フェルナンド・モリエンテス、
Don Balonとファンからの質問に答える。
【Don Balonより】
Q:あなたの経歴をどう評価しますか?
M:エクセレント。若い頃には、エリートのレベルに到達して、何年もそこにい続けるなんて考えないものだ。僕はすべてを手にした。これまでの年月、勝ち取ったタイトル、仲間たちや友人たちもできた。
Q:あなたの引退は最終的なものですか?
M:これが最終的だとは言っていないけど、でも今現在は、そうだと考えているよ。
Q:この夏にはオファーを受けていたとのことですが......
M:たくさん、いろいろなものがあった。でも、どれもプレイし続けようと心を奪われるものではなかったんだ。
Q:フットボールに関連した仕事を続けていく計画ですか?
M:そうだよ。なんでもフットボールの周囲にあるもの、それで僕は満たされて仕事ができると思う、だから良いんだ。
Q:あなたがレアル・マドリーにいた頃をどう想い出すでしょうか?
M:とても愛情深いものだよ。すごく高いプロフェッショナルの緊張感がある時で、僕はそういうのが好きだ。選手として最高のものを感じられた場所だった。僕のプロフェッショナルライフの中でも最高の年月を過ごしたんだよ。
Q:リバプールへの移籍を後悔していますか?
M:いや、決してそんなことはないよ。あの2年間は、とても良いものだとは言えないけど、でも僕は1人のフットボール選手として成長したんだ。
Q:かつて、1シーズンをモナコで過ごしましたね。レアル・マドリーの死刑執行人になってしまったことはつらくありませんでしたか?
M:ある程度は傷ついた。でも、あの年にマドリーにいられたらもっと良かった。僕はプロフェッショナルで、あの時僕はモナコにいたんだ。
Q:スペイン人アタッカーがマドリーで成功するのは難しいと思いますか?
M:年ごとに、少し難しくなっていっているね。マドリーがスペイン人アタッカーを獲得するのは難しいことだろう。
Q:ラウルには、マドリーで相応しいお別れの仕方があったと思いますか?
M:それはラウル自身に聞くべきことだよ。でもラウルは、長年に渡ってマドリーの神聖な象徴であり、どんなカンテラの子供たちにとっても、見つめられる鏡だったんだ。
Q:マドリーで、過小評価されたと感じることはありましたか?あるいは、常に愛されていたと?
M:僕はいつでもマドリーで大切にされて、皆に愛されていると感じていたよ。もちろん監督にもね。
Q:デル・ボスケとの関係は同だったのですか? 時々、緊張感があると言われていましたが......。
M:いや、逆だよ。デル・ボスケは、プロフェッショナルのことも個人的なことも、多くのことを僕に教えてくれた監督の1人だ。
Q:バレンシアでのキャリアは良いものでしたか?
M:そうだね、とても良かった。主に最初の2年間は、本当に良かったよ。3年目は、そうでもなかったけれど。
Q:あなたにとって代表として最悪の時は、2002年のワールドカップでの韓国戦だと思いますが?
M:あのことは、誰にとっても本当に酷い打撃だった。僕たちは、もっと上までいくことができたんだから。あの時は、僕たちはあらゆるものと戦わなければならなかった。時にはレフェリーをも含んで。歴史は、スペインは、クオーターファイナルで落ちたと言うんだ......でも、僕たちは2つの正当なゴールを取り消された。 レフェリーが見たいように僕たちを見ていたんだ。
Q:現在のレアル・マドリーはどうですか? バルサに対抗できるでしょうか?
M:バルサは、人々が心からプレイするチームで、まだステップを上がり続けている。そしてマドリーは、新しい監督を迎え入れた、構築中のチームだ。でもバルサにアドバンテージがあって、より順調なチームと言えるだろう。
Q:監督としてのモウリーニョをどう見ますか?
M:これまでに率いたあらゆるチームで勝利を収めてきたたくさんの知識を伝えてくれる。マドリディスモは、彼の獲得でとても満足しているはずだ。
Q:この2シーズンの、グアルディオラのバルサを見るのを楽しんでいましたか?
M:フットボール好きなら誰でも、バルサを見るのを楽しむべきだよ(えー)。獲得してきた複数のタイトルが、素晴らしいチームであるということを十分に表している。
【ファンとのオンラインチャットより】
Q:ラウルとコンビを組むように、シャルケ04からオファーがあった?(Jose Luisさん)
M:ないよ。それはただの噂だ。
Q:もし冬に良いオファーが来たら、フットボールに戻ってくる?(Xiomara RGさん)
M:何よりも、場所次第だね。スペインでというのは、確実にノーだ。行くなら海外に行かないといけない。何か本当にそんなふうに感じるんだ。僕はまだ、フットボール選手だと感じているよ。
Q:あなたのフットボールからの引退について、家族は?(Lachiki7さん)
M:家族は僕に、望むように、まったく自由に決断させてくれたんだ。問題はなかったよ。
Q:2002年の夏に、あなたのバルサへの移籍をまとめるのに何が足りなかったの?(Miguel C. L.さん)
M:あとはサインだけだったんだ、それ以外はなにもない。僕はバルサにものすごく近くなっていた。
Q:フリオ・サリナスはあなたの偉大なお手本だった?(Renato Andreaoさん)
M:僕の素晴らしいお手本であり、小さい頃からの最大のアイドルは、ミカエル・ラウドルップだ。フットボール選手としてのクオリティも、人間としてもね。
Q:モナコでカシージャス相手にゴールを決めて、ベルナベウからスタンディング・オベーションを受けた時は、どんな気分でしたか?(Paco Lucenaさん)
M:何か本当に特別なものだったよ。マドリーのものではない別のユニフォームを着てベルナベウに行ったのは、あのときが初めてだった。人々の愛情を感じたよ。
Q:選手として過ごした中で、一番好きな街は?(LENGさん)
M:バレンシア
Q:ラウルのように本を書く?(Mosqueterasさん)
M:ノー。
Q:ラ・ロハで好きな選手を2人挙げて?(marさん)
M:シルバとチャビ。