マルセロ負傷、コパ欠場
マドリーのシーズンは終わりましたが、6月にインターナショナルマッチ(EURO予選、親善試合)があり、というか中~南米の選手たちはコパアメリカがあり、実はまだシーズンは終わっていないという事実。関係する選手たちは、自国に戻ったり、あるいはマドリーでトレーニングを続けているようです。
そんな中マルセロについて、負傷によりコパ・アメリカ出場不可とのニュースが。以下、ブラジル代表のドクターのコメント。
「我々はレアル・マドリーのドクターから、マドリーでのトレーニングでマルセロがピッチに入った際、背中(腰)に痛みが出たという報告を受けた。いくつか検査をしたが、月曜からの(代表の)トレーニングをスタートできない。トレーニングを再開するのに、3週間かそれ以上かかりそうだ。今の時点では多くの問題があり、歩くことができない。他の解決手段はない。」
マルセロには残念な結果でしたが、歩くことができないとは…(ギックリ腰でも歩けないですが)。ゆっくり休養してもらうしかないですね。
マルセロ
「新たな大会で、セレソン・ブラジレイラを護るという夢にさよならを告げなければならなかった。背骨の負傷で、残念なことに代表の登場までに回復する時間がなかった。肉体的にチームメイトと共にはいられないだろうけど、でもコパ・アメリカ@チリでのブラジル代表への僕のサポートの気持ちはもっと大きいものになるだろう!」
ポール・クレメント
カルロと一緒に、世界ナンバー1のクラブで働けたことは名誉だった。ありがとう、選手、スタッフ、そしてファンの皆。Hala Madrid。
アンチェロッティの解任に伴い、コーチ陣も解任され、メディカルチーム等も変わるとのこと。アシスタントコーチだったポール・クレメントは、かねてから噂されていたとおり、イングランド2部のダービー・カウンティで監督としての仕事をスタートさせるようです。
監督交代について
ひとつ下の記事に多数いただいたコメントへのお返事もかねて、アンチェ解任から数日がたっての感想等々。
シーズンの途中、ほんの1、2か月前でさえも、何があってもアンチェロッティで続けるとか言ってたはずのペレス会長。毎シーズンのように、当初は、継続性が重要だとには口にしていても、結局こういう気の短い人事を繰り返す。でも、リーガCLのどちらも取れなければ、こういう話になってしまうのはペレス政権下のマドリーではあり得ることで、ファンとしても、ショック→否認→怒り→受容…とステップを踏んで受け入れるしかないというか、受け入れることに慣れるしかないというか、実際慣れてしまっているような…。
頂いたコメントの中にもありましたが、ペレスには、選手たちを甘やかすことに危機感があるというのも、今回の解任決定にはあるのかもしれません。マスコミは誰と誰が対立と一生懸命いろいろなネタを作り出してましたが、この2年、チームはとても穏やかに見えていました。選手全員が仲が良いというのではないでしょうし、グループもありますが、親しくない同士でも適度な距離で敬意を払い合う関係が保てているように見えました。そこに八方美人…ではないけど、誰にでも絡めるラモスやペペ、マルセロがいて、全員がアンチェを信頼している…。でも、いくら監督を慕い、嫌な緊張のない、傍目には理想的な集団関係に見えても、それが勝ちにつながらなければ意味がない。
伝統的にマドリーの悪い癖ですが、どうも相手を舐めてかかりやすいところがあるようです。選手たちは、そんなことはないと言うでしょうが。でも今シーズンも、気の緩みで悪い方に転んだ試合がありました。重要な怪我人が繰り返し出たとはいえ、あと勝ち点3も取れないほどギリギリだったのかというと、そういうことでもないでしょう。何かが足りないとなった時に、選手を総取り替えするわけにはいきませんから、じゃあ監督を、という…。
ま、マドリーならではの言い訳ですかね。悪い結果に終わっても、各部署がいろいろ反省して、じゃあこの監督のアイディを最大限生かすためにはどんな補強や戦術を取って行ったら良いかを考えながら、次のシーズンに希望をつなぐっていう経験、なかなかこのチームを応援しているとできませんね。
ちなみに次の監督有力候補とされているラファ・ベニテス、華々しい成果(バレンシアでリーガ制覇、リバプールでCL制覇等々)もありつつ、波があるというか、どちらかというと低迷結果の方が印象に残ってしまっているようでもあり、つまらん戦術と言われもし…あまりマドリディスタたちに歓迎されているようではないですね。とはいえ、マドリーOBのベニテス、いつかはトップチームを指揮したいと願っていたでしょうし、モチベーションには期待できるのではないかと思います。あとは選手たちが気持ちを切り替えること。ファンも…。
マドリーのシーズンは終わりましたが、6月にインターナショナルマッチ(EURO予選、親善試合)があり、というか中~南米の選手たちはコパアメリカがあり、実はまだシーズンは終わっていないという事実。関係する選手たちは、自国に戻ったり、あるいはマドリーでトレーニングを続けているようです。
そんな中マルセロについて、負傷によりコパ・アメリカ出場不可とのニュースが。以下、ブラジル代表のドクターのコメント。
「我々はレアル・マドリーのドクターから、マドリーでのトレーニングでマルセロがピッチに入った際、背中(腰)に痛みが出たという報告を受けた。いくつか検査をしたが、月曜からの(代表の)トレーニングをスタートできない。トレーニングを再開するのに、3週間かそれ以上かかりそうだ。今の時点では多くの問題があり、歩くことができない。他の解決手段はない。」
マルセロには残念な結果でしたが、歩くことができないとは…(ギックリ腰でも歩けないですが)。ゆっくり休養してもらうしかないですね。
マルセロ
「新たな大会で、セレソン・ブラジレイラを護るという夢にさよならを告げなければならなかった。背骨の負傷で、残念なことに代表の登場までに回復する時間がなかった。肉体的にチームメイトと共にはいられないだろうけど、でもコパ・アメリカ@チリでのブラジル代表への僕のサポートの気持ちはもっと大きいものになるだろう!」
ポール・クレメント
カルロと一緒に、世界ナンバー1のクラブで働けたことは名誉だった。ありがとう、選手、スタッフ、そしてファンの皆。Hala Madrid。
アンチェロッティの解任に伴い、コーチ陣も解任され、メディカルチーム等も変わるとのこと。アシスタントコーチだったポール・クレメントは、かねてから噂されていたとおり、イングランド2部のダービー・カウンティで監督としての仕事をスタートさせるようです。
監督交代について
ひとつ下の記事に多数いただいたコメントへのお返事もかねて、アンチェ解任から数日がたっての感想等々。
シーズンの途中、ほんの1、2か月前でさえも、何があってもアンチェロッティで続けるとか言ってたはずのペレス会長。毎シーズンのように、当初は、継続性が重要だとには口にしていても、結局こういう気の短い人事を繰り返す。でも、リーガCLのどちらも取れなければ、こういう話になってしまうのはペレス政権下のマドリーではあり得ることで、ファンとしても、ショック→否認→怒り→受容…とステップを踏んで受け入れるしかないというか、受け入れることに慣れるしかないというか、実際慣れてしまっているような…。
頂いたコメントの中にもありましたが、ペレスには、選手たちを甘やかすことに危機感があるというのも、今回の解任決定にはあるのかもしれません。マスコミは誰と誰が対立と一生懸命いろいろなネタを作り出してましたが、この2年、チームはとても穏やかに見えていました。選手全員が仲が良いというのではないでしょうし、グループもありますが、親しくない同士でも適度な距離で敬意を払い合う関係が保てているように見えました。そこに八方美人…ではないけど、誰にでも絡めるラモスやペペ、マルセロがいて、全員がアンチェを信頼している…。でも、いくら監督を慕い、嫌な緊張のない、傍目には理想的な集団関係に見えても、それが勝ちにつながらなければ意味がない。
伝統的にマドリーの悪い癖ですが、どうも相手を舐めてかかりやすいところがあるようです。選手たちは、そんなことはないと言うでしょうが。でも今シーズンも、気の緩みで悪い方に転んだ試合がありました。重要な怪我人が繰り返し出たとはいえ、あと勝ち点3も取れないほどギリギリだったのかというと、そういうことでもないでしょう。何かが足りないとなった時に、選手を総取り替えするわけにはいきませんから、じゃあ監督を、という…。
ま、マドリーならではの言い訳ですかね。悪い結果に終わっても、各部署がいろいろ反省して、じゃあこの監督のアイディを最大限生かすためにはどんな補強や戦術を取って行ったら良いかを考えながら、次のシーズンに希望をつなぐっていう経験、なかなかこのチームを応援しているとできませんね。
ちなみに次の監督有力候補とされているラファ・ベニテス、華々しい成果(バレンシアでリーガ制覇、リバプールでCL制覇等々)もありつつ、波があるというか、どちらかというと低迷結果の方が印象に残ってしまっているようでもあり、つまらん戦術と言われもし…あまりマドリディスタたちに歓迎されているようではないですね。とはいえ、マドリーOBのベニテス、いつかはトップチームを指揮したいと願っていたでしょうし、モチベーションには期待できるのではないかと思います。あとは選手たちが気持ちを切り替えること。ファンも…。