアイン、ベンゼマ、ラウル

既報の負傷者、シャビ・アロンソ、メツェルダー、ルートに加えて、アルベロアも負傷欠場が決まりました。月曜のトレーニングでディアラと接触したようで、右膝の内側靭帯を捻挫……といっても重傷ではなく、MARCAによれば7~10日間ほどの離脱とのこと。
負傷者4名に加えて、ペペがまだサスペンション。といっても、このビジャレアル戦が長かったお勤めの最後になるそうです。週末のテネリフェ戦から復帰可能。
そして、最後の最後で残留を決めた後、未だ使われないままでいたラフィが初召集となりました。カカの代わりとかで使ってみても良いのでは。

負傷者が4人、ペペを除いて残り全員でやっと18人です。アルベロアも、ラモスと入れ替わりみたいな感じになってしまいました。選手たちは、今日の夕方に集合してビジャレアルへ出発。試合は明日の20時(日本時間だと木曜の午前3時、WOWOWは当然のごとくON AIR!で夕方までお預け)、24日木曜日の10時30分からトレーニング再開です。



J'aime / J'aime pas(すみません、一部修正しました)

マルセイユ公式のビデオ(のうちのタダの方)にモリエンテスが出てました。J'aime / J'aime pas 「好きなもの、嫌いなもの」くらいの感じでしょうか。ビデオの中では、テーマが出されて、それについて好きか嫌いか質問されています。

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Q:マルセイユは?
M:すごく好き。マルセイユのすべてが楽しいよ。今は、マルセイユの環境、街、人々、すべてがとても良い。

Q:La Commanderie(練習場)は?
M:すごく、とても好き。僕たちにとっても、クラブの若い選手たちにとっても、素晴らしいトレーニング施設だ。必要とするものがすべて手に入る。本当にパーフェクトだ。

Q:チャンピオンズリーグでレアル・マドリーと戦うことは?
M:そうだね、好きだ。重要でない大会でどんな大会でもレアル・マドリーと戦うのは好きだ(訂正…まったく意味が正反対でした)。もっと後で当たるほうが良かったけど、グループリーグの段階でやることになった。

Q:レアル・マドリーの法外な補強は?
M:(考えて)好きだ。僕はレアル・マドリーにはスペインのチャンピオンであってほしいから。別の面から言うと、高額な金額は衝撃だ。

Q:フランス料理は?
M:うん、好きだよ。スペイン料理と大きな差はないと思う。いくつか、他のものに比べれば好きなものはあるけど、でも、好きだよ。

Q:フランスのマスコミは?
M:フランスのメディア情報についてはほとんど読んでいないんだ。スペインにいた時は、フランスのメディア情報に、よく目を通していた。でも、フットボールのことについて見るのは、スペインにいる時でもそれ以外でも、好きじゃない。

Q:フランス語を話すのは?
M:うん、すごく好きだ。フランス語が好きだし、正確に話せるようにと急いでいるところだ。もうすぐだよ!
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(あまり読んでいて面白いQ&Aではないかもしれませんが…)

3節にして

2009-09-21 21:00:58 | football

09/10 Liga Espanola 1a division Jornada 3
Real Madrid C.F. 5-0 Xeres

マドリーのゴール:クリスチアーノ・ロナウド(1、75)、グティ(78)、ベンゼマ(81)、ルート・ファン・ニステルローイ(88)

GK:イケル
DF:セルヒオ・ラモス、アルビオル、ガライ、マルセロ
MF:ラス、ガゴ、カカ(68、グティ)、クリスチアーノ・ロナウド(78、ルート)
FW:ラウル(59、グラネロ)、ベンゼマ

正直言って、先発は「え?」という感じでした。ローテーションであるなら、しかもこういってはなんだけど相手はシェレスという昇格したばかりのチームでもあったし、カカあたりは確実に休ませるだろうと思っていたので。クリスチアーノ・ロナウドも、ま、使い続けてもそう簡単に疲れる選手でないだろうから良いのかもしれないけど、CLとこの試合と続けての先発。それでふと思ったのが、この日の昼間には、ソシオの総会が大々的に行われていたという点。総会があった日のベルナベウの試合、ペジェグリーニが気を回したのかペレスが手を回したのかはわかりませんが、「カカ、Cロナウドをご披露します」って感じであったのかもしれないな、と。邪推?

トップはラウル、ベンゼマで始まりまして、しかも試合開始1分でCロナウドがゴール。大量得点の先触れか?と思いきや、この後は手詰まりのまま前半が終わるという展開になりました。前半のどこかで薀蓄披露に熱心な実況だったか解説の安永(呼び捨て)だったかが、Cロナウドとベンゼマが合っているかのような発言があった気がしますが、この点は疑問。ベンゼマと、Cロナウドやカカのリズムの相性は、むしろ合ってないように思えたので。Cロナウドもカカも中に入ってくるし、でも中にはベンゼマもラウルもいるしで、この辺は狭く、やりづらそうだった。復帰したてのセルヒオ・ラモスがそれほど上がらなかったせいか、空いていた右におもいきりラウルが開いてみたり、このあたりはラウルなりに考えているのかと思いましたが、ベンゼマはどうにも中途半端に感じたなあ。左に開いたりもしてましたが、左はマルセロもくるしそこでもやっぱり手狭な感じ。ベンゼマが良い動きになったと思えたのは、ラウルが下がってグラネロ、カカが下がってグティ、ともっと下がり目の選手たちが入ってから、でした。彼をトップで生かすには、1トップとか、2トップなら縦っぽくするとか(誰と組んでどちらが下がり目というのはわからないけど)、かなあ。あとはラウルさんみたいに、こぼれ球に容赦なく突っ込んでいく技を開発するとか。

シャビ・アロンソに代わる「トリプルG」は結局ガゴでしたが、これも大方の予想はグティであったし、予想外。前半の手詰まり感の原因はここにもあったかな、と思います。ガゴは、プレシーズン中に負傷欠場していた時間が長く、今シーズンの実戦経験は少ない方。そのせいか、攻撃のパスを出すという点に関しては、失敗をしないように慎重を期していたかのような無難な動きであったように思えました。残念ながら、その無難さがベルナベウの観客を苛立たせてしまったようで、広範だったか、エリア前に迫りながら横パスを出した挙句掻っ攫われたシーンで大きなブーイングを浴びる羽目に。守備では相変わらず果敢(すぎる)スライディングもあちこちで見せていましたし、カバーリングもきちっとこなし、このあたりはさすがかと思いますが、シャビ・アロンソに代わるゲームアレンジを、とはいかなかったように思います。

とはいえ、これだけ問題に思うことがあったりイライラさせられるような時間も長かったりするのに、5-0だからなあ……。しかも、クリスチアーノ・ロナウドがピチーチ? グティが3戦連発? ルート復帰、即ゴール?(下のような結果にはなってしまったけど)。

単純に言いますと、大いに楽しませていただいております(しかも現在首位だよワーイ)。


お……



こんなゴールパフォも披露したけど、ゴールの瞬間は露骨に「ほっ」とした顔だった


あと、5失点だけど、レナンはうまかった。


そんなレナンにホールドアップさせられたカピタン様

ルート……

2009-09-21 19:34:17 | football


昨夜のシェレス戦、マドリーの最後のゴールを決めたルート・ファンニステルローイでしたが、ゴールをした際に筋肉を負傷。本日検査を行い、左脚のrecto anterior de cuádricepsに二度の筋繊維損傷があることがわかったとのこと。そのまま訳すと、左の大腿四頭筋の前直筋の損傷ということで、左太腿の前方辺りになるのでしょうか。現時点で、4~5週間の離脱と見られているようです。

せっかく復帰できて、ゴールも決められたのに……

昨夜の試合後の、ルートのコメント
良い感じだ、でもゴールしたときにダメージを負ってしまった。こういう形で復帰するのは僕の夢だった。ゴールを決めて、アシストもしてね。ファンの皆の気持ちにもすごく感動した。明日はMRIの検査を受けるけど、深刻なもので内容に願っている。チームに復帰できるよう一生懸命トレーニングしてきたし、すべてがものすごくうまくいった。いまは、大腿四頭筋の様子を見ていくことになる。僕たちは今日のプレイに満足してはいないが、でも良い試合でもあった。僕たちは、まだ十分に成長していける。

この週末

2009-09-19 20:11:13 | football
マルセイユの召集選手
マルセイユは試合が今夜です。第6節モンペリエ戦、現地で21時からベロドロームにて。相変わらずまっとうな方法では見られないままですが。

GK:マンダンダ、アンドラーデ
DF:ボナール、エインセ、ディアワラ、タイウォ、ボカリ、イウトン、ロール、ロドリゲス
MF:エムビア、シセ、アブリエル、カボレ、シェルー、ベナルファ、ヴァルブエナ、ルーチョ
FW:ニアン、ブランドン、モリエンテス

未だOMのファンにも関連マスコミからも、まったく信頼を得られていないモリエンテス。記事を逐一見ているわけではないし、フランス語のニュアンスもわかるわけではありませんが、特にマスコミは非常に懐疑的、不満でいるように感じられます。先日のCLでも、87分からわずか7分間しか出場していないモリエンテスに、最低点を採点していたニュースサイトもあったくらいです(たいてい、15分とか20分以下の出場選手には、判断不可能として採点しない)。ま、文句を言ったところで、何も結果を出してないのは本当だから仕方ないのですが。

18日付ですが、ブランドンを1トップにして試合をスタートすることが多い中で、ブランドンとモリエンテスとの2トップもいけるだろう、という内容のことをデシャンがコメントしています。
「フェルナンドとブランドン、彼ら一緒にでも非常に良いプレイができるだろう! 彼らはタイプの異なる選手で、補い合うことができる。既に試合の中で一緒にプレイしているが、試合全部を通じてというのはまだない。だから、この連携についても私は信じているよ。」

相変わらず信頼を示してくれるデシャン。期待に応えられるように、多くの人からの信頼を得られるように……早く結果が出ると良いです。


マドリーの召集選手
とりあえずASが出した速報ニュースから。日曜日19時からのシェレス(もしくはヘレス…これ、どっちにしよう)戦に向けた召集選手。

GK:イケル、デュデク
DF:アルベロア、ラモス、マルセロ、アルビオル、ガライ、ドレンテ
MF:ガゴ、ディアラ、カカ、ラス、グティ、グラネロ
FW:ラウル、クリスチアーノ・ロナウド、ファン・ニステルローイ、イグアイン

前日の報道にあったように、セルヒオ・ラモスがプレシーズンも通じて今シーズン初めての召集になりました。出場の可能性もあるかもしれませんが、ASによれば「まだ軽い違和感は残っている状態」とのこと。
足首の負傷をエスパニョール戦以来引きずっていたアルビオルですが、こちらは回復とのこと。先発で出場するのに問題はないとのことです。
VDVは相変わらずリスト外。試合が立て込んでいるので、使ってやってほしいと思うのですが……。

先週のベンゼマ&イグアインはあまりしっくりくる組み合わせではなかったように思いますが、今週は…ローテーションを貫くならベンゼマとルートでどうだろう。見てみたいんですけど、この組み合わせ。


しぇかへか
未だに「Xeres」を日本語でどう表記しようか決めかねています。時々「シェレス(もしくはヘレス)」と書くのは、そのためなのです。

シェレス の検索結果 約 29,400 件中 1 - 10 件目 (0.16 秒)
ヘレス の検索結果 約 221,000 件中 1 - 10 件目 (0.25 秒)

ググルさんによれば、ヘレスの圧勝。ただし、Xerez Club Deportivoのウィキ日本語は、「シェレスCD」

マドリー公式のビデオなどでは「ヘレス」と発音されているように聞こえた。でも、


マドリー公式の日本語ページでは「シェレス」と表記されている。

どっちだ…


良い響き


(暫定)2位。にい。にばん。素晴らしい。

G

2009-09-18 20:18:00 | football

16日付ですが、MARCAに載っていたグティに関するコラム。
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永遠なるグティ
シャビ・アロンソの負傷に伴い、グティに新たなチャンスが開けている。常に議論の的となる14番は、浮き沈み、批判、少数の者にしか評価の仕方を知らないその才能によって特徴付けられるキャリアを経験してきた。しかし、名前だけで世界の中で栄誉を与えられているクラブに15シーズンもいることはできない。グティは多くの監督の下でプレイし、そうでなければカペッロ、トシャック、デルボスケといった監督の時には、自身をマーケットに出して欲しいと求めたこともあった。

カペッロのように、ベッカムやロナウドを放出しようとした監督たちがいたし、あるいはカマーチョのように、会長の補強ポリシーに耐えられず去った監督もいた。それぞれの特徴を持った監督がカサ・ブランカ(白い家、マドリー)で過ごし、その誰もがグティを求めなかった。そうであったのに、永遠の反逆児(彼を中傷する人々が言うところの)は、おそらく世界で最も要求の高いチームに何年も何年もい続けているのだ。

14シーズンでリーガでのプレイはシーズン辺り平均26試合、しかしその大部分はベンチからだと言って良いだろう。彼の影響力は議論されない。常に、彼はその負傷によって疑問を持たれ、しかもチームが70分間を略奪した残りの20分間での能力にはほとんど評価が向けられない(例えばチューリッヒ戦がそうだ)。ベンチスタートが常でありながらレジェンドとされるのは、見渡してみるとユナイテッドのスールシャールの例がある。彼が12番目に位置づける選手だとは私は思わないが、最終的に彼はいつもそこにいるのだ。
2000/2001シーズン、他のチームメイトたちが本来とは異なるポジションに変わって苦しんでいる時に、グティはFWの役割でリーガ31試合に出場し14ゴールをマークした。グティはまた、プレスカンファレンスではっきりと、考えていることを言う。バルサに不幸があることを願うのに躊躇しない。それを公に言うのが間違っているとしても。それ以外にも彼のことを言うなら、物議を醸す人物、批判者、反逆者。しかし、多くの者が理解できないが、レアル・マドリーのすべてのチームに所属しているのだ。

ペジェグリーニもまた彼を信頼するのか、それともミスを犯すのか?
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では、グティについてもう1件。
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「トリプルG」、シャビ・アロンソの代替案
Guti、Gago、Granero、シェレス戦でバスクのMFに代わる選択肢

7日~10日の離脱と言われるシャビ・アロンソの負傷により、ペジェグリーニは、アロンソの回復次第とはいえ、最低でもシェレス戦とビジャレアル戦でマドリディスタの中盤を変更しなければならないだろう。
フットボールを創造するその能力の点から、アロンソの欠場は重大なものとなるが、ペジェグリーニは落ち着いている。なぜなら、彼にはバスクの選手の能力に置き換えられる3人の中盤の選手がいるからだ。グティ、ガゴ、グラネロ。レアル・マドリーの「トリプルG」。
通常の条件であれば1人を選択することになり、それはグティとなるはずだ。彼は、攻撃でボールを動かしていくという意味で、シャビ・アロンソに最も似た選手である。ペジェグリーニは、アンダルシアの選手たち(=シェレスのこと)が、ベルナベウでがっちり守ってくるだろうということをわかっているし、であればそこで、グティは深いパス、さらには長短のパスを交互に使って、最高のものを引き出すことができる。グラネロというオプションは、これとは異なる。ただこのチリ人監督は、彼をもっとエストレーモの位置(サイド寄り)に置いて、ワイドに動かしていく選手として見ている。ガゴというオプションは、可能性としてはもっとも遠いだろう。このアルゼンチン人選手はラスの代替と考えるのが自然であり、相手のボールカットや速いパス出しをする選手であるものの、ゲームを作る役割ではないからだ。
彼は選択するべきものを選ぶ。ペジェグリーニは、彼の立場における最高のものを提供するために、大きな議論が生じうるチームにいるのだ。別のシーズンでは、アロンソクラスの選手の欠場は、まとまりに支障をきたす原因となっていた。現在、彼は重要な選手となってはいるが、マドリーは彼に代わる基盤となるものを提示できるだろう。「トリプルG」は、その最高のサンプルなのだ。
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トリプルGとか言ってますが、対戦するのがシェレス、しかもベルナベウであれば、ガゴ&ラス(ディアラ出るといいな、と思ってるのですが)でいきなり守備的にいくこともないだろうし、カカが2試合続けて出ているのでグラネロがそこで出るのではとも思い、やはりシャビ・アロンソに代わるのはグティか。たまたまGが3人揃ったから「トリプルG」とか言ってみたかったのかもね。どうせならガライも入れて「クアトロG」、ラウルだってゴンサレスさんだから、「クイントG」。もはや何の集団かわからない。ちなみにスペイン語で「G」は「ヘ」と発音するらしいので、「トリプレヘ」。

……楽しみです。


追加:セントラルは誰
マドリーの金曜日のトレーニングの様子がアップされました。
今週末のシェレス戦、ミッドウィークはビジャレアル戦、来週末はテネリフェ戦、とリーガが3試合続く厳しい日程を控え、マドリーの皆さんの雰囲気は相変わらず良いものである、そうです。金曜日午前は、30分ほどのペジェグリーニの話の後、選手たちはトレーニング、室内メニューを実施。
昨日の時点では、ランニングはできたものの別メニューだったアルビオルについては、その負傷状況がよくわからなかったのですが、右足首に強い打撲を受けたことにより別メニューだそうです。エスパニョール戦で足を削られていた、あれのせいだろうか。本日も、他の選手とは別の特別な回復メニューを実施したとのこと。


MARCAから関連ニュース。セルヒオ・ラモスがシェレス戦で召集に入り、先発出場もありうるだろう、という内容です。極めてざっと。
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現況戦力では、セントラル(CB)が手薄。メツェは3週間は離脱だし、ペペのお勤めはまだ残っている。しかしシェレス戦でセルヒオ・ラモスがセントラルとして復帰する可能性がある。セルヒオ・ラモスは腱炎によりおよそ3ヶ月に渡ってプレイすることができず、夏の間もまったくプレイできなかった。9月9日に、ようやく全体トレーニングに合流できただけである。
ペジェグリーニは、シェレス戦でメツェルダーとペペ、2名のCBが使えない。ここで、ペジェグリーニはセルヒオ・ラモスを召集し、アルビオルと組ませてCBとすることができる。
3ヶ月に渡ってプレイしてこれなかったセルヒオ・ラモスにとって、今シーズン最初の先発となる可能性がある。別のオプションとしては、シェレス戦のセントラルはアルビオルとガライのセットでスタートし、後半途中からセルヒオ・ラモスに時間を与えるというやり方もある。既に2週間、他のチームメイトと同じペースでトレーニングして準備できている状態であろう。既に、エスパニョール戦に召集することも考えられていたのが、監督は急がないことにしていたのだ。
シェレス戦に問題があるとされていたのはアルビオルだった。チャンピオンズのチューリッヒ戦で打撲を負ったアルビオルだったが、シェレス戦への出場に問題はないだろう。
(後略)
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セルヒオ・ラモスの出場可能性があるというのは嬉しいですね。チューリッヒ戦以降別メが続いていたアルビオルも、大きな問題ではなさそうですし。でも、ラモス復帰でいきなりセントラル……確かにアリだと思うけど。ラモスとアルビオルが組むセントラルって……見てみたい、気はする。いろいろすごそうですが。

守備手薄

2009-09-17 22:32:22 | football
雨の降った木曜日のトレーニング、ゴール決めている人たちがやたらと機嫌が良さそうです。


この人とか



この人とか



いたづら中の2人とか。


パパになりたてらしいマルセロが皆に拍手で迎えられたりとか、とにかく雰囲気は良いらしい。
一方で、シャビ・アロンソ、メツェルダー、アルビオルが通常どおりのトレーニングが実施できず。メツェルダーとアルビオルは、トレーニング前のペジェグリーニのお話を聞いた後、それぞれのメニューへ。メツェはそのまま室内へ、アルビオルは5分ほどウォーミングアップメニューを行って後、室内へ。


医療情報
やっと公式に出た医療情報です。

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シャビ・アロンソおよびクリストフ・メツェルダーについて検査を行った後、レアル・マドリーとサニタスの医療チームは、以下の医療情報を報告する。

シャビ・アロンソ:右脚の下腿三頭筋への強い打撲およびヒラメ筋の深部筋膜のaffectacion(見かけ?)を伴う。全治7日~10日の見込み。
クリストフ・メツェルダー:右脚のヒラメ筋に1度の傷および内部双子筋に打撲傷。2週間~3週間の欠場。
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メツェ……CLの前日のトレーニングで脚を気にする様子を映像で見て、大丈夫か? と思っていたのですが、2~3週間って。しかも今日のトレーニングではアルビオルも別メ。リーガに関しては、ペペの謹慎が確かまだ3試合分残ってるし、セントラルはガライと…ガライと…いきなりセルヒオ・ラモスにセントラルやってもらう? ディアラのセントラルは記憶から抹消するべきものだったし(覚えてたけど)、アルベロアはできる? アルビオル、土曜までには治りますように…(しかも怪我もせずに紙ももらわずに)。

シャビ・アロンソは、1週間から10日の欠場。月末のマルセイユ戦で復帰かどうか、というところでしょうか。重かったのか、思ったよりは軽くて済んだと言えるのか。マドリーにとっては大きいかもしれないけど。


エクスキューズ
マルセイユの試合結果についてさっぱり触れていないのは、次のうち

1)まだ試合を見ていないから
2)OMが負けたことを知っているから
3)モリエンテスの出場時間が、ロスタイムを入れても7分間だったから

すべての相互作用によるものです。お休み入ったらまったり見るんだ。たぶん。

Xアロンソ続報

2009-09-17 07:28:03 | football
またも手短に。ASからシャビ・アロンソの状況についてざっくり。

良くても全治5日、シェレス(もしくはヘレス)戦(土曜日)およびビジャレアル戦(23日水曜日)は無理だろう。筋繊維の損傷まであるなら、1ヶ月の離脱もありうる。金曜日に精密に検査を受ける予定。
シャビ・アロンソはチューリッヒ戦でヒラメ筋に強い打撲を受け、負傷の程度は木曜日の時点でもまだわかっていない。クラブは、負傷箇所の炎症の程度を詳細に知るため、金曜日に完全な検査を行う予定。
ヒラメ筋の打撲のみであれば、4日から5日の離脱で済む。この場合シェレス戦とビジャレアル戦への出場が難しくなる。検査の結果、筋繊維損傷が判明すれば、2週間から4週間の離脱となる可能性もある。
シャビ・アロンソが負傷を負ったのは、火曜日のチューリッヒ戦52分のこと。フォンランテンと衝突し、その後すぐピッチを去ることとなった。選手自身がドクターに言ったところによると、程度の重い負傷の感触があったとのこと。
(後略。いかにXアロンソがマドリーにとってキーピースであるかが述べられている)