けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

クリスチアーノとペペ

2015-06-29 07:36:59 | football
いくら選手たちが夏休み中とはいえ、もうちょっと記事を書こうと思っていたのですが、何しろマドリーにオフィシャルな動きも、良い感じのニュースもなくて……。確かに先週はラモスの騒動で大揺れでしたが、移籍関連のニュースは真偽とか可能性の大小を見極めるのがなかなか難しく、マドリーの選手たちが関連する移籍ネタを拾い始めるとキリがないし(何しろ深刻そうだし…)で、また1週間あけてしまいました。


クリスチアーノ・ロナウド
2月のリーガでのアトレチコ戦の敗戦、その後の誕生日パーティーをマスコミ(と、マスコミに煽られたファン)に批判されて以来、マスコミにコメントはしないと沈黙を貫いていたクリスチアーノが、母国ポルトガルの「A Bola」の取材に応じ、久しぶりにマスコミに対応したというのが土曜にニュースになっています(SNSで時々ファン向けにメッセージを出したりはしていましたが)。A Bolaへのコメントはシンプルです。
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「マスコミの人間には話をしないできた。今回は、A Bolaを例外として、マスコミで報道されている話はまったくの嘘で、レアル・マドリーと僕の間に諍いを作ろうとする狙いがあるだけだということを改めて主張する。僕はこのクラブにいてとても幸せでいる。十分に集中して、成功する新たなシーズンを確信している。繰り返すけど、僕は世界最高のクラブにいる。僕が勝利を取り戻したいと願っている、世界最高のクラブにいる。心から、ああいう嘘のニュースはやめてもらいたい。そして平穏でいさせてほしい。レアル・マドリーと僕は、お互いに満足しているんだ。」
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ところで、クリスチアーノは今年も来日するそうです。



ペペ
選手がそれぞれあちこちのマスコミのインタビューに答え…ということも、最近あまりなくなってしまった気がします。3日ほど前のMARCAに載っていたペペの記事から、コメントを抜き書き。ファンに向けた力強い約束、という感じです。
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「もし僕たちが皆、同じ方向を向いて必死にやること、チームの魂を見せれば、成功はついてくるだろう。そのことに僕は疑問を感じていない。僕たちは対戦相手はどこでもリスペクトする。でも、僕たちは素晴らしいクオリティを備えた素晴らしいチームだ。だからこそ、僕は一体となることが何より重要だと主張する。選手たち全員から監督、会長、役員たち、それからもちろんファンの皆も、一体にならなければいけないんだ。」

「もちろん、素晴らしいシーズンになるだろう。でも常に、必死で戦うための献身さを持って、同じ方向に進めるかどうかだ。これが、できる限り多くの勝利を挙げるためのカギになる。」

「シーズンが始まるのが楽しみだ。マドリーに戻って、チームの仲間たちに再開すること、ラファ・ベニテスに会うこと、トレーニングをスタートすることが待ちきれないでいる。モチベーションはとても高いよ。素晴らしいシーズンが期待できると確信しているからね。」
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もう負傷は大丈夫なんでしょうね。ぺぺは、ポルトガル代表の試合も出られなかったので、逆に言うと、7月10日の一番最初の集合のタイミングで戻ってくるはずです。



目指すは7月10日

2015-06-20 11:58:53 | football
現在のところ7名
MARCAがマドリーの負傷選手をまとめていましたが、何と現在7人が負傷中または回復中で、フィットしているかは分からない状態です。シーズン中に一度に7人離脱だったらどうなってたことか。それぞれで状態も違っていて、既に回復しただろうと思われる選手もいますが、まず目指すのは、7月10日のチーム再集合となります。

最近の負傷者から。
コエントラン:イタリア代表vsポルトガル代表の親善試合中に、右大腿部の筋肉を損傷。何かもう、マドリーの選手がイタリア代表と試合すると、必ず誰かが怪我して帰ってくる気がします(念のため、イタリア代表が荒いとかそういうことではなく)。
ケイロル・ナバス:代表のトレーニング中にアキレス腱の部分断裂を負ったとのこと。少なくともここ数か月アキレス腱に問題があるのをケアしながらトレーニング、プレイしていたようですが、それが一気に負傷になったと。ナバスはこれで、ゴールドカップの出場が不可能になりました。手術にするか、別のケアで治療するかは、今後マドリーで決めることになるんでしょうが、手術の場合は数か月の離脱になる可能性もあるとか。ちなみにナバスは、かねてからお付き合いしているパートナーと結婚式を挙げた後、マドリーに戻って来るようです。
ダニーロ:今月初旬の、メキシコ対ブラジルの親善試合で右足首を捻挫。コパアメリカの出場が不可能になり、その後マドリーへ移動して治療したり、家族と過ごしたりしているようです。回復が順調なら、再集合には間に合う可能性とのこと。
マルセロ:シーズンオフになってから、コパ・アメリカを目指してマドリーで調整している際に、腰を痛めてしまい、コパ出場が不可能になってしまいました。ここ数日は家族で旅行を楽しんでいる様子が見られるので、それなりに回復したのかと思います。
ベンゼマ:シーズンの最後は、足首、ハムストリングと負傷が重なって思うようにならなかったベンゼマは、バカンス前にイタリアで治療、回復に努めたようです。シーズン後半~終盤の負傷者の多さ、復帰して即負傷等のあり、昨今のマドリーのメディカルチームはあまり信頼されていないようで、それがイタリアでのリハビリの理由かも。ただこちらも、オフに入ってからあちこち楽しそうな(単に友人たちとつるんでいるだけかも)姿が見られるので…。
ペペ:ペペの現在の状況はちょっとわかりませんが、元から比較的怪我をしやすい方だし、そろそろ年齢も上がってきてますし、しっかり治してほしいと思います。
モドリッチ:最後に持ってきました。先週末のケディラのチャリティマッチの際に「まだ少し膝が痛む」だったので…満足がいくまで治してからの復帰で良いと思います。

ここには並びませんが、EURO予選でハットトリック、その後の親善試合を回避してバカンスに入ったクリスチアーノも、膝の問題を抱えていると言われたり、相当疲労がたまっているだろうなと思います。ロナウドはロナウド、とはいえ、やっぱりもう若くないんだから…。

Raul from N.Y.

2015-06-17 06:34:04 | football
ニューヨークで、引き続きサッカーを満喫しているラウルのMARCAインタビューです。どこかでもう出てると思うけど、ラウルですから。
ニューヨーク・コスモスは先日の試合で春季リーグ優勝(2部制なんですね)を決めたところ。試合を見る機会はさすがにないんですが、ラウルけっこうゴール決めているんですよね。しかもラウルらしいゴールばかり。どこへ行っても中心的な存在になる、タイトルを手にできる……この調子だと、帰ってくるのはやっぱりもうしばらく先なのかなあ。

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ラウル・ゴンサレス(1977年マドリー生)は、アメリカで彼のキャリアの最後のゴールを決めている。ここで彼はフットボールを超越した経験を楽しんでいる。ニューヨークで、レアル・マドリーの伝説の7番はフットボールをし、誰もが無関心ではいられない街で、最大限に生活を楽しんでいる。欧州フットボールの喧噪から離れて、セントラルパークを楽しく散歩したり、タイムズ・スクエアから摩天楼を眺めたりできる。でも常に、片目はレアル・マドリーのニュースに向いている。いつか変えると約束されたクラブに。
MARCAのインタビューは、この日ラウレウス財団のイベントの一環で、マリー・ミッチェルセンター(スポーツを通して困窮している子供たちをサポートしている)の子供たちに、ラウルが自身の価値観を伝え共に良い時間を過ごすためにやって来た、最も貧困な地域の一つであるブロンクスのクロトナで行われた。

Q:ブロンクスは、こういうものだと想像していましたか?
A:以前にも何度か来ているんだ。でもここへきて、ブロンクスのような地域で子供たちをサポートするのは、特別な気持ちになるね。こうした子供たちと一緒に過ごすのは、とてもスペシャルなもの、ずっと記憶に残るものになるだろう。こうしたプロジェクトは、多くの少年少女がより良く生きる方法を手にできるよう手助けしているし、何よりそれが最も重要なことだ。

Q:ここにはラウレウス財団のアンバサダーとしているわけですが、この財団の一員であることはあなたにとってどんな意味があるのでしょうか?
A:ラウレウスのファミリーの一員であることは誇らしいもの、大きな財団だ。彼らが行っているプロジェクトには大きな注意を払っているし、国外でアンバサダーとして協力するのは、本当に特別なもの。それに僕の最初のニューヨークでのイベントは、今働いている場所でのものだったから、さらに特別だ。この財団にとても近いところにいて、子供たちを助け、不断の努力があれば何でも成し遂げられると彼らに伝えたい。

Q:この街で、生活はどう変わりましたか?
A:信じられないくらいすごい経験をしている家族、子供たちのために、すごく幸せだよ。本当にスペシャルでファンタスティックな街だ。僕の人生でここ最近起こった変化すべての中で、最も大変なことはマドリーを離れることだった。でも一旦そうすると、すべては簡単なものになった。最初に僕はドイツに行った。もしドイツに行けたなら、言葉が大変だったけど、カタールにでも、ニューヨークにでも、世界のどこでも行けるよ。子供たちは英語を完ぺきに話すし、ドイツ語も少し、アラビア語まで少し話せる。子供たちにとっては驚異的な経験だっただろうし、妻と僕も、たくさんのことを学べて、他の文化を知ることができて、とても喜んでいる。

Q:レアル・マドリーに関わることをニューヨークから見ているのはどんなものでしょうか?
A:あらゆることを気にかけているよ。ニュースを追いかけるのは、時差もあって時々大変だけどね。でも時差が助けになることも多いんだ。試合が午後2時とか3時で、問題なく観戦できるからね。いつも、皆が何をしているか、何が起きているか気にかけているよ。

Q:では、今シーズンの終わり方をどう思いましたか?
A:そうだね、僕はもう次のシーズンを楽しみに待っているところで、目標が達成されるはずだと確信している。今シーズンは目標にとても近かったし、全体にいって悪くなかった。ただ何があったかと言えば、レアル・マドリーでタイトルがない時は、常に何かが足りないということだ。

Q:アンチェロッティ解任という決断には驚きましたか?
A:クラブは決断を下さねばならないし、それをサポートすることが必要だ。アンチェロッティが成し遂げた素晴らしい仕事には感謝しなければいけない。でも今は、僕たち皆が、新しい監督の時代に興奮している。新しいコーチ陣、新加入選手も来るだろう。彼は、戦えるチームを作り、タイトルが獲れるようベストの解決方法を探すだろう。僕たちは楽観的にいるべきだと思うし、本当にとても楽しみにしている。新シーズンは、たくさんのタイトルを掲げられたらと願っているよ。

Q:ラファ・ベニテスとは?
A:君たちの方がよく知っているんじゃないかな。でも彼は、僕のマドリーBでの唯一の試合で、僕をデビューさせた監督だ。とても情熱的で、方法論的な監督だ。彼は、チームの全選手がプレイできる状態にあることを好む。レアル・マドリーの監督をするのはベニテスの夢だよ。これまで率いてきたチームでの成功が彼をレアル・マドリーに導いた。競争力があり戦えるチームを作ってくれるだろう。それが僕たち全マドリディスタの望むものだ。

Q:カシージャスの状況についてはどう思いますか?
A:彼はレアル・マドリー、スペイン代表のGK。スペイン代表チームとレアル・マドリーの神話だ。彼はすべてを勝ち取って来たし、イケルとクラブは最善の方法を導き出すだろう。でも、イケルについて僕が読んだり聞いたりしたところでは、彼はレアル・マドリーで続けたいと願っているようだ。それなら、どうなるか時間が教えてくれるだろう。イケルは、一貫してプロフェッショナルさとマドリディスモを示し続けている。今はスペイン代表でベラルーシ戦の先発を目指しているところ。誰もイケルに疑問を持たない。将来取られる決断でわかることだ。

Q:カシージャスの状況で、あなたの時のことを思い出しますか?
A:いや、これは違う話だと思う。僕は、自分の将来についてはっきりと決断を下した。カシージャスとクラブがどう思っているかはわからない。彼について聞こえてくる話だと、彼は続けていくことを望んでいるようだし、昨シーズンは良いものだった。だから、続けていくはずだろう。はっきりしているのは、もし新しいGKが加入したら、困難な状況になるだろうということ。このレベルのクオリティのGKを3人抱えているのは、簡単なことではないからね。でもどうなるかはこれからわかる。誰もが、デヘアが加入すると言っている。でも、わからないよ。

Q:ジェラードが、長年過ごしたリバプールを退団する決断をしました。一歩を踏み出すのに理想的な時なのでしょうか?
A:このレベルの選手がアメリカに来るというのは、とてもラッキーなことだ。彼もそうだし、あとランパードとかそういった選手たちは、それぞれのクラブや代表で多くを成し遂げてきた。ここで若い選手たちが成長できるよう、彼らの経験を持って助けてくれるはずだ。
ここで求められるものは大きいけど、その責任感は違う。僕がそうだったように、その時が来ると、選手は他の経験をしそれを楽しめる。なぜなら、同じクラブで15年や17年過ごしたところでその時が来るから。長すぎるのでは楽しめなくなってしまう。必要とするのは、別の経験をすること、他の仲間たちと一緒に過ごして、違う文化を学んで…。こういうことが選手を若返らせ、フットボールだけということから切り離してくれる。なぜなら長い間所属しているクラブで背負う責任というものは、また別なものだから。プレイするということではなく、メンタル的に多くのエネルギーを失わせる多くのことから切り離してくれる。

Q:それはクリスチアーノ・ロナウドには当てはまりませんね。彼のゴール記録は時間を追って伸びている。
A:今はそう、クリスチアーノとメッシだね、競い合う能力があるのは。他はいない。彼らは歴史上の異次元にいる。クリスチアーノはすごいよ。わずか6シーズンで、シーズン平均50ゴール以上決めている。僕の時は、やっと20だったんだよ(笑)。記録は記録だけれど、でも僕にとっては重要ではない。僕の目標は常にチームメイトとクラブを助けて、重要なことを成し遂げるということだったから。自分が成し遂げてきたことにはとても満足しているよ。それにもちろん、クリスチアーノ・ロナウドが、あと数か月で始まる新シーズン、さらに多くのゴールを決めてくれる。たぶん彼はこれからも長い間に渡ってゴールを決め続け、タイトルを獲れるよう、チームを助けてくれるはずだ。

Q:では、いつあなたはレアル・マドリーに戻ってくるのですか? マドリーに戻り、何かの仕事をしたいですか?
A:今の時点では、どこにシュートが行くかは言うことはできないよ。スペインの外でのこうした経験すべてが、物事を違うように見て、情報を得て、自分がどう感じるかを見ることの手助けになっている。でも、僕がどんな道をたどっていくかを知るのはまだ早いだろうと思う。監督になるのかと聞かれたら、たぶんイエスと答えるよ。でもスポーツダイレクターになりたいかと聞かれたら、なぜダメなの?と答えるだろう。今はここニューヨークにしばらくいられたらと思うし、コーチングライセンスも取れたら…まだできていないことがたくさんあるけどね。プレイしコンディションを整えるのには多くの時間がかかるし、休んでいる時間は家族のためのものだから。
でも確かなことは、マドリーに戻るだろうということ。いつの日にかは戻るつもりだよ。そこは僕の家で、僕のキャリアの中でも最も大きな勝利を手にした場所だから。マドリーにいると、多くの人から、ファンからの愛情を受けることができる。僕も、皆が寄せてくれる愛情に、僕の献身と働きを持って応えたいと思っている。でも今はまだ、まだフットボールをプレイしていたいんだ。

Q:では、現在のアメリカのフットボール(サッカー)のレベルは?
A:レベルは飛躍的に上昇している。スタジアムのクオリティ、フィジカルのレベル、スタジアムに集まる人々を目にできる。ここでプレイするのは簡単なことではないんだ。フィジカルのレベルがとても高くて、人々が思うような引き際というのではないんだ。なぜならスタジアムに集まる人々は、多くのものを期待しているから。特にその選手たちが、欧州での素晴らしい過去を持っているとなればね。MLSではない僕たちのリーグでも、多くの人々が集まって来るし、参加を望む多くのチームがある。それに、野球やバスケットボールのような他のメジャーなスポーツよりも、サッカーを始める子供たちも多いんだ。
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白とグレー

2015-06-15 19:20:42 | football

15/16新ユニフォーム
もうだいぶ前から画像が流出していましたが、本日11時公式に発表され、オフィシャルショップでの予約がスタートしました。
ファーストユニの最大の特徴は、やはり三本線が銀(グレー?白?)というところでしょうか。全体に純粋な白ユニに見えるのが好きな方はけっこういるんじゃないでしょうか。セカンドユニは、何でこの色なのかなあ。パジャマっていうか部屋着っていうか……まあ選手が着てしまえば結局かっこよく見えるんですが。
公式の画像には、ファースト、セカンドユニ、トレーニングジャージ、その他アパレルを身に着けたモデルたち、いや選手たちが見れます(ギャラリーへのリンク)。






コラソン・クラシックマッチ
レアル・マドリー・レジェンズ 4-2 リバプール・レジェンズ


例年、主催しておきながら来てくれたチームを圧倒するマドリーOBチームですが、今年はちょっと迫力に欠けるというか凡庸というか、リバプールの方が全体に良かったかなあ。マドリーは来年、少なくとも3日前くらいから合宿でもしたらどうでしょう。
とはいえ、個々のOBたちに目を向ければ、それぞれらしさが楽しめたように思います。個人的によく目立った感じがしたのは、長年見慣れた両サイドバック、サルガドとロベルト・カルロスのプレイ。サルガドの攻撃参加、シュートとか。ロベカルのロングキック、PK2本をド迫力シュートで決めましたしね。あと、OB戦になっても現役の時同様、縁の下の力持ち的な位置づけでフル出場していたマケレレも。先発で、ビッグセーブ、エリアを飛び出してのセーブと、何か苦労させられていたGKブージョも。
マッカとオーウェンは前半リバプール→後半15分ほどマドリーで、モリエンテスは前半マドリー→後半20分ほどリバプールで、と両方で出場しました。








インターナショナル・デューティ
この週末にEURO予選、コパ・アメリカスタート…と一世に試合が行われ、マドリーの選手たちが各地で活躍。ベイルはベルギー相手に貴重な決勝点。アルメリアと対戦したポルトガルでは、クリスチアーノがハットトリック!1人で試合を決めました。スペイン代表は今朝方試合があり、アウェイでベラルーシに勝利。少ない時間の出場ながらイスコのドリブルが圧巻で、スペイン代表の中でもさらに抜けている感じがするテクニックっぷり。イケルも、多くない守備機会の中で、止めるべきものはすべて止めていまして……騒がしいGK論争は今年も続くかもなあ。
コパ・アメリカ勢は、ちょっと残念なスタート。コロンビアは、ベネズエラに0封で敗れてスタート。ブラジル代表では、カゼミロの出場機会はなし。ダニーロは残念ながら負傷で、直前で代表を外れています。
おまけの話。この週末、ケディラが地元シュトゥットガルトでチャリティマッチを主催したそうで、ドイツの選手たち、OB等が多く参加したようですが、マドリーからはモドリッチが。一方のチームに属し、ユニフォームも着て、ただしベンチで試合を見届けたそうです(「プレイできないのは残念だ、でもまだ膝が少し痛むから、無理をしない方がいいんだ」とのこと)。

今年はリバプール

2015-06-14 06:34:57 | football

本日6月14日、現地時間17時30分(日本時間24時30分)、第何回かな、コラソン・クラシックマッチが行われます。今年のお相手は、リバプールOBの皆さん。新監督がラファ・ベニテスになるという以前に決まっていたことなのですが、何かの縁を感じなくもない…ただしASによると、各代表で戦っている選手たちを訪問したり(少なくともスペイン、ウェールズ、ポルトガル代表の合宿先には行ったようです)新戦力のスカウティング等で忙しいベニテスは、この試合には来られないようだ…とのこと。
出場予定選手は、あちこちに情報が散らばっていますし、最終的に出たり出なかったりもありますが、ブトラゲーニョを筆頭に、ジダン、ロベルト・カルロス、マケレレ、ソラリ、モリエンテス、マクマナマン、オーウェン……と、後になるほどどちら側?って感じになりますが(少なくともマッカ、オーウェンは両方のチームのユニフォームでプレイするそう)、まだ動けそうな「元・選手」たちが揃うようで、今年も楽しみです。

所属期間は短く、かつ交代で使われたりすることが多かったにもかかわらず、印象的な働きを見せたオーウェンは、
「何か月かほとんど何もトレーニングしてなくて、でも明日ベルナベウで9万人の人たちの前でプレイすることに同意しちゃったんだ。たぶんパニックだよ。」
とか言いつつ、
「明日の荷物を詰めたよ。アンブロが贈ってくれたシューズも大好きだ。でも、35歳なのに白とピンク?!」

出場する方も、とても楽しみにしているようです。


プレシーズンスケジュール

2015-06-10 06:56:32 | football
オフシーズンということで、さらにニュースをため込んでます。すみません。

人の出入り
・カゼミロ:ポルトからの復帰が発表されました。
・ケディラ:ユベントスへの加入が発表されました。
・チチャリート:マンチェスター・ユナイテッド所属に復帰。マドリーが買い取りオプションを行使しなかったことをインタビューで明言しました。


プレシーズンスケジュール
7月12日:最も早い選手集合
7月18日:ローマ(インターナショナル・チャンピオンズカップ):メルボルン、オーストラリア
7月24日:マンチェスター・シティ(インターナショナル・チャンピオンズカップ):メルボルン、オーストラリア
7月27日:インテル・ミラノ(インターナショナル・チャンピオンズカップ):広州、中国
7月30日:ACミラン(インターナショナル・チャンピオンズカップ):上海、中国
8月4日:トッテナム(アウディカップ):ミュンヘン、ドイツ
8月5日:バイエルンかミラン(アウディカップ):ミュンヘン、ドイツ

※トロフェオ・ベルナベウはあるかどうか、日程も未定。これ以外にも試合が追加される可能性もありそうです。


インターナショナル・デューティ
コパ・アメリカ:6月12日~7月4日
・コロンビア代表:ハメス・ロドリゲス
・ブラジル代表:ダニーロ、カゼミロ

ゴールド・カップ:7月7日~7月26日
・コスタリカ代表:ケイロル・ナバス

ユーロ予選
スペイン代表:カシージャス、セルヒオ・ラモス、カルバハル、イスコ
ポルトガル代表:クリスチアーノ・ロナウド、コエントラン
ウェールズ代表:ベイル
ノルウェイ代表:ウーデゴール

親善試合
フランス代表:ヴァラン

ラファ・ベニテス、就任

2015-06-04 06:56:14 | football
ラファエル・ベニテスの監督就任が発表されました。既に月曜日にはマドリー入りして、バルデベバスも訪れたりしていたようですが、公式には水曜日、ベルナベウのパルコでお披露目、プレスカンファレンス等が行われました。演出?的には、やはりホームグロウンであることがアピールされている感じですが、実際のところそれも、監督に選ばれた要素のひとつだったのかもしれないですね。フロレンティーノ・ペレスの挨拶も「お帰りなさい、君の家へ」という訳され方ですし、ベニテス自身、「感動的な日だ、私の家に帰ってきたのだから」とコメントしていますし。
新監督になった以上、多かれ少なかれ選手の移動はあるかと思いますが、それもまたいつものシーズンオフのことでもあり……どうなるか見ていきたいと思います(海外サッカーの定番コメントですね)。