けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

その後

2010-11-30 21:02:59 | football
イグアインの負傷
昨夜の試合に出場できなかったイグアインですが、痛めている腰の状態が予想以上によくない可能性が出てきた、というASの記事
イグアインの負傷は椎間板ヘルニアの可能性があり、今日、バルデベバスで検査を受けて状態を確認するそうですが、場合によっては手術となることも。その場合は長期離脱となり、残るトップチーム登録のFWはベンゼマただ1人に。となると、クリスチアーノをFWに数えてもいいし、モラタを上げることもできますが、冬のマーケットで動かざるを得ない、ということも……。


数がわからない
下の記事で書いた、次節出場停止の件。もはやどこのデータが正確なのかわからなくなってきましたが、次のバレンシア戦で出場停止となるのは、セルヒオ・ラモスとカルバーリョのみ、のようです。ペペは出られるみたい。

ラモスはCLもお休みですから(少なくとも1試合)、しばらくのんびりできそうですね。もちろん軽く嫌味な感じで言ってますよ・・・。


後から追加したあとから沸いてきたこと
試合後は、これはもう仕方ないくらいの感じでむしろすんなり受け入れてましたが、時間がたったら、やっぱりムカムカしてきました。選手たちはどうでしょうね。眠れないほど悔しいと思ったか、これは一つの試合だと受け止めて切り替えたか。
もちろん切り替えてもらわないと困りますが、でも実際の試合中に、クラシコという特別な試合に臨むための気持ちや覇気、マドリーにあるべきプライド…みたいなものが見えなかったのは残念です。これまで都度書いてきたように、やっぱりビッグマッチとクラシコとは違う。ぜんぜん別物。そういう意味では、セルヒオ・ラモスの最後の一連の行動は、方向がものすごーく間違ってますけど、クラシコで0-5なんてスコアにされたマドリーの選手としてある意味妥当な行動だったのかななんて思います。もちろん異論はあるでしょうけど。
モウリーニョの試合後のコメントでは、試合中でもはや回復不能だと判断し後はバランスをとってそれ以上試合が(マドリーの自我が…)崩壊しないようにした(その後も失点してますけどね)、と理解できる箇所がありました。こういう考え方には納得がいくのですが、交代カードを余らせたこと、イグアインに不安要素があったのにモラタを連れて行かなかったこと…。捨て身で1点でも取りにいく(1-8になってもいいから)というのを見たかった気も、どこかにあるのも事実です。でも、崩壊を防ごうとした、のもマドリーにあるべきプライドを守るためでもあって……うーん。
要するに、モウリーニョは受け入れることが容易な試合(ニュアンスはわからないけど消化しやすい、という単語を使っていた)と言ってましたが、見てる方では必ずしもそうではなく、いろいろ考えがぐるぐるする試合でもありました。

クラシコ後

2010-11-30 07:08:24 | football
10/11 Liga Espanola 1a divicion Jornad 13
Barcelona 5-0 Real Madrid C.F.


GK:イケル
DF:セルヒオ・ラモス、ペペ、カルバーリョ、マルセロ(アルベロア)
MF:シャビ・アロンソ、ケディラ、ディ・マリア、エジル(ラス)、クリスチアーノ・ロナウド
FW:ベンゼマ

感想をぽろぽろと
5-0か…ひどいもんだ。数日前になんか似たようなスコア見た気がするんですが。ドイツ方面で。

イケルかわいそうになあ。4-0(この間の代表戦)、5-0と続いたね…。
(でもカピタンなんだから、怒ってるだけじゃだめだとも思います。やっぱり前の方にカピタン代わりになる選手がいて欲しい)

メッシ&プジョル、ラモスが暴れてすみません。

次節、セルヒオ・ラモスはもちろん、ペペもカルバーリョもたぶん出場停止なんですよね。アルビオルいるし、ガライももう戻ってきてるし、アルベロアが右やればいいし、数は足りるんだけど…バレンシア戦ですね、次。

イトゴンって良いレフェリーですね。ぜんぜん嫌味とかそういうのじゃなくて。っていうか、やればできるんじゃないか、という話。

エジルもディマリアもベンゼマも、恐ろしく影が薄かった。クリスチアーノはがんばってたし気持ち出てたと思いますが、後半~時間がたつにつれて、やっぱり薄くなった。

高い位置からバルサのFWがプレッシャーかけてるんで仕方ないんだと思いますが、イケルがスローで味方DFにボールを渡せず、ロングキックするしかなかったのも、マイボールになかなかできなかった理由のひとつかと思われます。

今シーズン何度か、ハイテンションの相手に合わせてテンションが上がって落ち着かない…という試合がありましたが、今日は気持ち的に萎縮していた。実際どうだったかは知りませんが、そう見えた。で、むしろムキになる方がまだマシだなあと思いました。



試合後のコメント
シャビ・アロンソ
「こんな試合を予想してはいなかった。でも、リーガの試合は多く残されているし、これが終わりではない。彼らにとって、あれほど早く先制しすぐ次のゴールをいれたことが、大きな違いになった。とても難しくなって、良いことができなかった。この先、こういうことが起こらないようにと願っている。僕たちが犯したミスから学ばなければならない。」

モウリーニョのコメント:AS
「今日の試合では、我々は何もできなかった。これはおわったこと。今、我々は首位と2ポイント差にある、20ポイント差ではない。そして我々は続けていかなければならない。」

「これは屈辱ではない。私のキャリアの中で、一番の敗北だ。しかし、受け入れるのはとても簡単だ。勝利するチャンスのない試合で負けたということだからだ。苦味を感じて去ることもある、いくつかのプレイや審判のことがこびりついたりして…チェルシーやインテルを率いていた時には、敗れたことを受け入れがたいこともあったのだが。残念だ。」
「一方のチームが、その最大の力を持ってプレイし、もう一方が非常に悪かった。この敗戦はまったく妥当なものだ、しかし繰り返すが、これは受け入れやすいものだ。」
「リーガは最後に決まることだろう。我々は常に、最後まで行くつもりでいる。バルセロナは完成された製品であり、レアル・マドリーは、良いプレイをしているにもかかわらず、まだ完成されていない。しかし今日の結果は、2つのチームの間にある違いを示しているのではない。」
「ベンチにいて、敗戦を理解する。緊張感のある試合はなく、試合に勝利する感覚も持てない。ハーフタイムまではそう試みたが、3-0になって試合は終わった。唯一私が試みていたのは、チームがバランスを失わないように、威厳をもって終われるようにということだった。自分が変えることができないものを変えられないということは、無力感を感じるものだ。」
「この試合が、選手たちに心理的な影響を及ぼさないようにと願う。試合が終わって、選手たちには、これでリーガが終わるのではないのだと話をした。キャラクターを持つことが必要だ。勝利すれば、喜んで叫ぶことができる。でも5-0で負けたなら、これからの試合を戦っていくという意欲を持って進んでいくことが必要になる。私は、明日にでも試合をしたいと思うよ、そんなに待ちたくはない。今は、再びトレーニングをし、戦い、勝利しなければならない。」
(マドリーが与えたうち最初の)「2ゴールはほとんどばかげたようなものだった。我々は、1対1に欠けて、非常に簡単に失ってしまった。2-0になったら、バルセロナのようなチームがする選択は2つある。2-0のままでいこうとするか、もっと入れるためにプレスをかけていくかだ。」
「私のチームは、今日までファンタスティックな試合をしてきた。しかし今日、彼らは悪い戦い方をした。最後まで、威厳を持って続けていく必要があった。試合が終わるはるか前から、勝利するチャンスがないことがわかり、無力さが感じられていただろう。」
「私は落胆して帰ることになる。なぜなら、この試合で、またチームとして個人としての選手たちにも、もっと多くのものを期待していたからだ。我々全員が、悪い感覚を持って進んでいく。しかし、この試合は終わり、続けていく必要がある。なぜなら、我々は首位と2ポイント差につけているからだ。」

MARCAから
「一方が最高のレベルで戦い、もう一方が非常に悪かった。これは敗北だが、屈辱ではない。」
「先週末、我々は勝点1ポイントリードし、現在は2ポイントを追っている。私がいつも言ってきたのは、バルサは完成された製品であり、マドリーにはそうなるために多く欠けているところがあるということだ。」
(まだシーズンは多く残されていること)「昨シーズン、インテルを率いてここに来て、最初の対戦では敗れたが、その後我々は盛り返し、チャンピオンズのファイナルにまで進んだのだ。」
(選手たちに対して)「キャラクターを持つ必要がある。タイトルを取った際には、幸せで叫ぶことができる。しかし5-0で敗れたのなら、トレーニングしていくのだという意思を持って進むこと、戦い、勝利することが必要になる。」


ごめんねプジョル。

クラシコ直前

2010-11-29 22:19:43 | football
イグアイン
大騒ぎするべきか、過剰反応だよと言うべきか悩むところですが、MARCAとASと、両方で大きく報じてるのが、イグアインの出場が厳しいのでは、というニュース。両紙によれば、今日の午前中の時点で、目に見えて脚を引きずっている様子があったそうです。
モウリーニョは、12時30分から、ホテルで選手たちに話をし、事前のビデオセッションを実施。12時50分、モウリーニョはカランカ、ホセ・モライスコーチを伴って、イグアインと話をしていた。その後、数分間に渡って、イグアインは、フロレンティーノ・ペレス、バルダーノとも話をしていた、とのこと。
イグアインは、昨日から痛みがあり、今朝の時点では良くなっていたものの、今朝から、また昼食後もケアを受けているとのこと。モウリーニョは、イグアインで強行するか、ベンゼマを代わりにするか、ラスを入れて中盤固めるかを、他のコーチ陣と共に検討中。試合直前まで様子を見ていくことになるのでは……。

という話。痛めてた箇所は背中・腰辺りだったと思うんですが、脚を引きずっているとは…そもそも動きがおかしいということなんだろうか。せっかくなのだから、いつもの11人でいってほしいところですが、無理があるなら強行させるのもなあ。ベンゼマ、ここは一発アピールどころ。


新米OB
クラシコともなれば、マドリーバルサ、それぞれのお歴々のコメントが各紙をにぎわせているわけですが、守備範囲の広いASから、マドリーの新米OB、エルゲラ&モリエンテスのインタビュー。といっても、未完成です。試合までに終わる自信はないのですが…眠くて。とりあえず途中まで。
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Q:クラシコについて、どうでしょうか?
M(モリエンテス):近年に比べると、もっとイーブンな状態だと見ているよ。これはマドリーにとってグッドニュースだ。最近のクラシコでは、マドリーが非常に良いサッカーをしていたし、それを維持しているから。でも今は、マドリーはFCバルセロナのフットボールに近づいてきた。特に結果の点でね。これはスペインリーグにとっては悲しいことでもある。なぜなら、すべてがマドリーとバルサの間にあるのだから。でも、このクラシコは、はっきりとどちらが優勢ということもない、もの凄い試合になるだろう。

Q:モウリーニョがマドリーに来て、多くのことが改善されたでしょうか?
H(エルゲラ):そうだな、俺の時は守るのがすごく大変だった。皆が攻撃したがってたから......
M:僕のこと?
H:そうだな、少なくともお前はコーナーの時に下がってきてくれたな。いずれにしても、昨シーズンも既に良いチームだったし、実際、勝ち点の記録も作った。でも今は、マドリーは別の方法で進んでいる。以前の問題は、マドリーにあったのではなく、優れたバルサがいたことだった。今、ロス・ブランコス(=マドリー)は、より接近している。異なる戦い方、異なるチームの意思...どこが相手であれ勝てる。

Q:カンプノウでの試合が、マドリーにとってはより良いものになるでしょうか?
H:俺の考えでは、イエス。バルサは常に自分たちの戦い方を望み、マドリーに対しても同じように、ボールを持たせるだろう。でも、カウンターアタックに対しては厳しい。それで、カンプノウでやる試合の方が良いということだ。

Q:フェルナンド、これまでバルサ相手に何ゴール決めてきましたか?
M:マドリーで2、3ゴール入れたけど、でもぜんぶカーサでだった。どれも特別なゴールだよ。何か1つの試合というものではない、この試合の背後には、それぞれの家やスタジアムで試合を見ている、とてもたくさんの人たちがいるんだ。

Q:ではモウリーニョについて、あなた方の意見は?
M:驚異的だ。モウリーニョに対しては、好きだからとか友人を作るためとかで契約をしたんじゃない、するべきことをするためにしたんだ。チームを守備的に向上させた、これは近年のチームにとって価値のあることだ。そしてチームは守備の堅実さを手にした。本当に素晴らしいことをしている。

Q:ではマドリーのイメージに対しては?
M:そうだな、彼はジャーナリストたちに対して、多くのスパイスをもたらしているね。彼らの中にも友人がたくさんいるけど、皆が僕に言うのは、彼がしようとしたとおりに試合が至ることに、魅力を感じるということだ。フットボールの世界では、多くの大騒ぎもあるもので、たくさんの選手たちがすることよりも、多くのものを生み出す一人の監督を見るのは素晴らしいものだ。僕が思うのは、彼には、チームに貢献している非常に興味深いパーソナリティがあるということ。相応しい人物だよ。

Q:クリスチアーノとメッシの戦いをどう見ますか?
M:両チームと、2人のスターの個性とを結びつける最高の時だね。クラシコは、何度もそういったもの、彼らのような選手たちができる個人技で決められてきた。

(もうちょっと)
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バルセロナ戦前

2010-11-29 02:14:21 | football


クラシコ、召集選手

GK:イケル、アダン、デュデク
DF:アルベロア、セルヒオ・ラモス、ペペ、アルビオル、カルバーリョ、マルセロ
MF:ラス、ディアラ、ケディラ、グラネロ、シャビ・アロンソ、エジル、ディ・マリア、ペドロ・レオン
FW:クリスチアーノ・ロナウド、ベンゼマ、イグアイン

負傷による欠場:カカ、ガゴ
監督判断による欠場:ガライ、カナレス、マテオス

モウリーニョは、いつもの11人(イケル;セルヒオ・ラモス、ペペ、カルバーリョ、マルセロ;シャビ・アロンソ、ケディラ;エジル、ディ・マリア、クリスチアーノ;イグアイン)で行くつもり、だそうです。


モウリーニョのプレスカンファレンス
ASはセンセーショナルっぽい見出しをつけていますが、実際の発言の中身はそんなひどいことを言ってるわけじゃない感じなんですが…とりあえず、かいつまんで。
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「それぞれの規模に応じた試合があり、他よりも私が好むものがある。私はチャンピオンズの試合をより好んでいる、なぜなら、チームはテレビで大会が進むのを見続けなければならないからだ(この辺がなにを言いたいのかちょっとわかりません…)。わたしはそうしたことを、チェルシーでもインテルでも経験した。明日の試合は、何も決定するものではない。バルサとチャンピオンズやコパで対戦するとしたら、それはまた別の話だ。」

「重要なものは、すべての試合。勝った時のポイント負けたときのポイントを数えるだろうが、明日の試合を終わっても、まだ25試合も残っている。重要な試合だが、決定的なものではない。もし我々が勝利しても、その翌日は火曜日だ。そしてもし負けたとしても、翌日はやはり火曜日だ。」

「レフェリーのことは心配していない。それでも、私が新聞で読んだ統計の数字やいくつかの記事によると…イトゥラルデについてはバルサが幸せで、マドリーにはマイナスだ。しかし私は、それは何かの偶然だと思っている。間違いなく、イトゥラルデはバルサのファンではない、彼は審判だ。私は彼を信頼しているし、素晴らしいレフェリングをするだろうと信じている。もし選手たちが彼をサポートするなら、良い試合にするのはより楽なことだろう。もし選手たちがサポートしないなら、それは簡単ではない。我々はレフェリーをサポートしたいと思っている、難しくしたいのではない。」

「もし私のチームが敗れたとしても、その信頼も自尊心も、何も変化はしない。結果がどうであれ、試合のあとも落ち着いていく。」

(どちらが優勢か聞かれ)「クラシコやダービーでは、優れている方や順位表で上にいるものが、勝者にはならないことが多くある。こうした試合はいつもと異なるモチベーションを与える。10ポイント余計にもらえるか、10ポイントを失うかのように。でもこうした試合では、私が優勢だから私が勝つだろう、などと言うことは非常に難しい。ダービーやクラシコでの私の経験では、そういう言い方はしないものだ。」

「相手がバルセロナだから、あるいは他のチームだからと言う理由で、仕事をする我々のやり方を変化はさせない。我々は、等しくすべてに敬意を払う。もちろん、あるチームが頼り優れていることはあるが、我々は等しく敬意を払う。我々は分析し、そのチームとしてのクオリティを打ち破るよう務めるべきであり、強さの劣る点を見つけるべきだ。弱点をという意味で言っているのではない。良い点を消していこうということだ。素晴らしい試合になるよう望んでいるし、見せられる試合に誰もが満足してくれるよう願っている。」

「私は、私のチームが負けた場合でも自分たちを信頼し続けていくこと、勝った場合でも地に足をつけ続けていくこと、そういう十分なメンタリティを持つよう願っている。リーガで10ヶ月に渡って非常に高いレベルでプレイしなければならないことを知る必要がある。この試合が、自尊心に影響を与えるものだとは思わない。確実に、我々は落ち着いて続けていく、結果とは独立してだ。」

(グアルディオラについて)「彼にはスタイルがあり、私はそれにコメントはしない。もし(バルセロナが)彼に満足しているのなら、より良いことだろう。」

「これが、私がレアル・マドリーの監督としてバルセロナと対戦する最後の機会にならないよう願っている。これは、私はここに何年も居て、その結果すべてがうまくいくように、という意味だ。」

「私がどう受け入れられるかは気にしていない。90分間は、どのピッチであっても同じこと。どんな監督であっても、足を踏み入れるピッチが好意的であっても敵意を持っていたとしても、集中を失うことはない。」

「世界がこの試合を待っている。そして我々には、世界に対し、彼らが望んでいる試合を示す責任がある。」

(リーガの順位表での差が大きいことについて)「レアル・マドリーとバルサは、非常に素晴らしい戦いをしている。試合に勝利し、優れていることを示している。しかしこれは、他のチームにクオリティがないということを意味しているのではない。我々は引き分けているし、彼らは敗れてもいる。アトレチコやビジャレアル、他の多くのクオリティのあるチームが、我々をコーナーに追い詰める。勝点の差は、両チームが良くやっているということだ。だがこれは、その下にいるチームが悪いという意味ではない。」
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投石
バルセロナの空港からホテルへ移動するマドリーのバスに物が投げられ、アルビオル&アルベロアが座っている横の窓にヒビがはいったとのこと。

精選

2010-11-27 21:42:11 | football
これだけを待っていた、のがケディラとイグアインのコンディションについてのニュース。

昨日も今日もトレーニングは非公開で、負傷の状況などもわからなかったのですが、昨日(金曜)のプレスカンファレンスに出たマルセロが、ケディラとイグアインは別メニューで調整している、と言っていたんですね。その後に出たイグアイン自身のインタビューでも、別メニューだった、背中と腰に問題がある、間に合えば良いね…との回答。仮に間に合わなくても、もちろんなんとかなるんだろうけど、せっかくここまでベストの形を作ってきたわけですから、その形でバルサにぶつかるのがいいだろう、と思ってたわけです。
で、今日も非公開ではありましたが、ASによれば、どちらも状態ははるかに良くなっている、のだそうです。全体練習ができたのかどうかまでは読み取れないのですが、クラシコへの出場は可能ではないか、とのこと。

クラシコ関連ニュースの洪水なので、ひとまずこれだけ。


追加:シャ
CSIトリロジー途中で切り上げてまで見始めたのに……。何度も思ってることなんですが、マガトは、いったいマティプの何が良くて使い続けてるんだろう。途中から出て、さらに試合を壊すミスをするのって、これが初めてじゃないだろううに。
ノイアーはスーペルだった。ノイアーじゃなかったら、もう2失点くらいしてただろうなあ。


何かこう、荒んだ気持ちが和らぐようなものを……


25日に行われたバスケットボール、マドリーvsオリンピアコスの試合を観戦する、ペペ、クリスチアーノ・ロナウド、マルセロ、と、カナレス。この3人+カナレスは、ちょっと意外な印象の組み合わせ。


カナレスの隣? すぐ近くに座っていたケディラと恋人(たぶん)。


マルセロ(26日)。

…いや、画像貼って済むようなものじゃないんだ…。

情報量増加

2010-11-26 02:24:42 | football
少し足りない
マドリーは、水曜日の休養を経て、本日よりトレーニング再開。フィジカルに問題があってアヤックス戦を欠場した選手の中で、イグアイン(腰痛)とケディラ(右ハム)は、まだ全体のトレーニングに合流できなかったそうです。2人とも本日は室内にて調整。念のためなのか、実際まだダメなのかは、わかりません。ガゴはアルゼンチンへの帰省から戻ってきたようです。
本日のトピックスは、トレーニング開始時に、皆でシャビ・アロンソの29回目の生誕記念を祝福したこと。


このタイミング
トレーニング終了後、選手とコーチングスタッフが、マドリーのレストラン「エル・エスピノン」に集まり、昼食会が行われました。クラシコを控えて、というのが一番の目的だろうと思います。タイミング的には、ちょうどシャビ・アロンソの誕生祝いにも。
昼食会は14時開始と当然スペイン時間ですが、最初にやってきたのはエジル&ケディラのドイツ人組(さすが、というべきなんだろう)、最後に着いたのは、ユニセフ後援のチャリティマッチ「Champions for Africa」のプレゼンテーションに出席していたセルヒオ・ラモス。
選手(と監督)の私服チェックをしたい方はこちらをどうぞ。(モウリーニョ、なあ……)


いちばん記念のエジル。



13年
マドリー公式に、カシージャスが初めてトップチームに召集されてから13年が立ちました、という記事がありました。

1997年11月25日、チャンピオンズリーグのローゼンボリ戦を控えたマドリーでは、イルクナーもコントレーラスも故障中。当時第3GKのカニサレスの出番ですが、カニサレスも打撲を抱えた状態。当時の監督ユップ・ハインケスは、下部組織からGKを呼ぶことになり、呼ばれたのがフベニール所属16歳のカシージャス。高校で授業を受けていたところを呼び出され、雪降るノルウェイまで遠征。結局イケルはベンチに座ったままでプレイする機会はなかったわけですが、このシーズンの終わりには、マドリーはアムステルダム・アレナ(先日アヤックスと対戦した)で、「7個目」を掲げることとなり、このとき16歳でデビューした選手は、今ではカピタンマークを巻き、欧州を制し、W杯を制覇したチームのカピタンであり…

とまあそういうストーリーなわけですが(だいぶ端折りました)、この記事に添えられていた画像を見て、あれ、と思いました。カニサレスとイケル、トップチームでかぶっていたんだ。重なってるわけがないと思い込んでました。ちなみに2枚目の画像は、散歩中のイケル、カランカ(現アシスタントコーチ)、モリエンテス、カニサレス、(右端はちょっとわからない)…97年はモリエンテス1年目ですね。


左27歳、右16歳



情報量
B-winのインタビューで、シャビ・アロンソとクリスチアーノ・ロナウド、公式のプレスカンファレンスはアルベロア、前述の「Chanpions for Africa」のイベントでコメントを出したのはセルヒオ・ラモス。と、クラシコが近いせいか選手のインタビューやコメントが多く、とても全部は把握し切れません。公式日本語頼み。


調査
例のカード清算事件について、UEFAの競技委員会が、30日に検討を行うそうです。対象は、モウリーニョとデュデクとイケルとアロンソとラモス。全員罰則くらってサスペンションになったら…アダンがデビューすることになるのか。

誰がどこまで知っている

2010-11-24 23:01:49 | football
毎試合毎試合何かが起こりますね。ある意味、実にマドリーらしいとも言える。

伝言
68分。カランカを間に挟んで密談中のチェンドとモウリーニョ。レギュレーションの確認等しているんだと思われる。カランカも既に共犯。



72分。モウリーニョとデュデクで密談。口元晒していると、クアトロの読唇術部隊(?)に会話を読み取られてしまうので、慎重に。



75分。味方のFK中に、使い走りのデュデクがイケルに接近。試合中に、こんな形で接近しても良いのは知らなかった(今はゴール横にもレフェリーがいるのだから、ダメならダメだと言われただろう)。



こんな露骨な内緒話があるか?という感じで、イケル→ラモスで指示が渡る。もうちょっとさりげなくやっても良かった気がしないでもない。



ロハ。





以上、ASから拝借してきました一部始終…ですが、あくまでも写真をつなげて「そうかもしれないね」という話です。実際はどうなのかは、知りようがありません。
チーム最年長なのに使い走りだったデュデクですが、モウリーニョが言うところの、インテルのマテラッツィ的存在なのかな、という気がします。先日のビルバオ戦でも、デュデクは伝言係で、モウリーニョとベンチの間を行ったりきたりしてましたし。



でも
あまりにも露骨だったせいか、UEFAが調査に乗り出すという話も出てきたようです。確かに褒められた行動ではありませんけど、でも何年かフットボールご覧になっている方もおわかりだと思います、いろいろなレベルで、こういうことに身に覚えがないクラブというのはないんじゃないだろうかと。F1のチームオーダーみたいなもんで、どこもやってるけど証拠がないよ、という……(ラジオで言ってしまったりしない限り…フェラーリみたいに)。
ま、言い訳には違いないんですが、でもやってる選手たちは必死だし、昨シーズンの決勝トーナメントみたいに、アロンソ抜きになるのだけは本当に避けたいところ。


リーガ第14節
12月4日
 18時:レバンテ vs アトレチコ・マドリー
 20時:オサスナ vs バルセロナ
 22時:レアル・マドリー vs バレンシア

12月5日
 17時:ヘタフェ vs マジョルカ
 17時:アルメリア vs サラゴサ
 17時:エスパニョール vs スポルティング
 17時:マラガ vs ラシン
 19時:ビジャレアル vs セビージャ
 21時:レアル・ソシエダ vs アスレチック・ビルバオ

12月6日
 21時:デポル vs エルクレス

クラシコの次がバレンシア戦か……。この節は、バスクダービーですね。

アヤックス戦

2010-11-24 06:02:47 | football






10/11 UEFA Champions League Group G
Ajax 0-4 Real Madrid

マドリーのゴール:ベンゼマ(36)、アルベロア(43)、クリスチアーノ・ロナウド(70、81=PK)

GK:イケル
DF:アルベロア、アルビオル、セルヒオ・ラモス、マルセロ
MF:シャビ・アロンソ、ラス(81、マテオス)、ペドロ・レオン(64、ディ・マリア)、エジル、クリスチアーノ・ロナウド
FW:ベンゼマ(81、カナレス)

最後のアロンソ&ラモスの累積クリーンアップ作戦は、いかがなものか、としばらく言われそうな気がしないでもないですが、すぐクラシコだからそっちのニュースで埋もれるかなー。賛否両論あるでしょうが、今年もベスト16抜けなかったら大問題だし、少しでも危険な可能性があるならつぶしておくと…ま、意図的にやったかどうかは、絶対認めないでしょうし、わからないことですが。
試合中なのに、デュデクがイケルのところまでいって何事か話しかけていたのは、この累積処理に関してのモウリーニョの指示を届けるためだったのでは、とMARCA。

と、最後にまた話題を提供しちゃったわけですが、いずれにしてもグループトップ抜け決定です。おめでとう。いつもの先発を多少入れ替えたラインナップで、良いところもイマイチなところもありました(ペドロ・レオンがんばれ)が、試合は圧倒したし目的は十分に達成。個人的には、中盤でボール回収に大活躍のラスと、アルベロアのスーペルゴラッソが気に入りました。

ちなみにイケル、試合前は胃腸の問題で出場が危ぶまれていたそうです。昨夜は吐いてたんだ、とご本人。大事なくてなによりです。

アヤックス戦前

2010-11-22 20:57:12 | football
アヤックス戦、召集選手

GK:イケル、アダン、デュデク
DF:アルベロア、セルヒオ・ラモス、ペペ、アルビオル、マテオス、マルセロ
MF:ラス、ディアラ、グラネロ、シャビ・アロンソ、エジル、カナレス、ディ・マリア、ペドロ・レオン
FW:クリスチアーノ・ロナウド、ベンゼマ、モラタ

負傷による欠場:カカ、ガライ、ガゴ、ケディラ、イグアイン、カルバーリョ


追加:アムステルダムにて
24時間も前の記事に追加するのも気が引けるのですが、同じテーマなのでいいことにして。ASによると、現在マドリーの皆さんが滞在しているアムステルダムは非常に寒く、試合当日朝の恒例となっている散歩は取りやめになったのだそうです。ということで選手たちは、アムステルダムにあるホテル・オークラに缶詰のまま、スタジアムへの出発を待っている状態。

ちなみに今日の天気予報は、晴れたり曇ったり、ASの記事では雨の心配はほとんどないと言ってますが、BBCの予想だと、軽い雨の可能性も。いずれにしても湿度は高く、最低気温3度最高気温7度。
寒そう…ですけど、ここしばらくマドリーもかなり寒かったそうなので(トレーニング時の選手たちの服装でわかるとおり)、そんなに気にしなくても良いのかもしれません。


予想先発



月曜夜の公式プレスカンファレンスで、モウリーニョは、まだローテーションをする段階ではない、でも疲労のたまっている選手のことは考慮しなければならない…と、どっちとも取れるような発言。なので、各紙の予想先発には少しずつズレが見られます。
上の図は、el mundo紙からのもの。アルベロア、アルビオル、ラス、ベンゼマが先発に入る予想。MARCAもこれとほとんど同じですが、右ラテラルのみアルベロアではなくセルヒオ・ラモスを置いています。ASの記事はもうちょっと柔軟で、アルベロア、アルビオル、グラネロ、ペドロ・レオン、ベンゼマが新たに先発に入り、またカシージャスとクリスチアーノも先発だろう…という感じ。個人的にはAS案を希望。でもASもグラフィック予想の方だと、MARCAと同じなんですよね…。

チームプレイヤー

2010-11-22 02:31:14 | football
リヨン戦が間近だからだろうと思います、フランス「l'Equipe」の週刊誌に載ったラウルのインタビュー。の、スペイン語記事をMARCAから

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スペインのラウル・ゴンサレスは、ドイツのシャルケ04で、レアル・マドリーでは欠いていたリズムを取り戻すことができていることを「幸せ」に感じることを認めている。同時に、「規則正さとオートマティズム(自動性)」がまだチームに欠けていることを肯定してもいる。
l'Equipeのウィークリーマガジンに掲載されたインタビューの中で、ラウルは、このドイツのクラブと契約を結んだ際、最高の決断をしたのだと言う。彼は、新監督のジョゼ・モウリーニョと共にレアル・マドリーで続けていてプレイできたかどうかはわからないと認め、そして33歳にして、その場合には「最高の状態であるための、プレイすることと規則正さ」を欠くことになると強調する。
この元・白のカピタンは、マドリーにおける彼のカリスマが、モウリーニョに問題をもたらしたかもしれない可能性は否定するが、しかしいずれにしても、彼は、16シーズンに渡ってプレイしていたチームを、自身のハートに置きつづけ、「メレンゲ」のことを考え続けていくのだと認めている。
「僕にとっては、毎週末ピッチに出ることが、活力だったんだ。もしプレイしたいなら、エル・レアルを離れなければならなかった。そしてエル・レアルから出るということは、僕が理解していたのは、スペインを離れる以外に意味はないということだった。僕は、競争力のあるリーグにしか興味がなかった。イングランド、ドイツ、イタリア、フランス。シャルケは、一番納得がいくものだった。」

スペイン代表がW杯南アフリカ大会で優勝したことについて、ラウルは、そこにいたかったことを認めている。しかしそれはできないことだった。
「チームが今のようにうまくいっていなかった時、最高の地位に上がるためには、僕は運が悪かった。この世代は別格だ。2008年以来、世界に君臨している…そして、それは終わっていないんだ。」

シャルケについて、ラウルは、その結果に対する不安があることを理解している(インタビュー時点で、ブンデスリーガで16位、チャンピオンズでは水曜にリヨンとの試合で、ベスト16出場をかけて戦う)。
「僕たちには、勝利を続け、この精神状態から抜け出るだけのクオリティがある。でも、それを証明する必要がある。」
いずれにしても、彼の所属するクラブがドイツで「最高のファンがいる」ことを強調し、ラウルは、ファンを心配させる必要はないこと、「悪い始まりは、たいてい良い終わり方をするもの」だと言う。

ドイツフットボールを経験してみて、ラウルが言うのは、とてもフィジカル的で、リズムが速いものだということだ。
「スペインよりはるかに速くて、フィニッシュ数も多くよりゴールが入るね。」
家族との生活については、今はマドリーにいた時よりも「より落ち着いている」と説明する。街中を歩いたりするような、「家族とするより多くのことが、追い回されたりすることなく」できるのだと言う。
ラウルは、L.A.ギャラクシーへ移籍する可能性を放棄したのは、それが、マドリーから、そして両親や家族、スペインに住むすべての友人たちから離れすぎていたためだと言う。

欧州の大会での得点王になるという希望についてたずねられ、ラウルは、それが彼の執着するものであるなら、マドリーに残っただろうと答える。
「僕はゴレアドールだ。でもチームプレイヤーでもある。そして、それが本来重要なものだ。集団のまとまりがなければ、僕は何にもならない。」
ラウルは、ゴールを加える以前に、他の選手が将来、彼のチャンピオンズリーグにおける記録である68ゴールを、破るだろうと説明する。「ロナウドとメッシにその可能性があるね。」
束の間のゴール記録に対して、「タイトル、これは逆に、色あせるものではないよ。」 と思い出して言う。

そのゴレアドールの本能について、ラウルは「セカンドポジションのハンター」に感じるという。
「僕は、純粋なデランテーロの後ろからゴールを狩る。僕はどこにボールが着地するか感じるし、そういう状況で相手に対して、より悪いことができるということも知っている。僕は、ある部分ではエゴイスティックだということは認めるけど、でも、決して僕は盲目にはならない。僕は、フットボールにおける集団というものの価値を理解している。僕の記録を見たら、僕は多くの決定的なパスを決めてきたんだ。」 そう思い出すラウルは、昨日、3つのゴールを決めて、自身のチームの勝利に貢献した。
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手薄

2010-11-21 21:22:06 | football
イグアイン、腰痛
マドリー公式より、イグアインについての医療情報。によると、急性の腰痛に悩まされているとのことで、火曜のアヤックス戦は欠場になる見込み。クラシコに間に合うかどうかが気にかかるところです…。
で、アヤックス戦はベンゼマの出番ですね。他にFW、カンテラから上げるかな?


---以下、だいぶたってから追加---

日曜のトレーニング
非公開だったので、ほとんど情報はありません。ただ、ケディラとイグアインは、オランダには行かないだろうというのが、各紙の見方。

月曜のトレーニングはどうなるんでしょうか。またマドリーで調整してから現地へ飛んで、夜プレスカンファレンスをやるということになるのかな。


ペナルティ、その後
セルヒオ・ラモスtwitterによると、
「ペナルティだけど、僕はゴールをしたかったし、蹴る自信があったんだ。モウは…ぜんぜん怒ってない、ただ驚いてた」

だそうです。


新旧
マドリー公式では、トレーニング関係の詳細記事がない一方で、これからトップチームに帯同することが決まったジダンのインタビューと、イングランドの監督協会が主催した夕食会に、モウリーニョが招待された関連のニュースが目立ちます。夕食会の画像を見ていたら…


カペッロもイングランド監督協会、それはそうか。新旧マドリー監督の顔合わせでした。


こんなところに
公式からもうひとつ、こんな記事。マドリーのペーニャの設立27周年記念の式典に、元選手として招待された…モリエンテスとエルゲラ発見。




エルゲラのごついベルト健在。

ベルナベウでは

2010-11-21 14:16:58 | football

10/11 Liga Espanola 1a divicion Jornada 12
Real Madrid C.F. 5-1 Athletic Bilbao

マドリーのゴール:ゴンサロ・イグアイン(19)、クリスチアーノ・ロナウド(30、63、90+3=PK)、セルヒオ・ラモス(58=PK)

GK:イケル
DF:セルヒオ・ラモス、ペペ、カルバーリョ、マルセロ
MF:シャビ・アロンソ、ケディラ(69、ラス)、エジル(79、グラネロ)、ディマリア、クリスチアーノ・ロナウド
FW:イグアイン(77、ベンゼマ)

インターナショナルマッチデイ明けの試合ということもあってか、選手たちの疲労が気になりました。ディマリアとか、ケディラ、シャビ・アロンソあたり。ディマリアは、走り回るエネルギーはいつもどおりだったと思いますが、精度が…真正面にシュートしてしまうのはいつもどおりか。PKも取ったし(あのガッツポーズは良かった)。でも、終盤、足が攣ってた様子でしたし、疲労してないわけないだろうなと思います。
ラスと交代したケディラは、右大腿部の裏に違和感を感じてとのこと。現時点でどの程度の損傷なのかわかりませんが、カランカは試合後のプレスカンファレンスで、火曜のCLアヤックス戦では、先発の入れ替えがあることを示唆しています。ケディラも休ませ、積極的に控え選手を使っていくのではないかと思います。というか、そうしてほしい。




試合内容より前に、いろいろ気になった枝葉部分について。

モウリーニョ
パルコで観戦することになったモウリーニョ。保安上の問題とかあったんだろうな…と思っていたら、結局10分でベンチ脇最前列の特等席へ。ルイ・ファリアに指示を出し、メモを渡し、画像をみるとカランカも傍で指示を受けていたようで、最後には交代で入るグラネロを直接呼んで指示。お仕置きの意味がなくなってる気もします。


イグアイン
イグアインは、2007年1月にレアル・マドリーに加入して以来、対ビルバオ戦6試合で6ゴール。


ペナルティ
3点目となったペナルティを蹴ったのはセルヒオ・ラモス。モウリーニョも「なぜだ!」と予想外の出来事に反応していましたが、あまり良い反応ではなかったような…。
決まったから良かったですけど、2-1のスコアが、3-1になるのと2-1のままではえらい違いなわけで、あの場面でイレギュラーなことをするのはどうかな、という気もします。このシーンについて、それぞれのコメント。

アイトール・カランカアシスタントコーチ
「クリスチアーノがペナルティを蹴る責任を負っている。でもセルヒオ・ラモスが近づいて、自信があると言った。それでクリスチアーノは譲った。なにが言われていたのかは知らない。第一、モウリーニョはなにが起きたのか知るまで驚いていたよ。彼は、すべてをコントロールしていることを好むから。それであんなシーンを見て……。重要なことは、あれがゴールになり、この件は逸話(ちょっとした出来事、みたいな感じ)になったということ。外からは、何が起こったかわからないことがたくさんある。そんなに重要視しないことだ。」

セルヒオ・ラモス
「ピッチの中では、誰もがちょっとおかしくなったり意表をつくようなことをする。いつもは決まりがある。でも僕は自信を感じていたし、それに、気にかかっていることがあった。これまでゴールしてなかった、いつもは僕は良い率でゴールしているのに。それを、良い流れの中で始めたかったんだ。」

クリスチアーノ・ロナウド
「セルヒオが蹴ると言ってきたし、僕はペナルティについて彼と議論するつもりはなかった。彼はチームメイトだし、親友だ。あのゴールは、セルヒオがもっと自信を得るのに役立つものだ。」

セルヒオ・ラモス、お説教だ…。


マルセロ
マルセロが、カルバーリョ先生に何事か訴え涙をぬぐっていた(たぶん汗だと思うけど)のは、いったい何だったんでしょうか。終盤にオフサイドの判定食らった時も、いつも以上に感情的な反応だったようで。


ディ・マリアの試合後のコメント
「何よりも大切なのは、僕たちが勝ったこと。負けないままカンプノウに行きたいと思っていたし、最終的にそうできた。首位でバルセロナと対戦しに行くのが絶対に必要なことだった。」
「選手たちは疲労している。2日おきにプレイして代表にもいくというのは、楽なことではない。僕たちは上手くこなすことを学び、それで勝利している。」
「僕はスタートは良かったけど、最後はヘトヘトだったよ。重要なのは怪我をしなかったこと、そしてすべてがうまく終わったこと。」




ベルナベウのマドリディスタ
ベルナベウに掲げられた横断幕には、「下衆野郎(プレシアードが使った言葉)でも乱暴者でもない、ベルナベウは死ぬまでモウリーニョと共に」。


右脚

2010-11-21 09:25:44 | football
まずはこれ。





ラウル、ハットトリック! 3点目にはマタドールパフォーマンスまで。いてほしいところに出てきて決めるところ、ラウルおなじみのループ、どれもらしいゴールでした。

断片的ですが、試合後のコメントらしいものを。
「ゴールは僕の子供たちに捧げるよ。特に最初のゴールを、今日誕生日のウーゴに(次男)。」
「この勝利は美しいものだった、ファンは楽しんで過ごしている。そしてここから、この勝利は成長し続けていくための刺激として役立つはずだ。今週はリヨンと対戦する、僕たちにとって真剣なテストがある。僕たちが大きな希望をかけているヨーロッパにい続けるために、(勝点を?)加えていく必要がある。」
(ハットトリックについて)「そう、右脚で決めた初めてのハットトリックになるね。」「セビージャ戦で決めたようなものも思い出すけれど、でも重要なことは、チームがブンデスリーガでその位置を見つけていくこと。今、僕たちは、このシーズンに立ち向かっていくための高い気持ちを持っている。」

これで、ラウルが決めたハットトリックは8回になったそうです。
Ferencvaros(1998)、バジャドリ(1999、2003)、サラゴサ(2001)、ナスティック(2001)、レアル・ウニオン(2008)、セビージャ(2009)、ブレーメン(2010)

試合終了後、記念に試合球をもらった後の子供みたいな喜びっぷりが、素のラウルというか…ほんと良かった。いいもの見た。

大物ゲスト

2010-11-20 15:46:29 | football
対ビルバオ戦、召集選手
GK:イケル、アダン、デュデク
DF:アルベロア、セルヒオ・ラモス、ペペ、アルビオル、カルバーリョ、マルセロ
MF:ラス、ディアラ、ケディラ、グラネロ、シャビ・アロンソ、エジル、ディ・マリア、ペドロ・レオン
FW:クリスチアーノ・ロナウド、ベンゼマ、イグアイン

負傷の問題による欠場:カカ、ガゴ、ガライ
監督判断による欠場:マテオス、カナレス

クリスチアーノ・ロナウドは、代表戦で脹脛の筋肉に違和感を抱えてマドリーに戻ってきていたそうです。非公開だった木曜のトレーニングでは別メ、金曜は問題なく全体練習に合流していたようですが、脹脛には黒いキネティックテープ(正確になんていうのかは知りません)が貼られていました。ま、リストに入ったということは、出るんでしょう。
el mundoには、セルヒオ・ラモスもフィジカルに問題があり、アルベロアが右で出る可能性も…という文章もありました。この辺りのことは、公式は特に触れてない、実際に同なのかはわかりません。
ガライはまだダメなんですかね。あと、間にいろいろなことがありすぎて忘れかけてましたが、国王杯のパフォーマンスでモウリーニョの不興を買ったカナレスの謹慎は、まだ続くようです。

ビルバオ戦が始まる前からでなんですが、来週末(その週明けだけど)がクラシコ。となると、ここまでの累積カードの状況が気になります。スペインのことなので、どこのデータが一番正確なのか悩むところですが、LFPのマドリーの今期登録選手リストから拾い出してみました。

4枚:ペペ
3枚:カルバーリョ、ケディラ、マルセロ
2枚:アルベロア、カナレス、セルヒオ・ラモス、シャビ・アロンソ
1枚:ディ・マリア、イグアイン、クリスチアーノ・ロナウド

ペペがリーチ。だからといって、ビルバオ戦で、ここまで固めてきた先発の一角を崩すとも思えないので、ペペにはひたすら注意していただきたいと思います。もちろん一発ロハについては、全員が注意を。
とはいっても、セントラルはアルビオルがいる、セルヒオ・ラモスを回せる、ガライもほぼ復調、ということで、何とかなるかなと思います。もちろんカルバーリョ、ペペの安定は大きいのかもしれないですが、代わったとしてもそれほど痛手にはならないだろうと。思うに、本格的に替えが効かないのは、イケル、マルセロ、シャビ・アロンソ…。

試合は本日(20日)22時より、サンチアゴ・ベルナベウにて。モウリーニョはお仕置き2試合目ですが、今度もまたベンチ横のスタンド最前列席に座る気満々でいるようです。


沈黙の掟
反暴力となんとか委員会が乗り出してきて、それに真っ向からマドリーが反論を公式に示し、という展開のおかげで、今節もまた混乱を避けるためという目的で、試合前恒例の監督プレスカンファレンスはなくなりました。モウリーニョはもちろん、監督を代行するカランカのプレスカンファレンスもありません。カランカにとっては、自身が成長し、マドリーでプレイしたあと戻ってキャリアの終盤を過ごした大切なクラブとの対戦、しかもベルナベウで初めて指揮を執る…と、いろいろと深い思い入れがありそうでしたが、発言は何もなし。マスコミ側からしたら、この状況には不満でしょうね。モウリーニョの発言なんかも含め、美味しそうなネタが落ちてこないわけですから。



年齢差は3歳


マラドーナがやって来た!
そんなネタ不足になりがちな状況を救ったのが、娘と孫の顔を見に来たついでに、バルデベバスに遊びに来たディエゴ・アルマンド・マラドーナ氏でありました。ついでといっても、事前に「遊びに行くけどいい?」とマドリーに話はきていたようです。
金曜のトレーニングは、マスコミに対し冒頭の15分間のみ公開でしたが、マラドーナは約2時間フルに見学、笑顔や身振りを交えて、モウリーニョと楽しそうにベンチで話し込んでいたようです。対戦経験のあるチェンド(チーム代表)や、アルゼンチン人組+セルヒオ・ラモス(ガゴは間の悪い里帰りだな)とも言葉を交わしたり。
モウリーニョからは「ナンバー1」+モウリーニョの名前入りユニがマラドーナに送られましたが、そのメッセージが、「ドン・マラドーナのために、ユニフォームにサインするなんて恥ずかしいな! あなたはナンバー1だ。大好きだよ」。 モウリーニョ、マラドーナの手を両手で握って握手してたり、マラドーナが本当に好きなんだろうなあ。

そのあとマラドーナはレアル・マドリーTVに出演したっぷり喋って帰っていきました(日本語公式)。


おまけ:プセロ…
どういう脈絡なのか知りませんが、MARCAのアルバムにセグンダのマスコット特集がありました。1枚目がバジャドリのプセロで、プセロ久しぶりーなんて思っていたら、画像のキャプションには「プセロは昨シーズンで、バジャドリーのマスコットを解雇されました。」……厳しい世界だ。そういえば昔、オサスナのマスコット、ロヒージョ君の遺骸が……。
ちなみに個人的なセグンダのお気に入りは、なかなかあがってきてくれないラージョのピカピカです。口の中になにか貼ってあるけどキニシナイ(中の人などいない)。今年は調子良いようですが、最後までもつかなー。




気になるニュース:ドレンテ
ストレスによる食道潰瘍のため、ドレンテは入院している…んだそうです。ASによると、今週はドレンテにとって常ならぬ出来事だらけ。初めてオランダ代表に召集され、オランダに向かい、無事代表でデビューを果たしたものの、なんと奥さんが臨月。ドレンテは、どうにか3番目の子の誕生に間に合うように帰って来れたそうですが、そのあとは自身が苦しみ始め……。
かわいそうといえばかわいそうなんですが、現在は産後の奥さんと同じ部屋に入院、回復を待っているそうです。