けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

強いなあ

2005-06-30 22:17:49 | football
ブラジル。強かった~。


2005 FIFA Confederations Cup Final
ブラジル代表 4-1 アルゼンチン代表
ブラジル代表の得点:アドリアーノ(11, 63)、カカ(16)、ロナウジーニョ(47)
アルゼンチン代表の得点:アイマール(65)

アルゼンチンはチームとして若かった。前線も、前線だけではなくて各所でも、もしかしたら監督の采配にも、力不足が出てしまいました。
「たられば」ですが、サビオラの赤紙はやはりイタかったのかもしれない。出てたら確実にそれが良かったとはもちろん言えませんが、でも現アルヘン代表におけるFWのファーストチョイス(=クレスポ)とセカンドチョイスがいなかったわけですからね。
6月の南米予選から今大会にかけてずっと好調だったリケルメも、早々に2点を叩き込まれた後は余裕がなくなったように思います。やっぱりメンタル面はかなりデリケートだ、この人。

うち(=ASモナコ)の選手たちですが、今回はシシーニョに完全に右サイドのポジション争いで負けてしまったマイコンも、最後に数分出場できました。
出ないだろうと思ってたルーカス・ベルナルディにいたっては、フル出場してしまいました。各紙の採点・評価は良かったり悪かったりいろいろで、確かに守備面を買われて出ているのにこれだけ失点しては、評価されないのは仕方ありませんが。ただちょっと嬉しかったのが2つほど。

Football365.fr
モナコ絡みでいつもお世話になっているこのニュースサイトは、ご祝儀なのか何なのか、ルーカスにアルゼンチンの中では一番良い「6」をつけてくれました。まあ怪しいって言えば怪しいのですが。

Ole紙の記事「4×4」
「4×4」が何を意味するのかよくわかりませんが、代表選手の評価のようです。記事の書かれた日時は不明。
ベルナルディ:「良い」。この大会の前までは、ベルナルディはただ「ギジェルモ・コレア(テニスプレイヤー)の友人」というだけだと思われていた。それにもかかわらずモナコのこの選手は、彼がやれるのだということを示した。デシャン(98フランスW杯の世界チャンピオンで、ルーカスは彼のプレースタイルに類似した特徴を持っている)のお気に入りの一人であるということは、小さくない名声である。その名前が、W杯2006に向けた中盤の選手として、マスチェラーノとカンビアッソとの間に入り込むことができるだろう。(最後ちょっといい加減)

それにしても、アドリアーノだのロナウジーニョだの止めろってのが無理ってもんです。あの人たち人間じゃないかもしれません。サンバ星人。すごかったですよ。
しかし、そんな今回のブラジルを見てると、ふと悔しくなってくるわけです。

4年前、日本で行われたコンフェデ杯。あの時のブラジル代表ってのはいったい何だったんだろう、と。
私、コンフェデでもスタジアムでボランティアをやってました。ゴール裏スタンドで観客案内。当時はW杯本番ほど管理が厳しくなかったため、ある程度観客を座席に案内した後は、けっこうのんびりと試合を見ることができました。
でもなあ…ブラジル代表の記憶、全然残ってません。確か日本-ブラジル戦をやったはずなのに。監督がエメルソン・レオンだったってことくらいしか覚えてない。
今回のブラジル代表があの時のカシマスタジアムに来ていたら…ナマで見れたら…ま、そんなこと想像するだけ無駄ですが。ああでも何か悔しいなあ。

ともかくバカンスお預け状態の選手の皆さん、お疲れ様でした。

エル・コネホは(たまに)牙を剥く

2005-06-27 20:28:41 | football
FIFA Confederations Cup Germany 2005 Semi-Final
Mexico 1-1 (PK=5-6) Argentina

メヒコの得点:サルシド(104)
アルヘンの得点:フィゲロア(110)
ペナルティ
メヒコ:○ペレス、○パルド、○ボルヘッティ、○サルシド、○ピネダ、×オソリオ
アルヘン:○リケルメ、○マキシ・ロドリゲス、○アイマール、○ガジェッティ、○ソリン、○カンビアッソ

うち(=モナコ)のルーカス・ベルナルディさんはお休みでした。ちなみにボランチはマドリーにいたときよりはるかに生き生きとしているのが嬉しいカンビアッソと、マドリーの怪しいメディカルチェックでサラゴサに落ち着くことになったガブリエル・ミリート(ミリート弟)。悪くはないのだけれど、トーナメントで慎重になったのか、少々探りあい的な試合だったように思います。後半からはだんだんヒートアップしてきますが、メヒコの守りがきっちりしていたこともあって、アルヘンはなかなか得点できず。逆に延長前半にメヒコが得点し、1-0とリードを許します。
やはりアルヘンはすごいと思う。リードされたため、「攻めますから」と延長後半にドカドカ攻めて、きっちり得点を奪ってしまうところが。最後のPKも、お互い外さないのがまたすごい。最近PK戦というと外したり止められたりが多いのに、5人ずつまでは誰も外さなかった。皆、それぞれに自信を持っているのでしょう。最後はルクスが6人目のオソリオを止め、アルヘンはカンビアッソが決め、ファイナルはブラジウ対アルヘンの南米「エル・クラシコ」になりました。

さて、なんと言ってもこの試合で(個人的に)印象的だったのは、サビオラのローキックです。後半終了間際、ボールを奪われた後に相手の足を蹴っ飛ばし、一発ロハを頂戴して退場になってしまいました。あまりにもしっかり蹴っていたので、ちょっとびっくり。

サビオラはやはり真面目な選手だろうと思います。モナコでもそうでしたが、与えられたポジションが例えば右サイドのようなあまり得意そうではない場所でも文句言わずにこなしますし、インタビューの内容も真面目ですし、試合中はひたむきにボールを追いかけ、クラブには忠誠心を捧げる。ポジションはFWであり、乱暴な行為をするような選手ではないはずです。…なのですが。

個人的には以前から退場が多い、という印象がありました。正確に「いつ」とは言えませんが、リーガ・エスパニョーラでも2回くらいは退場してるはずで、そのせいでクラシコに出られなかったなんて事もあったような。

特に記憶に残っているのが、リーベル・プレートのサビオラ。リーガで注目を集めたシーズン、当時のJSKYSPORTSがアルゼンチン・リーグの再放送をしていました。ある日のこと、まだサビオラがいたころのリーベルの試合を放送するというので、興味津々でチャンネルをあわせてみました。放送は既に始まっていて途中から見ることに。しかし見始めて間もなく、何のファールか忘れましたが、レッドカードを頂戴しいなくなるエル・コネホ。唖然とするわたくし。

決して乱暴な選手ではありません。一生懸命になると周りが見えなくなるのかもしれません。今回だって「これは、ボール!」って感じで蹴ってましたからね。ま、もちろん真相はわかりませんが。サビオラも立派に「アルヘンらしい選手」だということなのかもしれません。

では、そんなサビオラの試合後のコメントをどうぞ。
たぶん僕が脚をちょっと高く上げすぎちゃったのが、退場に値するプレイだったんだろうね。でも、相手を傷つけようなんて思ってなかったんだ。次のブラジル戦に出られないのが恥ずかしいよ。でもファイナルに進んだことが重要だよね。試合に関して言えば、メヒコがとても速くてボールを良く回すだろうから、簡単じゃないってわかっていた。今は、回復してブラジウ戦に備えるよ。ブラジウが僕たちより余分に休んでいるのを計算に入れてるのなら、僕たちはそれは静観するしかない。でも僕たちは準備ができているから、僕たちが勝つと思うよ。

あれは「脚を高く上げすぎた」というレベルではないと思うよ、サビオラ…。


そんなサビオラ、この大会を終えたら厳しい現実に向き合うことになります。彼には今のところ、帰る家がありません。蹴球計画さんのニュースから引用を。

バルサ副監督、サビオラについて
「今のバルセロナには彼の居場所はないよ。」とはっきり彼のバルサへの扉を閉ざすコメントをしたということだ。「今のバルサにはエトーとラーションがいる。サビオラにはベンチにも入る余地はないよ。」と言い放った。


モナコにいるときから「バルサに戻りたい」と言い、ライカールトから「いらない」と言われた今でも「バルサとの契約を全うしたい」としているサビオラ。デポルティボや、ビアンチが監督になったアトレチコはサビオラを欲しがっています。
外へ出れば出場機会も増えて幸せなのに「残りたい」というサビオラの気持ち。なぜサビオラがバルサに拘るのかはわかりませんが、1年前サビオラと同じように赤白のクラブからスペインへ帰っていったある選手が重なるような気がします。

モナコサイトのことですが

2005-06-26 04:18:51 | football
長引く可能性もあるのでこちらでもお知らせ。

友人SUDさんとともにまったりやっておりますASモナコサイト「ASM JAPON:http://www.pixy.cx/~asmjapon/」ですが、25日昼ごろからサイトにアクセスできなくなりました。indexページを開くと、怪しいことこの上ない画像と何やら外国語が書いてあるページが表示されるのです。こんな風に。


サーバー管理側によると
現時点でわかっていることは、本日正午頃に何らかの方法で pixy.cx サーバーに存在している、
ほぼすべてのindex.html ファイルに対して改ざんが行われたということです。


WEB関係で詳しい話はまったくわかりませんが、要するにハッキングされたようです。そんなこんなで現在調査&復旧作業中。復旧に時間がかかる可能性もあります。

ニュース用に使っているブログAS MONACO NEWSの方は(exblogなので)問題なく元気です。ニュースの更新はサイトの様子を見ながらになると思います。

ハッキングって本当にあるんだ…。


朝になったら
直った~

CLファイナルにまつわるこんな話

2005-06-24 02:09:37 | football
エスパルスの情報誌『エスパルスニュース』とともに届くサッカー情報誌静岡『GOAL(今月はナポリ特集)』に毎号コラムを書いているリヴァプールファンの名代良さん(前も何度か紹介したはず)。彼の今号のコラムは、CLのファイナルについてでした。


2005年5月25日。当然のごとく現地に乗り込んでいた名代氏は、その日スタジアムに向かうべくホテルの部屋を出て乗ったエレベーターで、ジェラード、シャビ・アロンソ、ディディ・ハマンと出くわしたそうです。ホテルが同じことには気づいていたけれどもあまりにもの偶然に呆然とする名代氏。ところが、なぜかその名代氏をじーっとみつめるジェラード。その目は、名代氏が着ているユニフォームに向けられていました。
名代氏が着ていたのは20年前、リバプールがリーグカップとFAカップのダブルを達成した1985/86シーズンのもの。名代氏は栄光の年にあやかりたくて、このユニフォームをこの日のためにチョイス。その栄光の年のユニフォームにジェラードは気づき、シャビ・アロンソとハマンに「これは伝説のユニフォームだよ。ケニー・ダルグリッシュが着ていたやつだ!」と嬉しそうに説明したのだとか。次の部分はちょっと引用します。(問題があるようだったら消します)。

しかし、よくジェラードもいまや見ることも稀な、20年も昔のユニフォームに気づいたものだ。こうしたクラブの過去にかかわるこだわりはファンの専売特許で、選手は悲しいほどに無頓着なもの、というのが通例だというのに。
 これが意味することは一つしかない。やはりジェラードは私同様、リヴァプールファンなのだ。チェルシーへの移籍が取りざたされる最中に、たびたび口にしていたリヴァプールへの愛着は、ただのリップサービスではなかったのだ。
 今やアロンソとハマンにまで熱い視線を注がれて夢見心地の私の横で、誰に言うでもなさげにジェラードがぽつりと言った。
“We might be in a luck today”
伝説のユニフォームは、決勝戦での幸運の印かもしれない、と。アロンソが笑顔でうなずいた。
 もう何も臆することはなかった。私はごく自然に右手をジェラードに差し出して、言った。
“Steven, good luck. I'll do my best in the stand”
(スティーヴン、グッドラック。僕もスタンドで全力を尽くすよ)
“Thanks......”
 リヴァプールの主将は、笑顔で私の目を見つめながら、力強く握手してくれた。



あの日のあの試合の数時間前、そんなことがあったんだ…と思うと何か言葉に言い表せない気持ちになりました。

早いに越したことはありません

2005-06-23 18:37:14 | football
本日、2005/2006シーズンのプレミアシップのスケジュールが発表になりました。リバプールは8月13日,アウェイでのミドルスブラ戦からスタート。リーグ戦3試合を戦った後、8月の26日にはモナコでUEFAスーパーカップを戦うことになります。相手は2004/2005シーズンUEFA杯を制したCSKAモスクワ。

8月27日にはアーセナルと、9月の17日にはマンUと、10月1日にはチェルシーと、いずれもホームで。てことは後半戦はこの3チームと全部アウェイなのね~。

マージーサイドダービーは、12月28日にアウェイで、3月25日はアンフィールドで。

ところで世界選手権ていつでしたか?今のところ予定には入っていないので、いろいろと調整していくんでしょう。勝ち上がればCLもあるし、スケジュールきついなあ……。そういえばCL予備予選の組み合わせ抽選会は明日でしたっけ?

ともかくこうしてスケジュールが発表になると、いよいよ新シーズンが近いんだなあとまたわくわくし始めるわけです。ただちょっと気になることが。リバプール、補強進んでませんよね…大丈夫?

04/05シーズンのフランス、リーグ・アン。リヨンから大きく引き離された3位で終え、CLでもその前シーズンほどの結果を残せなかったモナコにあって、デシャンはたびたび「新加入の選手が夏の練習を一緒に過ごせなかったこと」を悔いる発言をしていました。攻撃セットの中心の1人であるサビオラがモナコに加わることが発表されたのは、移籍締め切り間際8月31日のこと。リーグ・アンの新シーズンはとっくに始まっていたし、CLの予備予選も終わっていた。なによりサビオラは28日までオリンピック代表チームに帯同していたため、合流は遅れました。
シーズンを通してのサビオラは、決して悪くありませんでしたが、いつか見た「キレキレのサビオラ」というわけでもなく…。もっと早く合流してキャンプができていたら、とDDが言いたくなるのもわかります。
その反省もあってか新シーズンのモナコの補強は、最終戦が終わるかどうかという辺りから今月中旬の間に5,6人ほど怒涛のように決まっていきました。もっとも「インターナショナルクラスのアタッカーが1人」加わるという話もあり、これは謎のまま…。

ま、何にしても補強するなら急いだ方がよろしいかと思うわけです、リバプール。GKからFWまで、あれこれと名前はいっぱい上がっているんですけどね…。

それから肝心のスキッパー、スチービーはしっかりつなぎとめておいて下さい。お願い。

個人的趣味に走ると

2005-06-23 16:30:43 | 
諸事情により、愛知県で行われている某万国博覧会に連れて行かれました。私を連れて行くわりには何にも予定を立てていないらしい同行者は「行きたいところへ行っていいよ」とおっしゃる。並ぶのイヤ、混むのもイヤ、マンモスもロボットも別にどうでもいいし、ということで真っ先に出したリクエストが

スペイン館。大耳を見て、20世紀最優秀チーム記念杯を見て、インタコンチネンタル杯を見て、選手たちのサイン入りのマドリユニを見る。なぜか選手たちのサイン入りセビージャユニまでありました。あとキャプテン翼の単行本も。これで目的の半分は達成したようなもの。


昼食はタパスバー(スペイン)で。アボガドクリームとホワイトアスパラのピンチョスがむちゃくちゃおいしかった。冷えたスパークリングワインが胃にしみる。幸せ。右は同行者が注文したタパスセット。


昼食から3時間後、チェコ館でおやつにする。プラシル(ASモナコ6番、チェコ生まれ)がサポーターのアンケートで好きな食べ物にあげていたチェコ郷土料理「蒸しパン、豚肉料理、蒸しキャベツ」(とおぼしきもの)が載ったプレート。蒸しパンと温かい酢キャベツがうまかった。でももっとうまかったのが黒ビール。ビールはオーストリアとチェコでしか飲めなかったけど、かなり満足。


そんな万博。

(こんどこそ)ご成約

2005-06-22 00:44:37 | football
バレンシアへの入団が決まったものの、メディカルチェックで問題があり、一時移籍が棚上げになっていたパトリック・クライフェルト。無事にバレンシアの一員になりました

バレンシアオフィシャルからは「最高だね。バレンシアの医者と話したけど俺の膝は完璧さ。サポーターへのメッセージ?俺たちはバレンシアを上昇させなきゃいけないし、多くの喜びをもたらすことができるってところかな。大切なのは自信をもつことさ。サイコーのクラブをもっとよく知るために、早くチームメイとたちに会いたいね」(少々意訳、略あり)
とのことですが、昨シーズンからそうだったけど、シーズンオフとはいえ太ってるなあクライフェルト…。怪我の元だから絞っといたほうがいいよ~。

で、太ったなといえばこれ。

ビジャレアルのマスコット、潜水艦くん(本名知らず)。君、こんなに太ってたのか。腹出てるよ。

(こんどこそ)昇格

2005-06-19 04:53:38 | football
リーガ・エスパニョーラ・セグンダは全日程を終了。

LIGA 2004-2005: 2ª DIVISIÓN. JORNADA 42
LLEIDA 0-2 CELTA



セルタ、今度こそ昇格。おめでとう!


カディス、セルタ、アラベスが昇格。

1 Cádiz 76
2 Celta 76
3 Alavés 76
------------------ ↑プリメーラ昇格
4 Eibar 73
5 Recreativo 71


そして今日もベルナルディ先発出場中。
2005 FIFA Confederations Cup GroupA
オーストラリア代表 2-4 アルゼンチン代表
オーストラリア代表の得点:アロイジ(61=PK, 70)
アルゼンチン代表の得点:フィゲロア(12, 53, 89)、リケルメ(31=PK)

GK:ヘルマン・ルクス(今日は良かった)
DF:ファブリツィオ・コロッチーニ(86,ゴンサーロ・ロドリゲス)、ワルテル・サムエル、ガブリエル・エインセ
MF:ハビエル・サネッティ、ルーカス・ベルナルディ、ファン・パブロ・ソリン、マリオ・サンターナ(66,エステバン・カンビアッソ)、ファン・ロマン・リケルメ
FW:ハビエル・サビオラ(73,パブロ・アイマール)、ルチアーノ・”ルーチョ”・フィゲロア

日程が中2日と厳しいからこの試合は休みかもと思っていましたが、ベルナルディは再び先発でした。ペケルマンによるこの大会のメンバーの位置づけが「これまで出場機会の少なかった選手たちにチャンスを与える」こともあって、やはり試されているのかもしれません。カンビアッソが出てきても、交代にはならずフル出場。さすがに疲れがあるのか、後半ちょっと落ちていた気がします。

フィゲロアはハットトリック!ビジャレアルで一緒なだけあって、リケルメやソリンとはやりやすいでしょう。

15番

2005-06-18 23:09:11 | football
ここ数日ベルナルディ@アルゼンチン代表に入れ込みすぎていたせいでしょうか。昨夜、大学院の後輩の就職祝い飲み会にお付き合いし、焼酎をお相伴し、十分すぎるほど酔って帰ってきた私は、メッセンジャーで友人に、いかにベルナルディが素晴らしいかを切々と語っていたのだそうです。「だそうです」=もちろん覚えていないんですが。申し訳ない。

さて、酔っ払いに付き合ってくれたその友人は先日モナコ方面を旅行して来ました。もちろんベルナルディに関する熱い語りに付き合ってくださったような人ですから、行き先がモナコだからといって優雅なカジノツアーな訳もなく、ただひたすらASモナコFCを応援する、というモナコ愛に満ち満ちた旅行だったわけです。アウェイの試合を追いかけるためにフランス2周して、宿泊もほぼユースとかだったものね。

で、そんな友人がこんなお土産を持って帰ってきてくれました。


モナコ15番、ジコスのユニフォーム、サイン入り!それがついに手元に届きました。

アンドレアス・バシリス・ジコス。ギリシャ人。モナコではベルナルディとともに中盤の底を担当します。やや守備的。03/04のチャンピオンズリーグチェルシー戦で「マケレレの罠」にはまりレッドカードを食らった人です。ギリシャ代表に入るに十分な力がありながら、オットー・レーハーゲル現代表監督といろいろあるらしく…召集されません。

なぜモナコの選手の中からジコスを選んだかは…何でだったっけ。確かプラシル6番とジコス15番とどちらを買ってきてもらうかで迷ったんですが。ま、ともかくモナコにはとても重要な選手なのです。
サイン入りのユニを手にするのは初めてなので、かなり嬉しい。家宝(?)にする予定であります。


こんな顔しています。ギリシャ語を日本語にできる方、もしいらっしゃったらこの記事、訳してくださいませんか?さすがにギリシャ語→英語のWEB翻訳は精度が悪くて読めませんのです。

ひどい、ひどすぎる

2005-06-17 19:09:50 | football
2005FIFA Confederations Cup GroupA
Brasil 3-0 Greece

ブラジウの得点:アドリアーノ(41),ロビーニョ(46),ジュニーニョ・ペルナンブカーノ(81)

日本戦の後でブラジウの試合まで起きて見ているのはさすがに無理で、再放送のハイライト部分だけ(要するにゴールシーンだけ)とりあえず確認。

あんまりだ、ひどいよジュニーニョ・ペルナンブカーノ。アドリアーノのシュートも「なにこれ?」ってくらいすごかった。でもジュニーニョ・Pのフリーキック。ゴールポストぎりぎりをかすめてゴールにおさまるFK。あんなの取れるGKなんているわけがございません。もうほんと、嫌な選手だ~。ブラジルで(≒世界で)今いちばん最高のFKを蹴るのはこの人ではないだろうか。
04/05のフランスリーグ・アン、モナコがルイⅡにリヨンを迎えた時。勝ってたんですよ、モナコ。でも後半のロスタイムに、この人のFKから同点ゴールを入れられてしまいました。「うそ~」と呆然としていたら終了のホイッスル。忘れるもんか、ジュニーニョ・P。そのすばらしいFKは、今後モナコ以外のチームと対戦する時にだけ見せてください。見ている分には大好きなので。



やたら和やかなセレソン。ホナウジーニョ・ガウーショ(by倉敷さん)を初めとして、本当に楽しそうにサッカーをするのが羨ましい。


Japan 1-2 Mexico
メキシコの得点:ジーニャ(39),フォンセカ(64)
ニホンの得点:ヤナギサーワ(12)

白き綿毛飛ぶハノーファーにて。メキシコ、うまいですねー。日本先制したのになあ…。

何の魂胆か

2005-06-16 18:07:33 | football
出会ってしまった2人
今日のマルカのトップページは

イビサ島(マジョルカ近辺)でバカンス中に出会ってしまったらしいジェラードとグティ、でした。
一瞬何事かと驚いてしまいましたが、でもグティがこれ見よがしにPumaのシャツを着ているところを見ると(グティのスパイクスポンサーはPuma)、スポンサー関連で何かイベントでもあったのかもしれません。あれ、でもジェラードはアディダスだったような?

※トップページの見出しによると「グティがレアル・マドリーの最大の目的であるジェラードとイビザで出会った」なんだとか。そういえば昨日辺りからMARCA的には「ジェラードをマドリーへ」って大きく報道してましたっけ……余計なお世話だこと。

やっぱり中止
ニッカンスポーツの記事ですが、やはりリバプールの来日は中止になった様子。まだ清水のオフィシャルでもリバプールのオフィシャルでも発表されていませんが、シカ公式では発表済み。
清水が関わっていただけに、中止の報は実はかなり残念です。ボルトン、日本に来たついでで清水と試合してくれないかな。絶対行くよ。
ともあれ、マドリーの試合(でもチケ高いので迷い中)とボルトンの試合に的を絞っていきたいと思います。カンポちゃん、カモンカモーン。
21時:清水公式でも発表。

リバプール公式にあったラファのインタビュー「シセとナンドは来シーズン火がつくよ」(変な訳…)では「モリエンテスは、レアル・マドリーで6ヶ月も十分にプレイできず、十分にフィットしていなかった。しかし彼は技術に優れた選手だし空中戦にも強いことから、良くなるだろうと確信している。ここイングランドではフィジカルが重視され、彼はフィジカルレベルを改善する必要がある。しかし来シーズンはベストな状態のフェルナンドを見ることができるだろう」とコメントされています。ご期待に添えますように。

2005FIFA Confederations Cup GroupA
Argentina 2-1 Tunisia

アルヘンの得点:リケルメ(33=PK)、サビオラ(57)
チュニジアの得点:ゲマムディア(72=PK)
GK:ヘルマン・ルクス
DF:ゴンサロ・ロドリゲス、ファブリシオ・コロッチーニ、ガブリエル・エインセ
MF:マリオ・サンターナ、ルーカス・ベルナルディ、ファン・パブロ・ソリン(79、ハビエル・サネッティ)、ルチアーノ・ガジェッティ、ファン・ロマン・リケルメ
FW:マキシ・ロドリゲス、ハビエル・サビオラ(66、カルロス・テベス)

少々ドタバタながらもアルゼンチンは無事1勝目を上げました。チュニジアはフランスなどのヨーロッパ各国リーグに所属する選手もいること、また監督が元フランス代表監督ロジェ・ルメールであること、だからなのかよく組織された守ってカウンターな感じのチームでした。PKや惜しいシュートを外さなかったらどうなっていたかわからない…。

代表キャップ2試合目のルーカス・ベルナルディ(モナコ)も無事にお勤めを果たしました。ルーカスは普段モナコではジコスまたはペレスと並んで中盤の底を担当し、攻撃にもかなり参加するタイプです。しかし昨夜の試合では、純粋に中盤の底なのは彼1人だったように見えました。そのせいか前に出て行くことはほとんどなく、よく走ってボールを追いかけ奪取し、パスをはたいていました。
アルゼンチンのOle紙の採点(10点満点)では、サンターナ(7.5)、リケルメ(7.5)、ガジェッティ(7)に続いて6.5点を頂きました。採点のコメントは「よくスペースをカバーし、丁寧に補正していた」。いいですね。FOOT!の倉敷さんの話など聞いているとOle紙の採点はかなり適当っぽいですが、嬉しいのでいいにしておきます。

しかしアルゼンチンの問題点は前回のW杯から改善されていませんね。「GKだけ人手不足」。他のポジションには選ぶのに困るほどタレントが揃っているのに、GKだけはどうもこう……。今回はアボンダンシエリが入ってないんですね。少なくとも次はルクスは止めておいた方が…。

そして本日は日本の登場、まずはメキシコ戦。昨夜も書いたように特別応援しようとは思っていませんでしたが、アジアを代表しているわけですし、どうやらあちらのマスコミの目はずいぶんと冷ややかなようですし、それなりにがんばって頂きたいと思います。
メキシコは、諸情報が確かなら、トップメンバーではないはず。現在南米で行われているコパ・リベルタドーレスに勝ち残っているチームのため、何人かの主力が外れているようです。またマルケス(バルサ)も本調子ではないと数日前のニュースで見た気が。がんばれ日本。

こんへで

2005-06-15 23:51:55 | football
本日よりFIFAコンフェデレーションズカップが始まります。世間的にはどうでも良い大会、おそらく本人たち的には早くバカンスに行きたかったのにな大会。

それでも実はひそかに楽しみにしています。いや、日本代表じゃなくて。だいたいご贔屓チームから選手が入っていないですし。

ということで今回は、アルゼンチン代表に着目。マドリーからサムエルが、そしてモナコからはルーカス・ベルナルディが入っております。

ルーカスは、モナコで7番を背負うMF。以前にも紹介しました。今シーズンも相変わらずの暴れっぷりでよく紙をもらっていました(でも昨年よりは少ないはず)。

ルーカスが代表に始めて召集されたのは、忘れもしないエコパでの日本代表戦。見に行きましたよ。初めてなのに堂々と中盤で指示を出しまくるルーカスに、ちょっと嬉しさを覚えたものです。
安定してモナコでプレイできているのが良かったのか、04/05シーズンはよく代表に呼ばれるようになりました。ルーカスもペケルマン・ボーイズの一人だから、というのもあるかもしれません。もっとも召集されて南米まで旅をしてもなかなか使われなかったりするのですが。この間はキト(標高2850m)まで行かされてもラパス(標高3700m)まで行かされても、出番なかったですからね…。

今回は出番があると良いなと思っています。ちゃんと練習してますし。

プラセンテとストレッチ

アルゼンチンはチュニジアと開幕試合を戦います。試合開始まであと1時間ほどでしょうか。6月15日18時(日本時間16日2時)より、ケルンにて。ライブで放送もあります。(ルーカスは出ないかもしれないけど)、現在絶好調のリケルメも楽しみ。


とか言ってるうちに先発発表です。ルーカス入ってる!やったー!
ヘルマン・ルクス,ソリン,エインセ,リケルメ,サビオラ,ゴンサロ・ロドリゲス,コロッチーニ,ベルナルディ,マリオ・サンターナ,マキシ・ロドリゲス,ルチアーノ・ガジェッティ

レアル・マ……

2005-06-13 20:59:11 | football
どうせバカンス中だからニュースなんて入ってくるわけないしー、と思っていたモリエンテスの消息についてですが、リバプールのオフィシャルに行ったところぺかぺか笑顔のモリエンテスが鎮座しておりました。


---------------------------------------
フェルナンド・モリエンテスは、来シーズンチャンピオンズリーグでタイトルの防衛を許されるというニュースに対して喜びを表明し、そして今度は自分の役割を果たそうとじりじりしていることを認めた。
レッズが先月イスタンブールでACミランに対して感動の勝利を得たその試合、モリエンテスにはプレイする資格がなかった。しかしレアル・マドリーで優勝の経験があり、03/04シーズンにはモナコでチャンピオンズリーグのトップスコアラーでも合ったこのスペイン人ストライカーは、今やヨーロッパのトップトーナメントでリバプールのシャツを着るのが待ちきれない様子だ。
「昨シーズンのヨーロッパの大会をスタンドで過ごした後では、チャンピオンズリーグで再びプレイできるのがものすごく嬉しいです。モナコでそうだったようにまた得点王になりたいし、リバプールでトロフィーを獲得したい。UEFAは非常に賢明な判断をし、とてもフェアな解決法に行き着きました。私は幸せです。でも彼らが私たちにタイトルを防衛する権利を与えないことがあるなんて考えませんでした。そんなことがあったらとても悲しむべき不公平なことだし、悪い先例になったことだろうと思います。私はチームメイトたちとこのことについて話しました。皆この状況を喜んでいます」
リバプールは7月の12/13日の1stラウンドから、トロフィーの防衛を始めることになる。

---------------------------------------

予定どおりならば05/06シーズンはモリエンテスの当たり年になるはずです(1年おき周期説)。たとえ予備戦の1回戦からという気が遠くなるような道のりであっても、モリエンテスのいるCLというのはとても嬉しい。半年お預けを食ったわけですから。


さて、そんなリバプールのありとあらゆる移籍のうわさを聞いていると、リーガプールどころかこれはレアル・マドリーガプール(もはや原形とどめず)になってしまうんではなかろうかと。

○否定はされましたがラウルの話題も出ましたし、
○ベニテスはグティにも興味があるなんて報道されたり、
○エバートンと共にエルゲラを狙ってるなんて報道されたり、
○おまけにフィーゴまで。
フィーゴ、プレミアへの熱望を繰り返す
「マドリーとはまだ1年の契約があるが、私はいつもフットボールをしていたい。だからマドリーのフロントと将来について話すつもりだ。常に言ってきたことだが、プレミアシップはかつてプレイしたいリーグであったし、今もそうだ。家族のために正しい判断をすることが重要だが。リバプール、マンチェスター・ユナイテッドと繋がりを持っている。どんな選手もこのクラブでプレイしたいと思うだろうし、私も同様だ」


一人くらい来るかも……。



おめでたう
昨日の第41節でエルチェに勝利したアラベス、勝点を76に伸ばし2年越しのプリメーラ昇格を決めました。おめでとうアラベス!ピテルマン会長の補強手腕(&本人のベンチ入り言い訳)が楽しみであります。

セールータァァァァ…
イリーガルな選手起用でプリメーラ昇格が保留になったセルタ。選手に動揺があったのでしょうか、バライードスでエイバールに負けてしまいました。う…ちょっと危険なにおいがするよ、セルタ。危ないよ危ないよ…。最終節、現在13位のレイダとフエラで対戦。勝てば昇格、引き分け&負けの場合は、エイバール、レクレアティボ・ウエルバの結果次第。セルタ、ちゃんと戻ってきてよ~…。

国王杯はベティス

2005-06-13 01:08:25 | football


いつもは赤と白に染まるビセンテ・カルデロン(アトレチコ・マドリーのホームスタジアム)が、この日は真っ赤なサイドと緑と白のサイドとに塗り分けられました。
今年のコパ・デル・レイ、ファイナル。優勝したのは、ベティスでした。おめでとうベティス。

コパ・デル・レイ ファイナル
ベティス 2-1 オサスナ

ベティスの得点:オリベイラ(75)、ダニ(115)
オサスナの得点:アロイシ(84)

延長までいったんですね。今年はTVEが放映権を取れなかったらしく(例年ライブで放送が見れる)、ニュースのスポーツコーナーでゴールシーンを見ただけでした。ベティスの1点目はGKがはじけなかったボールがコロコロコロコロ…とのんびりゴールにおさまっていました。あとは良く分からない…。セビージャの街は、チーム初のCL獲得に続き、28年ぶりの国王杯制覇で、再び大盛り上がりになっていました。ちなみに上のリンクを張ったニュース(マルカの日本語訳)にもありますが、ベティスが前回国王杯を制したときも、会場はビセンテ・カルデロンだったのだとか。ゲンの良いスタジアムなのかもしれません。

もちろん喜んでいるのは選手たちも一緒。

闘牛の本場アンダルシア地方に生まれ、実際に闘牛も大好きなホアキンのムレータパフォーマンスです。インタビューを受けているホアキンはものすごい笑顔で嬉しそうでした。(ところでホアキン、君はどこへ行く…)

ベティス、今シーズンは本当にいい年になりましたね。チーム力を落とさず、来シーズンのCL&リーガに期待です。

ちなみに敗れたオサスナは、ベティスがCL出場権を確保しているため、UEFA杯出場権を手に入れました。ハビエル・アギーレの「チームを誇りに思う」のコメントもリンクしておきます。