新しい怪我人のお知らせ
○ヴェスレイ・スナイデル:左大腿部の筋肉を痛めた模様。前半15分、担架で運び出される。
○ミゲル・トーレス:同様に筋肉を痛めた模様。前半35分、交代。
○ペペ:試合終了後に左大腿部の拘縮が発覚。セビージャ戦は微妙。
08/09 Liga Espanola 1a division Jornada 13
Getafe 3-1 Real Madrid C.F.
ヘタフェの得点:アルビン(3、47)、ウチェ(81)
マドリーの得点:サビオラ(55)
GK:イケル
DF:ミゲル・トーレス(35、サルガド)、ペペ、セルヒオ・ラモス、マルセロ(74、ブエノ)
MF:ガゴ、グティ、スナイデル(17、ファンデルファールト)、ドレンテ
FW:サビオラ、ラウル
当然といえば当然ですが、1点目の失点、怪我人、メンタル等、敗因がいろいろ。
予想通り、左ラテラルがエインセからマルセロになった以外は、BATE戦と変わらない布陣。確かにこの最終ラインで2試合続けて完封しているけど…と思ったのも束の間、あっという間の失点。右ラテラルのミゲル・トーレスが戻り遅れ、カバーにはいったセルヒオ・ラモスも実に簡単に交わされてガビランに軽くクロスを入れられ、中は人手が足りず、簡単にアルビンにカベッサを許す結果となりました。この2試合何とかなっていたからって、気が緩んでたんじゃなかろうか。
失点の後も、やたらと危険な場面ばかり。いきなりのビハインドに、たちまち悲壮な表情になるマドリーの面々。その中で、一番悲壮な表情をしていたスナイデルが負傷。どういう状況でというのはちょっと言葉にしづらいのですが、腿の後ろだろうと思います。しかも担架でしか動けなかったということは、1週間ほどで済むとは思えない。先週のリーガで既に危険な兆候はあったのを、寒いミンスクでフルタイム使い、そのまま今節も使い…で、最悪の結果になってしまった。スナイデルに代わったのはファン・デル・ファールト。
と、もうここまでで運のせいもあり自分たちのせいもあり、逆転するにはかなり難しい状況を作り出してしまいました。スナイデルがたった15分ほどでいなくなったため、チームのバランスが崩れてしまいました。アップもほとんどできずいきなり投入されたVDVは、どういう位置づけで入ったのかよくわからなかった。中盤の真ん中辺りの半端な位置で…やっぱりよくわからない。なかなか身体もフィットしなかったのか、入ってしばらくはFKがおおきく浮き外れたり、ボールが足に付かなかったり。
失点してしまったことで、とにかく早く取り返そうという意識が強かったのか、全体的に前がかり。のこりの2失点は、攻めている途中でボールを奪われて一気にカウンターを食らって、そのまま得点を奪われたもの。2失点目は、CKのこぼれ球から一気に攻められていたと思いますが、後ろに残っていたのは、CKから攻めるときにエリア内には入らないガゴとマルセロのみ。ガゴが必死で脚をのばした先を抜かれてしまい、最後多少シュートコースは狭めたものの、ゴールは決められてしまいました。3失点目も、マルセロがブエノに代わった後でしたし、守備に戻ってきたのがセルヒオラモスとドレンテとか、もうどうしようもない。
後はメンタル的にだいぶ弱っているところがあるなあと。一番気になるのはイケル。今シーズンあまり調子が良くないのは、昨シーズンが素晴らしすぎたせいだろうかとも思っていましたが、やはりちょっと変。今日の2失点目、確かにどうしようもない攻められ方でもあったのですが、イケル、動くのが早すぎる。ピンチのシーンであってもギリギリまで相手の動きを見て、最後の瞬間に動くのがイケルの良いところなのに、横に寝るというかヤマを張ったように倒れこむタイミングが早い。3失点目を食らった後は、遠い目をしてしまい……。思い切ってしばらく休ませた方が良い気もしますが、さすがにそれはしないか。
あと、グティが笑いすぎてて気持ち悪かった。
攻撃も決して良かったとは言えませんが、ボールは回せたしチャンスも何度かあった。ドレンテ、サルガドと、サイドからの崩しはやはり有効な手段のひとつ。冬に戦力補強をどうこうという話が出てきていますが、何が何でもサイドできる人をお願いしたいところです。
唯一の得点は、中盤でボールを奪ったグティが縦にパスをいれ、サビオラがそのままのタイミングでシュートしたもの。そろそろやってくれるだろう、というところでちゃんと結果を出してくれました。もっともこの試合は他に何度かチャンスがあったので、そちらも決めていただけているとなお良かった……。
今日のレフェリー、ペレス・ブリュイは、はっきりいってマドリー寄りもいいところでした。セルヒオ・ラモスがソルダードを倒したのはどうみてもペナルティだったし、組織も統一意識もなにもなくなってしまったディフェンスを補うべく、無理をしてファウルを犯すマドリーのDF陣は、誰が退場になっていてもおかしくなかったのですが、無事に11人で終了のホイッスルを聞くことができた。あえて、ありがたいことだ、と言わせていただきます。ただでさえ怪我人だらけなのに、タルヘタロハで次出場停止とか出てきたらどうしようもない。
ミッドウィークは何もないですよね? 来週までにどれくらい戦力が戻るだろうか。スナイデルとミゲルトーレス、どちらもできる限り軽症でありますように。これでセビージャ戦だのクラシコだのバレンシア戦だのって……考えるだけで恐ろしい。
○ヴェスレイ・スナイデル:左大腿部の筋肉を痛めた模様。前半15分、担架で運び出される。
○ミゲル・トーレス:同様に筋肉を痛めた模様。前半35分、交代。
○ペペ:試合終了後に左大腿部の拘縮が発覚。セビージャ戦は微妙。
08/09 Liga Espanola 1a division Jornada 13
Getafe 3-1 Real Madrid C.F.
ヘタフェの得点:アルビン(3、47)、ウチェ(81)
マドリーの得点:サビオラ(55)
GK:イケル
DF:ミゲル・トーレス(35、サルガド)、ペペ、セルヒオ・ラモス、マルセロ(74、ブエノ)
MF:ガゴ、グティ、スナイデル(17、ファンデルファールト)、ドレンテ
FW:サビオラ、ラウル
当然といえば当然ですが、1点目の失点、怪我人、メンタル等、敗因がいろいろ。
予想通り、左ラテラルがエインセからマルセロになった以外は、BATE戦と変わらない布陣。確かにこの最終ラインで2試合続けて完封しているけど…と思ったのも束の間、あっという間の失点。右ラテラルのミゲル・トーレスが戻り遅れ、カバーにはいったセルヒオ・ラモスも実に簡単に交わされてガビランに軽くクロスを入れられ、中は人手が足りず、簡単にアルビンにカベッサを許す結果となりました。この2試合何とかなっていたからって、気が緩んでたんじゃなかろうか。
失点の後も、やたらと危険な場面ばかり。いきなりのビハインドに、たちまち悲壮な表情になるマドリーの面々。その中で、一番悲壮な表情をしていたスナイデルが負傷。どういう状況でというのはちょっと言葉にしづらいのですが、腿の後ろだろうと思います。しかも担架でしか動けなかったということは、1週間ほどで済むとは思えない。先週のリーガで既に危険な兆候はあったのを、寒いミンスクでフルタイム使い、そのまま今節も使い…で、最悪の結果になってしまった。スナイデルに代わったのはファン・デル・ファールト。
と、もうここまでで運のせいもあり自分たちのせいもあり、逆転するにはかなり難しい状況を作り出してしまいました。スナイデルがたった15分ほどでいなくなったため、チームのバランスが崩れてしまいました。アップもほとんどできずいきなり投入されたVDVは、どういう位置づけで入ったのかよくわからなかった。中盤の真ん中辺りの半端な位置で…やっぱりよくわからない。なかなか身体もフィットしなかったのか、入ってしばらくはFKがおおきく浮き外れたり、ボールが足に付かなかったり。
失点してしまったことで、とにかく早く取り返そうという意識が強かったのか、全体的に前がかり。のこりの2失点は、攻めている途中でボールを奪われて一気にカウンターを食らって、そのまま得点を奪われたもの。2失点目は、CKのこぼれ球から一気に攻められていたと思いますが、後ろに残っていたのは、CKから攻めるときにエリア内には入らないガゴとマルセロのみ。ガゴが必死で脚をのばした先を抜かれてしまい、最後多少シュートコースは狭めたものの、ゴールは決められてしまいました。3失点目も、マルセロがブエノに代わった後でしたし、守備に戻ってきたのがセルヒオラモスとドレンテとか、もうどうしようもない。
後はメンタル的にだいぶ弱っているところがあるなあと。一番気になるのはイケル。今シーズンあまり調子が良くないのは、昨シーズンが素晴らしすぎたせいだろうかとも思っていましたが、やはりちょっと変。今日の2失点目、確かにどうしようもない攻められ方でもあったのですが、イケル、動くのが早すぎる。ピンチのシーンであってもギリギリまで相手の動きを見て、最後の瞬間に動くのがイケルの良いところなのに、横に寝るというかヤマを張ったように倒れこむタイミングが早い。3失点目を食らった後は、遠い目をしてしまい……。思い切ってしばらく休ませた方が良い気もしますが、さすがにそれはしないか。
あと、グティが笑いすぎてて気持ち悪かった。
攻撃も決して良かったとは言えませんが、ボールは回せたしチャンスも何度かあった。ドレンテ、サルガドと、サイドからの崩しはやはり有効な手段のひとつ。冬に戦力補強をどうこうという話が出てきていますが、何が何でもサイドできる人をお願いしたいところです。
唯一の得点は、中盤でボールを奪ったグティが縦にパスをいれ、サビオラがそのままのタイミングでシュートしたもの。そろそろやってくれるだろう、というところでちゃんと結果を出してくれました。もっともこの試合は他に何度かチャンスがあったので、そちらも決めていただけているとなお良かった……。
今日のレフェリー、ペレス・ブリュイは、はっきりいってマドリー寄りもいいところでした。セルヒオ・ラモスがソルダードを倒したのはどうみてもペナルティだったし、組織も統一意識もなにもなくなってしまったディフェンスを補うべく、無理をしてファウルを犯すマドリーのDF陣は、誰が退場になっていてもおかしくなかったのですが、無事に11人で終了のホイッスルを聞くことができた。あえて、ありがたいことだ、と言わせていただきます。ただでさえ怪我人だらけなのに、タルヘタロハで次出場停止とか出てきたらどうしようもない。
ミッドウィークは何もないですよね? 来週までにどれくらい戦力が戻るだろうか。スナイデルとミゲルトーレス、どちらもできる限り軽症でありますように。これでセビージャ戦だのクラシコだのバレンシア戦だのって……考えるだけで恐ろしい。