Mejor Momentos 2016

すべてはここから始まったのだと思います。ジダン、2016年頭から、レアル・マドリーの監督に就任。

安定した、安心できる、というチームにはどうもなれないままではありますが、最後まで諦めない、ビハインドの状況からでもどうにか何とかしてしまうというキャラクターを身につけたチームになっていったように思います。どうにもすっきりしないなーという試合と、鬱屈が解き放たれたカタルシスを体現するかのような試合とを繰り返す、劇場型といいましょうか…。

敵地ながら（１人退場になりながら＆ゴール１つ取り消されながら）勝利を手にし凱旋に成功した、甘美なクラシコ。

CLは危ない状態（主にヴォルフスブルク戦）もありながらファイナルに進出、アトレチコ戦。90分、延長だけでは決着がつけきれず、PK戦にまで至るものの……マドリーは５人全員が決め、デシマから2年を経て「ウンデシマ」を達成。すんなりいかないのも、苦悩の末に喜ばせてくれるのも、まさにマドリー。

EURO明けで戦力が必ずしも十分ではない中、若い選手も活躍。（再び）延長までもつれ込みながらも、欧州スーパーカップ、タイトルを確保。

代わる代わる怪我人が出る、期待通りと期待を裏切るのと、山あり谷ありの試合を繰り返しているようでありながら、無敗記録は継続。特筆すべきは、怪我人が出ても若い選手たちが補えるだけの能力を、自分らしさとともに見せてくれているところでしょうか。敵地でアトレチコに完封勝利、カンプノウで引き分けを手にして帰ってくる等……

現行の選手たちの契約延長が多かったのも、2016年の特徴かもしれません。特に今シーズンに入ってから、立て続けでしたね。

　

　

最後に、記憶にとても新しいクラブW杯。良くも悪くもマドリーらしさが存分に実感できる展開でありました。まあ試合展開はともかくとして、クリスチアーノやモドリッチが実際本当にすごいということ、それだけではなくマドリーの選手たちの技術というのはやはりすごいんだということを目の当たりにして実感できた、そんな２試合でした。せっかく来日してくれたのにほぼホテル缶詰状態だったようで、何かの折にでもまた日本を楽しみに来てくれたら良いなと思ったり。

さて、2017年はどうなるでしょうか。

痛い離脱２件

Parte médico de Lucas Vázquez
ルーカス・バスケス選手がクラブワールドカップで負傷した箇所をサニータス・ラ・モラレハ大学病院で検査した結果、右足ヒラメ筋負傷（程度2）と診断された。今後、回復状況を見守ることになる。

Parte médico de Kovacic
マテオ・コバチッチ選手がクラブワールドカップで負傷した箇所をサニータス・ラ・モラレハ大学病院で検査した結果、左足首の脛腓靭帯捻挫と診断された。今後、回復状況を見守ることになる。

クラブW杯からそのままクリスマス休暇入りし、27日からトレーニングが再開されていましたが、室内での調整が続いていた選手たちのうち、バスケスとコバチッチにメディカル情報が出ました。クラブW杯での負傷か…バスケスは確かに「もう替えるの？」と少し早めの交代でしたね。コバチッチは途中出場でしたが、どこで負傷したんだろう。ベイルが離脱して右サイドのレギュラーを任されていたバスケス、カゼミロの離脱中に大きく力を見せていたコバチッチ…疲労が溜まっていたんでしょうか。
現地紙によれば、バスケスの離脱期間は４週間、コバチッチは３週間の見込み。少し長めです。1月の試合日程は、１つ下の記事に書いた通り。セビージャ、グラナダ、セビージャ、セビージャ、マラガ、レアル・ソシエダ。イスコやハメス、アセンシオの出番が増えそうですね。守備的中盤の３人、カゼミロ、クロース、モドリッチはとにかく怪我しませんように。あと、ぺぺとラモスの別メニューも続いているようなのも気になるところ…ぺぺはランニングはできていますが、ちょっと長引いてますね。ラモスはやはりクラブW杯では無理をしていたのでしょうか。でもセビージャ戦には間に合わせてきそうな気がしますが。

年明けの山

Eliminatorias de octavos de final de la Copa
U. D. Las Palmas – Atlético de Madrid
A. D. Alcorcón – Córdoba C. F.
Athletic Club – F. C. Barcelona
Real Madrid C. F. – Sevilla F. C.
Real Sociedad – Villarreal C. F.
Real Club Deportivo – Deportivo Alavés
Valencia C. F. – R. C. Celta de Vigo
C. A. Osasuna – S. D. Eibar.

国王杯の組み合わせ抽選が行われました。マドリーの対戦相手は、難敵セビージャ。しかもリーグ戦のセビージャ戦もあるので、短期間に３回対戦するという、今から考えてもお腹いっぱいな展開です。

2017年
1月4日（水）21時15分　国王杯　セビージャ（C）
1月7日（土）13時00分　リーガ　グラナダ（C）
1月12日（木）21時15分　国王杯　セビージャ（F）
1月15日（日）20時45分　リーガ　セビージャ（F）
1月21日（土）16時15分　リーガ　マラガ（C）

これでもか、ってくらいのアンダルシアシリーズですね。サンチェス・ピスファン連戦とか恐ろしすぎる……年明け早々の山場、うまく乗り切ってほしい。

休暇中

公式発表
スポーツ仲裁裁判所（CAS）は今日、レアル・マドリードC.F.に対し、クラブに課された2度の移籍マーケットでの選手獲得禁止処分というFIFAの制裁を2017年1月のみの1度に減らすとの裁定を通知しました。
上記裁定は以前FIFAが下した制裁の不当性を明らかにするものであり、クラブとしてはCASが完全に無効と判断するに至らなかったことを遺憾に感じています。

公式発表、内容は上記の通り。未成年選手の獲得、登録に関して問題があるとして、FIFAから２回の補強禁止の処分が下されたことに上訴していたことについての判決です。
バルサが同様の件で処分を受けてから、マドリーは未成年選手の獲得や登録手続きなどについてFIFAのルールに触れないように気をつけているようでしたが、ジダンの息子まで処分対象になるという（両親がスペインに揃い、何なら父親がスペインで働いているというのに？）マドリーとしてはもともと納得のいかないクレームでもありました。今回処分が低減されましたが、それを喜ぶのではなく、完全に疑いがはらされなかったことを遺憾に思う、というのはそういう事情があるためかと思われます。ASによると、この処分低減を聞いてバルセロナのバルトメウ会長が平等ではないと怒ったとのことですが（バルサの時と同じ弁護士が対応した）、マドリーはFIFAから所属している未成年選手の登録についてクレームが入った際、規定の90日以内に法的に適切な修正、対応をとることをしていたそうで、そこがバルセロナとの処分の最終的な違いになったのではないか、とのこと。



休暇中
日本からドバイへ直行したモドリッチ＆コバチッチはもちろんのこと、スペインへ帰国した選手たちは順次休暇に入ったようです。中南米組の中には、日本から飛んだ選手もいるかもしれませんね。今年は、どうやら恒例のバスケチームと一緒のクリスマス昼食会＆病院訪問がないようなのが残念ですが（来日前に、選手たちだけで食事会をした、という記事は見かけたような気がしますが）、まずは短い期間でも心身を休めてくれればと思います。日本滞在期間中、外出しての息抜きや観光のようなものもなく（ごくごく秘密裏に何かあったのかもしれませんが）、むしろ普段以上にストレスフルだっただろうとも思いますし、まずはリフレッシュして後半戦に臨んでほしいと思います。２年前のような、年明けからグタグタにならないように。
チームの再集合は27日。30日には、ファンに向けてトレーニングが公開される予定です。再開後の最初の試合は、1月7日のグラナダ戦（ベルナベウ）になります。


選手目線でCWCを祝う

Pentacamepon del mundo

クラブW杯優勝！　インターコンチネンタルカップ、クラブW杯を併せて５度目のタイトルです！！

…と喜ぶ元気もないほど、消耗しました。勝って嬉しいというよりは、放心したというか呆然とセレモニーまで見届けたというか…。前半で決めきれた試合、守備のミスも攻撃の慢心も、追い詰められてからのギアチェンジも、これもまとめて「レアル・マドリー」らしいスペクタクル？でしょうか。でも結局、どうなのよこの試合という中でも、タイトルを手にして笑顔で喜んでいる選手たち、監督スタッフたちを見ると、良かった！と思ってしまうんですが。やれやれ。

本日、鹿島戦

鹿島戦前
来日してから自由外出もなくホテルに缶詰でトレーニングだけ…とメンタル面のコンディションがむしろ心配なくらいですが、それも今日のファイナルに向け真剣に取り組んできた故だと思います。
昨夜の最終トレーニングでは、ラモスが全体練習に合流。公開部分の映像でも元気そうでしたし、プレスカンファレンスでも良い表情で、おそらく出場してくるだろうと思います。一方で、ぺぺは別メニューが続いており、出場は不可の見込み。ジダンの頭の中はどうなっているでしょうか…セントラルをラモスとヴァランにする以外は、SFと同じかなと思ったりしてます。イスコ使って欲しいなあ。

MVPはモドリッチ

FIFA Club World Cup 2016 Semi-Final
Club America 0-2 Real Madrid C.F.
マドリーのゴール：カリム・ベンゼマ、クリスチアーノ・ロナウド

まずは観戦にいらした方、寒い中お疲れ様でした。試合も寒い……まあ勝つのが一番の目標と考えればこれでとりあえずはいいんだと思いますが、何というか。結果は2-0ですが、もっとゴールが入るチャンスもあったし、ロスタイムにしかゴールしちゃいけないわけではないと思うんですが。
寒さの問題か疲労が残っているのか、試合の入りは、慎重とも言えるけどピリッとしない感じで、そのまま試合が進んでいった感じでした。ただ、観ていて気を抜いているとか真剣さが足りないとか、そういう感じもしなかったんですけどね。バスケスやカルバハルは最初から最後までゴールに繋がるようにとクロスや中盤の3人との連携をとってよく走っていたと思います。反対サイドでもマルセロの存在感が大きかった。アメリカの攻撃はそう多くはなかったですが、守備もかなり慎重に対応していた。アメリカのGKがちょっとキックが不安定で、ベンゼマやクリスチアーノもよく前からプレッシャーかけたりしていた。でも、繰り返されるクロスが無為に終わり、最終ラインも詰められてパスが出しにくそうだったり、シュートチャンスはありながらゴールはなかなか決まらない…歯がゆいというか「うーん…」というしかない感じでした。
それでも、このブログらしく良かったところを。まずは前半はクロース、後半はモドリッチ。この2人のプレイを直接見る事ができて、すごく良かったです。一度に広く見渡せるスタジアム観戦の方が、クロースやモドリッチの仕事っぷりがより分かりやすいのかもしれません。クロースは、ピリッとしない入り方をしたチーム全体の中でも、よくボールを動かし、普段に近い状態だったのではないかと思います。モドリッチは、前半はあまり目立つ感じがしませんでしたが、特に後半。よりゴールに近いところでの仕事が増え、でも守備、ボールカットもいつも通り。ゴールした選手たちがいましたが、MVPはモドリッチで良かったです。あとは、試合全体を通してどうかということはとりあえず置いておいて、ベンゼマとクリスチアーノ、ゴールを見せてくれてありがとう。やっぱりゴールが決まらないと。


おまけ
本物かな？（だと信じたいですが）　全参加クラブのサイン入りユニと優勝杯の展示がありました。

本日、クラブ・アメリカ戦

来日して以来、トレーニングでしか姿を見かけないくらい集中している（はず）のマドリー。本日セミファイナル、クラブ・アメリカ戦です。対戦相手がどういう試合をするか、正直なところわかりませんが、準備できているはず。まだセミファイナルなどと思わずに、良い試合をして勝ってほしいです。
別メニューが続いていたセルヒオ・ラモスは、筋肉疲労などがあるようで、ジダンはセミファイナルの欠場を明言。またぺぺも、水曜のトレーニングでは全体と一緒ではなかったそうで、欠場の可能性が高いです。セントラルはヴァランとナチョ、あとは…どうなるでしょうか。フルメンバーで行くんじゃないかな、と思っているのですが。

盛りだくさん

盛りだくさん
１）来日
２）CL＝ナポリ
３）バロンドール

１）来日
夜遅めの時間帯の試合を大盛り上がりで終えて、一晩明けたら現地を出発、あっという間の来日でした。自分の感覚的に、西から東へ移動の方がジェットラグがきつい気がするんですが、選手たちは大丈夫かな。（朝に出発したのに現地に着いたらまた朝、というのもきついんですよね…）
これだけ近くに来てくれていながら、勤め人のためホテルにも三ツ沢にも行けませんが、観戦する予定でいますので、良い準備をして臨んでくれたらと思います。何しろ、無敗記録継続中ですから。

２）CL＝ナポリ
対戦相手は、ナポリ。カジェホン、アルビオルの帰還試合にもなります。
ユベントスやアーセナルでなくて良かったと思うところと、いやイタリア勢も苦手だし…と思うところと。いずれにせよ２位通過の罰で、先にベルナベウ、後からナポリでの試合となります。先にどれだけ有利な状況を作って行けるか、ですね。

・第１戦：2017年2月15日（水）20時45分　サンチアゴ・ベルナベウ
・第２戦：2017年3月7日（火）20時45分　サン・パオロ

３）バロンドール
議論の余地もなかったでしょう、４度目の受賞、おめでとう！
発表されたのは、来日し、しかも皆が睡眠中であろう時間…とはいえ、既にベルナベウでバロンドール授与、撮影諸々は済んでいたようです。

また、そこにラモス

16/17 Liga Española 1a división Jornada 16
Real Madrid C.F. 3-2 Deportivo la Coruna
マドリーのゴール：モラタ、マリアーノ、セルヒオ・ラモス

またも、ラモス〜！！！！！！　前節クラシコの繰り返しか、最後の最後まで狙って待っていたかのような劇的なヘディングゴールで、マドリーの勝ち点３を救いました。実は試合開始前は、クリスチアーノやモドリッチも休養なのだしラモスあたりも休ませても…なんて思ったりしてたんですが、出場してくれていてよかった。正直なところ良い試合ではなかったと思いますし、逆転されてからしばらくの間はチームとしてのバランスや落ち着きを失い、負けを覚悟もしました。でも、追いつき勝ち越すところまで持って行けた。「Hasta el Final」の精神でラモスが戦っているのを、チーム全体も信じて戦っているからこその結果だと思います。

デポル戦、召集選手

デポル戦、召集選手
GK：ナバス、カシージャ、ジャネス
DF：カルバハル、ぺぺ、セルヒオ・ラモス、ヴァラン、ナチョ、マルセロ、ダニーロ
MF：クロース、ハメス、カゼミロ、コバチッチ、アセンシオ、イスコ
FW：モラタ、ルカス・バスケス、マリアーノ

負傷欠場：ベイル、コエントラン
監督判断：モドリッチ、ベンゼマ、クリスチアーノ・ロナウド

あっという間だった気がしますが、年内最後のサンチアゴ・ベルナベウでの試合です。ジダンはベンゼマとクリスチアーノ（とモドリッチ）に休養を与え、つまりBBC一切抜きという状況での試合。そこが不安点でもありますが、今季怪我人が多く出ていながらここまで勝ち点を積み重ねられてきたのは、ベンチと目されていた選手たちが、いざ起用されれば活躍できることを諸々示してきたから。この試合もそういうものになればと思います。クラシコ、ドルトムント戦とよく考えれば引き分け続きですし、クラブW杯への弾みという意味も込めて、良い試合にしてくれたらと思います。

無敗は続いても

16/17 UEFA Champions League
Real Madrid C.F. 2-2 Dortmund
マドリーのゴール：ベンゼマ、ベンゼマ

微妙な…スッキリしない結果になりましたね。１位抜けの方がいいか２位抜けの方がいいかという問題とは関係なく、ベルナベウですから勝たなければ。しかも２点リードして、特に前半は優位に試合を運び、攻撃もよく回り、良い流れだったのに、それを生かして試合を最後まで決められなかったのが、どうも忸怩たる思いというかなんか要するにスッキリしない。いくつもあったのに逃してしまったゴールチャンス、全体に雑な感じになってしまった後半。ちょっと気の緩みがあったんじゃないの？と思ってしまいました。選手についてのコメントは、また後で追加。

ということでグループ２位で通過。対戦相手の可能性は、ユベントス、アーセナル、ナポリ、モナコ、レスターと５つに絞られております。組み合わせ抽選は12日（月）。

そこにラモス

16/17 Liga Espanola 1a division Jornada 14
Barcelona 1-1 Real Madrid C.F.
マドリーのゴール：セルヒオ・ラモス

ラモス〜！！！！！！


追記
マドリーは調子が良い、バルサはそうでもないはず、等の事前の予想や状況は、やはりクラシコには関係ないということでしたね。後半は特に劣勢というかうまくいかない時間が長く、これはいよいよかと思わないでもありませんでしたが、今シーズンは違いますね。今シーズンはというか、中心となる選手たちが一緒にやる年月を重ねて、成熟していったとも言えるのかなと思います。例えばまだラモスやマルセロが今よりもう少し若かった頃、大切な試合なのに集中を欠いた時間が続いてもなかなか修正できなかったり、先制されると焦り、余裕がなくなり、無為に時間を使って終わっていたりしたこと。今は、ラモスがそう言いまさにプレイでも実践してくれているように、「最後まで、常に最後のホイッスルまで！」の気持ちが、チームを助けているのだと思います。

試合のディテールは今更ですが、クラシコらしく局面局面で厳しい争いがあり、しかし比較的落ち着いて試合が進められていたと思います。マドリーは、攻め込まれる場面でも、例えばネイマールに対峙するカルバハルのところはバスケスが共に守りに入り、危機を察知してボールカットに走るモドリッチの次に備えられるようコバチッチがやイスコがサポートし、よくカバーし合っているように見えました。チャンスは多くなかったですが、前半の方がコントロールできている感はありましたね。残念ながら後半の始めの頃はディフェンスでミスがいくつかあり、セットプレーから失点。バルサがイニエスタを途中から起用し、一方でマドリーはカードトラブルを避けたかったのかイスコをカゼミロに替えたことで、停滞を招いてしまった感がありました。カゼミロのコンディションもイマイチでミスが多く、この采配は失敗だったなと…（最後のライン上のヘディングクリアのシーンで、カゼミロがいて良かったと思うわけですが）。
残る時間でどう跳ね返すかが課題だったわけですが、とにかく最後まで諦めずに、守備に気を使っていたマルセロが攻撃参加を続けていたことも良かったと思います。アセンシオ、それからマリアーノが入っていたのも、相手を押し込もうとする努力、相手をかき回す役に立っていたのかな。マドリーの良いところは、勝っていようが負けていようが、攻められるときはとにかく攻めること。最後まで、最後のホイッスルまで諦めずに。良いクラシコでした。

バルセロナ戦、召集選手

バルセロナ戦、召集選手
GK：ナバス、カシージャ、ジャネス
DF：カルバハル、ぺぺ、セルヒオ・ラモス、ヴァラン、ナチョ、マルセロ
MF：カゼミロ、モドリッチ、ハメス、コバチッチ、イスコ、アセンシオ
FW：クリスチアーノ・ロナウド、ベンゼマ、ルカス・バスケス、マリアーノ

負傷欠場：コエントラン、ダニーロ、クロース、ベイル、モラタ

まもなく、今シーズン最初のクラシコです。「マドリーの方が調子が良い」という状態で迎える一戦ですが、何しろクラシコ。その前の試合がどうだったかとか関係なく戦われるものになると思います。イニエスタも復帰するようですし、しかもカンプノウです。
守備は怪我人はいますが、いざとなったらナチョがいるし、セントラルは全員揃いました。中盤、カゼミロは水曜の国王杯で久しぶりに復帰して90分出ましたが、ではクラシコにも頭から出てくるかどうか。モドリッチもコバチッチも国王杯には出ていないし、イスコも45分のみでしたが…。前線もBBCが揃わないわけで、またバスケスを起用するか（国王杯は出場せず）、別のアイディアがあるのか。ジダンはどう考えてくるでしょうか。

負傷者、コンディション不良の選手は上記の通り。クロースは金曜のトレーニングで、なんと全体練習にも復帰していました。次のCLドルトムント戦には流石に無理かもしれませんが、次の週末には出られるかもしれません。ちなみになぜかモラタは、バルセロナに向かった一行の中に姿がありました。

日本に来る23人

日本に来る23人
大会の開幕まで、すでに１週間を切っています。FIFAより、クラブW杯に参加するチームの登録選手リストが発表されました。マドリーは、ベイルを除くトップチーム全選手がリスト入り。クロースも、モラタも！　クロースは驚異的なスピードで回復しているそうですし、ファイナル自体は18日とまだ２週間以上先。日本でピッチに戻ってくる、ということもありそうです。もちろん、無理はしないでほしいですが。

以下の画像をクリックすると選手リスト（FIFA公式のPDF）に飛びます。選手のフルネーム、ポジション、登録名、生年月日、国籍、身長の記録が掲載されています。普段の登録名と本名がだいぶ違う選手がいるのが、いつものことながら面白いです（ぺぺとか、知っていても毎回、なんでこんなに違うんだ…と思ってしまう）。あと、前もそんな話があったような気がするのですが、フォワード登録のコエントラン、誰か訂正してやって。

FIFA FIFPro World XI 2016 候補
マドリーからはなんと11名がノミネート。
GKは候補者5名の中にナバスが入りました。ディフェンスは候補者20名中、カルバハル、セルヒオ・ラモス、ぺぺ、マルセロの5名。中盤の候補者は15名でその中にモドリッチとクロース。フォワードも候補15名中、クリスチアーノ、ベイル、ベンゼマと3名。
全世界からの最終候補者の5人に1人がマドリーの選手というところがすごいし嬉しいし、さらに付け加えるならカルバハルとか入っているところがまた嬉しいです。


木曜のトレーニング
公式に出ているのは、楽しそうなロンドとフットテニスの様子ばかり…その他はクラシコに向けてシークレット状態なのでしょうか。コエントラン、それからダニーロもちょっとフィジカルに問題があるようで、ランニングなど別メニューを実施したようです。