けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

レアル・ソシエダ戦、召集選手

2014-08-31 09:09:48 | football
レアル・ソシエダ戦、召集選手
GK:イケル、ナバス、パチェコ
DF:バラン、ペペ、セルヒオ・ラモス、マルセロ、カルバハル、アルベロア、ナチョ
MF:ベイル、ケディラ、クロース、ハメス、モドリッチ、イスコ、イジャラ
FW:ベンゼマ、ラウル・デ・トマス

負傷欠場:コエントラン、クリスチアーノ・ロナウド、ヘセ

クリスチアーノ・ロナウドは、土曜日は室内でのトレーニングのみ。ポルトガル代表の召集もなかったので、このまま第3節(9月9、10日)まで休養&調整に努めるつもりのようです。やはり無理をしていたところがあったのか、そういう意味では仕方ないというか、むしろ良い選択だと言えるかもしれません。一時、全体練習に合流したコエントランも、土曜日は室内メニューのみだったそうで、こちらもまだ完調ではないようです(で、なんでポルトガル代表はコエントランを召集しているんだ…)。ヘセは復帰を目指したトレーニングを継続中。代理人によれば、10月に復帰できるだろうとのこと。

ということで、召集リストは、カスティージャのラウル・デ・トマスを含めて19人。GKが1人ベンチを外れるので、フィールドプレイヤーは全員ベンチ入り。いきなり層の薄さが感じられる召集リストになってる気がします。
今年の夏のマーケットは、9月1日24時頃(日本時間で2日の7時)にクローズするところが多いそうで、あと2日弱。いろいろ動いている噂はあるようですが、少なくとも、ベンゼマのバックアップは必要なのでは……。
ちょっと便利、各国リーグの締切カウントダウン

欧州最優秀選手
先日のCL抽選会に続いて発表された欧州最優秀選手の栄誉は、クリスチアーノ・ロナウドの元へ。30日のトレーニング前、クリスチアーノはこの栄誉を、チームメイトやチームスタッフたちと分かち合いたいと、皆で記念撮影をしています。おめでとう。


シャビ・アロンソ、最後の会見

2014-08-29 19:02:39 | football
公式の会見なんでちゃんと記事が出ると思いますが、ASから。

「マドリーからの愛情のこもった言葉に心から感謝している。素晴らしい5年間だった。ある部分では悲しい日だ。とても楽しんだ素晴らしいステージに幕を引くのだから。今、新しいステップが始まる。僕のキャリアの中で最も難しい決断だった。よく考えてのことだ。自分自身に対して、そしてレアル・マドリーに対して、正直でありたいと思った。いつさよならを言うのかを知っておくべきであり、いまがベストの時だと思った。ここで僕をサポートしてくれたたくさんの人たちに、感謝しなければ。心地よく扱ってくれた。ここで出会った3人の監督(ペジェグリーニ、モウリーニョ、アンチェロッティ)にも感謝する。多くのことを教えられ、この最も大きなクラブで大きな重要性を与えられたから。フットボール選手として、成長することができた。それからチームの仲間たちにも感謝を。僕たちは苦しみ、笑い、涙を流してきたから。それでも僕たちは多くのものを手に入れてもきた。夢に見たデシマも含めて。僕の家族をサポートし、家にいるようにしてくれてきたクラブのスタッフたちにも感謝をしている。そしてもちろん、ファンの皆にも。僕に敬意を払ってくれ、そしてどの選手にも必要な愛情を送ってくれた。僕はずっと、マドリディスタの家族でいつづけることだろう。」
Los mejores momentos de Xabi Alonso en el Real Madrid

バイエルンからの興味
「かなり最近になってのことだった。この2週間のこと。デシマを獲ってから、新しいサイクルが始まると感じていた。僕は正直でありたいと思い、去るべき時だと考えた。マドリーは僕を出すことを望んでいなかったけれど、僕の求めることの一つは、受け入れてくれるよう願うということだった。共感はなくても、理解してくれた。」

批判の影響
「何の関係もない。僕は常に自信を持っていた。この話はリーガの第1戦の前に来ていた。去る時が来たと感じた。」

直接のライバル
「モチベーションが必要だ。ここでデシマを獲ったように。自分のハイレベルを維持するには、変化が必要だ。本当のモチベーションが必要なんだ。」

思い出すこと
「外側から見れば一つの道だけど、クラブの中にいれば、マドリーがどれだけ重要なものかを理解している。このクラブの一部でいられることは名誉だ。本当に特別な家で、僕の記憶は永遠だ。僕はファン以上だ。」

グアルディオラ
「イエス、既に彼とは話をした。これから、彼が僕に何を求めているかもっと話していくことになる。」

将来監督に
「僕がもっと学ぶべきステージだ。素晴らしい監督に出会ってきたし、父もだし、僕の仕事は学ぶことが必要だ。今は、学ぶことを続けていきたい。あらゆることから、学んでいける。」

クロース
「彼は理由ではない。レアル・マドリーは素晴らしい選手を獲得した。2人とも多くの経験を積んできている。これは性急に決めたことじゃない。よく考えたし、この決断で良かったと思っている。素晴らしい選手たちがいて、どのタイトルも戦える、素晴らしいチームだ。」

ファンへのメッセージ
「これまで示してくれた敬意と愛情に感謝している。マドリーはビジョンを描いているし、中盤は良くカバーされている(この時、モドリッチ、クロース、イジャラ、ケディラ、イスコ、と名前を挙げてました)。バランスがあるし、僕が移籍したからと言って目立つようなことはないと思う。」

ブンデスリーガ
「デシマを獲って、僕たちは大きな重しを獲り払った。この素晴らしい成功の後では、何か他のものだ必要だった。イングランドではリバプールの思い出があり、バイエルンの件はベストのものだった。バイエルンへ行くことは、最善の選択肢だった。バイエルンは、あらゆるタイトルに向けて戦っていくだろう。スタートするのを待ち焦がれている。マドリーのレベルだ。」

グアルディオラ(マドリーとバルサの過去の遺恨とか、そういう意図のよう)
「ピッチの中で何かがあったとしてもその場のこと。新しいステップであり、僕は彼との間に何の問題もない。」

契約延長
「契約延長をしたのは、続けていくのが良かったから。負傷から回復して、問題なかった。今は状況が変わったが、それは既に説明したとおりだ。」

代表
「アディオスを言うことを考えた。これだけのファンタスティックな年月を過ごして、去る時だと。本当に楽しめてきた。EUROを2回とW杯を1回獲ったなんて言える人は、ごくわずかなものだろう。」

イジャラメンディの将来
「彼には時間が必要だ。昨シーズンは、彼にとって、非常に重要なものだった。彼は成長してきているし、マドリーで求められるレベルを示していくことだろう。彼は素晴らしい選手。彼を、完全に信頼しているよ。」


UEFA CL draw

2014-08-29 18:51:24 | football
Group B
第1節 9月16日(火)
 レアル・マドリー vs バーゼル
第2節 10月1日(水)
 ルドゴレツ vs レアル・マドリー
第3節 10月22日(水)
 リバプール vs レアル・マドリー
第4節 11月4日(火)
 レアル・マドリー vs リバプール
第5節 11月26日(水)
 バーゼル vs レアル・マドリー
第6節 12月9日(火)
 レアル・マドリー vs ルドゴレツ

波乱の8月末

2014-08-28 06:59:44 | football
シャビ・アロンソ、バイエルンへ(未決)
普段は、決まるまで移籍のうわさは書かないつもりでいるのですが、事実っぽく、緊急性が高そうなので。
シャビ・アロンソはバイエルン・ミュンヘンへ移籍する、明日(28日)会見を開き経緯を話すつもりである、とのこと。

寝耳に水、の話です。2月に、待ち望まれた契約延長をして皆で喜んだばかりなのに。開幕戦、アロンソがいない中盤を見て、あれで大丈夫なんて到底思えないんですが。

ただアロンソのことなので、もしこれが真実なら、十分に考えて決めたことだとは思うんですが。でも移るなら、後はもう、ソシエダに戻るかリバプールに戻るか、だと思ってた……。

マーケット締切が迫っていますが、ここへきて立て続けに出て行く方向のうわさがいくつも(アロンソの他に、アルベロア、イジャラメンディ)。「行先のクラブ公式にユニを持った姿が載るまでは決まらない」と思ってはいるのですが……今年もまた、というか例年以上に波乱の8月末になりそうです。

豪快に、話がひっくり返ることを願ってます。



なんだろう…ペップのところで監督修行、とか考えてるんですかねえ…。


公式発表、ディ・マリア

2014-08-27 06:50:55 | football

火曜日、メディカルチェック他諸々の手続きを経て、ディ・マリアのマンチェスター・ユナイテッドへの移籍が公式に発表されました。移籍金はマドリー史上最高額だそうですが、そんなのはどうでもいい。ただただ、残念ですし、惜しい、悔しい。ディ・マリアに申し訳ない。

今シーズンここまでマドリーから移籍する際、「お別れの手紙」が公式に載りましたが、今回のディ・マリアのものが載るかどうか。ディ・マリアの思いは、アンチェロッティ他、マドリー側からの公式見解とは異なる部分があるようですし。
そんな理由があるからかどうか、ディ・マリアからの「お別れの手紙」は、MARCAへの寄稿という形でオープンになりました(スペイン語版、英語版)。

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親愛なるマドリディスモに、

僕のレアル・マドリーでの時間は、終わりを迎えた。たった数行程度で、ここにすべてを表現するのは不可能だ。でもこの手紙が、お別れを言う今の瞬間、僕がどう感じているかを伝える良い方法だと思う。この4年間、僕はこのユニフォームを身にまとうという名誉を得てきた。マドリーにいる間に起こったことすべて、僕のチームメイトたちと共に成し遂げたことは、誇りであったと言う以外にないと感じている。

残念なことに、僕は出て行かなければならない。でも、これが決して僕の意思ではなかったことを、はっきりさせておきたい。僕は常に進歩していくことを願ってきた。誰もが自分の仕事でそうするように。デシマを獲ってワールドカップに行った時、クラブの経営陣から何らかのシグナルが得られると期待していた。でもそれは起こらなかった。多くのことが言われ、多くの虚偽が出回っていた。彼らは常に、マドリーを出て行くという考えは僕のものだと示したがっていた。でもそうではなかった。残念なことに、僕のフットボールはある誰かの趣味嗜好に合わない。僕が求めた唯一のものは、公平な扱いだった。僕が検討したことはたくさんあるけれど、多くは僕の給与とは関係がない。そのことを僕は、世界で最も大きいクラブの1つ、マンチェスター・ユナイテッドで探せたらと願っている。それで、僕は歴史に残ることを願っている。

ファンタスティックな選手たち、さらにより素晴らしい仲間たちとロッカールームを分かち合えたことは、本当に幸運なことだった。それが、デシマを成し遂げたカギだと思う。僕が、ピッチの中あるいは外で悪い状態だった時のことを謝罪する。誰かに害を与えようという意図など決してなかった。どの試合でも、まるでそれが最後の試合であるかのように、このユニフォームを汗に濡らしてきた。物事がうまくいっていた時も、そうでなかった時もあった。でも僕が言えるのは、僕は常にすべてを出し尽くしていたということだ。


あらゆることについて、スペインに感謝したい。特に、僕の娘が生まれることができた国だということに。そして、本当に特別な感謝をモンテプリンシペ病院の方たちに送りたい。彼らは常に僕のハートにいるだろう。妻、娘、そして僕は永遠に感謝する。良い時も悪い時も、いつも僕をサポートしてくれたチームメイトたちに感謝を。共に働いたコーチングチームに、そして毎日クラブで働いているすべての人たちにも。彼らとは素晴らしい関係を築いていた。

レアル・マドリーが素晴らしいシーズンを送り、常に追い求めている目標を達成できるよう願っている。スーペルコパで、僕がベルナベウのピッチに入った時に、ファンの皆が途方もない愛情で迎えてくれたことは、永遠に僕の記憶に残る。本当にありがとう。今でも鳥肌が立つほどだ。残念なことに、僕のラストゲームになってしまったけれど、あれより素晴らしいお別れというのは考えられない。

Hala Madrid! 常に、そして永遠に!

アンヘル・ディ・マリア
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家族ぐるみでバカンスにいったり、仲の良かったマルセロから

「君の足、フィデリート!(フィデオのかわいい系) 君がマドリーのためにしてくれたことすべて、こんなにも素晴らしい人でいることに感謝するよ! 本当にすごい兄弟だ! 大好きだよ、アンヘリート。」


久しぶりに、アルゼンチン人選手がいなくなったのも、何か寂しい……。

14/15 リーガ開幕

2014-08-26 07:09:50 | football


14/15 Liga Espanola 1a division Jornada 1
Real Madrid C.F. 2-0 Cordoba

マドリーのゴール:ベンゼマ、クリスチアーノ・ロナウド

不安を拭えないままリーガが開幕し、不安を拭えないまま勝って終わりました。中盤のぎこちない流れの悪さ、前線の雑さ、停滞感、イケルの危うさ、攻撃の切り札のいなさ感……。

でももう始まってしまいました。ディ・マリアは帰ってこないだろうし、補強ももうない(とアンチェは言ってる…ま、わかりませんが)。うまく選手を起用して回しつつ、コンディションを整え、練度を上げていくしかないと思います。

中2日、連戦だったということもあるのかもしれませんが、中盤はシャビ・アロンソいた方が良かったんじゃないかなあ。前半はハメスの位置が低くてもったいないなあと感じ、後半は上がり目を意識したように見えましたが、大きな仕事はできていなかった感じ。スーペルコパ第2戦に続き、ハメスとイスコが交代し、イスコは今日の方が良かったように感じました。上に書いたように攻撃の切り札のいなさ感が大きいのですが、イスコには流れを変えられるような(途中から出てきた場合)、そんな存在になってほしいなと……。



FWなのに「まさか」と言ったら失礼かもしれませんが、開幕ゴールは、まさかのベンゼマのヘディング(珍しい)でした。


ちょっと休んで次
次の試合は、8月31日、リーガ第2戦、フエラのレアル・ソシエダ戦です。

プレシーズン終了

2014-08-24 10:41:09 | football



2014 SUPERCOPA DE ESPAÑA -Ida
Real Madrid C.F. 0-1 Atletico Madrid


試合は見ましたが、ちょっとこれはどうなんだと……と、記事を書く気が起きずまる1日たってしまいました。

先発は、最終ラインがカルバハル、バラン、ラモス、コエントラン、中盤がシャビ・アロンソ、モドリッチ、クロースのトリボーテ、ベイルとハメスがいて、トップにベンゼマ、クリスチアーノはベンチでスタート。
試合開始早々の失点は、試合に入り切れていなかった気の緩みか、強く当たりに行けなかったところから取られてしまったもの。でもそこから1点返して追いつけば延長の可能性もあったはずですが…が…取れなかった。アトレチコ相手とはいえゴールになりそうなチャンスは少なかったし、プレシーズンとはいえ崩す形、連携のようなものも見られず。ハメスにいくつか良いチャンスがありましたが、それも決めきれなかった。焦れたのか、後半からクロースに替えてクリスチアーノが出てきましたが、やはりこれもコンディションは万全には程遠いようで、有効とは言えない感じでした。
これまで、個々の選手で良いところもあったり、新加入の選手の馴染み具合も良いとは思うんですが、とにかく勝ててないし何より点が取れない。プレシーズン、親善試合と公式戦合わせて7試合ありましたが、勝てたのはセビージャとのスーパーカップのみ。ゴールは6ゴールのみ。FWのベンゼマにゴールが出ていない。そして、変化をつけられる、アシストの多いディ・マリア……この試合、何度「ディ・マリアがいれば!」と思ったことか。

試合前日からの流れでは起用の可能性もありそうだったディ・マリアでしたが、翌日、試合数時間前に「メンバーを外れた(ベンチ外)」との報道が。その間に、何か話し合いがあったのでしょうか。試合後の会見でディ・マリアについて聞かれたアンチェは、「監督判断(テクニカル・ディシジョン)で外した、この試合に必要ないと考えた」と発言。かなり移籍濃厚な状態になってきました。どこからどう見ても必要な人材で、チームメイトたちからの評価も高いのに、ディ・マリア側に移籍の意思があるとのこと。クラブからの待遇、評価が受け入れがたかった(全体から見ても給与が低いそうです)、ということからでしょうか。
「ユニフォームを持った姿が移籍先公式サイトに載るまで移籍は決まらない」のが個人的な信条なんですが……覚悟を決めなければいけなくなってきたか。ディエゴ・ロペスに続き、その能力が問題ではない(スポーツ上の理由ではない)移籍になるのか。残念です。

23日、試合翌日のトレーニングには、ディ・マリアも、ディ・マリア同様試合前にメンバー外が決まり、ドイツへ弟の試合を見に行ってしまったケディラも参加していました。いくら濃厚な噂が出ていても、繰り返しますが「ユニフォームを持って相手方公式サイトに載るまで」はマドリーの選手です。






83.43%
ASによる「マドリーにはディ・マリアが必要か?」のネットアンケート、83.43%が「Si(はい)」と回答。

スペインスーペルコパ第2戦 召集選手

2014-08-22 19:26:57 | football
スペインスーペルコパ第2戦 召集選手
GK:イケル、ナバス、パチェコ
DF:バラン、ペペ、セルヒオ・ラモス、コエントラン、マルセロ、カルバハル、アルベロア、ナチョ
MF:ケディラ、クロース、ハメス、ベイル、シャビ・アロンソ、モドリッチ、ディ・マリア、イスコ、イジャラ
FW:クリスチアーノ・ロナウド、ベンゼマ

第1戦のものをそのままコピペしました。22人。前の試合で負傷交代したクリスチアーノ・ロナウドも、やっぱりというか何というか、召集リスト入り。一応、試合当日(今日)最終チェックをして、出られるかどうかアンチェロッティが決めるそうです。
試合前日会見では、ついにアンチェロッティが、ディ・マリアがチームを離れることを申し出ていた、ということを明らかにしてしまいました。でも、そう公言した上で、「それでも、昨シーズン同様我々と一緒にやっていくことになったとしても問題ない」と話し召集。先発の可能性もある、との報道もあります。他のチームメイトからも残留を求める声が上がっているという話も。
ディ・マリアの移籍の噂の原因は、給与、待遇面でクラブ側と見解が一致しないことだ、というのが一般的な見方のようですし、何しろ代理人がメンデスということで、どんな意図が働いているのやら……。チームメイト、監督、ファンから求められている必要な存在だということも、確かだと思うんですが。

試合は本日22時30分、ビセンテ・カルデロンにて。


A Dance with Dragons

しばらく前から画像が出回っている、でも一応まだ公開前の、今シーズンのマドリーの3rdユニフォーム。Yohji Yamamotoのデザインで、黒地に薄白く昇竜が描かれている……という、マドリーとしては前代未聞のデザインだ、ということです。ま、ピンクユニだって前代未聞だろうと思いますが(過去にあったのかな?
そのお披露目が間近に迫り、公式が少しずつプロモーションを始めています。まずはこんな画像から。この3人のこの表情。面白い。Game of Thronesのドラゴンの卵に似てるのはわざとでしょうか。


公式発表:モドリッチ契約延長

2014-08-20 19:39:27 | football

公式発表:モドリッチ契約延長
レアル・マドリーC.F.は、ルカ・モドリッチとの契約の延長をお知らせする。同選手と当クラブとの結びつきは、今後4シーズンに渡る。

こんな話になってたんですね。めでたいニュースです。モドリッチとの契約が、2018年まで延長されました。
2012年の夏マーケット締切り間際に加入して、当初は慣れるのに少し時間がかかったものの徐々に馴染み、マンチェスター・ユナイテッド戦のミドルシュート等、印象に残る活躍。昨シーズンはすっかり中盤で欠くことのできない重要なピースになりました。使われ過ぎの疲労等は心配ですが、走り回るモドリッチを今シーズンも楽しみにしていきたいです。

2014 スーペルコパ第1戦

2014-08-20 08:33:07 | football

2014 SUPERCOPA DE ESPAÑA -Ida
Real Madrid C.F. 1-1 Atletico Madrid

マドリーのゴール:ハメス・ロドリゲス

ディ・ステファノ爺ちゃんへのオマージュで始まった、今季最初のベルナベウでの試合。
全体にマドリーがコントロールしていたとは思いますが、アトレチコの守備が厚く、マドリーも守備の意識がしっかりあって、スペクタクルな試合というのには遠いものの、公式戦&ダービーらしい試合だったと思います。
前半は、様子見的なところと、まだかみ合わなさとかコンディションの不十分さのようなものがあって、攻撃面は物足りなかった感じ。ベイル、モドリッチ、カルバハルで、右からよく攻めてる感じはありましたが、反対側のクリスチアーノはちょっとボールに触る機会も少なめな感じがしました。しかも前半のみで交代…。左脚に違和感、痛みがあったためとのこと。交代は予防的な措置のようで、肉離れとかそういうことではなさそうですが、すぐに第2戦があるだけに気がかりな点ではあります。明日、検査をするとのこと。
後半からハメスが入り、多少修正もあったのか、ゲームが活気づいた感じはしました。が、一番活気づいたのは、ディ・マリアが入ったところでしょう。膠着した空気をがらっと変えた感じがしました。すぐ後に、こぼれ球にうまく入り込んだハメスのゴールが決まり、先制! ディ・マリア、やっぱり残ってほしい…。
他に気付いた点として、シャビ・アロンソの今シーズンもよろしくお願いします感。フィオレンティーナ戦では失点のきっかけになったり、ちょっと不安な気もしていましたが、今日はいつもどおり両サイドの後ろをケアし、ロングボールの供給、状態は戻って来たかなと思います。トリボーテのせいか、クロースの存在感は少し薄まった感じはしましたが、なぜかこぼれ球がやってくるところにいるポジショニング、あとは落ち着いてがっちりシュート打てたら良いんですが…今後に期待。カルバハルは攻撃参加、貢献が良かったです。存在感ありましたし、他の選手との関わりも良い感じでした。あと、後半のFKの場面で、(クリスチアーノがいないので)蹴れそうな選手たちがわっと集まってきたのは、何か面白かったです。

結局セットプレーから失点し、アウェイゴールを取られての引き分けで第2戦へ。ビセンテ・カルデロンで、まずは勝つこと、です。

あとあれは、ハンド、PKでしょう。

スペインスーペルコパ第1戦 召集選手

2014-08-19 06:24:33 | football
スペインスーペルコパ第1戦 召集選手
GK:イケル、ナバス、パチェコ
DF:バラン、ペペ、セルヒオ・ラモス、コエントラン、マルセロ、カルバハル、アルベロア、ナチョ
MF:ケディラ、クロース、ハメス、ベイル、シャビ・アロンソ、モドリッチ、ディ・マリア、イスコ、イジャラ
FW:クリスチアーノ・ロナウド、ベンゼマ

フィオレンティーナ戦では、ぺぺやベイル、モドリッチのフィジカルの問題が報道されていたり、試合翌日はバランやディ・マリア、クリスチアーノなど数人が室内調整だったり…ありましたが、月曜には(ヘセを除く)全員が特に問題もなくトレーニングをこなしたようです。良かった。
ということで召集リストは全22人。アンチェロッティは、イケルがプレイするだろうということ以外は、先発に関して特に情報を出していません。ここまでのプレシーズンでの起用を見て、先発はだいたい予想が付きますが、おそらく唯一不明なのは、まだ輝きを見せられていないハメスか、フィオレンティーナ戦でクオリティを発揮したディ・マリアか、というところ。アンチェロッティの試合前日プレスカンファレンス(ASの記事)から。

Q:クロースはスーパーカップで素晴らしいところを見せた。ハメスは違って、うまくいっていないように見えるが。
A:ハメスは他の選手と同じように良くやっていたと思う。しかしセビージャ戦では、彼の普段のポジションから少し変えて、やや後方でプレイしていた。慣れてほしい。そのポジションでテストをしているが、他でプレイすることもあるだろう。問題は、少し後ろでプレイすることに慣れなければいけない、ということだ。

Q:ディ・マリアについて。
A:ディ・マリアは、他の選手同様起用できる状態だ。先発する可能性もあるし、チャンスがあるが、それは他の選手と同様にだ。明日プレイするチームがあり、金曜日(第2戦)はまた異なる。

Q:ディ・マリアについて、エジルのケースを思い出すか。
A:エジルの件を思い出すことはない。この問題に深入りするつもりはない。私の集中力を失わせることになるからだ。ディ・マリアがどう決断を下したのかは私は知らない。彼はプレイする準備ができているし、我々を助けてくれるだろう。8月31日までこのままでいく。もし彼が残るか出て行くかしたら、すべてはノーマルな状態に戻るだろう。


最後の辺りはよくわかりませんが、ディ・マリアの移籍可能性についてしつこく聞かれているんでしょうね……。

試合は、8月19日23時、サンチアゴ・ベルナベウにて。選手たちは19日の昼にベルナベウに集合し、コンセントレーションに入ります。

PSM4:ワルシャワにて

2014-08-17 11:25:23 | football
Friendly Match
Real madrid 1-2 Fiorentina

マドリーのゴール:クリスチアーノ・ロナウド

またフレンドリーマッチで負けました……SuperCupセビージャ戦では勝ったけど……公式戦でないなら良いのかどうなのか。スーペルコパ第1戦は19日、すぐに第2戦、リーガ開幕と続いていきます。不安がないとは、言いきれない……。

移籍の噂の絶えないケディラ、ディ・マリアともに先発、ケイラー・ナバスがマドリーの選手としてデビュー。セントラルはバラン&ナチョの若いセット。
まずは、開始早々の先制点。クリスチアーノが持ち出してディ・マリアに預け、ディ・マリアがボールを運び、最後にクリスチアーノに返してゴール。久々の切り裂くような超スピードカウンター、2人だけで、ものの数秒間でゴールを決めてしまいました。
とにかくディ・マリアのキレっぷり、プレイが素晴らしく、やっぱりこの選手は出してはいけないと改めて思いました。最初は右サイドで、途中でクリスチアーノが右に回ってきたら中に入り、後半は左サイド担当、どこにいてもボールへのチャレンジに手を抜かない。ラボーナのクロスも見られたり、絶好のチャンスが決まらないのはいつも通りだったり……でもとにかく、素晴らしかった。
他に良かったのは…ナバスは2失点はしましたが、反応が良いのも、守備範囲が広いのもいいですね。期待通りではないかと思います。個人的には、イジャラメンディも、マルセロのバックアップをしたり、守備の対応も落ち着いていて良かったなと思います。チャレンジのパスをしないのが、やっぱり気にはなりますが…。クロースも前回の試合通り、良くはまってると思います。ハメスは…まだやっぱり遠慮があるのかなあ、クロースとは逆の意味で、前回の試合通り。
失点はアロンソのバックパスが思い切り相手にわたってしまったところからと、右サイドを崩されアルベロアとケディラの対応が甘かったところ。しないでほしいミスでした。プレシーズンだから…だと思いたい。ゴールが、ベイルかクリスチアーノじゃなきゃ取れないのも、プレシーズンだからだと思いたい…。







その他
・後半、ベンゼマがキャプテンマークを!
・試合には帯同したものの、ペペ、ベイルはフィジカルに問題があったため、出場せず。
・モドリッチは腰(背中)に問題があり、召集外でした
・イスコは、恋人が出産が近いため、召集外(16日に生まれたそうです、おめでとうございます)

ありがとう…

2014-08-14 18:02:26 | football
ディエゴ・ロペスからの手紙スペイン語版英語版から)(参考:日本語版

32年前、僕はルーゴの小さな村、パラデラで生まれた。いつの日かフットボール選手になることを夢見ていた。でも、僕のクラブ、僕の魂、レアル・マドリーのためにプレイする日が来るとは、想像もしなかった。これをずっと僕は誇りに思っていくことになるだろう。だから、僕はこのクラブ、そして会長のフロレンティーノ・ペレスに、このエンブレムを護るチャンスを与えてくれたことに感謝しなければ。

1人のカンテラーノにとって、人生のクラブに帰って来られたのは、何よりも大きなことだった。

2人の偉大な監督、ジョゼ・モウリーニョとカルロ・アンチェロッティと、それぞれのコーチングチームに感謝している。彼らが寄せてくれた信頼、彼らから学んだことすべてに。僕に戦うチャンスを与えてくれたこと、それがスポーツの本質だ。

僕のチームメイト皆に、フィジオ、メディコ、道具係、クラブのスタッフ皆に感謝している。君たちとものすごく幸せな時間を分かち合えたことは、光栄なことだった。いつも僕に温かく接してくれたことに感謝している。皆に最高のものがありますように。

そしてもちろん、僕の心からの感謝を、世界中のどこにでもいてくれる大きな家族、マドリディスモを持つファンの皆に。この瞬間に寄せてくれた、皆のサポート、皆の力に感謝している。皆は常に僕のハートにいるよ。

僕は幸せな気持ちで去る。なぜなら、僕は自分のすべてを尽くしてきたから。僕の唯一の目標は、世界最高のこのクラブの価値を護るために、敬意と、献身と、情熱とを持って日々トレーニングすることだった。

だからレアル・マドリーで過ごしたすべての時間は、天国から与えられた贈り物のようなものだったと、大きな誇りをもって言うことができるよ。

いつまでも、バモス・レアル!

1人のマドリディスタより。

ディエゴ・ロペス

公式発表:ディエゴ・ロペス、ACミランへ

2014-08-14 09:35:48 | football
公式発表:ディエゴ・ロペス、ACミランへ
レアル・マドリーC.F.とACミランは、ディエゴ・ロペスの移籍の件で合意に至った。クラブは、同選手の献身とプロフェッショナリズムに感謝を表明するとともに、その新たなキャリアにおける幸運を願う。


スーパーカップ後の各種コメント

セルヒオ・ラモス
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新たなタイトル
「新たなタイトルと共に、良いスタートだ。続けていく中でタイトルがあると、ベストの状態でチャレンジに向き合えるよう、常によりハードにトレーニングをするもの。終盤は非常に厳しい戦いになり、僕たちはタイトルにふさわしいように、チャンスを有効に利用できた。それに、個人的には失点がゼロにできたことでとても嬉しい。チームはとても堅実で、この勝利に値するものだったよ。」

打撃
「何度か接触があったけど勝利で救われた。回復の時間はあるし、セビージャは常に試合を厳しいものにする相手だし、どのプレイにも魂がこもっていて、常に注意を向けていなければいけない相手だ。」

補強
「マドリーは常に良い補強をする。トップクラスのインテリジェンスのある選手と契約し、僕たちが必要とする高いクオリティを備えた補強をする。」

プレッシャー
「フットボールで、このチーム、レアル・マドリーの歴史では、あらゆるプレッシャーがあるもの。この機会を持って、この勝利を家族に、妻に、息子に、すべてのマドリディスタたちに、そしてアントニオ・プエルタに捧げたい。」
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ペペ
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「レアル・マドリーの2014/2015シーズンの一番の補強は、フェルナンド・イエロだと思っている。彼はクラブのことを良く知っているし、選手たちにとって非常に重要な存在。特に僕にとっては常にあこがれの選手で、それが今はコーチとして、クラブ全体をサポートする人として、素晴らしい人物だ。それが本当に嬉しい。」
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ベンゼマ
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「レアル・マドリーは世界最高のクラブ。新たなストライカーと契約しようとするのは普通のことだ。」

「優れた選手たちが素晴らしい試合をし、このタイトルを勝ち取れたことはとても良いことだ。2人の素晴らしい選手(ハメスとクロース)はチームを助けてくれる。僕たちには、攻撃陣にものすごく素晴らしい選手たちがいる。チームを助けられるよう一緒になってやっていくことが、少しずつできていくはず。今日は、僕たちは素晴らしい仕事をしたし、このタイトルが獲れてとても嬉しい。」

(契約延長について)
「とても満足しているし、レアル・マドリーにいられて幸せだ。ここでたくさんのタイトルを獲れるよう、トレーニングを続けていくよ。」

「6つのタイトルを得る可能性があるし、僕たちはそれに向けてトレーニングしていく。今の僕たちには、ハイレベルの2つのチームがある。」
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まずは一冠

2014-08-13 10:02:32 | football

UEFA Super Cup 2014
Real Madrid C.F. 2-0 Sevilla F.C.

マドリーのゴール:クリスチアーノ・ロナウド



勝ちました。まずは一冠。というかプレシーズン初勝利ということに、まずはほっとしました。今期(さらにマドリーで)初出場の選手が何人もいる中、全体に落ち着いて良い形で試合を進められていたのが良かったです。選手交代した終盤に、バタバタしたのは、まあ仕方がない。
初出場選手で言えば、クロースが良かったですね。モドリッチが死にそうに走り回るような感じがなかったのが、中盤が落ち着いて良い連動をしている証拠かも、なんて思ったり。セビージャもシーズンが始まればこんなものではないと思いますし、もっときつい対戦相手、きつい状況になったらどうかわかりませんが、初試合にしては驚くくらいフィットしていたと思います。ハメスは…まだまだこれからかなあ。悪い感じはしませんでしたが、ボールタッチもそう多くはないような、ちょっと印象が薄かった。代わって入ったのはイスコで、イスコもまあまあ良かったと思いますが、ディ・マリアも使ってみてほしかったです。

ベイルのロングクロスから1点目、クロース→ベンゼマとつないで2点目、とクリスチアーノが元気そうで良かったです。プレイしていて何かおかしい感じも、不安そうな様子も見られなかったので、とりあえず昨シーズン終盤~W杯まで尾を引いたフィジカルの問題は、ひとまず解消されたのかなと思います。

今シーズンの主要なメンバーが見えつつ、今日チャンスをもらえなかった(少なかった)選手たちが、これからどこでどう巻き返してくるか。選手起用に移籍関係の思惑が見え隠れしたり(なのでこの時期の試合は好きではないんですが)、まだ選手の動きがある可能性も。8月はまだ半分残っています。

次の試合は、8月16日のフレンドリーマッチ、フィオレンティーナ戦@ワルシャワ(なんでワルシャワなんだっけ?)。次いで19日スペインスーペルコパ第1戦、アトレチコ戦@サンチアゴ・ベルナベウ。スーペルコパが、今季ベルナベウの初戦になりますね。