けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

あの時のロッカールーム

2012-07-31 20:27:02 | football
「隠れるな、乗り越えられる」
ASに突然デュデクの記事が登場。マドリーのロッカールームの情報なんてなかなか出てきませんが、デュデクが自著の中でそれを暴露(いい意味で)。懐かしいですね、あの絶望の試合。
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デュデクは、自身のキャリアについて記した著書「プレッシャーの下で」の中で、カンプ・ノウで5-0で敗れた試合後、モウリーニョがロッカールームに対してどのように対処し、何を語ったかについて、明らかにしている。

(以下、イェルジ・デュデク署名)
2010年11月29日、バルセロナは我々に5-0で勝利した。あれは悲惨なものだった。試合後、ロッカールームはまったくのカオスだった。何人かの選手は泣いていたし、他の選手達は言い争っているか、床を見つめていた。そこへ、モウリーニョが入ってきた。彼は、何が起きたかということ、それがチームにとって最悪なことだと理解していた。
彼は俺達を見て、そして言った。「これが君達にとって大きな痛手だということはわかっている。おそらく、君達のほとんどにとって、キャリア史上最悪の敗戦だろう。彼らは今、喜んでいる。リーガを勝ち取ったようにも思っているだろう。でも1つの試合に勝っただけだ。これは始まりに過ぎない。タイトルを手にするまでには、まだ長い道のりがある。明日はオフにしよう。でも家の中にこもっているんじゃない。家族と、子供達や友人達と街中を散歩したり、外へ出るんだ。人々は、君達がこれを克服できているのを見る。人々はおそらく、この敗戦の重要性について話したりするだろう。でも君達は隠れるな。君達は、君達の男らしさを示さなければいけない。この負けを経て、私達はタイトルのために戦わねばならない。」
俺が思ったのは、ちきしょう、彼がなんとも納得のいくことを言った、ということだ。俺達皆が、監督が俺達に言ったことがどう働くか、考えた。俺達はあの悲惨な事態を、思っていたよりも早く克服できた。その時以来、俺はスポーツにおける心理学の重要さと、それによって勝ち負けがどれだけ左右され得るか、ということを理解した。それから俺は、ジョゼ・モウリーニョが、すごいエキスパートで、すごい心理学者だということも理解した。
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ディ・マリア、バラン
L.A.時間で30日のトレーニングについての記事だと思いますが、ディ・マリアとバランに少しフィジカルの問題があるようです。2人は午前のトレーニングに姿を見せず。ディ・マリアは、軽い負荷があったそうですが、午後からは全体のトレーニングに合流できたようです。バランは引き続き、ランニングやストレッチなどをしているようで、ま、動けているなら大きな問題じゃないんでしょう。2人とも最初からプレシーズントレーニングをこなしていて、少し疲労が出てきてたりするのかもしれません。


野球、おまけ
ひとつ前の記事の、野球をするマドリーの人々(ごく一部)ですが、MARCAにもう少し詳しいニュースが出てました。UCLAを訪問したアリゾナ・ダイヤモンドバックスのモンテーロによると、野球に挑戦した選手たちの中では、シャビ・アロンソだけは素晴らしかった、んだそうです。どうもアロンソは、バッティングマシーンで練習したり、野球をやってみたりしたことがあるらしい。ちなみにイグアインは、画像を見て予想できるとおり、空振り連発だったそうで……。


アレックス・フェルナンデス、「2番目の」右ラテラル
マドリーには、右ラテラルがアルバロ・アルベロア1人しかいない。カンテラーノのナチョもこのポジションでプレイできるが、その多才さ(ポリバレント)から、UCLAでのトレーニングでは、セントラルや左ラテラルでプレイしている。このため、もしアルベロアが起用できない場合に、モウリーニョが右ラテラルに置く可能性があるのは、唯一ラスだけだ(彼は右サイドバックでもプレイできる、とカシージャスは前日のインタビューで答えている)。しかし、モウリーニョはこの考えを、トレーニング初日から否定した。ラスは通常、シャビ・アロンソと並んで、中盤に展開している。「俺は監督が命じるどこでもプレイする。俺は、チームのためにすべてを尽くす、疲れを知らない労働者だ」と、ラスは昨日、チームの公式ページで語った。こうした経緯が、モウリーニョに右ラテラルとしてアレックス・フェルナンデスを使わせるようになっている。彼の本来のポジションはメディオセントロであり、オビエド戦では、通常カスティージャでよりも少し上がった位置でプレイしすらした。しかし、モウリーニョには、彼はそう思うところでプレイさせる。アレックスが呼ばれている理由のひとつは、(他のカンテラーノと同様に)、その多才さがある。ミステルはチームの選手達に、複数のポジションでプレイできることを望んでいる。


シャヒンが左ラテラル?
昨年、彼はスターとして契約した。プレシーズンの2回目のトレーニングで負傷し、彼の苦難の道のりは始まった。1年がたち、レアル・マドリーのチームにおけるシャヒンの状況は、極端に変わってきている。カカがチームの一員としてトレーニングしている一方で、トレーニングにおけるシャヒンの役割は、より補助的なものとなっている。
ヌリは、ボルシア・ドルトムントに所属して2010/2011シーズンのブンデスリーガーベストプレイヤーとなった。しかしモウリーニョは、未だ彼をチームの一員とは見ていない。UCLAでトレーニングするマドリーのチーム内にはいるが、モウリーニョの日々のトレーニングを見ると、彼の心はその内部よりも外へと向いている。モウリーニョは、シャビ-ラス、グラネロ-ケディラのメディオセントロ2組を使っている。トレーニングの大部分で彼らは共にプレイし、これがシャヒンがそれぞれのトレーニングで、まるでカンテラーノの1人であるかのように、補助的な役割とさせてしまっているのだ。月曜日午前のトレーニングでは、モウリーニョはシャヒンを、左ラテラルとして起用した。

アーセナルが、レアル・マドリーと2017年までの契約を持つシャヒンの獲得に、最も興味を持っているチームだ。これまで選手との間に合意はないし、またミランが同選手の獲得を求めて割り込んできている。一方でシャヒンは、快適とはいえない状況で耐えて、ニュースを待っている。例えば昨年、UCLAでのトレーニングで左ラテラルがいない時、モウリーニョは穴埋めにアイトール・カランカを使っていた。この数日、ヌリは、自分の役割がまさにそういうものになっていると見ている。
7月15日にトレーニングが開始するまで、シャヒンは、自分がレアル・マドリーで続けていくであろうということを確信していた。彼は、ブンデスリーガで王者になった自身の家、ボルシア・ドルトムントを離れ、勝利するために白のチームにやって来た。しかし、これまでトレーニングに合流していなかった代表選手たちが復帰してトレーニングを始めたこの数日は、シーズンが始まる前に決断を下さねばならないことを心に止めておくよう彼に強いている。彼はプレミアを好んでいるが、しかし出場時間があるチームを望んでもいる。昨シーズンは、マドリーでは公式戦15試合に出場しただけだった。

ベイスボール

2012-07-31 06:49:33 | football
相変わらず、フィジカルメニューにミニゲームと、暑そうな中ハードにトレーニングをしているマドリーですが、マドリーなだけにいろいろな人がトレーニング会場を訪れているようです。
トレーニングの様子より目を引かれたのは、これ。

ベイスボール


アリゾナダイヤモンドバックスの ヘラルド・パーラとミゲル・モンテーロが訪問。どちらもベネズエラ出身なんですね。ということなんですが、バットにボールにグローブを持つマドリーの選手たち、というのは、やはり実に違和感があるというか、不思議な光景で……。


それから、こちらは懐かしいカンポスの訪問。この画像見ているとイケルと身長が同じくらいで……カンポス、やっぱりボールの上に立ってるのかなー。


スーペルコパの主審
第1戦はクロス・ゴメス、第2戦はモウリーニョが気に入っているマテウ・ラオス。


ジダン
公式できっちり発表されていた、ジダンの次の仕事は、カンテラで監督になる準備をすることのようです。トップチームへの帯同はなくなるのかな。外交的に帯同する意味がある時は、あるかもしれませんが…。
以下、日本語公式からそのまま。
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監督ライセンス獲得が近いジダンは監督として下部組織とコラボレートする。また、ジダンは新シーズン、数か月前にスタートさせたテクニカルディレクターの過程を終了する。2006年4月の引退会見の際に話していた、レアル・マドリードの下部組織で仕事がしたいと言う願いを実現させることに。
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マイナス16時間

2012-07-31 01:39:32 | football
時差の整理
スペイン時間 = 日本時間-7時間
ロサンゼルス時間 = スペイン時間-9時間 = 日本時間-16時間
c.f. ナガセ世界時計


イケルのインタビューをASのQ&A版で
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Q:今シーズンの目標はなんでしょうか?
A:昨シーズンと変わらないよ。モウリーニョが僕たちと一緒にやるようになってからのシーズンと同じように、もっと高いところまで進んでいくことを目標にしている。またリーガを獲りたいし、スーペルコパも獲りたいし、2シーズン続けてチャンピオンズリーグファイナルへの入り口にも立ったのだから、ヨーロッパでも最高の大会で、ファイナルまで到達したいと思っているよ。

Q:マドリーへのモドリッチ加入という話についてはどうですか?
A:彼のことは知っている。トッテナムに加入して以来、素晴らしい選手だ。EUROで彼と対戦したけれど、彼は素晴らしいシーズンを送ったね。もしミステルが、そうすべきだと考えているなら、確実に彼はこのチームのレベルにあるということだ。僕たちはそれ以上何かを言う立場にない。クラブと監督が、より高いところを目指すチームにとって良くあるように決断を下すんだ。

Q:昨シーズンのリーガを獲ったにも関わらず、世間のメディアでは、バルサが世界一のチームだといっていますが…
A:嗜好や手段というものは、どんなところでも異なるものだ。誰もが自分の意見を持つし、僕は何が世界一かすごくはっきりとわかっている。僕たちは、非常に良いシーズンを何年か経て、バルサへの突破口を開いた。昨シーズンは、すごく競争の厳しいリーグを制することができた。どのチームが世界レベルかというのを決めるのは、人々それぞれの方法や嗜好次第ということだ。

Q:カカの状況をどう見ていますか?
A:僕たちの仲間の1人だと感じられるよう助けるよ。最高の選手であるように助ける。彼のような名声のある選手には快適ではないはずだ。でも、今は僕たちの仲間で、僕たちと一緒にトレーニングしている。彼はチームの模範だ。

Q:モウリーニョとチームの成長、「デシマ」は義務となるでしょうか?
A:僕たちには並外れたレベルのファン、素晴らしいスタジアム、素晴らしいチームがいると、大きな声で言えると思う。こうしたチーム全体には、間違いなくヨーロッパのカップが値する。でもこのタイトルのために戦う多くのチームがいる。僕たちはステップを踏んでいく。例えば2年前、エジルやケディラといった選手には、今あるような経験がなかった。同じことはカリムにも言える。でも、どんなことも「デシマ」への義務と言うことではない。僕たちは、リーガの開幕とスーペルコパに立ち向かっているんだから。

Q:このチームは、現在のチーム戦力であらゆるタイトルを獲りにいけるでしょうか?
A:疑う余地なくそうだね。僕たちには、すごく良くバランスが取れた、本当に優れた選手達がいる。3つのタイトルのために戦うのは簡単なことではない。シーズンは本当に長いものだからね。だから、どの選手もそれぞれのチャンスを得ることができるだろう。今あるチームで、僕たちは、あらゆるタイトルを獲りたいと願っているんだ

Q:マドリーがラス・ベガスで試合をすることはどんな意味があるのでしょうか?
A:僕たちにとっては、それも初めてのことだ。皆が楽しむだろうね。違った魅力のある街だ。マドリーがここへ来たのは、1年目のタイトルに向けた準備のためでもあるんだ。

Q:タイトルに飢えた状態を保ち続けさせるものとは何でしょうか?
A:僕たちの背後にいる人たちのためにもっと何かしたいというのが事実だ。経験が浅ければ、自分のためにもう少し何かを探すものだろう。リーガ、チャンピオンズ、EURO、ワールドカップ…そして僕は、僕のチームと代表とで、あらゆるタイトルを実現してきた。ファンに幸せを与えることは大切だ。大きな抱負をもてない日がきたら、僕はここにはいないだろう。

Q:マドリーに来てから、モウリーニョは大きく変わってきたでしょうか?
A:ミステルが変わってるとは思わないな。彼をテレビで見てというなら、また違う問題だろうけど。そういう形で彼を知っても、意味がないよ。彼は最大限の努力を捧げている人だ。彼はチーム全体を変えてきた。以前に、何も勝てていなかったときにあった恐怖を僕たち選手から取り除いてくれたし、プロジェクトを心に留めている。彼はここで本当に快適に感じているだろう。それがターニングポイントであってくれるといいね。

Q:今シーズン、ミステルはカンテラーノを戦力としますが…
A:嬉しいよ。カスティージャはリーガ・アデランテ(セグンダA)で戦うんだからね。それにマドリーCも、セグンダBで戦うことになるだろうから。そうしたことが彼らを成熟させるだろう。彼らのためにも嬉しいし、その経験が将来に向けたチームの助けになるということも嬉しい。彼らは育成されているし、またそれぞれの年齢カテゴリーの代表で学んでもいる。ヘススやアダンのようなカンテラの選手達は、いつでも重要だ。

Q:ディフェンスのセントラルは必要ですか?
A:それは僕が決めることじゃない。ディフェンスは、ラモス、ペペ、アルビオル、アルベロア、バランでよくカバーされている…それに、ラスは右ラテラルでもプレイできる。セルヒオは、昨シーズンすごく良い感じでセントラルに馴染んだ。彼は素晴らしいよ。以前にはなかったセントラルがいて、僕は嬉しいよ。

Q:サントス・ラグーナをどう思いますか?
A:僕たちはプレシーズンの段階にいる。この8月は、難しいことや大変なことがわかっていくものだ。メキシコでは、彼らはもうシーズンをすたーとさせている。マドリーと対戦するどのチームもモチベーションを上げてくるし、この間のベンフィカ戦のように、どのチームもより良い結果を出そうとして、難しい試合をしてくるだろう。

Q:あなたはバロンドールに値するでしょうか?
A:名前が人々の口に上ろうと上らなかろうと、生きるか死ぬか、それが問題だ。つまり、物事はうまく進んできているということ。GKもバロンドール争いの一部に入るというのは、公平な話だ。いつだったか、ビクトール・バルデスやレイナも言っていた。僕は、フットボールが足だけでプレイするものだというのは、好きじゃないんだ。チームスポーツだよ。皆が関係していくんだ。ディフェンスはゴールへのパスをカットしたり、一方でゴールへのアシストをしたりする。アドバンテージがないというわけじゃないけれど、でも人々はクリスチアーノやメッシのようなポジションの方を見ているものだ。

Q:代表に行く前に、マドリーとバルサのライバル関係をどう解決したのですか?
A:どうにかして、クラブへの興味と代表とを、切り離さなければならなかった。その頃、準備ができていない段階で、4試合を戦った。選手でもマスコミでもなかった。幸運なことに、僕たちは多くの時間をこの代表で過ごしてきて、準備ができていた。僕たちは皆努力を尽くした。もし事態がうまくいかなかったら、チャビやプジョル、僕が非難されただろう。でもその話は済んだことだ。
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白か…
セルヒオ・ラモスとコエントランが25m自由形の競争をして、ラモスが勝ったよ、とアルベロア。とりあえず真白いスイムウェアに瞠目。






移動

マドリーからL.A.まで、代表選手たちも合流してにぎやかな、移動の様子

2戦目終了

2012-07-30 06:55:10 | football
日本とオリンピックとの時差と、日本とL.A.との時差と…どれくらい違うんだったっけ……。とりあえずマドリーは、米国での最初のトレーニングセッションと、イケルのプレスカンファレンスを終えました。
ベンフィカ戦で痛んでいたイグアインの状態が気になってましたが、公式には特になにも…。イグアイン、ディマリア、ラス、グラネロ、カジェホン、バランは、フィジカルトレーナーと回復セッション(ベンフィカ戦での出場時間が長かったから?)とありましたが、公式の画像を見るとミニゲームなどにも参加していたようです。イグアインとペペが対峙してるのもありますし、大事にはならなかったようです。カジェホンも、首から背中にかけてテーピングしてるみたいですが、こちらも大丈夫そう。






オリンピック、2戦目終了
永井のゴールで日本が連勝、予選突破! 一方でスペインは、未だノーゴールで連敗、大会からの敗退が決定。こんなになるとは予想もしてませんでした……。


背後のお客さんたちが喜んでくれているのがいいですね

今年も米国へ

2012-07-29 11:07:49 | football



ヘセとカピタン・イケル


米国ツアー
28日、マドリーの選手たちは米国ツアーに出発しました。で、着きました。ツアー帯同の25人は以下の通り。

GK:カシージャス、アダン、ヘスス
DF:アルベロア、セルヒオ・ラモス、アルビオル、ペペ、バラン、コエントラン、ナチョ
MF:シャビ・アロンソ、ケディラ、シャヒン、カジェホン、グラネロ、エジル、ラス、カカ、ディ・マリア、アレックス、ヘセ
FW:クリスチアーノ・ロナウド、ベンゼマ、イグアイン、モラタ

現トップチーム所属の中では、オリンピック代表のマルセロと、それからカルバーリョが召集外に。カルバーリョについては、移籍先を探しなさい、というチームの姿勢は変わってないようです。
逆に、移籍のうわさが持ち上がってプレシーズンマッチで召集外になったりしているカカとシャヒンですが、米国行きリストに。差し迫った話はないということかなあ。
カスティージャからは、トップチーム昇格と言われているヘススとモラタ、の他にアレックス、ナチョ、ヘセが呼ばれました。ベンフィカ戦までトップチームに帯同していた他のカンテラーノたちは、カスティージャに戻されました。もっとトップチームと一緒の経験をさせても…とも思いますが、カスティージャはカスティージャでセグンダを戦うためにチームを準備しなければならないだろうし、いつまでもトップチームに中心選手を取られていたら、それはそれで困るんじゃないか…と事情を推測。

EUROに出ていたスペイン代表、ポルトガル代表の選手も合流(ケディラとエジルはL.A.で合流)、急にいつもどおりの顔ぶれが揃って、逆にそれが不思議な感じ…いよいよ本格的にプレシーズンです。






ハイソックス愛好者が増えてきた(グラネロもだった)。



オリンピック開会式

デ・ヘアが撮った開会式の様子。選手たち、相当待たされたはずだけど、楽しんでますねー。自分たちでA por ellos!!を歌ってたり。


勝てない清水

昨夜は横浜に行ってきました。もう3か月くらい、勝ち試合が見れてません…。
このブログにマリノスファンの方がいらっしゃるかわかりませんが、横浜Fマリノスの皆様、昨夜は試合前に素敵な映像をありがとうございました。オリテン同志で20年、お互いに積み上げた対戦の歴史の中で生まれたゴールを、清水が決めた分までたっぷり見せてもらえて、エスパサポのゴール裏も大拍手でした。ドラゴン久保まで登場して、楽しかったです。
試合前までは…。

ベンフィカ 5-2 マドリー

2012-07-28 06:24:49 | football

プレシーズンマッチ2
ベンフィカ 5-2 レアル・マドリー

マドリーのゴール:カジェホン×2

試合前に、ポルトガルのスポーツジャーナリスト協会からの賞を受賞したモウリーニョ。その会見の中で今日の試合について、

「ベンフィカ戦は難しい試合になるだろう。中盤から前線には選手を揃えているけど、後方には休暇中の選手が多くいるので少ない。ホームで戦うベンフィカは強いチームだし、マドリードとの対戦は彼らのモチベーションを上げるものだろう。勝敗は重要ではない。マドリードのプレシーズンは明日から本格的に始動するが、ベンフィカ戦があるし、トップチームの選手にリズム、下部組織の選手に経験を与えたいと思っている。両チームが100%の状態で再び戦える事を楽しみにしている」

と言っていたそうで、まあそのとおりな試合だったと思います。
オビエド戦はそれなりにやれていたカンテラーノ混じりのチームも、トップリーグ上位のチームとではだいぶ守備がやられてしまいました。5-2と…まあこの点差は、チームの仕上がりの違い、全選手が起用できているわけではないし、と言い訳して、仕方ないということにしておきます。でも中盤から前はトップチームの選手ばかりなのに、守備も攻撃もちょっとピリッとしなかったなー。まだまだとは言え、もっといいところ見せてほしかった。でもディ・マリアが相変わらずキレが良くて目立ってました。カジェホンは2ゴールおめでとう。

で、遂に負傷者を出してしまいました。後半も終盤、イグアインがボール奪取しようと突っかけていったところで足首を痛めてしまい、交代。打撲か捻挫か…でもそんなに何週間もかかるほどひどくはないだろうと思うんですが、まだ詳細はわかりません。明日すぐに米国遠征になるので、正確な診断は向こうに行ってからだろう、とAS。
カジェホンも相手選手と競りにいって落下、後頭部を地面に強打していて、こっちも大丈夫かなあ。頭打ったら飛行機に乗ったりしないほうがいい(気圧の変化が良くないのかな)なんてことも聞くので、そのあたりがちょっと心配です。


交代で出るときは、スタジアムから拍手をもらっていたコエントラン。あと今日は胸スポンサーBWINなしのユニでした。


残る/残らないカンテラーノ
モウリーニョの試合後の会見を見ると、L.A.でのプレシーズントレーニングに参加するのは、モラタと、ナチョ、アレックス、ヘセ。だけ?


おまけ

開会式の選手入場待ち中のマタ。あのすごい柄のシャツは着なくて済むらしい。

ベンフィカ戦、召集リスト

2012-07-27 19:02:58 | football
ベンフィカ戦、召集選手
GK:アダン、へスス、パチェコ
DF:バラン、コエントラン、ファビーニョ、ナチョ、マテオス、カサド、リオス、イバン
MF:カカ、グラネロ、ラス、モスケラ、アレックス、ファンフラン、デニス、ルーカス、カジェホン、ディマリア
FW:ベンゼマ、イグアイン、モラタ

24名。いくつか、あれ?ってところがありますね。
まず、いきなりコエントラン登場。EUROに出てた選手たちは、合流は土曜日で良かったそうですが、古巣との対戦を熱望したコエントランは、ちょっと早めに復帰することに。
それから、カカのリスト入り。前回オビエド戦では、移籍の可能性が上がったせいか召集を外れてました。
逆に名前がなくて、あれ…なのは、シャヒン。また胃腸炎でもないだろうし、もしかしたら何かのお話が…。
ベンゼマは合流してまだ数日ですが、出番はあるかな。


試合は現地20時キックオフ。終わったらそのままオリンピック開会式にちょうどいいくらいでしょうか。


追加:シャヒンはプレミアのビッグクラブへの移籍の話が持ち上がっているらしい。と、MARCAとASが言っている。


ハビ・ガルシア
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ハビ・ガルシアは、今日、おそらく彼のキャリアの中でも最高の時にめぐり合うだろう。25歳にして、初めて「彼の」マドリーと、彼に「すべてを」与えたチームと対戦する感動の時を過ごす。カーサ・ブランカで育成された彼は、マドリディスタのカンテラの近年の成功を喜んでいる。

Q:レアル・マドリーとの対戦ですが、どう感じていますか? 興奮している? 何かを示したいと思っている?
A:これはスペシャルな試合だよ。僕はこれまでマドリーと対戦したことがないんだから。それに、すべてのものを、フットボールを楽しむチャンスを僕に与えてくれたクラブと対戦するのは、いつでも素晴らしいものだ。何か僕が示さなければならないとしたら、それは唯一ベンフィキスタに対してだけ。僕に尽くしてくれた彼らに、僕はピッチの中にいる時はすべてを捧げる。

Q:どんな試合でも、レアル・マドリーとの対戦は注目度の高いものですが、これはショーケースとなるのでしょうか?
A:何も変わらない試合だ。僕たちがマドリーと対戦すること、その試合が世界中の多くの地域で見られるというのは確かだ。でも、1つの試合でしかないよ。僕にとってショーケースがどういうものかというなら、200試合ほどにもなる僕がベンフィカで出場した試合のことだ。

Q:ビセンテ・デル・ボスケは、あなたをEUROのプレ召集に含めましたが、スペインに戻ってきてプレイすることや、代表でプレイすることを考えていますか?この2つではどれが一番近い状況でしょうか?
A:今現在、僕はベンフィカ以外の場所にいる自分というものは考えていない。デル・ボスケが僕を招集してくれたのは、ここでの3シーズンに対する大きなご褒美だよ。今は、戦い続けていれば、代表のリストに再び載せられるんだ、ということを理解している。

Q:現在のレアル・マドリーに不満はありませんか? マドリーの最初のフレンドリーマッチ、オビエド戦でのカンテラーノたちのパフォーマンスを見ましたか?
A:試合を見る機会はなかったんだ、僕たちのトレーニングがあったから。少しずつでももっとカンテラーノたちが登場して欲しいと思うよ。今は、他のクラブがマドリーの下部組織出身選手を利用しているから、トップチームが彼らを起用するように少しずつでもなってほしいね。

Q:あなたは、マドリーの下部組織の2005年の昇格を直接経験しました。現在のカスティージャと、「あなたの」レアル・マドリーBとの間に似ているところがあると思いますか?
A:セグンダに所属するチームを持てるというのは、レアル・マドリーにとってビッグニュースだよ。僕たちの年は、素晴らしいチームがあった。ほとんど全員が、プリメーラでプレイしている。カスティージャは今、素晴らしい選手達と、優れた監督がいるね。今シーズン、大きな役割を果たすことができると思っているよ。レアル・マドリーは、年月を経て、ヨーロッパでも有数の下部組織のひとつを持っているということを示してきたんだ。
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日本 1-0 スペイン

2012-07-27 00:48:24 | football


Olympic 2012 Football Men's Tournament Group D
Japan 1-0 Spain


MARCA「オリンピックのつまづき」「忘れるべきデビュー戦」
AS「疲れを知らない日本、最初の試合でスペインをグラつかせる」

MARCAのテキスト実況、最後の方の日本のチャンスでは「決めとけば4-0なのに」と書かれてました。まったくだ。



スペインは、もっさりというか冴えなかったですね。1人少ない時間帯でも失点しなかったり、ボールも持ってチャンスができてたりで、それはさすがなのかもしれませんが。
ま、W杯取った時も、初戦は敗戦スタートだったし。次戦以降で取り返せれば、と思います。

んで、EUROみたいにまたファイナルで初戦と同じ相手と…みたいな。

モラタ、サルガド

2012-07-26 19:16:30 | football
アルバロ・モラタ
「今シーズンの僕の役割? 僕の準備ができていることをモウはわかっている」
昨夏は、U-19欧州選手権でプレシーズンに参加できなかった。今シーズン、カスティージャで17ゴールを挙げてきたこと、そしてモウは彼がトップチームに入ることができると見ている。しかしホセルの移籍の可能性もあり、その場合彼はカスティージャでプレイせざるをえなくなるだろう。

Q:今シーズン、(トップチームの)第3FWになると思いますか、それともカスティージャでやることになると思っていますか?
A:僕は自分自身で、もっと練習して学ぶことが必要だと思っている。トップチームには、素晴らしい選手達がいて、自分にできる限りすべての点で、彼らから学び取ろうとしているんだ。彼らと毎日トレーニングできるのは贅沢なことだよ。学んでいるのは、特に僕のポジションの選手たち。クリスチアーノ、ベンゼマ、イグアイン、カジェホン……。

Q:あなたの12/13シーズンの役割をどうするか、モウリーニョと話し合いましたか?
A:話し合ったよ。彼は僕のことを喜んでくれた。必要とされる時に僕はプレイするだろう。僕の役割? 彼は、僕がすべてを尽くすだろうということ、もう準備はできているということをわかっているよ。もし選手が足りなくなって僕にプレイする必要があれば、このユニフォームのために僕はすべてを捧げるよ。

Q:あなたはどうしたいのですか? カスティージャで続けるか、カルバハルのように、チャンスを求めてプリメーラ(の他のチーム)を探すか?
A:僕は選手として成長し続けたいと思っているし、プレイする時がくればそうする。僕の気持ちは、いつでも最大限やるということだよ。

Q:今シーズンは、昨シーズンとは違って、プレシーズン初日からトップチームと一緒にトレーニングを始めました。これは、既にどこでも起用できるレアル・マドリーのデランテーロということではないでしょうか?
A:今の時点では、レアル・オビエド戦でデランテーロとしてプレイした、ということだね。監督が、インテリオールでのプレイを求めるなら、その準備はあるよ。僕はいつでも大きな希望を持っているから…。

Q:繰り返しますが、カスティージャでやるのですか?トップチームでやるのですか?
A:それはすべて、クラブの要望次第だよ。僕は、自分に送られた指示に従うだけだ。自分に与えられるチャンスをうまく生かすんだよ。

Q:それでも、ベンゼマやイグアインとロッカールームを共にするということは嬉しいものでしょう?
A:僕はレアル・マドリーに所属して、いつでも言われたことはすべて受け入れてきた。もしトップチームでプレイしなさいと言われたら、そうする。もし下部組織でプレイしなさいと言われたら、同じように受け入れるだろう。なんであれプレイすることは、僕にとって良いものなんだ。

Q:モウリーニョと共に働くプレシーズンはどうですか?
A:ダブルセッションで、フィジカル面ですごく良い状態だ。カンテラーノたちは皆、すごく興奮しているよ。トップチームの選手達と一緒にいるということは、自分達がもっと良い選手になれるだろうということだからね。

Q:カルロス・タルティエレ(スタジアム名)で行われたプレシーズン最初の試合、レアル・オビエド戦では、ゴールまでもうひと息でした。どんな感触を得ましたか?
A:結局は、トレーニングを続けていくということ。僕は成長し続けないといけないんだ。ゴールまでもう少しだったからね。最初のプレシーズンマッチで、バランスも良かった。ほとんど1週間もトレーニングしていない状態だったからね。

Q:レアル・マドリーが、この夏のプレシーズンマッチを、これだけのカンテラの選手達と共に戦うことはどんな意味があるでしょうか?
A:誇らしいことだよ。特に僕たち多くにとっては。ミステルや上の人たちは、僕たちがどの試合でもどのトレーニングでも全力を尽くしているのをわかっているんだ。
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ミチェル・サルガド
ミチェル・サルガドは昨日、VigoArena(ビゴで行われているビーチサッカー/ビーチハンドボールの大会らしい)の最終日に参加していた。元セルタ、レアル・マドリー、ブラックバーン・ローバーズの選手、そして元スペイン代表は、フットボールの現在をレビューし、自身の将来について話をした。

Q:セルタがプリメーラに戻ります。
A:興奮するね。5年がたって、この街は劇的に動いてきた。今シーズン重要なことは、カテゴリーの変化に向き合うことだ。おそらく、彼らにはプリメーラでの経験のある戦力が足りない。それでもファンは大きな期待を抱いているし、それはすべてのフットボールが根ざす場所、カンテラーノたちにとって、非常にポジティブなものになるだろう。

Q:実際あなたは「セレステ」のカンテラーノでしたし、今のクラブの基盤はカンテラにあるように見えます。
A:そのメンタリティは以前からあったんだと紹介したいね。これは、現在の経済的な状況の助けにもなる。でもポジティブな面としては、俺達がカンテラの子供達を毎日のように見ていること、そしてこれが示すのは、ここにいる選手達が、外部の選手達と同じくらい素晴らしいということだ。将来もカンテラに投資し続けていくセルタにとっては、良いチャンスと言える。

Q:今シーズンのマドリーについてはどう見ていますか?
A:昨シーズンの成功を経て、今シーズンは意気の高い状態でスタートするだろう。グアルディオラの時代が終わったのは、マドリーにとって重要なこと。そして今シーズン、バルセロナは新しい監督の下で、より多くの疑問を生み出している。一方でマドリーではモウリーニョが続けていくし、2つの補強以外は、チームは変わらないだろう。

Q:8月のスーペルコパはどちらが有利でしょうか?
A:どちらということはないな。2試合あるのはとても難しいものだし、それがプレシーズンとあってはなおさらだ。

Q:プレミアへのステップは終わったのですか? どこに残るのですか?
A:俺のキャリアの中でも素晴らしいステージになったし、自分にとって大きな助けになったものだ。プレミアでは素晴らしいクラブとファンタスティックなファンたちに出会うことができた。違う経験ができるリーグだった。俺はもう1年続けたいと思っていたが、そうはできなかったんだ。

Q:将来をどうしますか?
A:8月中にどうするか決めることになるだろう。カタールが選択肢のひとつだ。あそこにはラウルがいて、彼は2年間の契約にサインした。それにカタールでのW杯も近づいてきている。だから、いろいろな仕事があるだろう。カタールでプレイする可能性だけではなく、同時に子供達の育成だったり、それもいい選択肢になる。

オビエド 1-5 マドリー

2012-07-25 05:03:05 | football
プレシーズンマッチ
レアル・オビエド 1-5 レアル・マドリー

マドリーのゴール:ルーカス・バスケス、デニス・チェリセフ、グラネロ(P.P.かも)、ディ・マリア×2


ゴールハイライト


前半は、ほぼカスティージャの選手達+アダン、グラネロ。後半は相当入れ替えて、トップチームの選手たちも出場。
途中で寝てしまったりもしたし(後半の頭から半分くらい抜け落ちてる・・・)、まだ人も揃ってない状態だから内容についてはあれこれ書けませんが、なんとなく前半の方が良かったような…やっぱり一緒にやっている度が違うのかな。この間のミニゲームで、トップチーム組にカスティージャ組が勝ったというのも、偶然ナわけではないですね。右サイドのファンフラン&アレックスから中のモラタへ、惜しいチャンスもあったり。ルーカスのゴールもうまかった。MARCA曰く、デニスのゴールは、マドリートップチーム史上初の、ロシア人によるゴールになるんだそうで。
後半は、中盤でラスに妙な存在感があって…のわりにものすごいパスミス連発してたり。あとはディ・マリアの存在が異質というか、動きが変に特殊でうまくて、見てて楽しかったです。ドブレーテおめでとう。
(上のハイライトで、見逃してた4点目の映像を後から確認しました。ひどい…いや、ディ・マリアいいなあこれ。)

先発からカピタンマークつけて出場、後半も交代することなく出続けていたグラネロが、終盤にベンチに何か言いに行き、その後で交代に。実況が、違和感があるのでは的なことを言っていたのが、ちょっと気になります。そのままベンチに座って、特にケアも受けてなかったようなので、大きな問題ではないとは思いますが…。
(→記事にもなっていないので、怪我などではないようです)


1点目


2点目(中央)、3点目(右)


動きが(妙に)華麗な4点目と5点目の人


アレックスは1人だけフル出場だったんじゃないかと思います


モラタ、ゴールになると良かったなあ。

オビエド戦召集選手

2012-07-24 21:11:41 | football
オビエド戦召集選手
GK:アダン、ヘスス、パチェコ
DF:バラン、ファビーニョ、ナチョ、マテオス、カサード、リオス、イバン
MF:グラネロ、ラス、モスケラ、アレックス、ファンフラン、デニス、ルーカス、カジェホン、アルバロ・ロペス、ディ・マリア
FW:イグアイン、モラタ

試合は現地19時45分から。


カカ、マドリーからの移籍が迫る、オビエドへは行かず
レアル・マドリーのブラジル人MFカカは、火曜日のオビエドとのフレンドリーマッチに出場しないだろう。カカを召集から外す決断は、直前になって取られたものだ。火曜の朝にクラブの公式サイトにリストが載った時は、ジョゼ・モウリーニョがこの試合に向けて召集した23人の中にカカは入っていたのだ。
カカはリストから外れているが、月曜はチームメイトたちと共にトレーニングしており、負傷でもなかった。これは、月曜にサンチアゴ・ベルナベウで、モウリーニョとの間で行われた面談に理由があるかもしれない。この面談でモウリーニョは、今シーズンカカは控えとなるであろうし、最も良いのは他のチームを探すことだと、はっきり知らせていた。
またシャヒンも、胃腸炎のためにオビエドへは行かない。カルバーリョと、月曜にプレシーズンをスタートさせたばかりのベンゼマも同様である。

ベンゼマ合流

2012-07-24 06:47:48 | football

定位置(ラスとバランと一緒)


ベンゼマ合流
EURO参加組では一番早く、23日夕方のトレーニングからベンゼマが合流しました。特段に肥えたわけでもなく、元気そうです。合流前のASの記事から。
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カリム・ベンゼマは、EUROでプレイした代表選手の中では一番に、マドリーのトレーニングに合流する。今日(23日)17時30分にバルデベバスで、他のチームメイトたちとトレーニングをスタートさせる・。EURO準々決勝でスペインに2-0で敗れてから、29日間のバカンスを過ごした。
彼のEUROは良いものではなかった。4試合を戦いゴールはなし。今は、昨シーズンのマドリーでそうだったのと同じように戻るという、渇望と目標を持っている。昨シーズンは52試合(3436分、チーム内8番目の出場時間)で32ゴールを挙げた。
モウリーニョはここ2か月の状態すべてをわかってはいるが、ここで彼と話し合う機会を得るだろう。マドリーではすでに、チーム内一番の競争相手であるイグアインがいる。どちらもゼロからのスタートで、どちらも先発の中のポジションを狙う。イグアインはオビエド戦でプレイするだろう。一方でベンゼマは、試合に出る準備をしなければならない。
他の代表選手(ポルトガル、ドイツ、スペイン)は、7月28日土曜日に、彼らが14日間のトレーニングと4つの親善試合を戦うアメリカのL.A.へと直接向かうだろう。
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定位置争いが「ゼロから」というのが本当かどうかはわかりませんが、ベンゼマもイグアインも、ある意味、いい関係にあると思います。まったくの平等というのは難しいかもしれないですが、チャンスをうまくつかんで、お互いに結果を出し続けて行ってほしいです。モラタもね。


23日のトレーニングの様子


カカとモウリーニョ、面談
23日の現地13時頃、カカ(とカカの父親、代理人)が、ベルナベウのオフィスを訪れ、モウリーニョと面談した、というのが、大きな動きに乏しいプレシーズンのマドリーにおける、23日のビッグニュース。面談の中身がわかるわけもありませんが、おそらくは、今シーズンは昨シーズンよりさらに起用する機会が減るであろうこと、適切なオファーがあれば受けた方が良いだろう、という趣旨のことを言われたのだろうと各紙。MARCAは、「la Sextaによると」という断り書き付きで、カカは、MLS(アメリカ)のチームからのオファーを受けるようモウリーニョに勧められた、なんてことも書いています。


ラフィは相変わらず優しいなあ…
移籍希望のあまり、どんどん話がこじれている印象のスパーズのモドリッチですが(プレシーズンのトレーニングとアメリカ合宿への帯同を拒否して故郷のクロアチアに帰ってしまったらしい)、現在のチームメイトであるファン・デル・ファールトが、そのモドリッチをかばってこんなコメントをしたそうです。ラフィがThe Guardian紙にコメントした内容、というのをASから
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レアル・マドリーと他のチームを比べることはできないよ。世界でも最高のクラブなんだから。僕にとって、あそこでプレイしたのは本当に名誉なことだったし、それに感謝している。だから、どんな選手でも、あそこでプレイしたがるんだと思っている。
僕は、ロッカールームでモドリッチの一番近くにいる中の1人だけれど、彼の状況がとても難しいのがわかる。会長のダニエル・レヴィは怒っている。でも、ルカ(モドリッチ)は、何が起こっているかよくわかっているんだ。
ルカのことは、僕がレアル・マドリーと契約する時に起きたことを思い出させるよ。
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7月26日~8月11日

2012-07-22 17:58:16 | football
グラネロ
プレシーズン2人めの選手プレスカンファレンスはグラネロ。ASのQ&Aからなんですが、読んだ後でなんだけど、公式日本語の方が詳しかったな。
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Q:チームを出ようと考えましたか? あるいは、今の役割に満足していますか?
A:チームを出ようと考えたこともないし、同じ役割を繰り返そうとも思っていないよ。僕は、もっと主役になるような役割を得たい。でもそのためにチームを変える必要はない。ここでそうできるものだし、一生懸命トレーニングしていくつもりだ。僕には、僕なりの夢がある。昨シーズンは大きく成長したんだ。

Q:このクラブで16シーズン目になりますが…
A:これまでの15シーズンと同じだけの、学びたいという情熱と意思がある。今シーズンは、チームレベルでも大切なチャレンジをしていく。個人のレベルでは、成長して、チームに落ち着きたい。

Q:契約は2013年で切れます。延長するつもりですか?
A:僕の契約延長は問題にならないよ。僕はここが好きだ。もしここにいてほしいと望まれるなら、望まれる限りずっといるよ。

Q:バロン・ドールは誰に行くでしょうか?
A:選手に与えられる賞としては不公平だね。団体のスポーツなんだから。自由に1人を選ぶというのは、大して意味がないよ。昨シーズンは、他のチームを大きく上回って、たくさんの記録を破った。その賞を得る選手が、そういった僕たちのチームから出るならフェアだと思う。賞に値する選手はたくさんいる。僕は関わらないけど。

Q:モドリッチをどう見ていますか?
A:毎シーズン、素晴らしい選手たちが加入し、出て行く人たちもいる。重要なことは、チームが強くなることだ。チームを向上させることは難しいものだ。皆そのために働いているし、だから僕たちはすべてを喜んで受け入れる。僕たちはいつでも、腕を広げて、マドリーをより強くしてくれる助けになるすべてを迎えるよ。

Q:マドリーはさらに戦っていくチームでしょうか?
A:そうだね。昨シーズンは、ほとんど打ち破れないような数字を挙げた。僕たちは向上していくために戦っていくつもりだ。他の大会でも、さらに高い位置に到達できるように挑戦していくつもりだし、がんばるよ。昨シーズンは素晴らしかった。
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小休止
毎日のマドリーのトレーニングについては、公式の記事と画像と動画から「がんばってるなー」と確認だけしています。土曜日には、トップチーム組vsカスティージャ組+シャヒン、でミニゲームをして、カスティージャチームが5-1で勝ってしまったそうで、そんなこともニュースになってますが…ま、そんなに気にしなくてもいいんじゃないかとは思います。シャヒンはいいアピールになったかな。
その土曜10時からのトレーニングの後は、約2日間のオフに。月曜の夕方(17時30分)からトレーニング再開です。翌日には、オビエドで最初のプレシーズンマッチ。その後、順次EUROに出ていた選手たちも合流する予定で、そう考えると短いオフでしたねー。


ケディラ。



オリンピックタイムスケジュール(自分用メモ的に)
記載の時間は現地のキックオフ時間なので、+8で日本時間になります。見やすい時間で助かります。EURO同様、寝不足必至ですが。

Men's tournament
日本、スペイン(グループD)
7月26日(木)
 12:00 ホンジュラス vs モロッコ(ハンプデンパーク、グラスゴー)
 14:45 スペイン vs 日本(ハンプデンパーク、グラスゴー)
7月29日(日)
 17:00 日本 vs モロッコ(St.ジェームスパーク、ニューカッスル)
 19:45 スペイン vs ホンジュラス(St.ジェームスパーク、ニューカッスル)
8月1日(水)
 17:00 日本 vs ホンジュラス(シティ・オブ・コベントリー・スタジアム、コベントリー)
 17:00 スペイン vs モロッコ(オールド・トラフォード、マンチェスター)

マルセロ+ブラジル(グループC
7月26日(木)
 19:45 ブラジル vs エジプト(ミレニアムスタジアム、カーディフ)
7月29日(日)
 15:00 ブラジル vs ベラルーシ(オールド・トラフォード、マンチェスター)
8月1日(水)
 14:30 ブラジル vs ニュージーランド(St.ジェームスパーク、ニューカッスル)

Quarter-finals
8月4日(土)
 12:00 M25:グループD1位 vs グループC2位(オールド・トラフォード、マンチェスター)
 14:30 M26:グループB1位 vs グループA2位(ウェンブリースタジアム、ロンドン)
 17:00 M27:グループC1位 vs グループD2位(St.ジェームスパーク、ニューカッスル)
 19:30 M28:グループA1位 vs グループB2位(ミレニアムスタジアム、カーディフ)

Semi-finals
8月7日(火)
 17:00 Match 26の勝者 vs Match 25の勝者(ウェンブリースタジアム、ロンドン)
 19:45 Match 28の勝者 vs Match 27の勝者(オールド・トラフォード、マンチェスター)

Bronze medal match
8月10日(金) 19:45(ミレニアムスタジアム、カーディフ)

Gold medal match
8月11日(土) 15:00(ウェンブリースタジアム、ロンドン)

ガゴ、バレンシア移籍へ

2012-07-20 05:35:34 | football
ガゴ、バレンシア移籍へ
バレンシアがガゴ獲得に動いている、というニュースが出てから、あっという間に(1日くらい?)話がまとまりました。バレンシア公式で「プレ合意」と…表現はまだ中途半端ですけど、もうこれで決まりでしょう。金曜にメディカルチェックの予定だそうです。
MARCA記事によれば、移籍金は400~500万ユーロ。マドリーとバレンシアのクラブ間でもすんなり合意に達したようです。4年契約で給与は150万ユーロで、たぶんマドリー時代より下がるんだと思いますが、ガゴもここまで金銭的にもっと良いオファーがあっても納得しないものは断っていたようで、高いレベルにある、チャンピオンズも戦えるチームが見つかって、本当に良かったです。
いや、同じリーガだから直接の対戦相手になる(しかも開幕戦で当たるし…)わけだから喜んじゃいけないのかもしれないですけど、でもガゴのためには本当に良かった。昨年も今年も、プレシーズンでチーム本体と引き離されて1人別メだなんて話を聞くの嫌だったので。
バレンシア、楽しみですね。グアルダードも加入したし、残念なケガしたバネガが復帰して、カナレスも元気になってきたら……。
ちなみにガゴの代理人マルセロ・ロンビージャは、バレンシアとは古い付き合いだそうです。というのは、ちょっと懐かしいキリ・ゴンサレスの代理人でもあったそうで。

カナレスも含む
ASによると、今回のガゴの移籍についてのマドリーとバレンシア間の交渉には、カナレスの移籍についての話し合いも含まれていたようです。カナレスは現在マドリーからのローンという形でバレンシアの選手となっていますが、バレンシアは今回の交渉で、800万ユーロでカナレスを獲得するつもりで、こちらもほとんどまとまりかけているようです(ガゴに350万ユーロ、計1150万ユーロの移籍金を支払うとのこと)。いずれにせよ、マドリーには、買戻したくなった時のための特約条項が付けてあるんだとか。


プレシーズンの予定
改めて、公式から発表されています。
7月24日:レアル・オビエド vs レアル・マドリー(オビエド)
7月27日:ベンフィカ vs レアル・マドリー(リスボン)
7月28日:ロサンジェルスへ
8月2日:L.A.ギャラクシー vs レアル・マドリー(L.A.)
8月5日:サントス・ラグーナ vs レアル・マドリー(ラスベガス)
8月8日:A.C.ミラン vs レアル・マドリー(ニューヨーク)
8月11日:セルティック・グラスゴー vs レアル・マドリー(フィラデルフィア)
8月11日:マドリーへ戻る


イグアイン、契約の刷新について口頭で合意
水曜日、イグアインの父親がベルナベウでホセ・アンヘル・サンチェスと会っていた、という話がありましたが、これはイグアインの契約について話し合うためであった、というMARCAのニュース。現在350万ユーロの給与を、450万ユーロにアップ(これでベンゼマと同等)するという内容だそうです。話し合いでほぼ合意になっているようですが、公にされるのはL.A.ツアーで、フロレンティーノ・ペレスがイグアインと話をし、確認してからになるとのこと。


火曜日のイグアイン
Q&Aで読みたいと思ってたので、だいぶ時間がたってしまいましたが、イグアインによる、2012/2013シーズン最初のプレスカンファレンス(考えたらモウもまだやってない)。イグアインが選ばれたのは、散々ファンの気を揉ませたから?第4カピタンだから? 個人的には後者だと思ってます。ロセイに対する応答など、なかなかナイスな発言を見ると、特に。
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Q:新しいシーズンに向けてどんな状況ですか?
A:たくさんの意欲、エネルギーを備えて、今シーズンがまた新たな良い1年になるよう楽しみにしているところだよ。それに、チームとしても、個人としても、両方の目的を達成できればと願っている。マドリーにやって来た最初の日と同じようにして、新たなシーズンに立ち向かっているよ。戦うこと、自分らしくあること、妥協しないで頑固に、それで最後までいくつもりだ。今日この日まで、ここにいることに、何の後悔もしたことはない。満足できるだけのゴールを上げ、タイトルを獲り、夢をかなえることができた。そして、今シーズンもまた、チャンピオンズリーグのように、夢をかなえられたらと思っているよ。

Q:あなたの移籍についての噂をどう感じていましたか?
A:僕は、ここにやって来た最初の日と同じように過ごしている。僕がいるクラブがどういうものかわかっている。ここにいる選手達がどういうものか、毎シーズン選手についての噂があることもわかっていて、それでも僕は落ち着いている。僕はいつも落ち着いていたよ。皆にサインしてもらったユニフォームは、お別れの意味があったわけじゃない。記念品として、サインを頼んだんだ。ラストゲームでの、僕の仲間たちやファンからの愛情で、続けていこうという大きな力をもらったよ。だから僕はここにいる。新シーズンに向けた大きな希望を持ってね。

Q:ロセイが、誰もが知っていることだが昨シーズンは奇妙なことが起きていた、と言っていましたが……
A:奇妙だったというのは、たぶん、僕たちが121ゴールを上げ、勝ち点100を稼ぎ、カンプノウで勝利し、他のリーグでも成し遂げられたことがないようなことをしたからだろうね。そういうことがあれば、奇妙に見えるのかも。でも僕たちにしてみれば素晴らしいリーガだったよ。

Q:バルサを刺激していることの1つに、スーペルコパでのモウリーニョの恩赦の件があります。どう思われますか?
A:僕が思うのは唯一、いつでも、モウリーニョがベンチにいることは、僕たちにとって特別なもの、ボーナスだ。だから、そう決まったことが嬉しいよ。

Q:モウリーニョが、あなたが残留するよう納得できることを、何か言いましたか?
A:それは僕たちの間の話だから、何も言うつもりはないよ。僕が言えるのは、それが必要だったということ。家族のように、最終戦のベルナベウのように、僕の仲間のように、一緒に話し合った。すべてはそうするべきものだ。それが、僕がここにいるための、最大に楽観的な視点と可能な限り最高の希望を持って、今シーズンに向かうための力を与えてくれる。

Q:マドリーの外を思い描きましたか?
A:昨シーズン、僕の頭にはいつもこのチームのことがあった。タイトルを手にするためにチームを助けること、それ以外は考えていなかった。ベルナベウが示してくれた愛情は本当に素晴らしいもので、あんな瞬間は経験したことがなかった。だから僕はここにいるんだ。

Q:トレーニングを2日間やって、どんな感触ですか?
A:まだほとんどないね、チームの多くはこれから合流するし。始まったばかりで、新しいシーズンは長くて厳しいものになるだろうけれど、僕はすべてに最大限力を注いで、可能な限り楽観的にやっていくよ。シーズンの終わりには実りのあるものになるといいね。

Q:バロン・ドールはどの選手の元にいくでしょうか?
A:僕が決めるんじゃないから。それに値する選手が得るだろう、ということだね。それが僕たちのクラブの選手ならなおいいけれど、でも誰であれ勝ち取る選手は、素晴らしいよ。

Q:ルカ・モドリッチを知っていますか? どう思いますか?
A:EUROの大会とトッテナムの試合での彼を見たよ。彼はあのクラブでも好まれるし、僕たちも好むような選手だ。もしそれがチームにとって良いことなら、できるだけ早く決まるといいね。
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アルベロア、「ピピータ・ケダテ♪」歌って盛り上げた価値があったなあ……。



またも残念なニュース
MARCAもASもトップで大きく取り上げているのが、ラファ・ナダルのオリンピック出場辞退のニュース。膝の状態が思わしくないそうで、断念することになったそうです。旗手にもなってたのに…残念です。

日程2つ

2012-07-19 07:07:08 | football
プレシーズンマッチ初戦
モロッコでの試合がキャンセルになり、探していたプレシーズンマッチの相手はオビエドになった…というニュースがあって、それが確定したようです。マドリーの、2012/2013プレシーズンマッチの初戦は、7月24日にレアル・オビエドと。
MARCAによれば、まだ確定していないのが開始時間。オビエドは、市の空港にその日の終了時間の延長を打診しているようで、交渉が通れば試合開始時間は20時に、うまくいかなければ19時30分にキックオフ。マドリーは試合後に、宿泊せずにマドリーへ戻る、または、次の親善試合場所のポルトガル(リスボン)に移動したい、という要望(条件?)をつけていた、っていうことでしょうか。でもとりあえず決まりらしい。公式はまだ何も言ってませんけど…。


スーペルコパ第2戦
当初、8月30日に予定されていたスーペルコパ第2戦(ベルナベウ)ですが、29日22時30分キックオフとなりました。WOWOW、放送してくれるんですよね? 平日だから、最後の方は見きれないかもしれない…。
当初予定の30日は、UEFAスーパーカップの前に開催されるUEFAのガラがあり、マドリー、バルセロナの選手たちの出席も関係してくるため(最優秀選手候補に、クリスチアーノ、イケル、シャビ・アロンソ、セルヒオ・ラモス、エジル、コエントラン、ペペ、イニエスタ、チャビ、メッシ、セスク、と入っている)、スーペルコパの開催が譲歩することになったようです。
この情報を伝えるASの記事では、でもそのおかげで、リーガ第3節に向けて準備する余裕が1日多くなりました、と。まあその通りですが…。