けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

シャルケ勝つ

2010-09-30 07:04:18 | football

CL-2: シャルケ 2-0 ベンフィカ・リスボン
シャルケのゴール:ファルファン(73)、フンテラール(85)

ラウルは、前半のあのフラドからの優しいパスに走りこんでのシュート、あれが決まってると良かった…ほんと惜しかった。でも、フンテラールのゴールのシーン、相手からボール奪ってゴール前まで運んで、でも焦って誰かにパスしたりしないで落ち着いて左のフリーの選手(J.ジョーンズ?)に合うように出したパス。相手DFの密集具合とか違うんだろうけど、ゴールを前にしてあの落ち着き、ああいうプレイもできるのがラウルだし、やっぱり今のマドリーに欲しいよなあ…ラウルさん。

無失点で終えることができたのは特筆すべきですが、でも相変わらずDF、特にサイドバックはやっぱり誰がやっても酷いなあと思った。内田は自己責任なプレイでカードもらって早めの交代でしたが、ずーっと気になっていたのは逆側のシュミッツ(名前あってるかな、13番)。短いパスでも相手に当てるし、スローインすらそのまま相手に渡すし、ちょっとプレッシャーかかると、ボールの行き先に無責任な蹴り方するし……。あと、このチームにボランチっている?誰?仕事してんの?という疑問が、繰り返し繰り返し……。
という中で、センターバックなのに14番を背負う、18歳のパパドプーロスは良かったなあ、と思います。あの、メツェがポカした後、ナイスタックルでフォローしてくれたりとか(カルドソは足痛めてしまったけど……)。しかも後方にいるのに、ゴールシーンにはすっ飛んできて大喜びしているところとか。いいなあ。
MVPはファルファンかなあと思いますが(毎試合、決定的なプレイを見せてくれる)、心のMVPにはパパドプーロスを推したい。あ、でもフラドも捨てがたい。


頬の赤いパパドプーロス



シャルケvsベンフィカ、マドリーカンテラ選手とアトレチコ関連と混ざり合って、妙な感じ。


主役

2010-09-29 22:49:44 | football
本日、ベンフィカとホームで対戦するシャルケの、試合前公式プレスカンファレンス、担当はラウル。シャルケ公式から、大意が伝われば良いことにするシリーズ。
---------------------
Q:ラウル、明日あなたは、ロイヤルブルーの一員として、ベンフィカ・リスボンと対戦することになります。この敵をどう防御しますか?
R:ベンフィカは非常に素晴らしいチームで、昨シーズンはポルトガルのタイトルを獲っている。総合的に非常に優れたチームで、また優れたディフェンス力がある。でもそうだとしても、チャンピオンズリーグのシャルケは良い立場がある。つまり、ここから2試合続けてホームゲームを戦えるということだ。とてもオープンなグループだし、何が起こるか見てないといけないね。

Q:あなたには特に、現在のチームの状況から、経験を積んだ選手としての要求が高いのではありませんか?
R:僕たちのチームには、何人か経験を積んだ選手たちがいる。僕たちは皆、若い選手たちやより経験の劣る選手たちを盛り上げていく責任があるんだ。シーズンはまだ長くて、成功の結末を迎えられると皆に確信させるのは、重要なことだよ。

Q:先週末のリーグ戦で、ボルシア・メンヒェングラートバッハ相手に、あなたは公式戦初ゴールを挙げました。このゴールはどのくらい重要なものだったでしょうか?
R:この結果がとても嬉しかったし、意欲をかきたてられた。自信のためにも精神的な面でも、この成果はとても重要だった。試合ごとに良くなっていっている感じがしていて、実際今はそこまで到達したんだ。でもベンフィカに対しては、ただ勝利するだけだ。チームの成功が何よりも重要だよ。誰がゴールするとかは問題じゃない。

Q:スペインでも、あなたの初ゴールは大きな話題でした。
R:1つの国で長いことプレイしていたら、その選手のパフォーマンスや結果が追いかけられるのは、普通のことだと思うよ。でも僕は、皆が僕のことでそんなに喜んでくれたことが嬉しい。本当にたくさんのお祝いをもらったんだよ。

Q:ブンデスリーガに来て、全般的にどう感じていますか?
R:僕も家族も、ドイツでとても快適に感じているよ。ここへくるのは僕の個人としての決断だったけど、このステップについては、プロフェッショナルとしてもプライベートの面でも、何も後悔していない。僕たちは心地よくここに落ち着いているし、シャルケのCLでの最初のホームゲームを楽しみに待っているところだ。勝利を手にできればと願っているよ。
---------------------




「きょうは」休養

ここのところ週2試合が立て続いていたマドリーの皆さんは、今日(水曜)のトレーニングはお休み。

----------------------
ペドロ・レオンは、昨日(=火曜)もトレーニングしなければならなかった

モウリーニョは、ペドロ・レオンが、レバンテ戦でのデル・オルノの上がりを、指示どおり止めなかったことも、試合のある時間の彼の尊大な態度も、どちらも好まなかった。こうしたことが、彼がオセール戦に召集されなかった理由のうちのいくつかである。しかし、ペドロ・レオンには、傷を舐めている時間はなかった。昨日は、バルデベバスで、他の負傷者たちと共にピッチ上でトレーニングし(アルビオル、ガゴ、カナレス)、またまだジムに残っている選手たち(カカ、ガライ)とも顔を合わせることになった。
ペドロ・レオンは、他の仲間たちがオセールにいる時、バルデベバスでスパイクを履いていなければならなかったのだが、これはモウリーニョの罰則だというわけではない。モウリーニョにはポリシーがあり、それは、試合に召集されなかった選手は、その日はバルデベバスで、フィジオの1人と共にトレーニングを行うというもので、トレーニングを1日でも欠かさないようにしなければならない。
----------------------

ペドロ・レオンの「罪状」は、AS曰く、上記のとおりだそうでございます。すごく後付っぽいけど。


CLオセール戦
感想は、レバンテ戦に準ず、みたいな。前めの方々が、何とかうまくやろうと努力しているのは、感じられなくもないですが、どーしょもないことに変わりはなく。相当フラストレーションがたまってるだろうなあ。クリスチアーノやイグアインの、じゃなくて、現地マドリディスタの。これで今週末のベルナベウでの試合(デポル戦かな)、ひとつふたつ、マドリディスタの気に食わないプレイが出たり、明らかなチャンスが失われたり、個で持っていこうとしてボールロストしたり…なんてことがあったら、あっという間にブーイング会場と化してしまうような。

あと、カルバーリョが休んで「格別問題ではないと思う」は謹んで訂正いたします。いくつか危ないシーンありましたね。問題でした。でも、休ませられるなら休ませておくべきだったと思うし…。
同じ意味で、できたらそろそろシャビ・アロンソをなんとか休ませられたら、と思うんですが。ま、できたらクリスチアーノも。休ませたら怒りそうだけど。

MARCA等でも褒められていますが、マルセロ、シャビ・アロンソは良かった。守備ではやっぱり散々貶されるマルセロですが、今期は本当に一貫して良いと思う。現在のマドリーにおいて、パス、クロスに可能性が感じられる、アクセントを付けられる、見ている人をワクワクさせることができる、数少ない存在。
あとやっぱり、少し前めにいるラスは、楽しいですね。シュート決まるとなお良かったんだけどなあ。


あと1週間ちょっとしたら、ハート♥マークを日本の皆様にお届け……

直前情報

2010-09-28 22:37:13 | football
カルバーリョ?
もう何時間か後にオセール戦を控えたマドリーですが、ASによると、カルバーリョが足首に違和感があり、ホテルで検査を受けたそうであります。もし、試合に出られるほどに回復しなければ、ラモスがセントラル、アルベロアが右に…となるわけですが、そうなったところで格別問題ではないと思う。そろそろカルバーリョ休ませても良い頃だろうし。

と思っていたら、MARCAでは、検査は受けたものの出場は可能だろう、という論調。検査を終えたカルバーリョは、マスコミに対しサムズアップして見せたそうで……一応、モウリーニョがカルバーリョを休ませる可能性もある、と付け加えられています。

おまけ的に。
ASによると、マドリーの皆さんはランチ前にホテル周りを散歩しました、とのこと。ちなみにアルベロア情報によると、今回のコンセントレーションは相部屋制だそうであります。逐一ホテル情報をチェックしてるわけではないのですが(わからないことの方が多いし)、最近ではコンセントレーションが相部屋って珍しいような気がする。緊縮財政なのか、スペシャルワン様の方針なのか、オセールにホテルが少なかったのか。

直前情報、とか記事を作ったわりには、たいしたことないというか中身が薄いというか……HOUSE見るの我慢して、もう寝よ。



昨夜、CL前日プレスカンファレンスにて、ペドロ・レオンを招集から外した件であれこれ突っ込まれたモウリーニョは、途中で退席しちゃった模様。マスコミとの険悪関係を作ってみるとか、ちょっとモウリーニョらしさが出てきてるなあとも思うけど、何か読まれちゃってる部分もあるよなあ、と思います。そういう策略みたいな部分。

オセール戦前日

2010-09-27 20:22:39 | football
はあ?

ペドロ・レオンが、オセール戦の召集リストから外された、とAS。先発の可能性もあったんじゃなかったの? レバンテ戦でも、よかった方なんじゃないの? なんで外す?

GK:イケル、アダン、デュデク
DF:セルヒオ・ラモス、マルセロ、アルベロア、ペペ、カルバーリョ、マテオス
MF:グラネロ、ラス、ディアラ、シャビ・アロンソ、ファン・カルロス、ディ・マリア、エジル、ケディラ
FW:イグアイン、クリスチアーノ・ロナウド、ベンゼマ

カンテラのファン・カルロスが再び召集に入りました。でもまた20人呼ばれてるから、最後に外される選手が出てくるわけで……。


ガゴ復帰
予定通りバルデベバスで最終調整を行ったマドリー、今日のニュースは、ガゴがトレーニングに復帰したこと。しかも、レバンテ戦に出場しなかった/途中出場だった選手たち(ラス、グラネロ、ディアラ、ペドロ・レオン、ベンゼマ、マテオス、ペペ、ファン・カルロス)たちと一緒に、ボールを使って、ペースを上げたノーマルなトレーニング。もうすぐ発表されるであろうフランス行きのメンバーに、ガゴがいきなり入るかどうかはわかりませんが、ちゃんと戻ってこられました。良かった。
先週ピッチに出てトレーニングを…と言われていたアルビオルは、まだ完調ではないようで、ピッチで1人ランニングのみの別メで調整。

濃いブルーのシャツに、背中のど真ん中に三本線が縦にずずっと入った濃い紫の長袖シャツを合わせるのは…アディダス、ちょっと。





オセールひとすじ
--------------------------------
ギィ・ルー(1938年、コルマール生)のような人はいない。誰もが急ぎ飽きやすいこのスポーツにあって、このフランス人は、1961年から2005年まで、オセールの監督を務めた。間が空いたのは、わずかに2000年~2001年だけだ。彼が元監督していたチームは、明日、チャンピオンズリーグでレアル・マドリーを迎える。


Q:このオセールvsマドリーの試合について、何をお話になりますか?
G:我々の観客にとっては、特別なものだな。オセールの監督としての私のキャリア、欧州のカップ戦90試合の中で、ほとんどすべてのビッグクラブと対戦してきたが、しかしマドリーと戦うことは終になかった。ジャン・フェルナンデス(現監督)には喜ばしいことだと思うが、彼はバルサと対戦したいようだよ。この白のクラブは、世界のフットボールでも、最も美しいストーリーを持っているのだ。

Q:マドリーをクラブとして特に好まれるのですか?
G:そのとおり、感傷的な理由でね。第一に、このクラブはしばしば、フランスでも重要な選手たちと共に、その軌跡を示してきたからだ。コパ、ジダン、今はベンゼマだな。だが私は、ルイ・ホンを忘れないよ。元選手、監督で、私の地元の近くで生まれた。つまりオセールの近くで生まれたということだな。第二の理由は、私は欧州カップ戦の試合を初めて見たのが、レアル・マドリーだったからだ。私が生まれ育った街で、電気屋の店主がテレビを見られるようにしてくれて、それが私が初めて見たファイナル、1956年のスタッド・ドゥ・ランス(Stade de Reims)との対戦だった。歩道からこの試合を見ようとして、通りが人でいっぱいだったのを覚えているよ。幸いなことにあの夜は良い天気だった! またあれは、私がサッカー雑誌の虜になって、マドリーのスター選手たちの写真に魅せられていた頃だった。特にディ・ステファノは、疑いなく、かつてない最高の選手だ。

Q:スター選手についてお話をされましたが、マドリーはほとんどいつでも、そういったクラスの選手たちを抱えてきました。これをどうお考えですか?
G:歴史的にそういうものだ。このチームでは、ディ・ステファノやヘント、他にも多くの選手たちが過ごした。サンチアゴ・ベルナベウ会長は非常に野心家で、2、3人のビッグプレイヤーをチームに呼び寄せることが、タイトルを勝ち取るチャンスを多く作り出し、ファンを満足させるものだとわかっていたんだ。彼はメディアも金も、同様に持っていた。今ほどテレビは放映権料を支払わない時代だったが、毎週末には、10万人の観客がチャマルティン(当時のスタジアムの名前)に押し寄せていた。これが、彼がスター選手たちに給与を支払う助けになっていたわけだ。セニョール・ベルナベウは、先見の明があったんだ。私が彼と、ある時間を共有する機会を得ていたことを、知っておいてもらう必要があるな。あれは1966年のワールドカップイングランド大会、リバプールで行われたドイツvsソ連の試合前のことだった。私はスタジアムのパルコにいたんだが、彼が私の隣に座って自己紹介をしてきた。彼はエクセレントなフランス語を話したので、私たちはおしゃべりを始めたんだ。とても感動したよ、その時私は、バーガンディの小さなクラブの監督、というだけだったんだからな。

Q:フロレンティーノ・ペレスも同じポリシーを持っていますが、マドリーは以前ほど上に行くことができません。
G:競争は厳しくなっている。昔よりも、強いチームが多くいるからな。

Q:そうした選手たちに高い金を支払うというポリシーに賛成しますか?
G:私には、なぜ人々がこの問題にそんなにうるさく言うのかわからんね。需要と供給の法則だよ。あるクラブが、オーナーが決めた価格を支払うことに合意し、選手も合意した時からは、何も言うことはない。クリスチアーノ・ロナウドが9000万ユーロの移籍にサインしたとき、マドリーは3つも銀行強盗をしたのではないだろう。私は確信しているのだが、もしマドリーがフランスのリーグにいたら、DNCG(クラブの予算・運営を審査する機関)がディビジョン5にまで降格させていただろうな。いま想像するに、セニョール・ペレスは、ヨーロッパでも最も力を持つビジネスマンの1人だと思うが、そうした重要な選手たちの給料をまとめて支払うだけの、財政上の能力があるのだろう。

Q:我々は、驚くほどの浪費を目撃しているのだとは思いませんか?
G:もちろん違うとも! コパやディ・ステファノも、またたっぷりと給与をもらっていたんだ。確かに、現在の選手たちよりはだいぶ少ないだろう。当時クラブが得ていたのは、10万人のスタジアム入場者からの収入だけだったんだから。今日では、テレビ放映権料があり、何百万の視聴者がいる。あらゆる数字が、それに伴って増えていったわけだ、もちろんな。金とは分配されるものであり、主役が一番多く受け取るものだ。さらに、ディ・ステファノやジダン、カシージャス、クリスチアーノは、非常に強い感動、ファンを熱狂させる喜びを与えている。

Q:こうした多額の出費にもかかわらず、マドリーはほとんどタイトルが取れません。なぜでしょうか?
G:そういうことが起こるのは、監督が決定する立場にない時、周囲の多くの影響要因に晒されている時だ。クラブの会長や他の首脳陣たちから。手短に言うと、資本金がその視点になっている時だな。そういう状況が起こると、チームのバランスが取れているなんてことはまずめったにないものだ。

Q:モウリーニョで、その点は変わるでしょうか?
G:第3のストライカーがいないと不平を言ってるのを読んだよ。彼が望んだものが手に入れられてないわけだ! 彼には私の信用投票をやろう。いずれにしても、クオリティのある3番目のストライカーとサインするのは簡単ではない。素晴らしいストライカーが、2、3試合に1試合くらいしかプレイできないと知っていながら、レアル・マドリーと契約するなんて、私には想像できないね。ジャン・フェルナンデスには(ストライカーが?)1人しかいないんだよ。

Q:この対戦が不釣合いなものだとは思いませんか?
G:資本金、選手、スタジアム、人口を比べたら......実際、2つの極端なものの試合ではある。オセールには人口が4万人しかいない。マドリー近郊の街程度だろう。オセールの住人すべてがベルナベウに行ったとしても、満員にはならんのだよ! それに、我々のスタッド・アッベ-デシャンは、収容が2万1000人をちょっと越える程度で、これは笑えるな。だが、オセールには、フランスでも最も美しい、小さなスタジアムを持っているんだ。ビジター用のロッカールームもそうだ。マドリーの選手たちは、ロッカールームがとても大きいものでもなくとても快適なものではないと気づくだろうが、我々はロッカールームの壁を塗り直したんだ。まるで新品のようになった! それにピッチも、マドリーのものと同じほどの素晴らしさだし、照明はフランスでも最もパワフルなものだ。ところで、オセールにもっとチャンスを増やすために、ピッチに穴を掘っておくと良いと、フェルナンデスにアドバイスするつもりだ。ただの冗談だよ!
--------------------------------
ただの昔話とお国自慢みたいなインタビューですが、オセールへの誇らしさとか伝わってきますね。ベンゼマよ、ギィ爺ちゃんが、レイモン・コパ&ジダンと並べて重要な選手だと言ってくださっているよ。


2010-09-27 06:52:25 | football
初得点後
シャルケ公式に、ラウルの、試合後のものらしいコメントがあったのでざっと抜書き。

「これが僕のブンデスリーガでの初ゴール、僕が切望していたものだ。このゴールで、僕のチームを助けることができた、嬉しいし誇らしく思うよ。」
「後半を考えると、僕たちは勝利に値しただろう。」(そういう試合展開だった。付け加えると、後半頭から出てきた内田、良かったです)
これはチームを代弁してだけど、僕たちは今、ここから立て直せるはずだ。」

なんか最後の辺りの訳怪しい…。ついでにドイツ語goal.comからも。

「もちろん、僕の出した結果には本当に嬉しく思っているよ。でも残念なのは、最終的に勝利できなかったことだ。チームとして、僕たちは後半本当に素晴らしく戦った、僕たちは立て直せるよ。」




マドリーの話でもしよう
火曜日、すぐにCLなので、日曜日もトレーニングでした。非公開で、出場した選手たちはリカバリートレーニング、さらに、レバンテ戦での過ちを正今後成長していくための話し合いが行われました。と、ASが書いています。非公開のはずですが。
非公開トレーニングだと本当に情報が少ないので、これもASの推測だろうと思われますが、5試合で6ゴールという攻撃の機能のしなさから、ペドロ・レオンやカリム・ベンゼマが、先発となる選択肢も、とのこと。あとはセントラルにペペが復帰する模様。

チームは、月曜日も11時30分からバルデベバスでトレーニングを実施した後、16時頃にバラハス空港からフランスに向かう予定だそうです。普通、試合前日は、試合を行うスタジアムで公開練習を行うのが一般的ですが、今回はそれをしない様子。公開練習って義務だと思っていたんですが(最低でも15分は公開とか)、場所はどこでも良いんですね。考えたら前節も、ベルナベウの芝をいたわって、マドリーはバルデベバスで最終調整したんでした。


10/11 Liga Espanola 1a divicion Jornada 5
Levante 0-0 Real Madrid


結果だけ書いとけばいいか…とか思いつつ、とりあえず思ったこと。取りとめもない内容で長くなりそうなのを、これでもできるだけおさえた感じで。

眠かった…のは置いておいて、でもとにかくレバンテが、何でも良いからマドリーにサッカーをさせないようにしようという感じで、苦しい試合でした。でもこういうのはどこもやってくることなので、それに嫌味を言うのもいいのですが、どうにか乗り越える方法をみつけないと、今期フエラで勝点落としまくりということになってしまう。0-0の引き分けが既に2試合とか、マドリーが得点不足とか、ありえない。はずなんだけど。

精神論的なことを言うと、前線に大人というかベテランがいないのが、辛いなと思う。平均年齢が若いとかで喜んでる場合ではないですね。焦って周りが見えないでいる選手に、声かけて落ち着かせるとか。誰もがボール持ったら即突っ込んでいきたがるところで、ボール持ってテンポを落ち着かせるとか。たとえばラウルとかグティとか。ルートとか。
カピタネスや経験のあるスペイン人たちがディフェンスの選手ばかりで、カピタネスだし大人だからそんなことはないはずだけど、ディフェンスはちゃんとやってるのに前線のお前らは……的な空気になりませんように。変な気まで回してしまう。

役割が上手く分担できていない感じがするのがなあ。2試合ほどもてはやされたエジルも、それ以降は存在が薄い感じ。先発で出ている前の3人とエジル、水と油というか、おそろしく混ざり合ってないような。
モウリーニョがクリスチアーノ中心で行くとか言っていたせいか、ボールがクリスチアーノに集まることが多くて、試合開始後しばらくは、クリスチアーノも周りが見えて良いパスとか気遣いとか感じられていた、ように思うのですが、時間がたって手詰まり感が出てくると……。
見事な速攻にも盛り上がるけど、結局マドリディスタが見たいのはパスで崩していくサッカーだろうと思います。リーガのビッグクラブである以上、そういうものだろうと。エジルなり、元気ならカナレスとか、ケディラやアロンソ、マルセロ辺りと絡んで、前を動かすようなサッカーになれば…っていうか前の人たちの動きにも問題があるのか。連携とかシュートの質とか、そのうち良くなってゴールが入るもの、なのかなあ。ま、連携とかパス回しとか言い出したら、なにしろ構築中のチームなので、待つしかないところもありますね。できるだけ勝点落とさないようにして。

あとは疲労かなあ。ここのところ試合がたて続いているし、W杯に出ていた選手も多い。モウリーニョはローテーションしないとか言ってた気もしますが、もう少し選手の入れ替えをしても良いのでは。試合内容から言っても。

早く手のひら返して「すごいすごい」言いたいです。次のオセール戦に期待。


おまけ
エルクレス、強いね。

こんな嬉しいものだとは

2010-09-26 00:14:27 | football
ラウルがゴールした!!







フジでの放送がなくて、今日はネットで見られるところを探しました。が、同時間帯の試合が多くて、見られる場所がとても少なく、かつ質が悪くて…。どうにか見つけたところもブチブチでよくわからなかったのですが、ラウルがゴールしたのはわかった。
で、この↑Youtubeで改めて確認しました。アシストはフラドだったんですね。ラウル、相手DF2枚に張り付かれてる間から、うまく打ったなあ。すごい嬉しそうで、でもまだ同点だから、ガッツポーズしながらボール拾いにいってダッシュして……。結局ホームなのに2-2で終わることになってしまい、試合終了後のピッチの上のラウルに笑顔はありませんでした。

でも嬉しいです!

フットボールのない生活

2010-09-25 13:33:15 | football
フットボールのない生活
-----------------------
ある日、ルベン・デ・ラ・レ(モストレス、1985年6月5日生)にとっての、彼の人生は永遠に変わってしまった。彼が望まないことだったのに、彼の心臓は、イルンでのことからほぼ2年間に渡り、彼を翻弄してきた。
ヘタフェでの素晴らしい1シーズンを過ごし、それによってEUROの優勝者となった後に、彼を復帰させたレアル・マドリーは、コパ・デル・レイの試合で戦った時に、彼のキャリアが断ち切られたのだと見た。

ピッチの上で彼が気を失ったことが世界をひっくり返した。そしてその日が、彼がフットボリスタの姿をした最後の日となった。


Q:今の、ルベン・デ・ラ・レの生活の1日はどんなふうですか?
R:普通の人と同じだと思うよ。今は、自分の周りの出来事すべてを、完全に楽しめない時間はない、ということなんだ。僕は息子の成長するのを見て、それがとても楽しみだ。僕のパートナー、僕の家族、僕の犬……これまでにないほど今は、そうしたことに価値があると思う。違っているんだ。

Q:フットボール選手が、まったくリアリティのない現実を生きているというのは本当でしょうか?
R:そう、フットボールの世界というものがあって、自分たちの仕事に集中している。トレーニング、移動、贅沢……そうしたことがバブルみたいなものだというのも確かだ。今は、人生にはもっと重要な物事があるんだと理解している。

Q:たとえば?
R:以前には重要性を置いていなかったことに対して戦うこと。もっと恵まれない人たちのことを見たり、彼らにとってはアスピリン1粒を手に入れることが難しいというのをわかること、それが人生の多くのことについて僕に考えさせてくれている。

Q:あなたは連帯的なプランに入っているようですね。
R:確かに。それが最低限のことだ。社会では、僕たちが生きている社会では、僕たちの目の前のもの、基本的なものに重要性を置かない、重要だと思わない。グラス1杯の水から1本のパンまで、それで僕は、僕たち皆が何かもう少し動けば、最小限でも、すべてが良くなるだろうと理解したんだ。

Q:それで今あなたは、「ガンビア・レース(Gambia Race)」プロジェクトの後援をしているのですね。すぐにアフリカにいるあなたを見ることになるのでしょうか?
R:良い時だろうね。僕はヘルマン・メンデス(プロジェクトのディレクター)を長いこと知っているし、それに、イケル・カシージャスが、昨夏の経験を語ってくれた。良いと思ったし、自分の周囲を見渡して、僕はこれまでよりもたくさんの仕事をしていない。

Q:フットボールが恋しくありませんか?
R:ノー、と言ったら嘘になる。フットボールは、僕の人生の中心で、幼い頃から身を捧げてきたんだ。でも、それは過ぎたことだ。起き上がって新しいことを始めなければ。人生は、フットボールをプレイしないからといって、終わるわけではない。ポジティブになること、そして働くことが必要だ。僕は、事実、多くの人たちが好むだろうことを、楽しむことができるという恩恵を受けてきたんだ。

Q:計画は?
R:フットボールにつながることを、少し。僕は監督のライセンスを取っているところで、すぐに第3レベルの試験がある。将来、このスポーツで僕を悩ませたことについて教えたいと思う。僕は、選手の育成に興味がある。向上させていく分野はたくさんあるよ。

Q:スポーツはしますか?
R:少しね。そのままでいようとは思うけど、でも10月3日のガンビア・レースに参加するつもりだよ(10kmのラン)。予定では歩くつもりでね。

Q:医学関係の検査は終了、もうこれ以上ないということでしょうか?
R:そうだ。本当のところ、何ヶ月にも渡って不確かだったけど、でももうすべては普通の状態に戻ったし、このことが、良い医療サービスだろうということを示すものを、評価する助けにもなってくれた。

Q:サポートのメッセージは、今は必要なくなったでしょうか?
R:感謝しているよ。すべてが本当に重要なものだった。皆はいつも僕の側にいてくれて、とても近しいものだった。
-----------------------
「ガンビア・レース」のニュースは1週間くらい前のMARCAにも出ていて、その中でも「ex futbolista madridista」と書かれていて……明確な結論がわからないまま、もう戻ってこないんだ、ということを再確認した。


レバンテ戦召集

2010-09-24 20:06:09 | football
レバンテ戦、召集選手

GK:イケル、アダン、デュデク
DF:セルヒオ・ラモス、マルセロ、アルベロア、カルバーリョ、マテオス
MF:グラネロ、ラス、ディアラ、シャビ・アロンソ、ペドロ・レオン、ディ・マリア、エジル、ファン・カルロス、ケディラ
FW:イグアイン、クリスチアーノ・ロナウド、ベンゼマ

召集は20人で、カンテラから、木曜のトレーニングにも加わっていたファン・カルロスが召集に入りました。
チームは、今日の17時45分に集合してコンセントレーションを開始、バレンシアに向かいます。試合は9月25日土曜日20時より、エスタディオ・シウタ・デ・バレンシアにて。主審は、バスクのデルガド・フェレイラ。



負傷による欠場は以下のとおりです。
○カカ:左膝半月板、間接間軟骨の手術。医療処置、理学療法、ジムとプールでのトレーニング
○アルビオル:右足首の前内側脛腓骨靭帯(靭帯結合部位)にグレードIIの捻挫。医療処置、トレーニング復帰のガイドラインを再開
○ガライ:右膝蓋骨の脱臼。医療処置、理学療法、部分的に負荷をかける
○ガゴ:左膝内側靭帯の捻挫。医療処置、理学療法、ジムとピッチでトレーニング
○カナレス:右足首の捻挫。患部を固定、医療処置、理学療法。ジムとプールでのトレーニング。

アルビオルはピッチに戻ったとされていますが、昨日のトレーニング情報だと室内調整だったそうなので、やっぱりまだかかるのかなあ……特に今節はペペがサスペンションなので、守備の召集がものすごく頼りない気分ですし、アルビオルも早く帰って来たいだろうしなあ…。あと、ガライのメディカルレポートが、ちょっとだけ進展しました。


イグアインとディ・マリアとガゴ
10月8日にサイタマで行われるキリンチャレンジカップ、日本代表との試合に向けたアルゼンチン代表が発表されました。もうだいぶ時間がたったニュースなので、日本語の記事など貼ってみます(MARCA訳)。マドリーからは、イグアインとディ・マリアとガゴ。前の2人は元気そうなのでまあ良いとして、問題は、未だ回復していないガゴ。その頃には回復していると見ての召集なのか、アルゼンチンの協会とマドリーとの間で話し合いがあって、その頃の復帰には問題ないと見られているのか。ガゴがいなかったところで、契約金減額とかなるものでもないだろうし、休んでもいいんじゃ……と思わないでもないですが、見たいといえば見たいしなー。とりあえず、イグアインが来るのがとても楽しみです。

すぐ追加:
つらつら記事書いてUPしたところで、ASからこんな記事を追加。
-------------------
セルヒオ・バチスタは、モウリーニョと会うだろう

アルゼンチン代表監督であるセルヒオ・バチスタは、モウリーニョ、キケ・サンチェス・フローレス、エメリ、グアルディオラと、考えをやり取りする一連の会談を始めるため、間もなくスペインに向かう予定だ。バチスタのスタート地点は、まさにマドリーになるだろう。バチスタ監督は、ガゴの状況について詳しく知るために、マドリディスタの監督とコンタクトを取ることを、自身の予定表に書き込んだ。昨日、バチスタは、電話を介してモウリーニョと話をした。バチスタは、ガゴを、10月8日に日本で行われるフレンドリーマッチの召集リストに含めたことを伝えたのだ。
モウリーニョとバチスタの約束は、ディ・マリアとイグアインの能力について会話を交わすのにも良い機会になるだろう。また、マドリーのメディコたちともコミュニケーションを取っている。当初は、ガゴは召集されないはずだった。しかしガゴは現在、回復の最終段階にいる。来週には、モウリーニョの戦力となるだろう。
-------------------
ということで、ガゴはもうすぐ回復、何事もなければ来日…という運びになりそうです。とりあえず喜んでおこう。



ラウルのインタビュー
短いものですが、ASより
-----------------------
Q:フライブルク戦の勝利は、ラウルにとって、またチームにとってどのくらい重要なものだったでしょうか?
R:ものすごく大きいよ。シーズンのスタートはとてもイレギュラーで難しいものとなってしまったから。新しいチームを作っているところで、僕たちにはこういう嬉しいことが必要だった。これが、チームが秩序と希望を手にして、これからの数試合で、チームとしても個人としてもパフォーマンスをあげていく、ターニングポイントになるようにと願っているよ。僕は、シャルケが、こうあってほしいと僕たちが期待するものに近づいてきていると思うよ。

Q:あなたは良い状態で、ハードに戦っているように私たちは見ているのですが、良いボールがきません……。
R:チームは、少しずつ一体感を出していかないといけない。アウェイではより難しいものだけど、自分たちのスタジアムでは、ゴールチャンスやゴールに近づくプレイをできればと思っている。本当のところ、最新の2試合では、枠内シュートが実際ないんだ。でも、チーム共同の仕事ができて僕は嬉しい。

Q:悪いスタートをきったことで、ドイツに来たことが間違いだったと考えましたか?
R:そんなことはまったくないよ。今の状況は僕が選んだことだ。家族は幸せでいるよ。僕たちはデュッセルドルフに住んでいる。楽しい街だよ。シャルケには大きなグループがある。シーズンスタートで物事がうまくいかないこともあるものだけど、シーズンはまだ10ヶ月残っている。ブンデスリーガは、とても競争が激しいし、僕たちが良い流れを掴めばすぐに、順位を上げていけるだろう。

Q:チャンピオンズでも、悪いスタートでした…。
R:最初の頃の試合は、おかしな状況だった。退場者が出たり、変なゴールを僕たちが与えてしまったり。でも継続の流れは、フライブルク戦で始まった。堅実さの感覚と、僕たちがどんなピッチでも勝てることを示したんだ。

Q:離れたところから、レアル・マドリーをどう見ていますか?
R:マドリーは、いつでもタイトルのためい戦うチームのはずだ。どこへ行っても勝利を収めてきた強い監督と一緒の、新しいプロジェクトだ。重要なライバルたちがいるのは確かだけれど、マドリーにとって何事もうまくいって、タイトルを取れればいいと思っているよ。

Q:遠くない将来に、レアル・マドリーの監督か会長になるでしょうか?
R:今の時点では、僕はここに最低でも2年いるんだよ。物事はそれぞれの時期にね…。
-----------------------



グティ、負傷してた
気づくのが遅れてしまった。22日のトレーニングで負傷、MRI検査を行った結果…ぐぐるさんの助けを借りてトルコ語の記事を見るに、右脹脛筋肉の浮腫、のような。医療情報を載せた記事では、週末の試合までの回復を目標にしているようですが、今日(金曜)のトレーニングにもまだ復帰できていない状況です…。

はがしてしいて

2010-09-24 00:04:23 | football
国王杯抽選
プリメーラのチームが加わる国王杯1/16の抽選が、水曜日に行われました。Idaは左側のチームのカーサで10月27日近辺、Vueltaはひっくり返しで11月10日頃。
マドリーの対戦相手は、セグンダBのムルシア。昨シーズンまでメヒアがカピタンやってたところです。今年はやらかしませんように……。

Murcia (2a.B) - Real Madrid
Real Unión (2a.B) - Sevilla
Union Deportiva Logrones (2a.B) - Valencia
Ceuta (2a.B) - Barcelona
Pol. Ejido (2a.B) - Villarreal
Universidad Las Palmas (2a.B) - Atletico de Madrid
Portugalete (3a.) - Getafe
Valladolid (2a.) - Espanyol
Real Betis (2a.) - Zaragoza
Xerez (2a.) - Levante
Cordoba (2a.) - Racing Santander
Alcorcón (2a.) - Athletic Club
Osasuna - Deportivo
Real Sociedad - Almeria
Hercules - Malaga
Mallorca - Sporting


リーガ第6節スケジュール
10月2日(土)
 18時:サラゴサ vs スポルティング・ヒホン
 20時:レアル・ソシエダ vs エスパニョール
 22時: バレンシア vs アスレチック・ビルバオ
10月3日(日
 17時:セビージャ vs アトレチコ
 17時:ヘタフェ vs エルクレス
 17時:ビジャレアル vs ラシン・サンタンデール
 17時:アルメリア vs マラガ
 17時:オサスナ vs レバンテ
 19時:バルセロナ vs マジョルカ
 21時:レアル・マドリー vs デポルティーボ

4試合ライブ、いけるかな。


ジャガイモ畑と呼ばれて
エスパニョール戦終了後、モウリーニョに「ジャガイモ畑でマトモなサッカーができるわけなかろうが(!(意訳)」とまで貶されてしまったベルナベウのピッチは、全速力で張替え作業を実施。公式のニュースを見るに、試合終了直後から、古い芝のひっぺがし作業が始まっていたようです(だから、モウリーニョに罵られたから張替えしたわけではないんですが)。




木曜のトレーニングの様子
試合から2日たっているのに、この日のトレーニングも、先発組と先発しなかった選手とで別。先発した選手たちは、リカバリートレーニングと言いつつ、公式の画像を見る限りはフットバレー。他の選手たちは、ボールを使って負荷の高いトレーニングを実施。
木曜のニュースは、前日は違和感があって別メニューだったクリスチアーノ・ロナウドが、問題なく全体練習に入っていたこと、ペペがモウリーニョの許可を得て欠席していたこと(次節はサスペンションですし)、カンテラからファンカルロスがトレーニングに参加していたこと。
金曜は、試合前最後のトレーニングを非公開で行う予定です。


初日
水曜日、アウェイでフライブルクと対戦したシャルケは、2-1で今季初勝利。フラドが先発、フラドとラウルのパス交換で崩したのが先制点につながった(かなり概括的な言い方ですが)。一度は追いつかれたものの、後半終了間際にフンテラールが勝ち越し点を決めて、ようやく勝利となりました。
フラドが入ったことで、つないで崩そうという意図が見えるようになってきたように思いますが、全般的にパスのつながらなさとかはそのまま。ラウルもうまくボールをもらえず印象が薄く・・・・・といったことがあるにしても、まずは結果を1つ手に入れられたのは良かった、と思います。


火曜・水曜

2010-09-23 08:54:53 | football
ここのところしばらく出先におりまして、観戦も情報収集も少々不自由なんですが、とりあえず放送がまだとはいえエスパニョール戦について書いてしまわなければ話が進まなさそうなので、水曜日の公式写真撮影の様子の下に、試合結果や感想など。

ディ・ステファノ翁と共に

メイキング動画


毎年のことですが、公式の写真撮影は楽しそうでいいですね。ひな壇だと、後ろの選手が前の選手の髪を突っついてたりとか、3列目以降の気楽な感じとか。個人の撮影をしている横で、妙に楽しそうなマルセロとイグアイン、ペペとか。
で、こういう場面の映像で、ガライがまだ両方松葉杖が必要だということを知る。まだまだ時間かかるんだ、やっぱり……。

ディステファノ爺ちゃん、お元気そうで何よりです。









10/11 Liga Espanola 1a divicion Jornada 4
Real madrid C.F. 3-0 Espanyol

マドリーのゴール:クリスチアーノ・ロナウド、イグアイン、ベンゼマ


ハイライト


FWが揃ってゴールのおめでたい日。でしたけど、ちょっとレフェリングが荒れ気味というか「はあ?」と思う場面がいくつか。例えばマドリーの先制点につながったエスパニョールのルイス・ガルシアのハンド、確かに手でボール防いでるけど、あれをハンドにしないためには、クリスチアーノのFKに顔面で当たればよかったの?痛いじゃないですか、それ。
後半に入って、カジェホンの腕を掴んで止めたペペが、2枚目のアマリージャで退場になったところも、ちょっと。ファウルには違いないけど、紙を出すほどか?という気がしました。

さて、試合。シーズン始まって4試合目、まだまだ試合によって時間帯によって、各選手良かったり悪かったりですが、いろいろ発見とか見直す点とか出てきて、何か新鮮。
この試合、個人的に感動を持ってほめて差し上げたいのが、ラス。まだまだ連携不足なチームにあって、中盤から後ろと前をつなぐような動きというのか、とにかくよく動いてあちこちに顔を出していたし、それが守備のためだけではなくて攻撃面でも良い方向につながったのかなと思います。特にペペが退場してから、モウリーニョが前線を引っ込めてケディラとアルベロアを足して背後が安定したせいか、「ラスがこんなところに!」というくらい前線に近いところでも目立つ。ベンゼマのゴール、アシストはラスですよね。魅力再発見というか、楽しく見させてもらいました。どうもファーストチョイスはケディラ、となってる感じもありますが、このラスなら毎試合見たい。でも敵にプレゼントパスするのだけはやめてください。
イマイチだなあ…という感触が「良いんじゃない?」という評価に転じたのは、ディ・マリア。強引にシュートを打ってGK正面できっちり止められるシーンを見たりするとがっくり来るのですが、ただ、ディ・マリアのシュートのタイミングって何か少しずれているというか、意外性がある気がする。期待感を持たせてくれる感じがするのかな。ベルナベウのファンの反応も、ディ・マリアに対しては期待する雰囲気というか、今ので良しとしているように見えます。あと、運動量というか守備を厭わない点も良い。左サイドでマルセロをフォローする、最終ラインまでサポートにいっているシーンはもう珍しいものではなくなってるし、それでいて速攻で攻撃かけたりするんだから……。ペペの退場で、守備ラインを補修するための交代の犠牲になりましたが、あのまま残してもいいな、と感じました。

逆に、やっぱり調子が気になるというか、この先が心配なのがクリスチアーノ。2年目に入って、ドリブルで突っかけるやり方とかリズムとか、かなり読まれてる感じがします。まだチーム全体の連携が整わないからなのか、自分で仕掛けてしまえ、で、仕掛けては取られるシーンが気になる。だからこそ、イグアインのゴールにつながったあのパスがすばらしく思える。2点目のあのシーン、速攻場面で、クリスチアーノはシンプルにイグアインの走る先へとパス。あの場面は、シンプルにはたいたからこそチャンスになり、ゴールになったんだと思います。なんでもシンプルにやれというのではないけど(自分で持ち込んで打って惜しいシーンもあった)、でも、読まれているのに突っかけ続けるだけではどうしようもない。この先もっと研究してくる他チームのことを考えると……。あとPKは、蹴り直しだったのに(蹴るときに止まるのがいけない?)ちゃんと両方決めてきたのはさすが。ゴール後に指しゃぶりやってましたね。クリスチアーノのは初めて見た。
あと気になるのは、右ラテラルのセルヒオ・ラモス。なんかもう、ラテラルやりたくないのかな?と思ってしまうほど、雑というか残念な感じ。ペペ退場してセントラルにいる方が安定している。次節はペペがサスペンションで、ラモスセントラルかなあ。アルビオルがいきなり戻れるかはわからないし、マテオスは…そこを判断するのはモウリーニョだけど、どうなるんだろう。

ゴールしたのこり2名について。イグアインのシュートは実にうまかった。惚れ惚れしてしまいました。ずっとうまくいかなくて、シュートは外れるし、口元に肘か何か入れられるしでカリカリしてましたが、ゴール決めて交代していくときの、満足げな顔がイグアインらしくて笑ってしまった。ベンゼマは、ラスからパスもらった後、フェイントで相手DFを倒してからシュートしてるんですね。あれもうまいなあ。






イスタンブール

2010-09-21 23:42:47 | football
現地20日付ですが、El Paisより、グティのインタビュー
------------------------------------
グティはアジアでトレーニングし、ヨーロッパでプレイする。これがイスタンブールのマジックだ。「すごい場所だよ。俺はこの街に魅了されてる。」とベシクタシュのMFは言う。スタジアムは街のヨーロッパ側にあり、ボスポラス海峡に近い。トレーニングピッチは、アジア側にある。15年間のマドリートップチームでの時代を終えて、グティいは33歳で、生活とクラブを変えた。イスタンブールでは、彼はアイドルのままであり、パパラッツィに追いかけられる。「こちらが、グティが行くディスコです。」 市内バスガイドはそう言い、グティのタトゥのそのイメージは、用心深い社会の注目を集める(タトゥがキリスト教モチーフだから?)。グティはベシクタシュに降り立った。彼には通訳が1人と車が2台、そしてクラブは写真撮影で彼をアル・パチーノに見立てた。彼が「ゴッドファーザー」好きだからだ。昨日、彼はペナルティを決め、フェネルバフチェとの対戦を引き分けに持ち込んだ。数週間の間で、クラブは彼の名前が入ったグッズ15,000点を販売している。

Q:イスタンブールで驚いたことは何ですか?
G:人々の親切さや、俺がどう迎えてもらったかということ。それから現地の食べ物も、特に肉料理だね。交通状況はカオスだ、どうかしてるよ。マドリーの人たちが懐かしい。

Q:なぜベシクタシュだったのですか?
G:何よりも、マドリーを離れて新しい冒険をし、新しい文化を知り、これまで何年もやってきたのとは別の生活をしたかった。マドリーを離れるというのは、俺1人の決断だった。俺のキャリアの、そして人生の、新しいステージを始めたかったんだ。イングランドやイタリアにも行けた。でもトルコが、とても魅力的な選択だった。

Q:あなたが望んだこの新しい生活はどうですか?
G:これまでよりも落ち着いているよ。プレッシャーはある、トルコのファンは要求が高いから。でもマドリーでは、何百万という人たちのスポットライトの中にいた。ここではそんな我慢をしなくていい。

Q:ではマドリーであなたはどうやって我慢していたのですか?
G:当初は悪いものだった。俺は15年間台風の目の中にいた。ずっと、休みなくだ。だから今は、俺は落ち着いていると言える。慣れてくると、最初は慣れなかったことが毎日のものとして見え始める。いろいろなことがあったり、良いことも悪いことも、そういう年月だ。

Q:振り返ってみて、評価されていたと感じますか?
G:とても評価されていたと感じる。マドリーのファンたちやクラブが、俺にとって不公平だったなんて言うことはできない。マドリーは、俺が育つのを見てくれたクラブだ、名誉だよ。レアル・マドリーについて語ることは、さらに強調するものだ。俺はファンに感謝しないといけない。俺にすべてを与えてくれた場所を悪く言うことは、決してないはずだ。俺は、俺がマドリーで成し遂げてきたことを誇りに思う。そしてラウルもだ、いつでもスター選手たちを抱えていたチームで。俺にとって、あんなにも長くマドリーにいたこと、何より、簡単ではないとわかっているカンテラから上がってきていられたことは、誇りになっている。

Q:あなたに残された目標は?
G:トルコリーグで優勝すること、俺にとっては新しいコンペティションになるEuropean Leagueで優勝すること……俺は、希望を作りあげている。新しいシューズを手にした少年みたいだ。楽しんでいるよ。

Q:いつでもすごいスピードで生きていないといけなかった?
G:速く生きるだけじゃない、ほんの少しの時間で成長しないといけなかった。フットボールの世界は、人をものすごく速く成長させる。19歳で、もう成熟した人間でいないといけなかった。普通の少年よりもはるかに速く成長するんだ。でも俺は、そのことは気にしない。俺は、そういうふうに生まれついたんだ。

Q:フットボールでベストだったこと、ワーストだったことは?
G:ベストだったことは、街中でファンが向けてくれる愛情、そして自分の情熱に身を捧げられること。人々に愛されるのは、素晴らしい気持ちになる。ワーストだったのは、私的な生活を持てないこと。この何年もずっと、どんな瞬間も、俺が何をしたとか何を言ったとかを、皆が気にしているようなスパイラルの中で生きて来たんだ。

Q:今は、プライバシーを保てていますか?
G:やっぱりリラックスはできないな。パパラッツィは今も生活に入り込んできているから。でも、俺にはアドバンテージがある。俺がトルコを知らないのと同じように、 彼らは俺をイラつかさせない。彼らが何て言ってるか、俺にはわからないからね。

Q:あなたはいつも論争の的でした。なにか後悔していますか?
G:誰もが人生で何かを後悔するし、誤ちは正すべきだ。でも、今振り返って俺を罰しようというのは、ばからしい。起きてしまったことを、俺は変えられない。その時点で、俺は謝るか後悔するべきだったということだ。

Q:いつでも言い訳なくまっすぐに進むために、問題を起こしていたのでしょうか?(ちょっと訳いいかげんかも)
G:重要なことは、いつでも自分自身であること、できる限りはっきりと正直に話をすること。人がどういう行動をするか何を言うかで、誰もが幸せであるというのはとても難しい。でも、一番大切なのは、言い訳などなく真っ直ぐ進むこと。そして、俺はそうしてきた。考えることに注意するよりも、真っ直ぐ進むほうがいい。フットボールでのいいかげんなものは、何にもならない。

Q:ラウルは、16シーズンに渡ってレアル・マドリーのトップチームに在籍しました。あなたは15シーズンです。どちらも、マドリーでキャリアを全うしないことになります。このことについて、何か言うことは?
G:これだけの長い期間をマドリーの最高のレベルで過ごすのは、本当に難しいものだ。そして俺たちは、海外での冒険をすること、他のフットボールを知ることを望んだ。他の出て行き方があったかもしれないと、俺は思うこともあるが、俺たちは、自分たちのためにそう選んだんだ。

Q:意見を変えようとか、マドリーで続けて行こうとか、思いませんか?
G:何が言われていようと、ノーだ。俺は、確固とした考えを持つ人間で、何かを決断したら、それを最後まで維持する。あれが俺の決断で、それは決して変わらない。たとえ新しい監督がきたとしても。そして、俺は幸せなんだよ。
------------------------------------

エスパニョール戦、召集リスト

2010-09-21 06:19:20 | football
カナレス負傷
レアル・マドリーの選手セルヒオ・カナレスについて、サニタス・ラ・モラレハ病院にてMRI検査を行った結果、右足首にグレードIIの捻挫、前距骨-腓骨靭帯への影響を含むものと診断された。離脱期間は、3週間と推測される。


エスパニョール戦、召集選手
招集は20人、トップチームの、呼べるだけ全部です。試合は火曜日の22時から=水曜日の5時から。WOWOW様の放送は2日くらい後。

GK:イケル、デュデク、アダン
DF:セルヒオ・ラモス、ペペ、マルセロ、アルベロア、カルバーリョ、マテオス
MF:グラネロ、ラス、ディアラ、シャビ・アロンソ、ペドロ・レオン、ディ・マリア、ケディラ、エジル
FW:イグアイン、クリスチアーノ・ロナウド、ベンゼマ

負傷者リストにカナレスがプラスされました
○カカ:左膝半月板、間接間軟骨の手術。医療処置、理学療法、ジムとプールでのリハビリトレーニング
○アルビオル:右足首の前内側脛腓骨靭帯(靭帯結合部位)にグレードIIの捻挫。医療処置、トレーニング復帰のガイドラインを再開
○ガライ:右膝蓋骨の脱臼。医療処置、理学療法、患部は固定し負荷をかけない
○ガゴ:左膝内側靭帯の捻挫。医療処置、理学療法、ジムとピッチでリハビリトレーニング
○カナレス:右足首の捻挫。患部を固定、医療処置、理学療法。

ガゴもピッチメニューが始まったようです。もう少ししたら「ボールを使った・・・」に移行できる、と思います。


マドリーの選手たちは単独の負傷
プレシーズン以来続出しているマドリーの選手たちの負傷の多くが、単独事故だ、という記事をMARCAから。メッシの負傷から来ている記事なのかな。
--------------------------------
クラックたちを、対戦相手の悪質ファウルから守るべきという議論の中にあって、マドリーには考慮すべき2つの理由がある。彼らのスター選手たちが受けていること―議論は、マジョルカ戦でのクリスチアーノ・ロナウドの足首の負傷から始まった―、そして彼らの負傷が単独のものであるという点だ。
最新の、マドリーの負傷者リストに加わった選手は、セルヒオ・カナレスだ。MARCAは、月曜日にカナレスの負傷について報じたが、この負傷はまったく偶発的なもので、バルデベバスのピッチのせいだった。当初の診断は、足首の捻挫で3週間の離脱。
同様に単独の負傷が―この場合は試合中、プレシーズンのスタンダール・リエージュ戦だが―、ラウル・アルビオル。アルビオルは、靭帯にまで影響の及ぶ強い捻挫を負っていた。離脱期間は4~5週間とされ、この日曜日から、バルデベバスで再びボールでプレイし始めた。
負傷者の中で、現在再びプレイしているのは、ペペだけだ。第2節、オサスナ戦で復帰した。ペペは、プレシーズンのギャラクシー戦で、筋肉を負傷。離脱期間は3週間とされたが、代表戦の中断期間により、復帰には5週間の余地があった。
もうひとりセントラルのガライは、別のプレシーズンマッチ、バイエルン戦で負傷した。ガライの怪我は、膝頭(球関節)の脱臼。偶発的でたいしたことがないような動きの中で、相手もいないところでの、深刻な負傷であった。このマドリーのシーズンの中で、一番の重傷となっている。運が良ければ、今年の終わりには戻れるだろう。
マドリーの全負傷者の中で、クリスチアーノ・ロナウドと共に、フェルナンド・ガゴだけが対戦相手のファウルの結果負傷している。ガゴが負傷したのは、トロフェオ・ベルナベウのペニャロール戦。ガゴは後半からピッチに入ったものの、10分もいられなかった。強度の膝の捻挫で、4~5週間の離脱。
クリスチアーノの場合は、レオ・メッシよりもましである。彼は、インターナショナルウィークの間に、足首の負傷から回復した。そして、確かに、
カカよりもましだろう。カカは、半月板を損傷した状態でバカンスから帰ってきた―彼の恥骨炎の問題も忘れてはいけない―。そして彼は、2011年まではプレイできない。その負傷が偶然であってもそうでなくても、それは不可解なことに包まれたミステリーだ。
--------------------------------
ガライ、やっぱりそんなに重いのか……召集リストと一緒に載る負傷者状況で、ガライだけまだリハビリメニューが出ないんですよね。患部固定してケアを受けている、っていうだけで。辛いよなあ。

アルビオル復活

2010-09-20 06:34:31 | football
日曜日に行われた種々の試合については、触れる元気がないので(ドイツの試合が原因)、マドリーのトレーニング情報だけ。火曜日に第4節エスパニョール戦(22時~)が行われるため、深夜(明け方4時くらい?)に戻ってきたマドリーの選手たちは、日曜日もバルデベバスにてトレーニングを行いました。
レアル・ソシエダ戦で先発した選手たちは、軽いリカバリーメニュー。一方で、出場がなかったり短かったりした選手たち(アルベロア、ラス、マテオス、ディアラ、ペドロ・レオン、グラネロ、アダン、デュデク、カナレス、ベンゼマ)は、ボールを使い負荷を上げたトレーニングを実施。

この日のニュースは、アルビオルがピッチでボールも使ってトレーニングを始めたこと。プレシーズンのスタンダール・リエージュ戦で、右足首を捻挫したアルビオルは、他の選手たちとは別でランニングを行い、フィジコのカルロス・ラリンと共にボールを使ったトレーニングを行ったそうです。
月曜日は11時より、非公開で最終調整。

Don Balonより

2010-09-20 05:50:52 | football
フェルナンド・モリエンテス、Don Balonとファンからの質問に答える


【Don Balonより】

Q:あなたの経歴をどう評価しますか?
M:エクセレント。若い頃には、エリートのレベルに到達して、何年もそこにい続けるなんて考えないものだ。僕はすべてを手にした。これまでの年月、勝ち取ったタイトル、仲間たちや友人たちもできた。

Q:あなたの引退は最終的なものですか?
M:これが最終的だとは言っていないけど、でも今現在は、そうだと考えているよ。

Q:この夏にはオファーを受けていたとのことですが......
M:たくさん、いろいろなものがあった。でも、どれもプレイし続けようと心を奪われるものではなかったんだ。

Q:フットボールに関連した仕事を続けていく計画ですか?
M:そうだよ。なんでもフットボールの周囲にあるもの、それで僕は満たされて仕事ができると思う、だから良いんだ。

Q:あなたがレアル・マドリーにいた頃をどう想い出すでしょうか?
M:とても愛情深いものだよ。すごく高いプロフェッショナルの緊張感がある時で、僕はそういうのが好きだ。選手として最高のものを感じられた場所だった。僕のプロフェッショナルライフの中でも最高の年月を過ごしたんだよ。

Q:リバプールへの移籍を後悔していますか?
M:いや、決してそんなことはないよ。あの2年間は、とても良いものだとは言えないけど、でも僕は1人のフットボール選手として成長したんだ。

Q:かつて、1シーズンをモナコで過ごしましたね。レアル・マドリーの死刑執行人になってしまったことはつらくありませんでしたか?
M:ある程度は傷ついた。でも、あの年にマドリーにいられたらもっと良かった。僕はプロフェッショナルで、あの時僕はモナコにいたんだ。

Q:スペイン人アタッカーがマドリーで成功するのは難しいと思いますか?
M:年ごとに、少し難しくなっていっているね。マドリーがスペイン人アタッカーを獲得するのは難しいことだろう。

Q:ラウルには、マドリーで相応しいお別れの仕方があったと思いますか?
M:それはラウル自身に聞くべきことだよ。でもラウルは、長年に渡ってマドリーの神聖な象徴であり、どんなカンテラの子供たちにとっても、見つめられる鏡だったんだ。

Q:マドリーで、過小評価されたと感じることはありましたか?あるいは、常に愛されていたと?
M:僕はいつでもマドリーで大切にされて、皆に愛されていると感じていたよ。もちろん監督にもね。

Q:デル・ボスケとの関係は同だったのですか? 時々、緊張感があると言われていましたが......。
M:いや、逆だよ。デル・ボスケは、プロフェッショナルのことも個人的なことも、多くのことを僕に教えてくれた監督の1人だ。

Q:バレンシアでのキャリアは良いものでしたか?
M:そうだね、とても良かった。主に最初の2年間は、本当に良かったよ。3年目は、そうでもなかったけれど。

Q:あなたにとって代表として最悪の時は、2002年のワールドカップでの韓国戦だと思いますが?
M:あのことは、誰にとっても本当に酷い打撃だった。僕たちは、もっと上までいくことができたんだから。あの時は、僕たちはあらゆるものと戦わなければならなかった。時にはレフェリーをも含んで。歴史は、スペインは、クオーターファイナルで落ちたと言うんだ......でも、僕たちは2つの正当なゴールを取り消された。 レフェリーが見たいように僕たちを見ていたんだ。

Q:現在のレアル・マドリーはどうですか? バルサに対抗できるでしょうか?
M:バルサは、人々が心からプレイするチームで、まだステップを上がり続けている。そしてマドリーは、新しい監督を迎え入れた、構築中のチームだ。でもバルサにアドバンテージがあって、より順調なチームと言えるだろう。

Q:監督としてのモウリーニョをどう見ますか?
M:これまでに率いたあらゆるチームで勝利を収めてきたたくさんの知識を伝えてくれる。マドリディスモは、彼の獲得でとても満足しているはずだ。

Q:この2シーズンの、グアルディオラのバルサを見るのを楽しんでいましたか?
M:フットボール好きなら誰でも、バルサを見るのを楽しむべきだよ(えー)。獲得してきた複数のタイトルが、素晴らしいチームであるということを十分に表している。


【ファンとのオンラインチャットより】

Q:ラウルとコンビを組むように、シャルケ04からオファーがあった?(Jose Luisさん)
M:ないよ。それはただの噂だ。

Q:もし冬に良いオファーが来たら、フットボールに戻ってくる?(Xiomara RGさん)
M:何よりも、場所次第だね。スペインでというのは、確実にノーだ。行くなら海外に行かないといけない。何か本当にそんなふうに感じるんだ。僕はまだ、フットボール選手だと感じているよ。

Q:あなたのフットボールからの引退について、家族は?(Lachiki7さん)
M:家族は僕に、望むように、まったく自由に決断させてくれたんだ。問題はなかったよ。

Q:2002年の夏に、あなたのバルサへの移籍をまとめるのに何が足りなかったの?(Miguel C. L.さん)
M:あとはサインだけだったんだ、それ以外はなにもない。僕はバルサにものすごく近くなっていた。

Q:フリオ・サリナスはあなたの偉大なお手本だった?(Renato Andreaoさん)
M:僕の素晴らしいお手本であり、小さい頃からの最大のアイドルは、ミカエル・ラウドルップだ。フットボール選手としてのクオリティも、人間としてもね。

Q:モナコでカシージャス相手にゴールを決めて、ベルナベウからスタンディング・オベーションを受けた時は、どんな気分でしたか?(Paco Lucenaさん)
M:何か本当に特別なものだったよ。マドリーのものではない別のユニフォームを着てベルナベウに行ったのは、あのときが初めてだった。人々の愛情を感じたよ。

Q:選手として過ごした中で、一番好きな街は?(LENGさん)
M:バレンシア

Q:ラウルのように本を書く?(Mosqueterasさん)
M:ノー。

Q:ラ・ロハで好きな選手を2人挙げて?(marさん)
M:シルバとチャビ。

シャビ・アロンソという名前です

2010-09-19 08:08:10 | football
公式に拒否
モウリーニョのパートタイムポルトガル代表監督の件ですが、土曜日、ポルトガルサッカー協会の会長からフロレンティーノ・ペレスに電話があり、正式にモウリーニョを貸してほしいという依頼があったそうです。しかしペレスは、はっきりと、この件はマドリーのファンにとって是認できるものではないと回答。これにてこの件は終了となりました。
マダイル会長は、火曜か水曜にマドリーを訪れてフロレンティーノ・ペレスに会うつもりでいたようですが、モウリーニョが金曜のプレスカンファレンスで事実関係をかなりはっきり話したため(たぶん、モウリーニョには話が行っているのにクラブを通してなかった点が問題なんだと思う)、急遽電話でのお願いとなったとのこと。



10/11 Liga Espanola 1a divicion Jornada 3
Real Sociedad 1-2 Real Madrid

マドリーのゴール:ディマリア(50)、クリスチアーノ・ロナウドconペペの背中(73)
ソシエダのゴール:ラウル・タムード(61)

GK:イケル
DF:セルヒオ・ラモス、ペペ、カルバーリョ、マルセロ
MF:シャビ・アロンソ、ケディラ、エジル(76、ラス)、ディ・マリア(79、グラネロ)、クリスチアーノ・ロナウド
FW:イグアイン(89、ベンゼマ)

相変わらず凄まじくひどい実況のワイドオープン氏でした。あの紺のユニフォーム着た14番は、シャビ・アロンソといいます。もしかしたら、あまり世の中に知られていない選手なのかもしれませんが。試合前に資料調べてシャビ・プリエトって名前を覚えて、いっぱい言いたくてたまらなかったんだろうけど。実況だけ音声オフにできないもんかな。デジタルな時代なんだし。


モウリーニョの試合後のコメント
---------------------
「引き分けが彼ら(レアル・ソシエダ)にとってフェアだっただろうと思う。」
「試合前に私が言ったことを繰り返す。水曜日にプレイしたチームは土曜日にプレイできない、日曜日にするべきだ。なぜ火曜日に試合があったエルクレス対バレンシアは今日プレイしないのか? これが、私の選手たちに問題があった理由だと思う。彼ら(レアル・ソシエダ)は、非常に強さのあるチームで、私たちは同じ強さでたたかうことができなかった。」
「経済的な面を気にしていなければならないとしても、選手たちは守られるものであってほしいし、もっと事態のバランスをとりたいと思う。これより多くの試合がある場合には、私たちは同じ強さで戦うことはできないだろう。彼らはよく耐えていた、ラ・レアルはきわどい状況を作り出していた。しかし、私たち以上ではなかったと思う。私たちはもっとゴールできただろうが、彼らは最後まで元気だった。」
「昨日、私は、ラ・レアルは非常に難しい試合になるだろうと言った。冗談ではなかったのだ。難しい瞬間にピッチの中で同あるかを知るべきだ。そして今日、私のチームは、動転にされたところからどうリアクションを取っていくか、そしてどうやって勝利を手にしていくかを知ったのだ。」

ちなみに、ポルトガルのテレビRTPに対し、
「どうしてマドリーが、マドリーに何もない期間に、ポルトガルの指揮を執ることを許さないのかわからない。代表の試合がある間、9日間の休暇をマドリーで過ごすことになるだろう」
---------------------

フロレンティーノ・ペレスの公式拒否で収束しかけた話なのに、おもいっきり蒸し返しているモウリーニョでした。そんなにポルトガル代表監督やりたいなら、フロレンティーノ・ペレスに掛け合ってください。