2017/2018 UEFA Champions League Round 16 2nd-leg
PSG 1-2 (agg. 2-5) Real Madrid C.F.
マドリーのゴール:クリスチアーノ・ロナウド、カゼミロ
リーガを2試合すっ飛ばしてますが(見てます)。まずはCL。無事に勝ち抜けが決まりましたが、何か不思議な感じの試合でした。熱いようなクールなような、抑えめだった感じもするけど激しい時もあり、余裕があったような紙一重だったような。終わってみれば、点を入れて失点もし勝っているという、マドリーらしい、ある意味経験にも基づいた試合展開なのかもしれません。
負傷から回復したクロースやモドリッチではなく、カゼミロとコバチッチの中盤に、右バスケス、左アセンシオと、1stレグで途中から入り試合を動かした2人が先発。前半はやはりホームのパリの方が攻勢で、マドリーはわかっていた感じで受けに回っていたように思います。ちょっとボールが足につかない感じもあったりしましたが、完全に崩されたという場面はほとんどなく、コバチッチやカゼミロ、ラモス、ヴァランなどがスペースのカバーも含め、よく抑えていたんじゃないでしょうか。攻撃の方は、カルバハル、マルセロの両ラテラルは、ムバッペやディ・マリア、アウベスへの対応があったせいか抑えめ、バスケスとアセンシオ、クリスチアーノ、ベンゼマで入れ替わりつつ、カウンター的に攻めていた感じでした。(ベンゼマ、決めて…)。
後半、この前の選手たちで貴重な先制点が。アセンシオがボールを奪取しキープしつつ、絶好のタイミングで前へ出て行くバスケスにパス、そのクロスがぴったりとクリスチアーノへ。発煙筒の煙で真っ白な中、先制点が決まりました。クリスチアーノの今シーズンCL出場全試合でのゴールは継続中です。8試合で12ゴール!
この後、ヴェラッティが退場になり数的有利になるわけですが、またそこから失点するんですよね…(先日のヘタフェ戦でも)。余裕が出たのか、サイドから攻撃しようとするPSGの選手に守備がついていかない場面があったりして、大丈夫か?と思っていると、ゴール前で選手たちの間をコロコロ行ったり来たりしたボールが、最終的にはカバーニに当たってゴールに。これで1-1。
とはいえ、10人対11人という影響はどんどん大きくなっていったんじゃないかと思います。カウンターで崩している場面で、中盤で余裕ができたらしいカゼミロも一緒にふわふわっと上がっていって、こぼれて来たボールをシュートし、これが相手に当たりながらゴールにちゃんと収まる。カゼミロっていいところで点取りますよね。
ということで、最後まで危ない場面を作られたりもしながら攻めつつ、無事に試合終了。他の試合が戦われるのを待って、QFのドローは3月16日です。